アールデコなデザインが、おしゃれ! 新しくできた日比谷の穴場ホテルへ【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#65】

2023年12月にオープンしたばかりのホテル「メルキュール東京日比谷」。戦前から劇場や映画館が多く立ち並ぶ日比谷という地に、ステージアートをモチーフにデザインされた素敵なホテルだと聞いて、伺ってきました!
ウェブエクラ編集長 シオヤ

ウェブエクラ編集長 シオヤ

50代女性のための雑誌&ウェブメディア「エクラ」のウェブ担当編集長。155cmのアラフィー。ビューティ・小柄担当多め。鈍感肌。盛ってます。
東京・日比谷と聞いて、何を思い浮かべるでしょう? 高校時代、通学の乗り換え駅だったシオヤにとっては、昔からよく映画を見に行った街であり、図書館がある街、でもあります。公園もありますし、そういえばちょっと前に、エクラのファッションロケも日比谷でしました。

しかしここは何といっても「観劇の街」かもしれません。帝国劇場に日生劇場、もちろん東京宝塚劇場も。日比谷公会堂や日比谷の野音、「みゆき座」「スカラ座」をはじめ歴史ある映画館もたくさんありました。エンターテインメントの中心地なんですね。
メルキュールホテル日比谷
いち早く出かけた友人から「メルキュール東京日比谷、っていう新しくできたホテルが、おしゃれだったの! レストランはとくに穴場かも」と話には聞いていたのですが、広報の方から「一度、取材にいらっしゃいませんか?」とご招待をいただき、宿泊してきました。コンパクトながら、新しいのに落ち着いていて、シオヤの愛する「パリのプチホテル」のような素敵な趣のホテルでしたので、ご紹介させてください。
メルキュール日比谷のロビーラウンジ
エントランスを入ると、シックなデザインの落ち着いたロビーラウンジが。外から見ただけでは、まったく想像できませんでした! フランス系のホテルということもあるのか、海外のお客様が多く見えました。そしてチェアにソファ、テーブルも……インテリアがとても素敵です。観劇の街・日比谷のホテルということで「劇場の舞台美術(ステージアート)」をコンセプトにデザインされているのだとか。おしゃれな家具はオリジナルだそうで、うっとりします。
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そこかしこに見られるのは、アールデコ調のデザイン。ちょうど日比谷に日本初の西洋式の劇場や映画館が立ち始めた時代に流行したのがアールデコ、とのことで、ホテル全体のデザインが、とても美しく調和がとれています。
ふふ 旧軽井沢 静養の森のラグジュアリースイート110号室のリビング
まずは宿泊するお部屋に行ってみます。12階、の表示もかわいいです。お部屋番号を示すライトも、映画のフィルムのようで素敵ですね!
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今回は2室あるというスイートルーム(44㎡)に宿泊させていただきました。扉をあけると、黒を基調としたシックなお部屋が広がっています。
壁には舞台女優のステージ衣装を刺繡したアートが飾られ、家具や調度品のデザインもひとつひとつ、素敵です。
遅い時間帯に撮影をしたので写真では暗くてわかりませんが、窓の外には国会議事堂が見えました。
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洗面台とそれに続くバスルームも、黒が基調でシック! ミラーもライトつきで、女優気分が味わえそうです……! アメニティは「elemental herbology」が用意されていました。
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ベッドルームのインテリアも、素敵……! ベッドの向かって左側には、窓をむいてデスクもあります。右側にはバング&オルフセンのスピーカーがあったので使わせていただきましたが、落ち着いたお部屋で好きな音楽を聴いていると、東京の真ん中(しかも会社からもほど近い)にいることをしばし忘れるほど、リラックスできます。
さて、スイートルームと、10-12Fのプリビレッジ(22㎡)というお部屋のゲストは、「エグゼクティブ・ラウンジ」が利用可能(7:00~21:00)とのことで、夕方伺ってみました。
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こちらのインテリアも、美しいアールデコが基調で、様々なデザインの華やかなチェアがたくさん! どれに座ろうか迷います(笑)。広々としていますが、劇場のカフェのような大人の雰囲気です。
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アペロタイムだったので、アルコールも日本酒にスパークリングワインほか、たくさんのボトルが並び、シャルキュトリーにケークサレ、そして見逃せない焼き菓子なども。皇居とその周辺の木々が蜜源である「皇居周辺蜜」というハチミツを使ったお菓子もありました。

またラウンジには、映画に関する本も置かれていて、ちょっと懐かしく手に取ってみました。
席数も多くゆったりとしたラウンジ、とてもおすすめです。宿泊するならこのラウンジ利用可のお部屋にぜひ。
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そして特筆すべきは、このラウンジ、目の前を線路が走っているんです。新幹線に山手線、京浜東北線……と、同時にいくつもの電車が行き交うのを見るのは、なんて楽しいんでしょう! 全く鉄道に詳しくないシオヤですらこれだけワクワクするのですから、鉄道がお好きな方にはたまらないビューだと思います!
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ディナーは、レストラン「La Scène(ラ・セヌ)」へ伺いました。メルキュール東京日比谷のレストランはこちらのみ。朝昼晩の利用ができるダイニングですが、バースペースや個室もあり、一つのレストランで、様々な顔がある印象です。

カフェ・バーは毎日、ディナーは水木金土のみの営業だそうですが、様々な利用ができるおしゃれなレストラン、このあたりでは貴重です。
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個室でなくても、ちょっとしたコーナー作りのお席もあって、くつろげます。入り口を入ってすぐにバーカウンター、その奥にレストランスペースと続いているので、バーもとても入りやすく、ノンアルコールのメニューも豊富です。バーテンダーさんもサービスの方々も、国際色豊か。
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  • ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」の料理

  • ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」の料理

  • ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」の料理

さて、ディナーです! まずはドリンク、なのですが、メニューにはノンアルコールのモクテルも豊富にあったので、お願いしてみました。「Gingerito」というジンジャーエールをベースに、ミントとライムが爽やかに香ります。

さて、メニューを開いて、しばし迷います……。「ラ・セヌ」にはディナーコースも3種(¥5,000、¥8,000、¥13,000 税込み)あるのですが、迷いに迷って、アラカルトでお願いしました。「ポーチドシュリンプ」「鶏のガランティーヌ」と、仕事帰りで疲れた体にも、優しく、元気が出るような美味しいお食事です。ホテルのレストランって、いろいろなシーン(まさにフランス語の「ラ・セヌ」)で利用するので、アラカルトに美味しいメニューがそろっていると、とても安心感があります。

デザートも、ばっちりお願いしました。上の写真一番左が、「さくら」の皇居蜂蜜を使ったヌガーグラッセです。ああ、美味しい! ハーブティーもいただいて大満足(一見少ないように見えますが、実はラウンジでも軽食をいただいていたので……)。
お食事を楽しみ、はい、あとは寝るだけ! です。といってもここは日比谷。周りには飲食店がたくさんあります。すぐ向かいの高架下には、様々なお店が並ぶ「HIBIYA OKUROJI」がありますし、新橋、銀座は徒歩圏内。ちょっと出かけても、すぐに帰ってこられるうれしい立地ですから、飲み足りない方は最後に外でもう一杯、もアリです。日比谷の映画館でレイトショーを見る、という楽しみ方もできますね。

シオヤは大人しくお部屋に戻り、シックなインテリアの落ち着きを堪能しました。この感じ、どこかで覚えが……と思ったら、可愛い内装にアガりながらも安らいでぐっすり眠れる、ヨーロッパのデザインホテルに宿泊したときの感覚に近いんです。パリのプチホテルのような。東京でもこんな感覚が味わえるホテルがあるんだなぁ……と新鮮に思いました。

ぐっすり眠った後は、目覚めも快適。
朝食前に、改めてホテル内の見学に行きました。
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3階に降りると、左右に優雅なオブジェが並んでいます。このオブジェ、マリリン・モンローやナタリー・ポートマンなど有名な映画の女優たちをモチーフにしたもので、ちゃんとどれが誰、なのか説明書きもありました。3階はラウンジのほか、ジムや会議室を備えたフロアなのだそう。
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コンパクトですが、上品な内装のジムです。こういうところで朝から運動するのが憧れです……が、この日は見学のみ、で。
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会議室も見せていただきました。宿泊者以外の予約もでき、20名まで利用可能だそう。自然光が入り、窓の外には緑が映えています。

さて、次は昨日ディナーをとったレストラン「ラ・セヌ」へ。朝食をいただきに向かいます。
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大きな窓からキラキラした自然光が降り注ぎ、朝のレストランは、ディナーとはまったく違った印象に。
7時からオープンしている朝食メニューは、ビュッフェに一品プラスするスタイル。
ちなみに宿泊者以外も利用可能(4,500円 LO 10時半)なので、朝活にも良さそう。

まずはサラダバーから、大好きなキャロットラペやクスクスのようなサラダを見つけて、さすがフランス系……!と朝から機嫌がよくなります。美味しそうなチーズにパン、カフェオレ……と、これだけあれば十分!なシオヤなのですが……。
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お願いしてしまいました、人気だという「フレンチトースト」を。ふわっふわで、ペロッと食べられちゃいます。クリームやシロップとあわせても、とても上品な味で、これはまたすぐ食べたくなりそう……。

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特別に「エッグベネディクト」も写真に撮らせていただきました。こちらもフレンチトースト同様、ボリュームが丁度よい感じ。朝からちょこっとずつ、美味しいものを食べたい、という気分にピッタリです。

朝食のLOは10時半ですが、ランチは11時半から。こちらは3000円(税込み)から3種類コースのご用意があります。ケーキセット(ケーキ+1ドリンク 1800円)も大人女子には人気があるとか。
また水曜・木曜の17:30-19:30には、「ハッピーアワー」があり、ビール、グラスワイン(赤・白・スパークリング)が半額なのだそう。仕事帰りのアペロに寄れたら、素敵です……!
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1泊の滞在でしたが、驚くほど気分がスッキリ! とてもよい気分転換になりました。
「メルキュール東京日比谷」は、こぢんまりした作りですが、お部屋もレストランも、とても居心地がよく、知っているととても便利なアドレスだなぁ……とつくづく感じました。
まだオープンして間もないですが、朝活に、観劇後のお茶やディナーに、またぜひ立ち寄りたいと思います。そして……

宿泊クーポンをプレゼントします!

そして、このたびメルキュール東京日比谷の宿泊クーポンを1名様にプレゼントします。1室2名様利用、朝食&エグゼクティブ・ラウンジへのアクセス付き1泊です(※利用期間:2024年末まで。一部、クーポンご利用可能除外日があります)


応募条件はエクラの公式インスタグラムを「フォロー」&プレゼント投稿に「いいね」のみ。詳細は、エクラの公式インスタグラム(@eclat.magazine)のプロフィールに固定されている、プレゼントに関する投稿をご覧ください。応募は5/23(木)23:59までなので、お早めにどうぞ!

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<メルキュール東京日比谷> 

東京都千代田区内幸町1-5-2

TEL:03-3503-5051

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