まろやかな果実味の奥にクールな酸味を隠し持つ「レゾナンス ヴィンヤード ピノ・ノワール」

「天と地の間に生まれる美しい飲み物、それがワインなんだ」。そう語るのは「レゾナンズ」醸造責任者のジャック・ラルディエール氏。彼がつくる「レゾナンス ヴィンヤード ピノ・ノワール2014」は、まろやかな果実味の奥にクールな酸味を隠しもち、どこか知性を感じさせる、タダモノではないワイン。日々の生活の中で迷ってしまった時にこそ飲みたくなる、まさにどんな質問にも優しく答えてくれる哲学者のような一本をご紹介。

迷ったときに道を示してくれる、心優しき哲学者

RÉSONANCE(レゾナンス ヴィンヤード ピノ・ノワール)

レゾナンス ヴィンヤード ピノ・ノワール 2014

まろやかな果実味とクールな酸味が特徴のワイン
「天と地の間に生まれる美しい飲み物、それがワインなんだ」――。

「レゾナンス」醸造責任者のジャック・ラルディエール氏は、そういって微笑んだ。「造りたいのは高貴で美しいワイン。グラン・ヴァンは人間の細胞にまで入り込んでくるものだからね」。なるほど、だからすばらしいワインは長く心に余韻を残すのかと、妙に納得してしまう。

「レゾナンス」は、ブルゴーニュの名門「ルイ・ジャド」がアメリカ・オレゴンで始めた新たなプロジェクト。土地のエネルギーを感じさせるワインを造りたいと「レゾナンス(共鳴)」と名づけた。確かに、「レゾナンス ヴィンヤード ピノ・ノワール2014」は、自然の中から生まれてきたようなナチュラルな味わいで、果実味の甘やかなニュアンスがオレゴンらしさを物語っている。

だが、きっと誰もがひと口飲んで気づくはず。「このワイン、タダモノではない」と。まろやかな果実味の奥にクールな酸味を隠し持ち、どこか知性を感じさせるのだ。まるで、寡黙でありながら、どんな質問にも優しく答えてくれる哲学者のよう。

日々生活していれば、迷ってしまうことも、時にはある。そんな日にこそ、このワインを開けてみたい。「あなたはあるがままに、自然体でいればいい」と、ワインが語りかけてくれるように思えるのだ。
レゾナンス ヴィンヤード ピノ・ノワール
ピノ・ノワール100%。チェリーやクローヴの香り。ふくよかな果実味とピュアで柔らかな酸味。タンニンもなめらか。ステーキやシシカバブなどがエレガントに楽しめる。ブドウはウィラメット・バレーの畑でオーガニック栽培を実践。750㎖ ¥8,800/日本リカー
教えてくれたのは……
あんざい きみこ●ファッション誌やワイン誌で料理や器、ワイン、旅、お取り寄せなど幅広く執筆。国内外のレストランやワイナリー取材も多数。著書に『葡萄酒物語』(小学館)。シャンパーニュ騎士団シュヴァリエ。

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