-
コロナ禍の「自分は正しい」症候群が増えている!困った人と遭遇したときの対処法
「マスクをしていない!」と他人を罵倒し、店員に大声でクレームをつけ、有名人の不祥事をSNSでバッシング。「~したほうが"絶対"いい!」と自分の価値観を押しつけ、こちらの意見や体験に対しては「それないわ~」と全否定。そんな「自分は絶対正しい!」という強~い信念(思い込み!?)のもと、まわりを振り回す人々が急増中。世の中の空気を殺伐とさせ、実被害をもたらす困った人々の精神構造と、その護身術を専門家が指南!
50代「感じのいい人」と「悪い人」の違いとは? 大人のコミュニケーション術

フリーアナウンサー、話し方講師 渡辺由佳さん
①会話する際の心構え
会話は自分主体ではなく相手ファーストで!
そう話すのは、好感度が大切な、アナウンサーであり、話し方講師としても活動する渡辺由佳さん。
「人生の経験値が増えると、それをもとに語りがちですが、そうしたものの言い方は、上から目線に感じられます。言葉をどう受け止めるかは、相手によって十人十色。独善的に意見せず、あくまで提案として、『~ほうがいいと思う』などの言い回しを使うと、共感されやすくなります」
コロナ禍で増えたのがメールやLINEでのコミュニケーション。文字しか情報がなく誤解を生みやすい。
「心理学のメラビアンの法則によれば、人の印象は55%が視覚、38%が聴覚で決まり、言語の割合は7%にすぎません。テキストメッセージやマスクをつけた会話では表情が読みにくく、悪気のない言葉でも相手を傷つけたり、思いがけない意味にとられたり、会話の双方がいい気分になれず“損する”可能性が高いといえます。特に、感情がからむシーンでは、言葉をつくしたいですね」
②損している人の5大ぐせ
相手を身構えさせる
損「老婆心ながら、あなたのこれからが心配で…」
得「あなたのこれからのことが心配だから、何かあったらいつでも連絡してね」

むしろいわないほうが好感をもたれる
「老婆心ながら」というフレーズは、上から目線のニュアンスが出て、気を遣ったつもりが逆効果。「むしろ使わないほうが、『ダメ出しされる』と相手を警戒させずにすみます。また、相手のことを思うからこその提案だと伝わるように、前向きな表現を心がけましょう」。トラブル後の相談をしたいときの「ちょっと困ったことに……」も、相手を身構えさせるフレーズ。「『お知恵をお借りしたくて』と言い換えたほうが、相手への信頼や尊敬が感じられ、聞く耳をもってくれるはずです」。
価値を一方的に決めつける
損「その服、地味すぎない?」
得「もうちょっと明るい服のほうが似合うと思うよ」

自分の価値判断で否定せず、提案型の言い方を
自分の意見をいうときは、受け取った人の気持ちに想像をめぐらせないと、何げないひと言でも、相手は不愉快な気持ちになり、場合によっては、けんかを売られていると感じることもある。「否定的な言葉をストレートにいうのではなく、こうしたほうがもっとよくなるという提案型の言い方のほうが、相手にとっては、素直に受け入れやすく、有意義なアドバイスになります。提案する際も、『~べき』と自分の価値判断で決めつけて、自分の意見を相手に押しつけないように注意しましょう」。
ちょっとした会話で反論する
(「今日は寒いね」と言われて)
損「そう? これくらいはどうってことないよ」
得「お鍋がおいしくなる季節だよね」

「でも」「逆に」などすぐ否定する言葉もNG
意見をいうことは、成熟した会話に不可欠。しかし、軽い会話でいちいち反論すれば、「面倒な人」というマイナスな印象にしかならない。「正面から反論された相手は、次の言葉をいいにくくなります。会話はキャッチボール。『今日は寒いね』に対して『お鍋がおいしくなるよね』と返せば、『一緒に食べにいこう』など、話はどんどん進んでいきます」。「でも」「逆に」という接続詞も要注意。「いわれた側は話を遮られたように感じるので、口ぐせになっている人は、すぐに直しましょう」。
言葉そのものがネガティブ
損「そういうのダメなんだよね」
得「好きな人にはたまらないよね」

発した会話も人も、悪い印象で塗りつぶしてしまう
「ダメ」「無理」「嫌い」「悪い」といった“ネガティブワード”は、使った瞬間、会話そのものが一気にマイナスイメージを帯びてしまう。「これらの言葉は、他人の価値観を許容しない、ひとりよがりな人という印象を与え、話し手はまさに“損”することに。また、言葉には発する人の気分がのっかり、その人の印象を決める力があります。例えば『これは無理』というとき、人は眉間にシワがよったり、いい表情になりません。自分自身の印象を悪く塗り固めないためにも、ネガティブワードはポジティブに転換するくせづけを」
言葉足らずで“真意”が伝わってない
損「髪、切ったの?」
得「髪、切ったの? すごく似合うね!」

中途半端な言葉は人を疑心暗鬼にさせる
「髪、切った?」などと聞かれ、質問の意図を測りかねてとまどった経験はないだろうか。「そう聞く人の多くは、『新しい髪型が似合う』とほめたいはず。しかし、聞かれた側は『似合っていないのかも』と疑心暗鬼になります。『やせた?』も『やせてカッコよくなった』までいわないと、『やつれた』と受け取られる危険が」。真意が伝わりにくい言葉には、「大丈夫です」もある。「妥協しているのか、太鼓判を押しているのか、どう大丈夫なのか言葉で補うことが、相手への気遣いであり、安心させることができるのです」。
③会話で気をつけたいポイント
2. アイコンタクトもセットでうなずく。
3. ネガティブな話のときは語気を強めない。
4. 相手が考える“間”をつくる。

④メールで気をつけたいポイント
2. 冒頭に“ありがとう”の言葉を意識的に入れる。
3. 「(笑)」や「!」を多用しない。
4. 気持ちを通わせる言葉を入れる。

-
【アラフィー妻の本音】トラブルは避けたい!義両親の高齢化による『夫の実家』問題
そろそろ子供から手が離れるし、自分の時間をもっと楽しもう!と思っていたのに、最近、夫の実家との付き合いで悩んだり、もめることが増えてきて、モヤモヤする……。介護や同居、相続、さらにはニートな義きょうだいの生活をどうするか。こうした問題はアラフィー世代だから起こること。専門家と読者の声とともに、今、改めて夫の実家問題を考える!
-
【50代 女友だちのお悩み】年齢とともに変化する「いる友だち」「いらない友だち」
長年の友人を突然苦手に感じるようになったり、女子会に参加しても以前のように気分が盛り上がらなかったり。心あたりのある人は、もしかすると友人と距離をおくタイミングかも? アラフィー女性たちへの緊急アンケートから分かった友だち関係の実情を、リアルな声とともに大公開。
-
【更年期・女性ホルモン】不安、落ち込み、イライラ…「心がツラい」人が増えている
「些細なことで落ち込んでしまう」「昔より、ネガティブになっている気がする」「不安で眠れないことがある」。そんなふうに、「心がツラい」と訴えるアラフィー世代は少なくない。その理由は、自律神経の乱れにあるのかも!?安定した穏やかな気持ちを取り戻し、毎日を心地よく、健やかに過ごすための処方箋、一緒に探ってみませんか。
-
50代が直面する「親の介護・相続」きょうだい間の”トラブル回避法”
誰もがいつか直面する親の介護と相続。きょうだいで力を合わせて乗り越えたいところだが、実は長年別々に暮らすうちに、価値観や立場が変わり、そのことに気づかないでいるとトラブルも頻発しがちに。どうすれば回避できる?
What's New
-
【50代のお悩み】仕事に家事に…私だけが休みなく働いている。もう解放されたい!
エクラ読者から寄せられたリアルなお悩みに、脳科学者・中野信子さんと、メンタルケア・コンサルタントの大美賀直子さんがアドバイス。家事を手伝わない家族にイライラしたらどうすべき?
50代のお悩み
2025年9月17日
-
50代、「一人になりたい」「一人が怖い」心の揺れを心理学から読み解きアドバイス
エクラ世代になると、ふと抱く孤独感と逃避願望。その背景を脳と心の両面から深掘り! メンタルケア・コンサルタントの大美賀直子さんのお話より、心理学から読み解く。
50代のお悩み
2025年9月16日
-
50代、“心の揺れ”が起こる原因とは? 脳科学者 中野信子さんに聞いた!
人生経験を重ねてきたはずなのに、ふと抱く孤独感と逃避願望。その背景を脳と心の両面から深掘り! 「なぜ50代の女性の心は揺れるのか」、脳科学者の中野信子さんが脳科学から読み解く!
50代のお悩み
2025年9月15日
-
今さら聞けない話題の「ChatGPT」の基本&上手な活用法を解説
’22年に登場し、’24年以降急速に普及してきたChatGPT。話題にはなっているものの、使いこなしているエクラ世代はまだ少数派のよう。でも、もしかして、使わないと損してる!? 今すぐ始めたくなるChatGPTの魅力から使いこなすためのワザ&活用法までをご紹介!
50代のお悩み
2025年9月14日
-
明日からあなたの相棒に!?「ChatGPT」の活用で仕事も趣味も時短で快適に【大人の「ChatGPT」入門 】
思っている以上に多様なシーンで活用できるChatGPT。プライベートはもちろん、ビジネスにもおすすめな活用術をピックアップ。
50代のお悩み
2025年9月9日
-
秋の最新シューズ18選
50代が今買うべきローファー&スニーカーは?
-
お疲れサインを感じた日のレスキューマスク
大人の肌にいきいきとした艶を与える「お助けマスク」をご紹介
-
エクラ公式通販の人気アイテムランキング
もう迷わない!50代が買うべき旬の服
-
大人のためのヘアスタイル・髪型カタログ
髪のお悩み解決!若々しく見えるヘアスタイル
-
50代におすすめの最新アイテム
人気ファッションアイテムを厳選してご紹介
-
ロクシタンの薬用育毛美容液で育毛ケア開始
おしゃれなボトルやすがすがしい香りで育毛ケアをスタートしよう
-
亜希さん登場!大人の体が喜ぶものって?
リポソーム体験サロン by Lypo-C × éclat開催レポ
-
“マッキントッシュ ロンドン”で秋支度
英国テイストの新作ワンピースやアウターでときめくシーズンを謳歌
-
読者モデル 華組のユニクロ・GUコーデ
真似したい!50代ファッションブロガーの着こなし集
-
「髪のうねり」に悩むエクラ世代へ
大人の髪悩みは「ラサーナ プレミオール」でケア!
-
一度は泊まりたい!高級ホテル・旅館
日常を忘れて至福のときが過ごせる極上の旅へ
-
深まるエイジング悩みに先進サイエンスで挑む
「エピステーム」から新生スキンケア登場!肌質の変化を感じたら
-
“届く”ビタミンCを味方に健やかに美しく
ビタミンCを効果的に「吸収」。いま選ばれているサプリとは?
-
読者モデル 華組のZARAコーデ
50代はどう着こなす?ファッションブロガーコーデ集
-
【50代のスニーカーコーデ15選】街歩きも旅行も歩きやすい!秋のおしゃれに選びたい一足
暑さも少しずつやわらぎ、サンダルよりもスニーカーの出番が増えてくる季節。ということで今回は、おしゃれ好きな40代・50代読者モデル・華組&チームJマダム愛用のスニーカーをピックアップ!
-
【50代に人気のショートボブ60選】手入れが楽でうねりやくせ毛も気にならない!大人可愛いショートボブスタイル
ナチュラルで上品、でもどこか洒落ている。そんな“ちょうどいい”を叶える、50代のためのショートボブスタイルを厳選してご紹介。グレイヘアを活かしたヘアスタイルやくせ毛やうねりのお悩みもカバーするへスタイル…
-
【2025年最新トレンド】50代にふさわしいラグジュアリーブランドの新作バッグ
ルイ・ヴィトン、サンローラン、ロエベ、セリーヌ、ディオールなど、50代がときめくラグジュアリーブランドの新作バッグ。今年のバッグ選びに役立つ最新情報をチェック!
-
まだまだ暑い!残暑対策×秋らしさを両立!50代女性の晩夏コーデ10選【チームJマダムまとめ】
もう9月も半ばだというのに、残暑はまだまだ続きそう。そんな中、暑さをしのぎながら季節感を取り入れるアイデアを、おしゃれ大好きな50代女性たちがシェア。ポイントは、色選びと靴や小物。参考にして!
-
【50代 ファッション】センスが華やぐ!初秋のファッションアイテムが勢揃い【おすすめの服&小物人気売れ筋ランキングTOP10】
エクラ公式通販サイト「エクラプレミアム」で今何が売れているか一目でわかる、売れ筋ランキングを発表(2025/8/1〜2025/9/10集計)。この初秋に取り入れたいブラウス、パンツ、スニーカーなどの気になるアイテムが…