「動物、花……愛され模様でどれも美しく、こんなの家に飾れたら、というものがたくさん。次々とお店のかたが見せてくださり、趣味にうるさい人からアートに詳しくない人にも喜ばれそう」
なかでも植物画は日本のボタニカルアートのよう。こまやかな筆の運びや斬新な構図で、酒井抱一(ほういつ)や鈴木其一(きいつ)といったおなじみの琳派作家の作品も。版画であれば1万円までで手に入り、作品がピタリと収まるオリジナルの額がそろうのもうれしい。
和室や床の間がなくてはと思っていた日本のアートが洋室でも楽しめ、一枚ずつ買いそろえれば、四季の風情を呼び込める。京都の美意識を自宅に、ぜひ。