【50代の悩み】『50歳離婚』で損をしないために、今からできる7つのこと

2017年11月14日
まだまだ再スタートがきく年齢とはいえ、今後を考えると不安要素も多い50代の離婚。eclat12月号では、幸せな再スタートをきるために準備しておきたい7つをご紹介。

離婚がもたらす損得を冷静に判断するのが大切

夫婦の3組に1組は離婚しているといわれる時代。なかでも50歳以上の割合は、’00年を境に急上昇し、離婚件数の約17%にも!(厚生労働省「平成25年度人口動態統計」より)。これまで3万組以上の夫婦と対峙してきた岡野さんも、「女性の場合、子育てが一段落とか、夫の定年というタイミングで切り出す場合が目立ちます」と。
「もっとも、離婚すれば幸せが待っているわけではありません。それどころか、生活が困窮したり、今までの人間関係がくずれたりと、“損”なことが起こる可能性のほうが高いくらい。特に大きいのはメンタル面。夫と別れてせいせいしたと思えるのはほんの一時。支えてくれる人が近くにない場合、不安や寂しさから立ち直るのに、けっこう時間がかかるものです。離婚がもたらす“損”と“得”を、客観的に考え、冷静に判断してください」(岡野さん)
バロメーターになるのは、「子供が自立している/味方になってくれる」「親・兄弟が賛成してくれる」「ひとりになってもメンタル面は大丈夫/周囲の中傷にめげない」「具体的な将来像を描ける」「経済的に自立している/十分な財産分与がある」など。
離婚後、シングルマザーとして子供を育ててきた豊田さんは、「離婚は経済的に損する場合が大半」と断言。
「多額の財産分与があるとか、実家が援助してくれるなら別ですが、それはレアケース。特に専業主婦の場合は切実。働くことになると思いますが、すぐに就職できるかわからないうえに、十分な収入が得られるとはかぎりません。すでにフルタイムで働いている場合でも、生活水準を下げる必要が出てくるでしょうね。子供の年齢によっては教育費も用意しないといけませんし、養育費だって、支払いが滞らないという保証はありませんから。
それでも、精神面などでの得が、経済的な損を確実に上回るなら、離婚はありだと思います。ただし、迷いがあるのなら、離婚以外の選択肢があるということかもしれません」(豊田さん)

1.離婚で何を得たいのか?その後のビジョンも明確にする

ふたりの専門家が口にするのは、「一時の感情に流されず、まずは、『離婚しない』『もう一度やり直す』ことを考えて」という言葉。
「離婚とは、目の前の苦しみから逃れる手段ではなく、自分の努力で幸せをつかむ行動。私はそう考えています。離婚したい理由を客観的にあげ、それは解決できないのか検証し、『離婚して絶対に幸せになる』と覚悟できるならOK。ただ、離婚自体が目的になると、あとあと悔やむことになりかねません。その後の人生をどう歩んでいきたいのか、明確にすることが不可欠です」(岡野さん)。「離婚後の生活を、具体的にシミュレーションしてみましょう。今よりも幸せになれそうですか? そうでないなら、再考を」(豊田さん)。
【POINT】
メリットとデメリットを書き出してみる
離婚するか否かを客観的に判断するのに有効なのは、離婚によってもたらされるメリットとデメリットを書き出すこと。「離婚後のキャッシュフロー表(お金の出入りをシミュレーションしたもの)を作るのも一案。『生活が苦しそうだからやめよう』『なんとかできそう』など、判断の材料のひとつになります」(豊田さん)。

【POINT】
決断から"Xデー"まで半年の猶予を
「決意がどんなに固くても、いきなり夫に離婚を切り出すのは禁物。夫にとって予期せぬ事態だとしたら、すんなり受け入れるはずはありませんし、逆上される危険性もあります。離婚を真剣に考えていることを告げてから、半年は様子を見てほしいですね。その間に夫が努力して変わり、関係が修復するかもしれません」(岡野さん)

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