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「インテリア」は変化させて楽しむ!居心地のよい部屋づくりの秘訣
Room no.8
デザイナー
小島直子さん
こじま なおこ●’96年よりビームスにてプレス、バイヤー、新レーベルの立ち上げなどに携わる。2010年よりフリーランス。’12年、着心地がよく、ほどよいモード感を意識した自身のブランド「Room no.8/ルームエイト」を発表。
「これを生かしたい」と考えて選んだものを日々いい状態でキープ
小島直子さんの自宅兼自身のブランド「Room no.8」のアトリエがあるのは、駅周辺のにぎわいから少し離れた静かな住宅街。3フロアが螺旋階段でつながるメゾネットタイプで、1階がリビング&キッチン、2階が寝室、地下がアトリエ。平日は毎日ふたりのスタッフとともにここで働き、休日は2匹の猫と一緒に、オフの時間を楽しんでいる。
インテリア好きで、ブランド問わず国内外のインテリアショップを見てまわることも多いという小島さん。
「『IKEA』などのものも多いですし、仕事で海外に行ったときにひと目惚れした照明や雑貨などもあります。好きなものを買い足していったら、自然とイタリア製のものが多くなったかもしれません」
大切なのはブランドよりも自分が好きかどうか。直感も大切、衝動買いもするけれど、最近は「インテリアも服も、長く使い続けているのは『これを生かしたい』と、衝動的でもしっかり考えて選んだもの」という。
「ものが増えてくると残したいもの、残さなくていいものの違いに気づきますね。たとえ高かったものでも『使っていないな』と思えば、あまり考えて買わなかったからと潔く処分することもできるようになりました」
好きなものに囲まれた空間は、なによりも心地いい。そして好きだからこそ、小島さんはこれらのものを日々動かし、いい状態をキープしている。
「いつも目に入るものが同じだとつまらない、という思いもあって。毎日光の射し具合に合わせてグリーンの位置を動かし一番美しく見えるようにしたり、季節でラグを替えてみたり。階段の“8”のアートフレームも実はまだまだあって、季節や展示会のテーマに合わせ、飾り替えています」
常に美しく見えるように日々心をくばること。そのマメさも、さすがおしゃれな人らしい習慣。小島さんにとって毎日気分よく過ごせる居心地のいい部屋づくりの秘訣といえそう。
「8」のアートを飾った螺旋階段と地下のアトリエ

地下のアトリエは外光が入る明るい空間。ここで展示会を開くことも。

1階のリビングとアトリエをつなぐ階段には、各国で集めた「8」をモチーフにしたアートを飾って。「ブランドのアイコンでもある“8”は、形がかわいくて好きなんです」。季節や展示会のテーマカラーに合わせてかけ替えている。
玄関やリビングにさりげないアクセント

“平日は地下“のアトリエで仕事。休日はリビングで猫とのんびり”
グリーンがいっぱいのリビング。壁紙は入居時に選んだもので、シックで落ち着いた色みが気に入っている。ダイニングテーブルは『CIBONE』で購入。ダークブラウンの椅子は「カッシーナ」。休日は窓ぎわのバタフライチェアで猫と一緒にのんびり過ごす。

玄関のディスプレイもおしゃれ。壁の絵は小島さんのお母さまが描いたもの。「額に入れると大げさな感じがして。シンプルにキャンバスのまま飾っています」

2匹の猫、セル、ペペと暮らす小島さん。猫アイテムもインテリアにしっくりなじんでいる。奥に見える丸い猫ベッドはフランスの「meyou」というブランドのもの。手前のバッファロースツールは「OMERSA」のもの。個性的なアイテムがインテリアのアクセントに。
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