50の手習いとなる……!? ニコライ バーグマンのフラワースクールへ行ってきました【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#64】

南青山にある「Nicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Store」で、フラワースクールが開講されているのを、ご存じですか? 単発のレッスンも多く行われているこちらで、季節のお花のアレンジメント作りを体験してきました。
ウェブエクラ編集長 シオヤ

ウェブエクラ編集長 シオヤ

50代女性のための雑誌&ウェブメディア「エクラ」のウェブ担当編集長。155cmのアラフィー。ビューティ・小柄担当多め。鈍感肌。盛ってます。
おしゃれなフラワーショップ「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン」には公私ともに大変お世話になっています。有名なフラワーボックスは、これまで何個注文したか数えきれないほどですし、友人へのギフトのお花を買いに走ったり、南青山のショップに併設のカフェで、打合せがてらお茶を飲んだり。エクラ世代のファンも、たくさんいらっしゃることと思います。

そんなわけで「ニコライ バーグマンのフラワースクールを、一度体験してみませんか?」とPRのKさんからお誘いをいただいた、10分後には「行きたいです!」と返信をしたためておりました。
「まったくの素人ですが、大丈夫でしょうか?」と書くと「ご心配なく。花材や道具もすべてご用意しますので、手ぶらでどうぞ」とのこと。早速、初心者むけのレッスンに参加させていただきました。
ニコライ・バーグマンのショップ
季節のお花がいつも目を楽しませてくれる、南青山のショップ。しょっちゅう前を通りますが、スクールに参加するのは初めてなので、ワクワクします!
フラワースクールは、入会金や年会費が不要で、1回の単発レッスンから参加できるのだそう。東京へ旅行に来たタイミングで1回だけ憧れのレッスンを受講、ということもできますし、まずはお花を習う雰囲気を味わってみたい……という方にも良さそうですね。

ビギナーのシオヤは「GROW」という初心者むけのフラワーアレンジメント作りのレッスン(税込み 7700円、花材費含む 約2時間)に参加させていただきました。
ニコライ・バーグマンのフラワースクールの説明シート
受講生は20人ほどでしょうか。ほぼ女性ばかりでしたが、幅広い年代の方が参加していらして楽しい雰囲気です。テーブルにつくと、花材やハサミ、ペンとともに、お花の説明が書かれたシートが用意されていました。こうして見ると、よく目にするお花でも、名前って知らないものだなあ……とわが身の無知を痛感。勉強になりますね!
ニコライ・バーグマンのフラワースクールの花材
こちらが今日の花材です。可憐なお花ばかり! でも「草?ツル?これは何?」と、植物に疎いシオヤには未知の花材もあり、はたして自分が扱えるのだろうか……という一抹の不安もよぎります。
ニコライ・バーグマン フラワースクールの先生
この日は、笑顔が素敵な田畑先生に教えていただきました。すべての花材をテーブルに広げて、一つ一つ説明してくださります。先生のデモンストレーションを、周りで取り囲みながら見学し、その後各自で実際に作っていくというスタイルです(この間、撮影は不可ですが、今回取材のために許可をいただいて撮影をしています)。

手前にあるアレンジメントが、完成形のお手本です。「パラレル」というお花がまっすぐ縦にのび、平行に挿してあるスタイル。全体の高さやバランスを考えながら、まずはお花を短くカットして、パーツに分けていきます。
ニコライ・バーグマンのフラワースクールの先生
最初に根元のアセビの葉をパーツ分けして挿した後、ストックに取り掛かっているところ。この3本のストックでアレンジメント全体の高さが決まるそうで、花器の高さに対して1:2の高さになるように、とのこと。思い思いにのびるストックの高さをそろえるのは難しそうです……。

鮮やかな手つきでテキパキと作っていく先生のお話をメモに取りながら「器を回しながら、360度どこから見ても美しくなるよう挿してください」「スポンジに挿す部分があまりに短いと茎が水を吸いにくいので、しっかり挿してください」といった解説を頭にたたきこみます。
ニコライ・バーグマンのフラワースクール オアシスとはさみ
先生が13種類のお花をすべてカットして吸水性スポンジに挿し、アレンジメントが完成したのを見届けたら、こんどは自分でつくる番です。目の前のスポンジには既にお水がたっぷり含まれています。
ニコライ・バーグマンのフラワースクール レッスン風景
ニコライ・バーグマンのフラワースクール レッスン風景
まずは、最初のアセビの枝をカットしてみました。あまりにお花のセンスや知識がないので「……いいのかな?これで」と首をかしげながら作業を進めます。

パーツ分けが終わったら、吸水性スポンジに挿していきます。このアセビの葉だけは、アレンジメントの根元の部分なので、スポンジを隠すイメージで斜めに挿してください、とのこと。
ニコライ・バーグマンのフラワースクール レッスン風景
首をかしげるシオヤに気づいてくださった先生が、もっとしっかり深く挿すようアドバイスしてくださいました。あまりにおっかなびっくり、腰がひけていたのだと思います。
ニコライ・バーグマンのフラワースクール レッスン風景
先生のご指導のもと、アセビをすべて挿し終わったところ。次は高さのポイントになるストックです。
ニコライ・バーグマンのフラワースクール レッスン風景
うーん。曲がっているストックも、なるべく高さをそろえてカットして挿すのは、ちょっと緊張します。思い思いにのびて咲くお花を活かしながら整えるのに、技術とセンスがいるんだろうなあ……とため息が出ます。が! お花に触れるのは単純に楽しいです。もともとお花は大好きなシオヤ、お花に触れているだけで癒されるのを実感します。
アストランティア
こちらはアストランティアというお花。横に広がる花びらや茎で、アレンジメント全体の厚みやボリュームを出すとのこと。
アルストロメリア
こちらはアルストロメリア。淡いグリーンとピンクのグラデーションが綺麗です。気分がアガりますね……!
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さて、ここまで来て、ちょっと疲れたのでプチ休憩をすることに。コーナーには、ホットコーヒーやお水、小さなお菓子が用意されています。「ご自由にどうぞ」とのことだったので、コーヒーとブラウニーをいただいて一息つきました。「美味しい……」。ちょっと根をつめるとすぐに甘いものが欲しくなるシオヤ、心の底からうれしく思いながらいただきました。
ニコライ・バーグマンのフラワースクール レッスン風景
さて、その間も受講生のみなさんがめいめいに手を動かして、仕上げにとりかかっていらっしゃいます。時折先生にご相談し、手直しをしていただきながら、ひたすらスポンジに挿し続けていると、だんだんそれらしいアレンジメントができてまいりました。
ニコライ・バーグマンのフラワースクール 受講中のシオヤ
「360度、どこから見ても美しく……」と何度も器を回しながらチェックしますが、なんだか野放図になりすぎている気がして「パラレル」な美しさとはだいぶ方向性が違うような……やっぱり性格が出ているのかも……と、内心焦りながら終盤戦にむかっています。
最後にもう一度先生に手直ししていただき、完成にたどりつきました!
ニコライ・バーグマンのフラワースクール アレンジメント
自然光が入る大きな窓の近くに撮影スペースが用意されていたので、そちらに各自自分の作品を置いて、撮影をしました。1時間以上、悪戦苦闘しましたが出来上がってみると、うれしいものです! 
紫色のクレマチスと、その横に1輪あしらったスカビオサがポイントになっています。
ひとつひとつは可憐なお花たちが、このような形で一つにまとまるのは新鮮な驚きでした。
ニコライ・バーグマンのフラワースクール アレンジメント完成
完成したアレンジメントは、ラッピングしていただき、持って帰ります。このような袋もご用意くださって、至れり尽くせりです。
  • ニコライ・バーグマンの母の日アレンジメント

  • ニコライ・バーグマンの母の日アレンジメント

帰りに1階のショップをのぞくと、母の日のアレンジメントが何種類も飾られていました。
お花のプレゼントって、いただくと本当にうれしいですし、贈る方もワクワクしますよね。
こちらのフラワースクールでも、できた作品をプレゼントにされる方もいらっしゃるとか。
またスクールでは、ニコライ・バーグマンさんが教えてくださるクラスや、中級・上級者むけのクラスなど、さまざまなクラスがあるそうです。
持って帰ったアレンジメントは、1週間近く経った今も元気に保っていて、お花に触れた楽しさや癒しを思い出させてくれます。表参道駅のすぐ近く、気軽に行けるスクールなので、またぜひのぞいてみたいと思います。

<ニコライ バーグマン インターナショナル スクール オブ フロリストリー>

〒107-0062 東京都港区南青山5-7-2 2F (最寄り駅:表参道)

T: 03-5464-0745

F: 03-5464-0717

Email : school@nicolaibergmann.com

▶︎公式サイトはこちら

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