大英博物館の「マンガ展」へ。

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大英博物館で『ねじ式』の原画と再会できるというので、『Manga展』を見にロンドンへ。

展示の中心は、およそ70タイトルによる総計240点近い原画および複製原画、描き下ろし作品。『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『天才バカボン』『ポーの一族』『地球へ…』『あしたのジョー』『キャプテン翼』『DRAGON BALL』『SLAM DUNK』『ONE PIECE』『聖☆おにいさん』『宗像教授異考録』『百日紅』『きのう何食べた?』『弟の夫』『進撃の巨人』『ちはやふる』『ゴールデンカムイ』『ギガタウン 漫符図譜』などなど…、とにかく幅広い。萩尾望都先生の作品が特に多かったですね。

古美術や絵入り新聞に見るマンガ前史、マンガの読み方・作られ方から現代における拡張と多様性(学習漫画やキャラ絵、アニメ、ゲーム等々)までを一挙に紹介する内容で、現役作家や編集者へのインタビュー、制作風景の映像に加え、コミケやコスプレまでしっかり言及。尋常ならざる愛をもって、「日本におけるマンガとは?」が紐解かれていました。

ただし、美術史的なのは前史との絡みまで。コマ割りされた物語表現としてのマンガを追究するのではなく、"媒体"としての側面が強調されていたように思います。これを機に、今後も展覧会を開いていただき、どんどんビジュアルアートとしての評価をお願いしたいところ。

会場では動画や一部作品を除き、フラッシュなしでの撮影が可能でした。なかなかの盛況ですので、時間指定チケットの事前購入をおすすめします。8/26までにロンドンへ旅行されるようでしたら、どうぞお立ち寄りください。

最後に、伊藤潤二先生の『うずまき』には要注意(写真10枚目)。原画から話の記憶が蘇ると、イオニア式の柱頭のぐるぐるや『有翼人面牡牛像』の螺髪状のヒゲや体毛に、普段の100倍ゾワゾワします。これまたPower of Mangaなり。
(編集B)

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