親子、きょうだいで今すぐ取り組みたい 相続トラブルを避けるための4ステップ【今から考える相続のこと】

2018年7月11日
身近な問題である「相続」だけど、実は、なんの対策も講じていない人も少なくないよう。「法律に沿って行えばスムーズにいくはず」「たいした財産がないから大丈夫」と思っているなら、要注意。2000件以上の相続と対峙してきた上級相続診断士の一橋香織さんが、相続トラブルを防ぐための事前準備をお教えします。

Case4. 定期的に家族でコミュニケーションをとる

 相続についての骨子が決まったら、それで一件落着というわけではない。「人の気持ちは変わりますし、事情も、財産の内容だって変わるかもしれません。なので、定期的に、家族で話し合う場をもってほしいですね。お盆やお正月など家族みんなが顔を合わせたときに、『あのときはこう決めたけれど、その後、気持ちに変化はない?』など、声をかけるだけでもOKです」
 数多くの相続問題を扱ってきた一橋さんがたどりついた〝争族を避ける最大の秘訣〞は、「家族が十分なコミュニケーションをとること」。
「家族で、昔話をするだけでも構わないのです。他愛のない話をしているうちに、『あのころはお姉ちゃんに頼っていたな』とか、『かわいい妹だったな』など、当時の気持ちが思い出され、お互いに抱いていたしこりが解消されたという事例も、これまでたくさん目にしてきました。人間とは不思議なもので、たとえ一度は距離が開いてしまっても、どちらかが歩み寄れば、もう一方も近づこうとするんですよね。コミュニケーションをとることこそが、家族の絆を深め、円満な相続につながるのだと思います」

教えてくれたのは・・・

上級相続診断士 一橋香織さん

笑顔相続サロン代表。アフィリエイティッドファイナンシャルプランナー、終活カウンセラー上級、家族信託コーディネーター。これまで2000件もの相続問題を解決し、著書も多数。     




『家族に迷惑をかけたくなければ相続の準備は今すぐしなさい』

一橋香織 PHP 研究所 ¥1,000







  • 思い当たったら要注意! 争族になるケースTOP5【今から考える相続のこと】

    身近な問題である「相続」だけど、実は、なんの対策も講じていない人も少なくないよう。「法律に沿って行えばスムーズにいくはず」「たいした財産がないから大丈夫」と思っているなら、要注意。2000件以上の相続と対峙してきた上級相続診断士の一橋香織さんが、「もめやすいケース」5つをピックアップ。ひとつでも該当しているなら……、今すぐ相続対策を!

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