中川十内×The Pranks:ファンタスティックな"写真展"が西麻布で開催中!

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ただいまギャラリー イー・エム 西麻布で、フォトグラファー中川十内×The Pranks の写真展『111の白昼夢』が開催中。12/26までの会期後半で、60~111が展示されています。

広告や雑誌などでの静物撮影で活躍する中川十内氏。彼が行く先々で撮りためてきたスナップ写真のうち111枚に、謎のアーティストユニットThe Pranksが自在にペインティングを施すという、"写真展"らしからぬコンセプトがユニークです。

「2年くらいかけての制作でした。ペインティングはだいたい10枚ずつ進めていますから、テイストのまとまりがありますね。写真のどの部分に絵を描いたんだろう?というものから、写真の要素がわからないくらいのものまで、絵と写真のバランスもさまざまです」と中川氏。「こちらからプリントを送って、そこに自由に絵を描いてもらったんですが、写真の天地が逆さまになっていたり、横になっていたりということも。まったく別の文脈が生まれているのがおもしろいですよね」。

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写真のイメージからの空想を、The Pranksがそのまま写真に重ねて描く。その解釈を推理するヒントとなるのが、ナンバリングとともにつけられたタイトルの数々。ただし写真に合わせたようでいて飛躍していて謎めいています。これらは、長い小説の一部なのだそう。

「111の作品を制作順につなぐように綴られた小説からの抜粋なんですよ。小説自体は『IN LOVE WITH SATAN』(Margaret boy著)というタイトルですでに完成しています。The Pranksのホームページ上で、22年2月22日に公開予定です」。

写真の上に、そのイメージにインスパイアされた絵が加わり、そこからさらに小説まで。イマジネーションの連鎖が広がっています。


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写真はすべてが「街角スナップ」というわけではなく、「何が写ってる?」「どのへんが写真?」というような抽象的なものも。答えを聞いてもわからなかったのがこちら(※前半展示)。

そういえば、The Pranksの「prank」とは「(悪意のない)いたずら」の意。写真に筆を入れて文脈を変えるのは、誰もがしたことのある「いたずら書き」に通じています。写真との真剣勝負というスリリングないたずらの根っこにある嬉遊性を感じに、お出かけになってみては。

ちなみにプリントを留めている四隅のポケットは、カタログ製作時の校正紙の端っこというサステナブルな材料。「1点につき4個。444個せっせと作りました(笑)」という中川氏の徹底した遊び心から生まれた稀有なコラボレーション、必見です。

運がいいと、猫がにゃあと顔を出すこともあります。

●中川十内×The Pranks 写真展 「111の白昼夢」

~12/26(日)   ギャラリー・イー・エム 西麻布

所在地:港区西麻布4-17-10
電話:☎03-3407-5075
回廊時間:12:00~18:00 

月・火曜休 入場無料 

※売約済みでない限り、作品はすべて購入可。

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