昔の客車に乗りたくて、大井川鐡道へ。

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文化の日は、ふらりと日帰りで大井川鐵道へ。

近ごろの鬼滅の映画ブーム(※未見)で、何となくSLに乗りたい。乗るとなれば、木の内装の旧型客車に身を預けたい。

そんな唐突な思いつきに応えてくれるのは、SLを日常的に運行している大井川鐵道だけ。当たるまで何度か乗るつもりでしたが、第1便で目標達成できました。これはラッキー❣️

改札時に検温と手のアルコール消毒を済ませて、いざ客車へ。昭和15年製のオハ35は、ドアも窓枠も座席も床材も見事に木。荷物を載せると少し沈みこむ、文字通りの網の棚もいいですね。列車が動き出したら窓全開で景色を楽しみ、降車時にはドアは自分で開けましょう。ドアのカギは、小学校のうさぎ小屋についてたような、簡素な打掛け錠。何だかその華奢さが乗客への信頼の証のようにも受け取れて、しみじみ見惚れてしまいました。

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順序が逆になりましたが、乗車前には新金谷の車庫の見学を忘れずに。現役のSLが並ぶ活気は、絶景の域! このときは2両のC11の横にサポート役のELがいて、丸っこい南海ズームカーのチラ見え具合がかわいかったです。

降車後は、定番のふるさと弁当でお昼にし、ついでのSL撮影の合間には缶コーヒーで眠気覚まし。地方あるあるで、大井川鐡道の沿線にはダイドーの自販機がいっぱいです。試しに買ってみましたら、風柱。ギョッとしてもう1本買ったら、蛇柱。よもやよもやで目が怖いコンビが揃ってこれは切ない。。2本飲んだら微糖でもなし。

さて、来る11/12には静岡県下最大の体験型フードパーク「KADODE OOIGAWA」とTOURIST INFORMATION「おおいなび」に併設するかたちで、新駅「門出駅」が開業します✨ それに合わせて隣の「五和(ごか)駅」は「合格駅」に改称。「合格→門出」の切符が人気になるんでしょうねえ。本線の終点「千頭(せんず)駅」まで行って、「先ず→合格」を買うのもよさそうです。

お土産にしたのは、「五和」の駅名入りのきっぷと「週末財布」。財布は、縁のレザーパッチに大鉄のロゴが型押しされた三つ折のコンパクトなもの。コーデュラナイロンを使っていて丈夫そうです。レザーのコバを黒で塗ったら、「オールブラックでよりSLっぽい質実剛健感が出たような♡」と自己満足に浸って終わった(鉄道)文化の日、でありました。

SLの運行・予約状況については、大鉄のホームページでご確認ください。
※SL列車の座席指定はできません。
(編集B)
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