ニュージーランドの自然を感じさせるワイン 「クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン 2020」が誕生!/【飲むんだったら、イケてるワイン/WEB特別篇】
ニュージーランドのトップワイナリーのひとつ、「クラウディー ベイ」からソーヴィニヨン・ブランの新ヴィンテージが到着。「過去最高の出来!」というテクニカル ディレクターのジム・ホワイト氏にオンラインで話を聞いた。

ニュージーランドワインの入門編にして、ワイン通からも評価が高いブランドが「クラウディー ベイ」だ。冷涼な産地マールボロの空気をそのまま伝えるようなクールでピュアな酸味と豊かな果実味のバランスが絶妙で、スタイリッシュな味わいが印象的。“ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン“を「世界が白に目覚めた1本」として世界的ステージに押し上げた立役者でもある。
この秋、最新ヴィンテージにして“過去最高の出来”と言われる「クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン 2020」が日本に到着、愛好家の間で話題になっている。テクニカル ディレクターのジム・ホワイト氏が、オンラインでこんな話をしてくれた。

「2020年ヴィンテージは、コロナの影響もあり、醸造のミーティングや収穫時のソーシャル・ディスタンスなど、生産過程でさまざまな工夫をしなくてはいけませんでした。ですが、スタッフ全員の努力が実り、結果として素晴らしいワインを造ることができました。『ワインは畑でできるもの』だと私は思っていますが、今年は、気候的にはとても素晴らしい年でした。春は暖かく、雨も少なくて、開花も順調でした。夏は暑く、クリスマスのあとに少し雨が降りましたが、秋から冬にかけては乾燥した時期が続き、ブドウはしっかりとした酸を持ちつつ、理想的に熟しました」。(ニュージーランドは南半球)

とはいえ、ワインを造る上で危機的な状況に見舞われたこともあった。3月24日にコロナを理由とする国境封鎖令がしかれたのだ。ちょうどこの時がソーヴィニヨン・ブランの収穫のタイミングだったというが、チームはなんとか厳格な管理でこの危機を乗り切った。そうできたのは、「ブドウが今、どういう生育状況にあるのか、毎日畑に出てブドウを食べ、知っていたから」だという。
その言葉通り、「クラウディー ベイ」のブドウ畑の管理は徹底している。全ての畑で除草剤を削減、サステイナブルでブドウを育て、その生育状況についても細やかに目を配っているのだ。もちろん、醸造方法においても細心の注意が払われている。果汁に摩擦熱を加えないよう、フリーランで優しく搾汁、ステンレスタンクで低温発酵させている。(うち、4%のみがフレンチオークの小樽と大樽にて発酵) これにより、フレッシュ感を保ちつつも、深みのある味わいに仕上がるのだという。グラスに注ぐと、レモンやグレープフルーツ、白桃などの香りがふわりとあたりに漂い、幸福な気持ちになってくる。


「どんな料理が合うのか」という質問に対し、ホワイト氏は「海老のセビーチェなど、酸味のあるシーフード料理とよく合いますよ」と教えてくれた。そして、「北海道のホタテの刺身とは最高の相性。塩とレモンだけで楽しんでみて」とも。実は、ホワイト氏は大の親日家で、毎年日本を訪れては、「クライディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン」と日本料理とのマリアージュを楽しんでいた。「今年は来日が叶わず、本当に残念でした。来年は必ず日本に行きますよ!」と笑顔を見せる。
すっきりとフレッシュな味わいの「クライディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン 2020」には、ほかにも天ぷらや焼き魚、煮物など、相性のよい日本料理が次々と浮かんでくる。汎用性の高い1本は、年末年始にも、大活躍してくれるに違いない。

「クライディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン 2020」
グレープフルーツやコブミカン、パッションフルーツの香りが魅惑的。酸味もピュアですっきりした味わい。魚介のカルパッチョなどの前菜から焼き鳥(塩)など、幅広いマリアージュが楽しめる。750ml ¥3,750
【問い合わせ】MHD モエ ヘネシー ディアジオ TEL03-5217-9733
取材・文/安齋喜美子
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