【インテリアに必要な癒し空間】毎日観察することで元気になれる「グリーンのある暮らし」

自粛生活中に観葉植物や花に癒され、ベランダや庭で野菜を育てるようになった人も多い。メイクアップ・アーティストの早坂香須子さんもそのひとり。ステイホーム期間にベランダ菜園を始めたという早坂さんに“グリーン”のある暮らしについて、お話を伺いました。

メイクアップ・アーティスト

早坂香須子さん

雑誌や広告でのヘア&メイクをはじめ、フィトセラピスト、オーガニックコスメ“NEROLILA Botanica”のディレクターとしても活躍。オンラインサロン「LIFE IS A FLOWER」(https://life-is-a-flower.com/about)を開催する。

もはや暮らしのパートナー。

毎日観察してあげることで、グリーンも私も元気に。

ステイホーム中にベランダで菜園を始めました。知り合いに送ってもらったハーブの苗や野菜など、4〜5鉢育てています。ずっと植物に苦手意識があり、枯らしてしまうことも多々。でも毎日観察しているうちに「あっ水が欲しいんだな」とか、少しずつわかるようになってきました。あたりまえですが“生き物”なわけで、人間と同じ。見てあげることが一番大切なのだと思い知りました。

 室内では7〜8年一緒に暮らしているウンベラータをはじめ、サボテンなどを数鉢育てています。縁あってともに暮らすことになった“子”たちは大切に、受け継いだつもりで愛情を注いでいます。朝は「はい、おはよう!」と声をかけながら水をあげ、「大きくなってね」とたまに揺らしてあげたり(笑)。こうして毎朝、植物と向き合うようになってからは、私自身の体や、生活のリズムも整ってきた気がします。そもそも人間が生きるためには酸素が必要です。ですから酸素を排出する植物を求め、部屋に置いたり、森や公園に足が向くのも自然なこと。植物があると呼吸も深くなるのだと思います。

 育てたハーブはハーブ水にしたり、料理に使ったり。今後は掃除にも取り入れてみたいですね。摘んだ野菜やハーブをカゴに入れながら「ていねいな暮らしをしているわ(笑)」なんて気分に浸れるのもうれしい発見です。

グリーン

早坂さんも育てているという、愛らしいハート形の葉が特徴のウンベラータ。葉色が明るく光も透過する、さわやかで人気のグリーン。写真のように幹を仕立てたものも多く見られ、1本でも抜群の存在感。植物:ウンベラータ(鉢込み)¥45,000/ネオグリーン

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