散りてなお美しい、冬の花。

散りてなお美しい、冬の花。_1_1-1

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苔むした庭に赤い椿が点々と。

花びらが徐々に散るのではなく、花ごとぽとりと落ちるさまは縁起が悪いという見方もあるようですが、柔らかい苔の上にこのくらいの数なら、かわいいもの。そもそも縁起がいいとか悪いといった"解釈"は、しょせん人間の勝手な都合です。それを言ったら、ほとんどの生物にとって人類の印象は、「嘘、嘘? この重力下でなんで直立二足歩行? バランス悪ぅ」ってなものでしょう。「人間」=「不気味で縁起悪いヤツ」と見られているにちがいありません。

さて、発売中の『エクラ』2月号の中野京子さんのアート連載は「椿」がテーマです(画像2枚目)。イギリスの画家、ジョージ・フレデリック・ワッツによる『選択』には、映画『My Fair Lady』を髣髴とさせるエピソードが秘められているようですが……。詳しくは本誌にてご覧ください。
(編集B)
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