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定年後も働ける仕事を!“副業”という新たな選択肢を選んだアラフィー女性のお仕事拝見
人生100年時代、折り返し地点にいる今。今後の働き方について考え始めたアラフィー女性も多いはず。今回は、定年後を見据え“副業”という選択肢を視野に入れコーチングの資格を取得した藤井聡子さんにお話を聞きました。
「不思議な縁で導かれた仕事」で新たな自分を発見!
柏木真由生さん(47歳)のお仕事は「Get in touch事務局員」
社会とつながることが新たな世界を知る入口に

※写真は、取材時のみマスクをはずして撮影しています。
【お仕事の履歴書】
ʼ96年(23歳) 大学卒業後、渡米
ʼ99年(26歳) 帰国し、大手広告会社入社。広告制作部門で、アシスタントプロデューサー職に従事
ʼ02年(29歳) 結婚。パートナーがマレーシア駐在になったのを機に会社をやめ、同行
ʼ07年(34歳) 駐在を終えて帰国。ちょうど出産したこともあり、8年間は仕事をせず、育児に専念
ʼ15年(42歳) 一般社団法人Get in touch事務局での活動スタート
不思議な縁で導かれた仕事が今はとにかく楽しい!
障害、病気、国籍、LGBTQといった生きづらさを抱える人たちを含め、すべての人が自然に、自由に暮らせる“まぜこぜ”の社会を、創作や表現活動などを通してつくる。それを目的に設立された「Get in touch」で、事務局員として働く柏木真由生さん。
「事務局は常に人手不足なので、スケジュールや予算の管理から動画への出演までやれることはなんでもやります。私にかぎらず、どのスタッフもひとり何役もこなしているんですけどね」
そういいながらも、柏木さんの表情は明るく、楽しげ。熱望した仕事だからかと思いきや、「活動も業務内容もよくわからずに応募したんです」と!
「娘が小学生になり、少し時間ができたときに、知人から『友だちが人を探しているんだけど』と声をかけられて。軽い気持ちで履歴書を送ったところ、事務局から『一度見にきませんか』と誘われ、出かけていったら、前職の先輩や同僚がいたんですよ。プロジェクトのサポートとして会議に参加していたようなんですが、もうビックリ(笑)。縁のようなものも感じて、その場で働くことを決めてしまいました」
今でこそ仕事に慣れ、マイペースでできているというが、最初の1年は無我夢中で土日もなく働いた。それでもやめなかったのは、持ち前の責任感に加え、「楽しかったから」。
「久しぶりに社会とつながった感じがうれしかったし、初めて知ることや学ぶことが多くて充実していました。なにより人と人がどんどんつながっていくこの活動にワクワクしたんですよね。私は志をもって参加したわけではないけれど、だからこそ“一般の人”の視点や感覚をもって携われる。それも意味があるのかなと。そう考えると、“導かれた”ような気もします」
うれしいことがもうひとつ。当時小学生だった娘さんを、「留守番させられないので、いたしかたなく」会議やイベントに同行させているうちに、彼女が“まぜこぜ”の社会を、ごく自然なものとして受け入れていたのだ。
「教育の一環なんて考えもしなかったけれど、親が楽しんで活動している姿に、娘なりに感じるものがあったのかも。最近は夫も、この活動に賛同してくれているんですよ」
自分だけでなく、家族にも新たな視点を与えてくれる。仕事には、そんな側面もあるのかもしれない。

写真/三浦宏之
週1ペースで更新するYouTube「スナックげっと」は、Get in touch代表・東ちづるさんやマメ山田さんらが、テレビでは聞けない“まぜこぜトーク”を展開。この回はゲストにブルボンヌさん(右端)を迎え、柏木さんも出演。

3/22には渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホールにて舞台『月夜のからくりハウス渋谷の巻』を公演予定(2021年2月末時点)。
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