ENHYPENがついにデビューしました!【見ればキレイになる⁉韓流ドラマナビ/番外編 韓流ニュース速報!】

今最も注目の韓国のボーイズグループENHYPEN(エンハイプン)が、11月30日、デビューアルバム『BORDER : DAY ONE』を全世界同時発売し待望のデビュー!エクラの美容記事でもおなじみのライター、山崎敦子がその魅力を分析します!
エンハイプン
 この連載でご紹介した「I-LAND」のこと、覚えていますか。そうです。BTSを擁するBig Hitと韓国の大手音楽番組Mnetを主催するCJ ENMがタッグを組んで制作した鳴り物入りの公開サバイバルオーディション番組。生き残りというハードな試練を与えられ、デビューに向かって死にものぐるいで頑張り続ける少年たちの姿に涙なくしては観られなかったという人も多かったのではないしょうか。

 そして、このI-LANDから、ついにデビューメンバーが決定、去る11月30日に見事デビューを果たしましたので、ここにご報告させていただきます。I-LANDの放送が始まる前から注目し、このデビューまでつぶさに追い続けてきたアジュマ(おばさん)としては、万感胸に迫る思いです(う、う、う)。
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 ということで、まずは、メンバー紹介からといきましょう。

 先鋭の23人の準備生のなかから、見事勝ち残り、デビューしたのは7人。

 I-LANDの最終回でグローバル投票1位を獲得し、グループの下から2番めの年齢でリーダーに大抜擢されたJUNGWON(ジョンウォン=切れ長の眼差しが印象的)。グループ最年長で、Big Hit所属時代、伝説の練習生と言われていたほどの実力派HEESEUNG(ヒスン=この子が歌うと安心して聴き惚れられる)。
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    JUNGWON(ジョンウォン)

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    HEESEUNG(ヒスン)

 3ヶ国語(韓国語、英語、日本語)を操るちょっとクールめなイケメンなのに、かなりの情熱家にして、メンバーから終始いじられちゃう愛されキャラのJAY(ジェイ)。オーストラリア出身でどのメンバーからも慕われている優しさあふれるJAKE(ジェイク)。
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    JAY(ジェイ)

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    JAKE(ジェイク)

 元フィギュアスケーター(その実力は韓国代表候補に選ばれるほど)で、甘いマスクに低音ヴォイスがセクシーなSUNGHOON(ソンフン=ちなみに私の推し)。愛嬌あふれる豊かな表情に定評あるSUNOO(ソヌ=最終回以外、グローバル投票は常に圧倒的1位の人気者)。
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    SUNGHOON(スンフン)

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    SUNOO(ソヌ)

 そして、我らが日本から見事デビューを勝ち取ったNI-KI(ニキ)。グループのマンネ(末っ子)にも関わらず、ダンスは現役アイドルたちをも凌ぐ抜群のセンスと実力。この12月9日で誕生日を迎える、ようやく15歳(満年齢)の伸び盛り。身長も只今ぐんぐん成長中で今後がますます楽しみなひとり(おしゃれなビジュアルにもどんどん磨きがかかっておりますよ。もちろん私の推し)。
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    NI_KI(ニキ)

  • エンハイプン

 グループ名は連結記号の「−」をその名に織り込んだENHYPEN(エンハイプン)。別々の環境で違う人生を歩んできた7人の少年が“連結”することで、お互いを発見し、一緒に成長するという意味が込められているのだとか。世界的に配信されたサバイバルオーディション番組の影響力も絶大で、デビュー前から5大SNSのフォロワー数がミリオンを達成するほどの大人気(日本のNiziUもそうだけど、サバイバルオーディションってやっぱりスゴイ!)。

 リード曲「Given-Taken」を含む全6曲が収録されたデビューアルバム「BORDER : DAY ONE」は、BTSを連想させるちょっとダークでパワフルなポップヒップをはじめ、レゲエ×ヒップホップ、ポップ×R&Bなど、多彩な音源にのって、大人クールな印象から少年キュートなイメージまでさまざまな表情を披露してくれているので、エクラ世代も十分に楽しめる内容。すでに予約段階で30万枚を突破しているという驚異の数字も。
エンハイプン
11/30のメディアショーケースで披露されたデビューアルバム『BORDER : DAY ONE』のリード曲「Given-Taken」
 それにしても、なぜ、K−POPアイドルにこんなにハマってしまうのか。

 私事で恐縮ではございますが、ちょっと考えてみました。そして思いあたったのが、サッカーです。実は私、幼き頃より結構なハマり体質でして、日本のアイドルはもちろん、俳優にアーティスト、舞台に歌舞伎にサッカーなどなど、ハマった人、コト、数しれず……(とはいえ深堀り派ではなく、あくまでミーハーレベル)。

 中でも長きに渡り夢中になっていたのがサッカー観戦で、Jリーグが始まったばかりの草創期にドハマリし、1998年のフランスワールドカップは現地で日本の全試合を観戦したというほど熱が入っておりました(自慢です)。
 
 その際、よく聞かれたのは、「誰のファンなの?」という質問。う〜む、最初でこそゴールキーパーの松永(1994年のドーハの悲劇の日本代表キーパー。当時は横浜マリノスに所属)に胸キュンでしたが、それ以降は、特にこれといった選手はなく……。ではなぜ、ハマり続けていたのかというと、サッカーというプレイそのものとでもいいましょうか……。
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    NI_KI

  • エンハイプン

    SUNGHOON

 もちろんご存知でしょうが、サッカーは11人がひとつのチームとなってゴールを取りにいくスポーツです。フォワード、ミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパーというポジションがあり、それぞれ違う役割を担っているのは周知の通り。日本代表やJリーグのレギュラーとして活躍する11人は、それこそ東大に入るより狭き門を通って、そのポジションを獲得した精鋭の集合体。個々それぞれにプレイスタイルも個性も、そしてスキルも全く異なる11人。

 もちろん、ひとりひとりのスキルの高さにもうっとりさせられることは山ほどあるのですが、それ以上にエクスタシーを感じるのは、そのスキルと個性がひとつひとつ見事なまでに連携し合いながら、ゴールへとつながっていく刹那なシーン。それぞれの役割に徹しながら、瞬時瞬時に魅せる高度な技の連結は、それがたとえどんな泥臭いプレーであったとしても、神が降臨したかのように高貴で美しく、ゴールというこのうえない歓喜を観ている私にもたらせてくれるのです(ここでは、あえて一人称の私と表記させていただきました)。

 うん?ちょっと待って。高度な技の“連結“……? 
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    JAY

  • エンハイプン

    HEESEUNG

 そうなんです。つまりはK-POPアイドルです。歌声、ラップ、踊り、ビジュアルというそれぞれの個性とスキルが、ひとつの曲を通して、ぶつかりあい、とけあい、響きあいながら洗練されたひとつのパフォーマンスとして完成されていくさまは、あのサッカーのゴールに至るまでの技のつながりに似たエクスタシーがあると思うのは、私だけでしょうか。

 何オクターブ出るの?と感嘆する美しい高音ヴォイス、セクシーに響くリズミカルな低音ラップ、キレッキレのダンスに、吸い込まれるような美貌とスタイル。それらがパズルのように巧みにつなぎ合わされながら、私の胸というゴールに一直線に向かってくる、そんな感じ。だから、それぞれのスキルと個性が研ぎ澄まされれば研ぎ澄まされるほど、その連結が生み出すパフォーマンスの興奮も半端なく。
エンハイプン
11/30のメディアショーケースで披露されたデビューアルバム『BORDER : DAY ONE』の「Let Me In (20 CUBE)」
 連結という意味をもつ新たなK-POPボーイズグループENHYPEN。私がサッカーに夢中になっていたフランスワールドカップの頃はまだ、影も形もなかった全員2000年以降生まれ(ぎゃあ)。そんなフレッシュな才能の連結は、どんなエクスタシーをもたらしてくれるのか。大いに期待したいしたいところ。

 みなさまも、ぜひチェックの程を。
ENHYPEN  デビューアルバム『BORDER : DAY ONE』

ENHYPEN デビューアルバム『BORDER : DAY ONE』

デビュー曲「Given-Taken」を含む6曲を収録。
1. Intro : Walk the Line
2. Given-Taken
3. Let Me In (20 CUBE)
4. 10 Months
5. Flicker
6. Outro : Cross the Line
全2形態(DAWN, DUSK)で発売/¥1,900(税抜)


山崎敦子

山崎敦子

旅行記事に人物インタビュー、ドラマ紹介、実用記事から、着物ライターとさまざまな分野を渡り歩き、今では美容の記事を書くことも多くなったさすらいのライター。襲いかかるエイジングと闘いながら、ウキウキすること、楽しいことを追い求め続ける日々を送る。

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