信楽の"桃源郷"への道すがら。

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先日、滋賀県のMIHO MUSEUMへ出かけました。"現代の桃源郷"だそうで、なかなかに遠いですね。たいていの方はJR石山駅からバス利用だと思いますが、甲賀忍者が潜む信楽高原鉄道に乗って、信楽駅から向かうのも楽しいものです。

国道12号に入ると、「稚鮎、鮒寿司、近江牛」に並ぶ勢いの近江名産、「飛び出し坊や」が続々お出迎え。それはもう、下手をすると周辺のリアルちびっ子人口を上回りかねないほど。なぜか草むらや、大人しかいないであろう事業所敷地の出入口にも設置してあり、山間の集落からもスタタタタ💨 道に飛び出す県民性でもあるのかね…とクラクラしかけたら、美術館まではもう少しです✨ 

「なんだこんなの!」と思われるかもしれませんが、ところどころ「お手製」タイプも見受けられ、観察するとなかなか味わい深いのです、これが。たとえば、写真5枚目の飛び出し坊や。おそらく生板を入手して自らペイントしたものでしょう。久田工芸の「0系」に忠実ですが、目の形、服と体の境界部分の処理などに拙さが表れています。しかし、それが埴輪のような控えめな表情を生んでいて、心惹かれてしまうのです。
(編集B)

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