目利きされた素材と器に趣味のよさが光る小料理屋 食場(じきば) 大野

eclat10月号では京都特集を掲載中。いま、京都通の間で注目されている、実力派の料理人が切り盛りするお店で食べるべき和食&スイーツを厳選。この一皿を目的に京都を訪ねる価値あり!
目利きされた素材と器に趣味のよさが光る小料理屋 食場(じきば) 大野_1_1
「鱧とごぼうの土鍋ごはん」は、1合¥2,200。炭火で炙ってタレ焼きにした鱧は淡路産
 魚料理が評判の居酒屋に10年勤めた大野道洋さんが始めた、7席だけの小料理屋。八坂神社や祇園に近い観光スポットにありながら外の喧騒を感じさせず、木を基調にしたモダンでシンプルな空間が心地よい。「仕込みも料理もすべて自分ひとりでやりたかったので、あえて小さな店を選びました。そのぶんお客さまとの距離も近く、ニ度三度来られたかたでしたら好みに合わせてお出しするようにしています」。
 中央市場と錦市場で仕入れる五島や明石の鮮魚を中心に、牛肉や京丹波の地鶏、豆腐や湯葉で作る一品料理や炊き込みごはんが常時30品ほど。ほとんどの料理を注文を受けてから作り、厳選した素材と炭火焼きを売りにしている。器使いも巧みで、一品ごとに骨董や現代もので目も楽しませてくれる。つかず離れず気くばりもあって、女性ひとりでもすんなりと和めるはず。
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    ぐじの骨でとっただしで作る「ぐじの潮仕立て」¥1,500

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    「淡路産もみじ鯛の松皮造り」¥2,000

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☎075・555・3018
京都市東山区月見町6の2 N・Kビル1F
17:00~22:00(入店/土・日曜、祝日は16:00~) ㊡火曜 
カウンター7席 カード不可 
要予約 一品料理が中心 
おまかせは¥6,000から対応
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