素材は違えど、どちらも「あかまき」。

2018年11月9日

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地方旅の最中、「むむっ! こんなのどこかで見たことある」とデジャブ体験をすることがあります。

12月号の取材帰りの天草空港で出会ったのは、天草下島の南部・牛深名産の「あか巻き」なるお菓子。「松山のたるとやん!」とおっしゃる方もあるでしょう。組成から言えばその通りです。しかし、あんこを巻き込んだ生地を覆う求肥のキッチュさこそが、「本丸」なのではありますまいか。

そこで思い出したのは、富山の巻きかまぼこです。空板がない衝撃⚡️とともに、一度見たら忘れられない鮮烈な朱赤のぐるぐる。こちらも実際「赤巻き」と呼ばれているようで、名前が完全一致。

私は愛を込めて「デコぼこ」と呼んでいますが、富山びとのかまぼこ造形に注ぐ情熱はすさまじい。鯛や鶴亀、宝船などの縁起物一式から、誕生日やバレンタイン商品までかまぼこで作ってしまうほど。
かつて、下り寝台特急「日本海」の年越し乗車をしたとき、高岡駅ホームまで見学に来た知人から、そんなかまぼこ一式を受け取りました。すり身1kg弱を旅の友とし、東京までそのまま持ち帰ったという記憶があります(今思うと要冷蔵だったのでは…)。

富山のかまぼこは、関東のかまぼこよりむっちりしていて、ほんのり甘め。
昆布巻きかまぼこが独特で好きです。
(編集B)

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