まだ行ったことのない九州、天草への旅。

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発売中の『エクラ』12月号では、銅版画家の山本容子さんの天草旅を8ページで特集しています。「天草は‟まだ行ったことのない九州”」という方は案外多いのではないかと思いますが、とても魅力的なデスティネーションです。
今回はキリシタン時代からの歴史とともに、島がもたらすさまざまな”素材”に注目。特産の磁器、天然海塩やオリーブ、天草ならではの食など(お肉も美味!)、山本さんの視点をたどりながらお楽しみください。

2枚目は天草入りの陸路の途中。宇土半島から見た八代方面です。初日はぼちぼち晴れましたが、夕焼けには恵まれず。。3枚目は世界遺産の﨑津集落でお昼にいただいた「海月」さんの地魚のお寿司。20カンはいけました。

4枚目は、うす曇りだった2日目にねばってねばって撮れた、鬼海ヶ浦展望所からの夕焼け。到着時は初日と同様の空模様だったものの、低い位置の雲が切れ始め、一瞬、オレンジ色の光の前にハート形の雲が浮んだので(5枚目から感じてください💦)、一同まずそれに感動! それから数分後、太陽が顔を出し、まずまずの日没風景が展開したではありませんか!
無事に撮影を終え、しばし夕日に感謝。ハート形の雲の出現からの奇跡に、『聖フランシスコ・ザビエル像』で彼が口にしている「充分です、主よ、充分です」が頭をよぎりました。BGMはバッハの『ミサ曲 ロ短調』の第7曲。信心に高揚感、大事ですね。

6枚目と7枚目は、3日目にお邪魔した「久窯」さんで特別に絵付けをさせていただいたもののビフォア・アフター。鍔縁を備えたキリリとした豆皿に対し、まるで不釣り合いな線しか引けません。「こんなはずでは…」の連続に、別の手立てはないかと直接釉薬に浸す作戦に打って出るも、それすらうまくいかないのはなぜなんだってばよ…。
諦めだけは早く、その結果としての6枚絵替りが完成。醤油皿として活躍してもらいます。
(編集B)
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