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『在来線の車窓から 3』山越えの後の水景。

『在来線の車窓から 3』山越えの後の水景。 _1_1
そろそろ旅気分も湧いてくるころでしょうか。『在来線の車窓から』の第3回は、過去に撮影した写真でお送りします。

場所は滋賀県北部、近江塩津〜永原間。湖西線へ入る上り列車が近江塩津駅を過ぎてすぐさしかかる、高架からの眺めです。

これは、時刻表の路線図にも反映されている敦賀〜新疋田のループ線を駆け上がり(両駅の標高差約89m)、さらに新疋田〜近江塩津のトンネルを抜けた後に開ける景色なので、ちょっとしたご褒美感が得られます。そんなわけで、ぜひ、というより絶対、敦賀から乗ってください。普通の旅を想定するなら、特急サンダーバードで金沢→京阪のハシゴですね。

時期は、眼下の田んぼの水面に空が映る、代かき後から早苗の頃の晴れの日だと最高。雪深い地域なので、こんもり積もった雪晴れの日も奇麗です。

琵琶湖の奥に覗くかわいい山は、山本山。この山がこれほどまどかに見えるのはおそらく塩津周辺だけ。はるかな昔から、山越えを終えた人々を労ってきたに違いない、ホッとする眺めです。

10年ほど前、上りの特急「雷鳥」と寝台特急「日本海」にせっせと乗ったときに、8時~9時台の湖西線の車窓に親しみました。琵琶湖がよく見えるのは、近江高島の先、白髭神社のあたりから和邇くらいまで。とりわけ晩秋~春先にかけての光で見る湖水と湖東の山々、徐々に近づいてくる沖島や三上山の眺めは清々しく神々しく、別天地の感が漂うことも。その景色のためならば、一生に一度くらいは「上り列車」(=車窓が琵琶湖により近い)に乗る機会を設けてもいいだろうと思わせます。
(編集B)

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