高野切は担当した三人の筆跡によって第一~第三種に分類されていて、第一種の人がとにかくもうバツグンにすばらしくっ、変体仮名なんてまるっきり分からなくてもたちどころに耽溺可能!
書風は個性即王道というような安定感と豊かさで、一字一字追っていけば、官能的な曲線、流麗な筆運びにキュンキュンしすぎて呼吸を忘れてしまうほど。。 ※撮影禁止のため上の写真は第三種です(/ _ ; )
第一種~第三種はもちろん、三人の書き手が手掛けたとされる他作品、11世紀の仮名の名筆もあわせて出陳中。
さらに同じ館内では日本美術通史の展示も楽しめ、気力さえあれば東洋館や法隆寺宝物館も制覇できてしまう、夢の総合文化展。大人1名の入場料は、わずか620円であります!
(編集B)