タイムレスな存在感を放つエルメスのスカーフ【小林麻美「スタイルのある人生」】

小林麻美さんの愛用アイテムとスタイルを語るファッション連載。いつでも自分らしく装う、その”素敵”の秘密とは?

スカーフの愉しみ

連載第2回のテーマはスカーフ。黒、紺、グレーを基調にしたシンプルなスタイルを好む小林麻美さん。スカーフはあえて大胆なデザインを選び、装いに楽しいサプライズを添える。

スカーフの愉しみ

(上から)「ドット柄のスカーフはスーツで有名なメンズブランドのバルバス。とても気に入って色違いで数枚購入しました。エルメスのスカーフは、モチーフの圧倒的な存在感に惚れ込んで。力強いトラと美しいブルーのコントラストがお気に入りです。’80年代のグッチの"フローラ”は、花柄とウェブ ストライプとの合わせがポイント。シックで華やかなシャネルは、パリみやげでいただいたものです」

ベーシックに投げかけるプレイフルな変化球

ベーシックに投げかける プレイフルな変化球

scarf : Hermès jacket : 1er Arrondissement T-shirt : UNIQLO denim : Ron Herman

「このエルメスの“カレ90”は、長年の友人であり、パリを拠点に活躍するマルチアーティスト、河原シンスケさんがデザインした“千と一のウサギ”シリーズ。彼が描くウサギの大ファンなんです」。そういって、紺ブレからモノトーンのスカーフを無造作になびかせた小林さん。10代で初めて手に入れたスカーフは、ディオールのモノグラムだったそう。


「ほどなくタイムレスな存在感を放つエルメスのシルクに魅了されました。いつも同じような装いをしているので(笑)、インパクトのあるスカーフは着こなしのスパイスとして重宝します。顔の近くで柄が主張しすぎるのが得意ではないので、ふだんはバッグにあしらうことが多いですね」

若いときから自分に似合うものを熟知し、生粋の買い物上手。メゾンの美しい服はもちろん、今どきのカジュアルなブランドも臆せずトライする。こうして研ぎすまされた絶対的な審美眼があるからこそ、スカーフという遊びのある小物もいつも自分らしく楽しめる。

小林 麻美
小林 麻美

こばやし あさみ●’53年、東京生まれ。’72年に歌手デビューし、モデル、俳優としても活躍。’84年、松任谷由実が日本語訳詞した『雨音はショパンの調べ』が大ヒット。結婚を機に引退するも、’16年に雑誌の表紙で25年ぶりにカムバック。公益財団法人日本服飾文化振興財団の評議員を務める。

model:Asami Kobayashi photography:Akinori Ito(aosora) hair:TAKU for CUTTERS(VOW-VOW) make-up:COCO(SEKIKAWA OFFICE) styling assistant:Ami Sasahara interview & text:Akane Chuma  ※掲載アイテムは私物のためショップへの問い合わせはお控えください。 ※エクラ2026年6月号掲載

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