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寛ぎと癒しを求めて、”アマン”へ~伊勢志摩・東京~
非日常的なラグジュアリーが味わえる、プライベートなリゾート。今まさに私達が求めるものが凝縮されているホテルこそ、”アマン”。伊勢志摩「アマネム」と「アマン東京」から最新のプランをご紹介します。
アマン東京 総支配人 八木朋子さん「訪れる人と迎える人。そして、働く人同士。お互いにリスペクトをもって向き合いたい」【エクラ トップリーダーズvol.08】
アマン 日本・韓国・インドネシア統括 常務取締役
アマン東京 総支配人
八木朋子さん
アマン東京の「ザ・ラウンジ by アマン」にて。一日一度はホテル内を「お散歩」し、スタッフやフロアの様子をゲスト目線でチェックする
profile
●八木朋子
’03 ハワイ州立大学マノア校観光産業学部ホテル経営学科を卒業。ハワイ島のヒルトン・ワイコロア・ヴィレッジに入社。
’04 帰国後、都内外資系ホテルに勤務しエグゼクティブ・ハウスキーパー、宿泊部部長などを歴任しながら、コーネル大学観光産業学部ホスピタリティコースを修了。
’14 ハワイ・オアフ島のホテル、ハレクラニの宿泊部長に就任。
’16 帰国し、アマン東京のホテルマネジャーに就任。’17年より総支配人、’19年よりアマン日本地区統括ディレクターを務める。
’22~ アマン日本・韓国地区常務取締役。’25年8月よりインドネシア統括を兼任。
日本人ホテルマンの活躍のため、まず、私がドアを開けよう
縁側をイメージした廊下。障子を通して降り注ぐ柔らかな光。静穏で、どこか懐かしさも感じる「アマン東京」のロビーフロアには「余白の美しさがある」と、総支配人の八木朋子さんはいう。
「スケール感はありつつ、シンプルで素朴。伝統的な日本家屋や日本人がもつ美意識を表現する場だと思っています。宿泊するお客さまはもちろん、ここで働く人にもそれを体験してもらえたらと」
世界各地にリゾートやホテルを展開するアマンが東京の拠点をオープンしたのは、2014年。八木さんは2年後にホテルマネジャーとして入社した。
「大切なのは、お客さまの視点で物事を見ること。それを初めて体験したのが、アマンに入社し、カンボジアのアマンサラを訪れたときでした。着いたら私専用のアイテナリー(旅程)が用意してあり、チェックイン時に話した内容が、翌朝にはさりげなくアップデートされている。ラグジュアリーのその先にあるホテルはこうなのか、と学んだ瞬間でした」
ハワイと日本を行き来しながらラグジュアリーホテルで研鑽を積んできた八木さん。おっとりと柔和なたたずまいでありながら、「小さなころから負けず嫌い。せっかくやるなら最初に、一番上にというこだわりは強かった」と微笑む。
「私が働いてきた外資系ホテルには、日本人がトップに立てないカルチャーが根強くありました。でも、ここに来るお客さまは日本を感じたくて来るのだから、私たちが伝えられること、できることがもっとあるはずだと。ホテルに日本人のエグゼクティブを増やすためにも、まず、私がドアを開けようと思ったんです」
強い意志と、それを証明する実践力でガラスの天井を打ち破り、3年後にはアマン東京の総支配人に就任。まもなく直面したコロナ禍においても、レート(宿泊料金)は落とさず、誰ひとり解雇しないと決意し、宿泊客の9割を占める外国人客が入国できず、酒類の提供もできない中、できるかぎりのサービスをつくして窮地をのりきった。スタッフの結束は、小規模な組織であるからこその、行き届いたマネジメントの成果なのだろう。
「誰にも得意、不得意がありますよね。だったら、その人が何が得意なのか、そして、何がやりたいのかをクリアにしてもらい、活躍できる舞台を用意する。たとえ組織にないポジションだったとしても、つくればいいと思うんです。結果的に全体にとってプラスになるのであれば」
現在、コロナ禍前を上回る発展を遂げた日本の観光産業。一方で、オーバーツーリズムに起因するさまざまな課題も生まれている。八木さんが模索するのは、時代に合った、新たなゲストとホスト側との信頼関係の構築だという。
「訪れるかたとその土地に暮らす人とが、お互いにリスペクトをもって向き合うには、ホテルとして考えを提示するのと同時に、国からも教育的な発信があってもいいのではと。観光立国を目ざすのであれば、ホテルで働く人々は日本にとってのアセット(資産)。その存在に少しでもスポットが当たればうれしいですね」
多忙な日々に励みと癒しをもたらすのは、ミニチュアダックスフントの愛犬「タコ」の存在
国内3つのアマンと、麻布台ヒルズ内に’24年にオープンした姉妹ホテル「ジャヌ東京」、加えて韓国、今年8月からはインドネシアも統括することに。「新しい国や土地の文化に触れるたびに、挑戦したいことやアイデアがわいてきます」
motto
常にパイオニアであることを楽しみたい、と八木さん。「まわりに恵まれ、育ててもらってタイミングをつかめた。私が貢献できることを、これからも続けていきたいと思っています」。
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