女性店主が見立てる素敵な伊万里の『戀壺洞』【京都、素敵な主がいるお店】

幼少の頃から骨董の中で暮らしてきた店主・関川さんが、先代の父から受け継いだ、骨董を扱うお店「戀壺洞(れんこどう)」。関川さんが店を継いでからは、女性でも扱いやすいしゃれた絵柄や形の伊万里が充実するように。日々美に触れ、骨頂の仕事を没頭し人生を豊かにしている関川さんは、ゆっくりとした暮らしに戻りたくなったとき、よき相談相手になってくれそう。

伊万里の洗練と寛容を女性目線で見立てて伝える

『戀壺洞(れんこどう)』

関川紳子さん

骨董の街・新門前通に控えめにたたずむ『戀壺洞』。創業時は父親が仏教美術や中国骨董を扱っていたが、関川さんが店を継いでからは女性でも扱いやすい伊万里を充実させ、しゃれた絵柄や形の器をそろえている。
「伊万里は400年以上も前のものですが、特別扱いせず使って楽しんでもらいたいですね。花器に見立てたり、現代作家のものや北欧アンティークと合わせたり。使ってこそ生き、繊細なようですが意外と丈夫なんです」。子供のころから伊万里の器をふだんに使い、3人の息子さんたちも同じように育てた関川さんがいうのだから間違いない。
「うちは40代、50代のかたが多く、生活に何かをプラスしたいと思って来られるみたいです。好みの器で食事をしたり、花のひとつも飾りたくなり、特に女性は育児が一段落するころから伊万里に興味がわくようです。気持ちの余裕もでき、自分の美意識がはっきりするときなのでしょうね」。自身も仕事や子育てが落ち着いた数年前に家を建て、店も思いきって改装した。
日々美に触れ、骨董の仕事に没頭し、人生を豊かにしている関川さん。ゆっくりとした暮らしに戻りたくなったとき、よき相談相手になってくれそうだ。
『戀壺洞』
幼少のころから骨董の中で暮らし、亡父が創業した『戀壺洞』を30年前に引き継いだ関川さん。なかには幼少のころから数十年使っている愛用の器も
『戀壺洞』
佃 眞吾のトレイと合わせたお茶セット。組み合わせの妙をまねしたい
『戀壺洞』
いつも店内にある花の飾り方のセンスも参考になりそう
『戀壺洞』
豆皿は染付を中心に白磁や土ものも扱う。1客¥6,000~
『戀壺洞』
整然と並ぶそば猪口は間近で見ると繊細な文様や内側に描かれた柄など、新たな発見に引き込まれる。手にする場合はひと言断りを。そば猪口¥7,000~
『戀壺洞』
京都市東山区新門前通縄手東入ル 西之町
☎075・525・2121
12:00 ~ 17:00
㊡火曜、不定休あり

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