過去と現在が交錯する街。尾上右近さんの「歌舞伎俳優の京都」 五選

2018年9月10日
歌舞伎俳優にとって、歌舞伎発祥の地・京都は特別な場所。ふだん東京に暮らす尾上右近さんにとっても思い入れの深い街だ。数あるお気に入りの中、今回訪れたのは、このためだけに訪れたいくらい特別な縁を感じるスポット。過去と現在が交錯する空間で、右近さんが感じたこととは?

1.伏見稲荷大社

「歌舞伎の人気演目『義経千本桜』の通称「鳥居前」に登場する伏見稲荷大社。10代のころから、たびたび訪れている特別な場所です。最初に来たときは、舞台道具そのままの風景にテンションが上がって、坂東巳之助さんとふたりで「狐六法」を踏んだ覚えが(笑)。東京・歌舞伎座の敷地内にもお稲荷さんが祀られていて、ここはその総本山。いつ来てもぐっとくるものがあります」(尾上さん)。
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奥社への参道を囲む朱塗りの千本鳥居。その鮮やかさ、重厚感に圧倒される

全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮。創建は奈良時代で、五穀豊穣、商売繁昌の神として長く庶民信仰を集めてきた。本殿は、稲荷山のふもとにあるが、稲荷山全体が神奈備とされており、右近さんは山の頂上まで登ったことも。朱塗りの鳥居が立ち並ぶ"千本鳥居"は圧巻で、外国人観光客の人気も高い。
京都市伏見区深草藪之内町68
☎075・641・7331 終日参拝可能
拝観料/無料 無休

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