鮭にはピーマンか、あるいはアボカドか。

鮭にはピーマンか、あるいはアボカドか。_1_1
焼いた鮭が好きです。ピーマンも好きです。そのふたつをこれまた好物の白いご飯にのっけて、いっぺんに食べられる夢のようなレシピを雑誌で見たことがあったはず。目覚めた瞬間、そんな記憶が脳裏に浮かび、探しました。モーレツに。丁寧に暮らしていないから、たどり着くのもひと苦労。

で、探し当てはしたけれど、まさかのアボカドとの組み合わせ…。苦手なものが好物に化けたのは夢の作用か、海馬の寿命か。結局、今回も「森のバター」の克服には至らず、鮭とピーマンの焼き漬け風・牛さんの本当のバター少々で仕上げました。"鮭バタピー丼"、悪くないと思います。

さて、なぜアボカドが苦手かと申しますと、明確な味がなく、もっちゃりしたあいまいな食感に引かれないのがひとつ。もう少し突き詰めると、脂肪分の多い食べ物の塊を口に入れる習慣がない、ということかもしれません。バター醤油ごはんのビジュアルも、個人的には恐怖の対象です。

もうひとつの理由は、ファーストインプレッションの段階で、「これは絶滅寸前の可哀想な恐竜が植物に化けて生き延びた姿ではないか」と強く思ってしまったから…。トラが走り回るうちにバターになるといったファンタスティックな発想ではなく、モロにあの外皮の影響ですね。要するに、中も外もダメなわけです。「おそらく自分にとっては味噌汁の具にするのが一番だろう」という仮説は持っていますが、まだ試せていません。

ちなみに、「植物化した恐竜」とまで飛躍しなくとも、それに近い印象をもった人は過去にも確実に存在していました。英語に"alligator pear"という呼び方があり、その邦訳も素直に「鰐梨」。「おお~心の友よ~」と肩を抱き合いたいところですが、命名者が喜んでアボカドを食べていたとしたら、私はちょっと淋しい。
(編集B)

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