せっかく京都を訪れたなら、此処でしか出合えない“特別な味”を、旅の思い出に持ち帰りたいもの。店舗限定の品や、予約必須の希少な逸品。そんな、わざわざ足を運ぶ価値があるお菓子には、店主のこだわりと京都の粋がぎゅっと詰まっています。今回は、旅の目的にしたくなるような、とっておきの京都限定のお菓子を厳選してご紹介します。
- 1.
- 2.
- 3.
- 4.
京都村上開新堂の「クッキー缶」
1907年創業の洋菓子店「京都村上開新堂」。予約をしてでもぜひ手に入れたいのが、チョコレートサブレや杏子ジャムサンド、ヴァニラクッキーなど全11種類の焼き菓子が美しく詰められた「クッキー缶」(小缶 6,480円)。すべて職人の手仕事で丁寧に仕上げられているため生産数が限られ、購入には事前予約が必須。国産素材を使い、ひとつひとつ焼き上げられたクッキーは、素朴で飽きのこないおいしさが魅力です。どこか懐かしい、甘く香ばしい香りと風味をぜひ味わってみて。
DATA
京都村上開新堂
京都市中京区寺町通二条上ル東側
10:00~18:00
☎︎075-231-1058
休/日曜日、祝日、第3月曜日
御菓子丸の「宝相華」
和菓子作家・杉山早陽子氏が手がける菓子工房「御菓子丸」。お菓子を目で楽しみ、口に運ぶまでの一連の所作をひとつの体験として提案する独創的なスタイルで、感度の高い人々から支持を集めるお店です。なかでもひときわ目を惹くのが、日本らしい模様をかたどった「宝相華」(3,800円)。和三盆の口溶けを思わせる繊細な焼き菓子で、見た目の美しさと上品な味わいを兼ね備えています。喫茶を予約した人だけが手にできる、特別感あふれる一品。
DATA
御菓子丸(現在、実店舗なし)
京都烏丸御池「IDOCHA」にて喫茶営業中
京都市中京区室町通二条下る 蛸薬師町287番 IDO 1F
休/月〜金曜日
菓匠 御倉屋の「旅奴」
1947年創業の老舗和菓子店「御倉屋」。看板商品の「旅奴」(1袋 1,080円)は、小麦粉、卵、砂糖をあわせて一粒ずつ手作業でふっくらと焼き上げ、沖縄・波照間島産の上質な黒糖をたっぷりと絡めた、素朴な味わいのお菓子。黒糖のコク深い風味と、サクサクと軽やかな食感が心地よく、温かいお茶とともにゆったりと味わいたい一品です。百貨店には出店せず、直営店舗とオンラインでのみ購入できる、知る人ぞ知る逸品。
DATA
菓匠 御倉屋
京都市北区紫竹北大門町78番地
9:00〜18:00
☎︎075-492-5948
休/毎月1日・15日、8月16日、1月2日・3日(臨時休業あり)
新門前 米村の「トリュフクッキー」
京都・祇園に店を構える名店「新門前 米村」。料理をきっかけに生まれた看板商品「トリュフクッキー」(時価)は、夏と冬、それぞれの季節に採れるトリュフを贅沢に使用した焼き菓子。生地は一枚一枚、包丁で丁寧にカットされており、繊細で軽やかな歯ざわりも魅力です。フレーバーは、バニラビーンズとの意外な調和が楽しめる「甘」と、チーズのコクとほどよい塩気があとを引く「辛」の2種。シャンパンやワインと相性のいい、大人好みのクッキーです。
※冬トリュフクッキー(9,500円)は、今季4/30までの入荷、無くなり次第終了。次季、サマートリュフクッキー(9,200円)は5/15~販売予定。
DATA
Yonemura the Store 祇園
京都市東山区新橋通大和大路東入2丁目橋本町385-1
11:00〜18:00
☎︎075-708-5133
休/月曜日(年末年始休業期間あり)
取材・文/伊佐治里保