1つで2度楽しめる!料理好きJマダムが作る「かぼちゃ」のアレンジレシピ【Jマダム通信】
高感度なアンテナをもつ全国100人のアラフィー女性たちが、日々の暮らしの“今”をリアルタイムに発信!今回は、料理好きなJマダムが、かぼちゃの煮汁を使ったアレンジ料理をご紹介。
島津久美さん(服飾ブランド『ペオニア』デザイナー)
海外留学中の長男・長女と夫との4人家族。20代のころ、フランス人の自宅でフランス料理を2年習った経験がある本格派。
基本のミルク煮を夕食に。翌日に煮汁でもう一品!
大学を卒業後、ファッションの勉強をするためにイタリア・フィレンツェへ留学。島津さんが作るかぼちゃ料理は、そのときの経験が大きく影響している。
「イタリアでも日本と同じように、かぼちゃは家庭料理の定番食材。どこの市場やスーパーでも必ず売られています。ただフィレンツェでは、かぼちゃは料理の主役というよりも、煮くずしたりマッシュしたりして、甘味を生かしたソースの素材として使われることが多いようです」
例えば、島津さんがフィレンツェの料理教室で習った『ゴルゴンゾーラのペンネ』は、ゴルゴンゾーラチーズやパルミジャーノチーズとともに牛乳で煮くずしたかぼちゃも加え、甘味とコクをプラスした一品。
「かぼちゃといえば、母の手料理にあったような、甘辛く煮てかぼちゃそのものを食べるイメージしかなかったので、こういう調理法もあるのか!と目からウロコ。パスタ料理に使えるなら、ほかにもいろいろアレンジできるのでは?と考案したのが、かぼちゃのミルク煮です」
島津さんの『かぼちゃのミルク煮』は、大きめのひと口大にカットしたかぼちゃをル・クルーゼの鍋に入れ、砂糖と牛乳で10分ほど煮るだけのシンプルなもの。かぼちゃの甘味と風味、ほくほく感がしっかりと味わえるおいしさで、ご主人や息子さんの大好物。島津家の夕食の定番だ。
「鍋に残ったかぼちゃが溶け出したミルクを、いろいろな料理に使います。例えば翌日のランチに『ゴルゴンゾーラのペンネ』を作ったり、おやつに『トルタ・ディ・リーゾ』を焼いたり。このおやつは、炊いた白米をつぶし、卵黄や生クリーム、軽く泡立てたメレンゲなどを混ぜたものをタルト生地に入れてオーブンで焼く、ボローニャの伝統的なお菓子。作るときに、『かぼちゃのミルク煮』の煮汁を加えると、ほんのりかぼちゃの味がしてとてもおいしいですよ」
また、煮汁で炊いたリゾットも絶品だそう。
「昨年、主人とイタリア旅行をした際にレストランでいただいたリゾットが、まさにこの味! お米をミルク煮の煮汁でゆっくり煮詰めるだけの簡単さですが、アレンジした中で一番かぼちゃを感じられる料理だと思います。デンマークに留学中の息子が現地で買ってきてくれた小粒のお米が、粒感がしっかりしていてリゾットにぴったり。かぼちゃ料理で世界旅行しているようでワクワクします!」
イタリア留学でかぼちゃ観が激変!溶け出した煮汁でアレンジ料理
かぼちゃの甘味が引き立つ基本のかぼちゃのミルク煮
ざっくり切ったかぼちゃ1/3個分をル・クルーゼの鍋に。砂糖大さじ山盛り2杯とコンソメ顆粒を少少、牛乳をひたひたまで加えて火にかけ、蓋をして10分ほど煮る。
ただ煮込むだけ!かぼちゃリゾット
鍋に洗った米と、米が隠れるくらいのミルク煮の煮汁、コンソメ顆粒を少々入れて火にかける。煮汁がなくなったら完成。
ほんのりかぼちゃの甘味!ゴルゴンゾーラのペンネ
ミルク煮の煮汁おたま4~5杯分にゴルゴンゾーラ、パルミジャーノ、卵、生クリームと牛乳、パセリ1株、レモンの皮をミキサーで混ぜ、ゆでたペンネと合わせて軽く火にかける。
ボローニャの伝統菓子トルタ・ディ・リーゾ
炊いてつぶした白米、ミルク煮の煮汁、卵黄などをミキサーに。メレンゲを加えて軽く火にかけ、タルト生地に入れ200℃のオーブンで10分焼く。
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