<ミラノマダムに聞いた>STAY HOMEからの今の暮らしは?「家族と過ごすすばらしさを再発見」

海外のアラフィーは何を考え、どう過ごしているのか。世界中がCOVID-19の影響を受けている今のSTAY HOME時間を取材しました。今回は、ミラノ在住のジャーナリスト、ローザ・テッサさんをご紹介します。

世界のマダムに緊急取材! Milano

Rosa Tessa

ローザ・テッサさん

ジャーナリスト

 

オンラインツールの配布で子供たちファーストの教育環境づくりを支援

❶演劇をリモートで行う中で、多くの感情を仲間と共有したという
❶演劇をリモートで行う中で、多くの感情を仲間と共有したという。

予期せぬ時間を家族と過ごすすばらしさを再発見

「家で仕事をする環境にいますが、ステイホームで家族がこれほど接近したことはいまだかつてありません」と在宅ワーク3年目のローザさん。思春期の娘さんたちと2月末から5月末まで、「いつもどおり」の規則正しい生活を心がけたそうだ。「朝食後、オンライン授業に参加する娘たち。私はスカイプコールでミーティングが日課でした」

❷「特別なことは何もせず、ただ家族みんなと屋外で過ごす心地よさに身をゆだねました」 とローザさん
❷「特別なことは何もせず、ただ家族みんなと屋外で過ごす心地よさに身をゆだねました」とローザさん。

仕事をするかたわら、学校評議員としても活躍する彼女は、学校が休校になるとすぐに話し合いを始めた。「任意のIT特別チームを結成し、校長が遠隔学習用のプラットフォームをセットアップするのを支援するために、優れたITスキルをもつ保護者たちを集めました」

そしてついには電子機器を購入できない家庭の子供たちに80台を配布するまでに。さらに毎日のルーティンに加わったのは、昼食後に必ず中庭へ出て太陽を浴びること。同じアパートの上階に住む、彼女の娘さんたちのパパであり、かつてはともに暮らしたパートナーも参加した。「忙しかった彼も在宅ワーク中は団欒(だんらん)ができるように。まさに奇跡!」

❸最近はパゾリーニの映画『マンマ・ローマ』のモノローグにも挑戦!
❸最近はパゾリーニの映画『マンマ・ローマ』のモノローグにも挑戦!
❹ステイホーム中に料理を覚えた中学生の次女
❹ステイホーム中に料理を覚えた中学生の次女。
❺レモンやジンジャーのビスケットが作れるように
❺レモンやジンジャーのビスケットが作れるように。

そんなローザさんは、演劇活動でクリエイティブな生き方を実践中。レッスンではボディよりも顔の表情で感情を出すことに集中している。「ソーシャルディスタンシングでも心を通わせて、人間関係を深められると確信しました」

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