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子供中心の家から夫婦のための空間へ。人気ファッションデザイナーのリビングのこだわり
家で過ごす時間が多くなった今、住環境への関心が高まっている。アラフィー世代の女性たちは一体どんな暮らしをしているのか。マディソンブルーのディレクター兼デザイナー、中山まりこさんの自宅を拝見。こだわりがたくさんつまった憧れのインテリアがここに。
緑いっぱいの「リビング」はくつろぎの場に!仕事と暮らしの切り替えができる家づくり
Chaos
ディレクター
櫛部美佐子さん
くしべ みさこ●Chaosディレクター。「大人のための上質な日常着」をコンセプトに、’18年、「Chaos」をスタート。素材にこだわった洗練されたアイテムにエクラ世代のファンも多い。趣味の旅行から服づくりのインスピレーションを得ることも。
インテリアは素材を重視。観葉植物と旅の思い出で心地よさを演出
櫛部さん宅のリビングで、真っ先に目に飛び込んでくるのが、のびやかに枝葉をのばした観葉植物たち。「このカシワバゴムの木は、自分で3つに株分けしました。母の影響で昔から植物が好きなんです。そういえば、あまり枯らしたことがないかもしれません」とにこやかに笑う、うらやましいほどのグリーンフィンガーの持ち主だ。
この家に越してきたのは10年ほど前。エリアと日当たりのいい広いリビングが気に入って決めた、建売の戸建てである。引っ越し後、敷地内に植えたユーカリやトチュウの木は2階の窓を超えるほど大きく成長し、お風呂に入れたり、茶葉にしたりと活用しているとか。揺れる青葉が窓の外に涼しげな景色をつくり、都会にいることを忘れるほどだ。さらに、この家を魅力的にしているもうひとつのキーアイテムが、櫛部さんが旅先から持ち帰ったプリミティブなものたち。旅好きで、アジア、アフリカ、中米などへ年に1〜2回は出かけるという。モロッコやインドネシア、メキシコから持ち帰ったお面、版画、布などを、「壁があると埋めたくなってしまって(笑)」と、まるでジュエリーのように、家のそこかしこの壁にセンスよくあしらっている。
「デザインする洋服にも、好きな料理にも共通することなのですが、インテリアも素材感を大切にしています。リビングのシェードは、綿麻の天然素材。化学繊維とは光の質、柔らかさが違う気がして。あと古いもの、経年変化を楽しめるものも好きですね。自宅は仕事の場でもあるので、くつろぐときは2階、仕事は3階ときっちり分けています。3階に行くと『さぁやるぞ』と自然と仕事モードに切り替わります」
休日に友人を招くことも多く、宴が8時間近くにおよぶこともあるとか。天然素材と植物に囲まれた心地のよい空間、おいしい手料理に、訪れる人は惹きつけられ、癒されるのであろう。実は近々、長野県へ移住予定の櫛部さん。
「東京に通いながら、自然に囲まれた環境で新たな暮らしをスタートすることに。今から楽しみにしています」
「心地いい」と評判の人が集まるダイニング
“LDKのある2階はくつろぎの場。思いきりリラックスし、仕事はいっさいしません”
リビングでは、『ボーコンセプト』で購入したソファに座って海外ドラマを見たり、本を読むのが至福の時間。天井から吊るしたピーター・アイビーの照明は、「手吹きガラス越しの揺らぎのある温かな光が魅力」だとか。壁にはアフリカのお面や、「neulo」の熊谷美沙子さんによるタペストリーなどが飾られている。ラグは福岡の『ライトイヤーズ』で購入。
セミオープンのキッチンには、市販の棚を置き、食器棚として活用。益子の陶器市へ何十年と通うほど大の器好き。壁に飾ったのはメキシコの版画。ゆったり座れる低めのダイニングテーブル&チェアは目黒通りのショップで見つけたNYのデザイナーによるもの。
料理好きでもてなし上手な櫛部さん。素材を生かした料理に、ヴァンナチュールのワインを合わせるのが定番だとか。ワインセラーの上には、大好きでいくつか持っているという桜の木の根が。
お気に入りに囲まれ集中できる仕事部屋
見晴らしも日当たりもいい3階にある櫛部さんの仕事部屋。壁を彩るのは少しずつ集めてきたアート作品。その時々、気になるアートや旅の思い出のアイテムを気分によってかけ替え、模様替えを楽しんでいるとか。反対側の壁には本棚を置き、デザインのイメージソースにもなるアート本をずらりと並べている。
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