日本料理の名店『井雪』で13年修業した川田治司さんが念願の独立を果たし、人形町の一画に店を構えた。お店はカウンターのみ。メニューは旬の素材を使った季節ごとの味を楽しませてくれるコース一本。ひと皿ひと皿に余分な飾りはなく、食材そのものの香りや味わいを存分に生かした料理は師匠譲りだ。
例えば、鱧のお椀。鱧の骨でだしをとり、昆布とかつおのだしでうま味を凝縮しながら透明感のある味わいに。締めの土鍋で炊いたごはんまで手を抜かない。カウンターに座れば、好みや量、その日の体調まで慮おもんぱかって料理してくれるのが割烹の醍醐味。「師匠のように心を尽くしておもてなししたいので、おなじみのお客さまを増やしていきたいですね」。ご主人はまだ30代。今から通ってなじみ客になるのも、エクラ世代ならではの、料理店の楽しみ方だろう。
例えば、鱧のお椀。鱧の骨でだしをとり、昆布とかつおのだしでうま味を凝縮しながら透明感のある味わいに。締めの土鍋で炊いたごはんまで手を抜かない。カウンターに座れば、好みや量、その日の体調まで慮おもんぱかって料理してくれるのが割烹の醍醐味。「師匠のように心を尽くしておもてなししたいので、おなじみのお客さまを増やしていきたいですね」。ご主人はまだ30代。今から通ってなじみ客になるのも、エクラ世代ならではの、料理店の楽しみ方だろう。
