美食とアートの殿堂。マカオのラグジュアリーホテル「モーフィアス」へ【その2】

マカオの新しい名所となっているタワーホテル「モーフィアス」。レストラン「ボヤージュ バイ アラン・デュカス」で、アラン・デュカスさんご本人とのランチ会。
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アラン・デュカス氏(右)と、エグゼクティブシェフのアンソニー・バクル氏。
モダンながら温かみを感じさせる、リラックスできるインテリア。
キッチンツアーで登場した、日本のお好み焼きにインスパイアされたというおつまみ。
席に着き、最初に出てきたのは、パイ包み焼きコンソメスープ。
田舎風テリーヌについて熱く説明をしてくださったバクル氏。
メインディッシュは、オーストラリア牛、シャトーブリアンのステーキ。
  *  *  *  *  *

今回の訪問の目的でもあるアラン・デュカス氏とのランチ会は「ボヤージュ バイ アラン・デュカス」で行われました。上海や香港からはインフルエンサー達が、日本からはフリーのエディター2名が招待されました。「ボヤージュ バイ アラン・デュカス」は、アラン・デュカス氏が30 年間世界中を旅して数々の料理と出会い、インスピレーションを受けて生み出したモダンな多国籍料理を提供するカジュアルなレストラン。柿をイメージしたオレンジ色の壁や天井、曲線を描く木のアームチェア、フランス人アーティストによる描きイラストのアート作品など、リラックスした気分にさせてくれる内装です。

この日行われたキッチンツアーでは、日本のお好み焼きにインスパイアされたというおつまみや、ハマチの刺身なども出てきて、デュカスさんの日本好きがうかがえます。デュカスレストランの定番(と私は思っている)、グリエールチーズのグジェール(シュー皮)のできたては、やはり美味でした。グジェールはフレンチレストランのアミューズとしていただく事が多いのですが、今回はキッチン脇でオリジナルシャンパンとともに食すという格別のシチュエーション!

招待客がテーブルにつき、白ワインで乾杯。まず出されたのはパイ包み焼きコンソメスープ。「これはポール・ボキューズのスペシャリテです」とデュカス氏の説明の通り、1月に逝去したフレンチの巨匠ポール・ボキューズ氏へのオマージュとしての前菜メニューだった。テリーヌ、オーストラリア牛のステーキ、デザートに至るまでビストロ風の温かな料理と会話で心和む会でした。
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空いた時間を見つけて市内観光へ。「モーフィアス」があるコタイ地区から車で30分、旧市街地に出かけました。旧宗主国ポルトガルの情緒が色濃く残る旧市街は、宮殿や教会、修道院などポルトガル風の歴史的な建築も多く、石畳の道を散策するのはマカオ観光の醍醐味です。マカオで一番有名な世界遺産、聖ポール天主堂は1637年に建てられたキリスト教会ですが、3度の火事により現在見ることのできるファザード(正面の壁)だけが残ったそうです。

さらに、恐縮ながら最近発表されたミシュラン香港・マカオ版で三つ星を獲得した広東料理「JADE DRAGON(ジェイド・ドラゴン)」の味も堪能してきました。なんと、COD内のレストランは合計10個の星を獲得したそうで、1箇所でこれだけの美食レストランが揃うなどということは極めてまれ……。全て制覇したいという気持ちになります。

ホテル「モーフィアス」と巨大リゾート施設COD、ここを回るだけで一生に一度は見るべきだと言われる建築物、最旬アート、世界一のグルメが一気に堪能できる。内容の濃い2泊3日旅でした。

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