夏マダムの選りすぐりスナップ20選【パリ&ミラノ】

2018年8月15日
なぜこんなにおしゃれに見える?それは背景を深堀りできる識者の解説あってこそ、わかる。「パリ通」&「ミラノ通」に現地のエピソードを交えながら、マダムたちの最新ファッションをご紹介。
狐野扶実子さん
この ふみこ●東京生まれ。’93年に渡仏しフランス料理を学ぶ。『アルページュ』『フォション』などの名だたる仏レストランでシェフとして活躍。パリ在住歴は13年。本誌での連載ページにもファンが多い。今年もすでに4回渡仏。

植原ほのさん
エクラ読者から圧倒的な支持を集める大人のセレクトショップ『ストラスブルゴ』の執行役員、エグゼクティブスーパーバイザー。20代で入社して以来、ミラノへは年に4回は出張。これまでの渡航歴は100回以上というミラノ通

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1.フラヴィア(弁護士)
ラウンドネックにあしらわれたフリルがアクセントになった、リブのタンクトップはマンゴ。とろんとした素材感のザラのベージュパンツとさらりと合わせて。小物も茶系でまとめて、上品なカジュアルスタイルに。

「長身を生かしたスマートなカジュアルスタイルが素敵です! ノーアクセですが、デコルテを引き立たせるフリル使いが、それだけで華やかでフェミニン」(狐野さん)

2.アレクサンドラ(ムービーディレクター)
襟もとにフリルがあしらわれたイザベルマランのブラウスを、A.P.Cのパンツにすっきりとイン。ゴールドのチェーンのサンローランのバッグと、セリーヌのサングラスの黒を効かせた着こなしがさりげなく印象的。

「一見ピリリと辛めなスタイリングですが、ほのかにフェミニンなブラウスがポイントに。シンプルシックな着こなしがパリのマダムは本当に上手なんです」(狐野さん)

3.ドリーヌ(デコレーター)
素肌の色と絶妙にマッチした、足もとまでふんわりと揺れ動くザラの花柄ワンピースが、さりげないフェミニンさの秘訣。グッチの大きめのチェーンバッグとイザベルマランの白スニーカーでモード感と抜け感をつくって。

「柔らかなワンピース以外は、ヘアスタイルからスニーカーまでモードな装い。そのかけ合わせが、甘さを絶妙に引き算。いや味のない女性らしさが香る秘訣」(狐野さん)

4.ハナ(ジュエリーブランドオーナー)
イザベルマランのピンクの小花柄ドレスに、カチッとしたフォルムのミュウミュウのバッグとエルメスのサンダルをポイント使いに。上品なベージュをアクセントにして、柔らかなワンピーススタイルをキリッと。

「優しげなカラーの花柄ワンピースを、ブラウン系のレザー小物でお仕事用に仕上げているマダム。夏はこんなふうに、ドレスで仕事に行く人も多く目にします」(狐野さん)

5.タチアナ(キャビンアテンダント)
ロング丈のオールインワンはマンゴ。布のバッグとビルケンシュトックのサンダルで、リラックス感いっぱいのスタイリングに。美しくあいたデコルテ、高めにマークしたベルト位置で全身をすっきりと見せて。

「コンパクトなヘアで首もとのフェミニンさと、抜け感を強調させるこのバランス感覚は即お手本に。休日によく目にするマダムのリラックススタイルです」(狐野さん)

1.セシル(ジュエリーデザイナー)
A.P.Cのシャツワンピースにアクネのデニムというロング×ロングなブルーの組み合わせに、ジャケットを。黒の効かせ方、ロングネックレスをあしらった抜け感のあるデコルテなど、こなれ感たっぷりの、圧巻の上級スタイリング。

「意外なバランスのレイヤードもシックな色でまとまり感が格別。ワンピースのボタンのはずし方、無造作なふんわりねこ毛、ペディキュアの色……。抜群のセンスのよさがそこかしこに!」(狐野さん)

2.アネット(ショップオーナー)
光沢感のあるトラッド風のストライプ柄コンビネゾンはデンマークのブランド。黒のチェーンバッグに、安定感のあるレザーストラップのフラットサンダルを。ゴールドの時計とミラーレンズのサングラスの輝きがカジュアルを格上げして。

「女性らしさを彷彿とさせる、つややかさと落ち感のある素材はパリマダムのお気に入りで夏の定番。リュクスな小物合わせで、端正なデザインを大人っぽく仕上げていますね。」(狐野さん)

3.ティー(主婦)
45rpmのニットジャケットに、ユニクロのデニムを合わせたマダムは、全身を白×ブラウンでまとめた洗練カジュアルスタイルが目をひく。白髪のショートヘアもおしゃれのワンアイテムのよう。足首を見せて抜け感をつくっているのもポイント。

「リラックス感があるのにきりりと見えるのは、真っ白なショートヘアとサングラスをあしらったマダムの顔まわりに秘訣が。モード感があって、ほっこり感を払拭。」(狐野さん)

4.ジェルサンド(ショーメPR)
袖コンシャスなトップスをハイウエストのブラックデニムでバランスよく合わせたマダム。いずれも&アザーストーリーズのもの。クラッチ、靴下、セリーヌの靴、と白黒でまとめたコーディネートがひときわ印象的。

「パリでも華やかなデザインのトップスがトレンドです。全身を潔くモノトーンでまとめることで、トップスの甘さを引き算しているところにパリのマダムらしさを感じました。」(狐野さん)

5.レディジェーン(パーソナルショッパー)
ラグラン袖のプリントTシャツをザラの深めグリーンのプリーツスカートにオン。動きに合わせて揺れるスカートの表情が、カジュアルなTシャツと絶妙にマッチ。さらにリュクスな小物を加えて、さらりと大人の装いに。

「パリマダムたちのプリーツスカート率もこのところ上昇中。さらさらと揺れ動く感じがフェミニンさを醸し出すのに有効なんですね。小物合わせにまで心をくばっているおしゃれマダム。」(狐野さん)

1.ダニエラ(薬剤師)
ダイアン・ヴォン・フォステンバーグの変形スカートを、ステラ・マッカートニーの白Tシャツでさらりと着こなしたマダム。クロエのサングラスとセリーヌのバッグできりりと引き締めつつ、足もとはアディダスの白スニーカーで軽快に。

「エッジの効いたデザインスカートを白Tと白スニーカーでさらりとヘルシーに着こなしているのが好印象。黒小物が大人の装いのポイントに」(植原さん)

2.フランチェスカ(主婦)
ジル・サンダーのビッグシルエットのブラウスをプラダのスカートにインさせたシルエットの美しいモノトーンコーデ。フラットでもスタッズ使いでインパクト大のサンダルはプラダ。ヴァレクストラのバッグも上品なアクセントに。

「シルエットはフェミニンですが、モノトーンの配色と足もとのフラットなスタッズサンダルが辛口アクセントに。小物合わせも上品でおしゃれ!」(植原さん)

3.ジュリア(会社員)
とろみ素材のマキシ丈の柄ワンピースに辛口なライダースのジレを合わせ、さらに黒のバレンシアガのビッグバッグでマーク。素足に品よくマッチするバレンシアガのゴールドのストラップサンダルで軽やかさを加味させて。

「ライダースにマキシワンピースのコーデはミラネーゼの得意技。今シーズンはその鉄板コーデでも、足もとにフラットサンダルを合わせているマダムが確実に増加傾向です」(植原さん)

4.ガブリエラ(ファッション関係)
セリーヌの白シャツとプラダの黒パンツに、プラダのサファリ風アウターをまとったマダム。シックな色合わせのヴァレンティノのスニーカーと、斜めがけしたロエベのブルーバッグをコーディネートのポイント使いに。

「ミラノマダムのスニーカーファッションはますます勢いづいています。スポーツテイストのスニーカーをポイント使いにしたこのマダムのスタイリングは、まさに今のトレンド」(植原さん)

5.アドリアナ(主婦)
エリカ カヴァリーニのTシャツに、マルジェラのワイドデニムで大人の白T×デニムスタイルをつくっていたマダム。デニムからのぞくブラウンのレザーサンダルはマルジェラ。チェーン使いが個性的なシャネルのバッグをアクセントに。

「旬のシルエットで白T×デニムを見事にアップデート。クロスボディのシャネルのバッグやブラウンのレザーサンダルの合わせ方も絶妙におしゃれ」(植原さん)

1.スザンナ(ファッション関係)
クレイジーパターンのサカイのAラインシャツワンピースに、足もとはケッズのスニーカー。ミニマルな着こなしが華のあるワンピースを引き立てて。黒のサングラス、まとめたヘアで顔まわりをキリッと見せているのもおしゃれのポイントに。

「フェミニンさのあるAラインのストライプ柄のシャツワンピースを、シンプルにさらりと着こなしていますね。ナチュラルなケッズのスニーカーの取り入れ方も上手」(植原さん)

2.ヴァレリア(デザイナー)
自身のブランドの服を素敵に着こなしているマダム。ウエストリボンで腰位置を高めにマークした白ワントーンコーデに、合わせがスカラップデザインになったカーディガンというカジュアルスタイルを見事に女性らしく着こなしていた。

「服あしらいがとても上手! はおるように着たカーディガンが、華奢な肩と首に絶妙な抜け感をつくって。スリッポンの選び方、ピアスのマットゴールドの存在感も絶妙です」(植原さん)

3.アンジェラ(スタイリスト)
ちょっとアグリーでかわいいと評判のバレンシアガの人気スニーカーを、リラックス感たっぷりのベージュのスウェットでさりげなくおしゃれに仕上げたマダム。サングラスとジュゼッペザノッティのバッグの黒が、淡いトーンの着こなしを引き締めて。

「足首を見せてスニーカーをバランスよく取り入れているのはさすが! ディテールにインパクトのあるバッグや、ストレートのロングヘアもおしゃれ見せの大きな要因」(植原さん)

4.クリスティナ(ファッション関係)
ザラの明るいブルー地に白の柄が織り込まれたロングシャツワンピースに、白のミュウミュウのチェーンバッグを斜めがけして。シャツの端正さとクリーンな色使いできちんと感を保ちつつ、足もとはカジュアルなサンダルで軽やかに。

「ロング丈のシャツワンピースは難易度高めですが、色使いとサンダルの効果で着慣れた感じがにじみ出ているのが素敵。コンパクトなヘアも◎」(植原さん)

5.イラ(ファッション関係)
Aラインのシルエットと七分袖がほのかわいいストライプのワンピースはサムデイ。トリーバーチのサンダルと、アブロの真っ赤なバッグをポイントに。ティファニーのチェーンブレスレットと、パールのピアスをシンプルにあしらって。

「チョイスにも個性が表れていますよね。太すぎず細すぎないストライプ柄はすらり見せ効果が抜群。袖や襟もとの表情のつくり方が参考になりますね」(植原さん)

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