美食とアートの殿堂。マカオのラグジュアリーホテル「モーフィアス」へ【その1】

スケルトン構造のビルの中央には大小の穴が!インパクトあるデザインの「モーフィアス」が今、世界中の建築マニアやセレブリティから注目を浴びています。その外観やインテリアデザインはもちろん、美食を堪能できる場としても話題に。早速マカオに飛んできました!
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マカオの中心部から少し離れたコタイ地区には、多くの巨大リゾート施設が建ち並んでいますが、その中でも群を抜いてスタイリッシュで都会的なリゾート施設がメルコリゾーツ&エンタテインメントが運営する「シティ・オブ・ドリームズ(以下COD)」。ホテル、ゲーミング、ショッピングモール、エンターテイメント施設が揃う、統合型エンターテインメントリゾート(IR)です。

そのCODの中に建つホテル「モーフィアス」は、ザハ・ハディド氏が設計を手がけました。日本では東京・新国立競技場の当初案をデザインしたことで知名度が高い、2016年に急逝したイギリスの女性建築家です。
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ザハ氏の作品らしく曲線を多用した斬新なデザインが特徴で、ロビーの巨大な吹き抜け空間はまさに壮観! 12台のガラスの高速エレベーターが上下する様は、まるで未来都市空間のような非現実感です。客室数はスイートも含めて772室。世界的に著名なインテリアデザイナー、ピーター・レメディオス氏が設計を担当しました。「ウルトララグジュアリーとイノベーションの融合」がコンセプトとのことで、デザイン性の高い家具を配置し、ハイテク機器も取り入れるなど、最先端のラグジュアリーが体現されています。

室内は細かなところまでハイテク! 室内各所にiPadが設置されており、エアコン、テレビ、カーテン、照明、アラームや電話に到るまで全ての操作を一括して行えます。トイレはもちろん全自動、洗面所の引き出しにはさりげなく最新のダイソンのヘアドライヤーです。ベッドサイドのドロワーには各種世界主要スマートフォンに対応する充電器が。全てが完璧にデザインされ、利便性に関しても言うことなし。電源コードの留め具もレザーで、ハンガーや置き傘のデザインにまでこだわりが貫かれています。

セレブリティに人気の高いクチュールデザイナー、バーニー・チェンによるスタッフの制服は、バリエーションに富んでいてそれぞれが極めてスタイリッシュ。スタッフは全員英語が堪能、美男美女が多いのは気のせいではないはず。

館内には日本の現代美術作家、大巻伸嗣氏の「Echoes Infinity」、ブルックリンを拠点に活動する現代アーティスト・KAWSの巨大彫刻「Good Intentions」などのアート作品も多数展示されています。CODの巨大施設内を歩くだけで、今をときめく現代アーティストの作品を鑑賞ができるというのも嬉しいポイントです。

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パオラ・ピヴィの作品「I am busy today」と「Look at me!」。
Charles Pétillonの「200 LITOFAIRHOUR」。
大巻伸嗣の作品「Echoes Infinity」。
アメリカのアーティストKAWSによる「Good intensions」。
スタッフの制服もスタイリッシュで美しい。

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