2022春夏の50代向けファッショントレンド「総まとめ」

2022年春夏の最新トレンドファッションをお届けします。50代が買うべき最旬アイテムは?本命ブランドの新作バッグや靴、春夏アイテムで一気に華やぐコーデが完成します。

 

 
①富岡佳子さんの「夏のプライベートスタイル」

富岡佳子さんのプライベートスタイルをこの夏もフィーチャー! アラフィ―世代の理想がつまった、進化しつづける富岡ベーシックを、富岡さんの私物とともに存分にご堪能あれ。

ナチュラルモダンな「ワンピース」

最新のワンピースにきれい色のヒールを効かせて

「実はこの2年、ワンピースを買っていなかったんです。ワンピースって“お出かけ服”っていうイメージがあるから、自分の中で新調することを排除していた部分があって。シックな色のワンピースにきれい色のヒールサンダルを効かせた、ちょっと攻めのおしゃれを、この夏は楽しみたいと思っています」

富岡佳子さん ナチュラルモダンな「ワンピース」
今年の夏は久しぶりに、気持ちが“外”へと向かっています。先が見えなかったコロナ禍の出口を現実的に感じられるようになって、おしゃれも、お出かけを意識した前向きなモードへとシフト。少し“緊張感”のあるファッションを楽しみたいなと、思いはじめたのです。ヒールの靴に心が動いたのは、まさにその表れ。サングラスも2年ぶりに新調し、新しいハットも欲しいなと思っています。もちろん、がんばりすぎない自然体のおしゃれが私らしさの大前提なので、緊張感とリラックス感のバランスがうまくとれた、名づけるならば、“ナチュラルモダン”な雰囲気が目ざせればいいなと思っています。そんな今の気分を反映した、この夏のプライベートスタイルをお届けします。
DRESS : BLAMINK
HAT : HERMÈS
EARRINGS : Bottega Veneta
BRACELET : Bottega Veneta
BAG : Bottega Veneta
SHOES : Bottega Veneta

大人の「上品トップス」

これまでのルーティンを断ち切り今っぽさへと目を向ける

“外向きの緊張感”を象徴しているのが、この夏のトップスの選び方と着こなし方です。オーバーサイズのトップスをざっくり着るというスタイルが、ここ最近の主流でしたが、そのルーティンを断ち切ってみました。時代の空気や気分に敏感になることが、ナチュラルモダンへの第一歩です。

富岡佳子さんの大人の「上品トップス」

きれいめパンツが相棒なら、大人の上品さをキープできる

「セレクトショップで見つけたオーラリーのポロシャツは、ほんのりおなかが見えるくらいのコンパクトな旬サイズ。もちろん肌が見えすぎてしまうのはNGだけれど、センタープレス入りのきれいめなパンツに合わせれば、大人としての上品さは保てるはず。ジル サンダーのクロスボディバッグを持って、クラス感のある軽やかさとスポーティさを添えて」

KNIT : AURALEE
PANTS : RAF SIMONS
HAT : HERMÈS
BRACELET : HERMÈS
RING : HERMÈS
BAG : JIL SANDER
SHOES : MANOLO BLAHNIK
富岡佳子さんのプライベートスタイル サイズ感や着方を変えるだけで新鮮でモダンなムードに

サイズ感や着方を変えるだけで新鮮でモダンなムードに

「あえていつもよりワンサイズ大きめを選んだ、セリーヌのストレートデニム。ボトムにムードが出たことで、去年までなら前すそだけをボトムにインして着こなしていたシャツを、今年は前すそも後ろすそもすべてインして着たい気分に。着慣れたアイテムのサイズ感と着方を変えただけですが、ぐっと新鮮かつモダンな全身シルエットが手に入りました」

SHIRT : BLAMINK
JEANS : CELINE
EARRINGS : SOPHIE BUHAI
NECKLACE : GIG(I L’Appartement)
BRACELET : KIUNA
SHOES : Bottega Veneta
撮影/東 京祐 ヘア/左右田実樹 メイク/ fusako(ota office) スタイリング協力/村山佳世子 モデル/富岡佳子 取材・原文/磯部安伽 撮影協力/ザ・リッツ・カールトン日光 ※エクラ2022年9月号掲載

 
②大草直子さんの「マジックアイテム」

重ねるアイテム数が少なくなる夏は、気楽なようで、おしゃれの悩みが実は増えるというのが大人の本音。そんな夏の毎日を簡単に素敵に見せてくれる、大草流7つの"マジックアイテム"とは? Q&Aも必見!
スタイリスト 大草 直子

スタイリスト 大草 直子

おおくさ なおこ●スタイリスト。大学卒業後、出版社に就職し、独立。スタイリングの提案にとどまらず、執筆、イベント出演なども行う。’19年にオウンドメディア「AMARC」を立ち上げる。YouTube、インスタグラムにもファン多数。Instagram:@naokookusa

夏のおしゃれは「小物」が決め手

夏のおしゃれは「小物」が決め手

小物の威力は魔法のよう!

読者の皆さまからよく受ける質問で、「ジュエリー使いがわかりません」「スカーフの巻き方が昔風になってしまいます」――小物に関するものが多い、この時期。

そう、夏は、例えばワンピース、大ぶりなネックレス、バッグ、靴。こんな具合にコーディネートが、少ないアイテムで、すぐに完成してしまいます。もちろん、時短がかなうのはうれしいのだけれど、印象に残らないコーディネートになってしまうことも。印象に残らない、ということは、全身のどこにも、視線を集める「アイキャッチ」が存在しないということ。少し怖い言葉を使うと、「オーラの薄い人」になってしまう……。

わかりやすく説明しましょう。私たちが雑誌を作るとき、「アイキャッチ」は、左ページの左上、といわれています。右からページを繰ったときに、真っ先に目がとまり、記憶に残る場所です。コーディネートにおける「アイキャッチ」とは、その人らしさを伝え、個性を映し、目ざす女性像を表すポイントなのです。

重ねるアイテムが少ないからこそ、小物のパワーが増大する夏。ジュエリーやバッグ、スカーフ、靴――こんなアイテムたちが、服と同じくらいの力と存在感を発揮します。その即効性と確実性は驚くほどで、言うなれば、まるで魔法のよう。一瞬で、その人のおしゃれは「アイキャッチ」を手に入れ、強くて美しい印象を残すのです。魔法を使う秘訣は、とにかく思いきって!細かい部分を積み重ねてつくる「深みのあるおしゃれ」ではなく、まっすぐ!明快!を心がけてみましょう。

このテーマでは、私自身が使ってみて、スタイリングしてみて、そのマジカルな力を実感したものをご紹介します。なんでもないワンピースに、着方がワンパターンになってしまったシャツに、定番のデニムに、アイテムの魔法をぜひプラスしてみてください。夏のシンプルな着こなしをキャンバスにして、自由に自在に絵を描くイメージ。失敗なんて、ご心配なく。おしゃれがよい意味で単純でシンプルだからこそ、ディテールを気にせず大胆に、ができるのです。

ブラウス(キャミソールつき)¥20,900/カデュネ プレスルーム(カデュネ) デニムパンツ¥35,200/ラグ&ボーン 表参道店(ラグ&ボーン) ピアス¥121,000・リング(左手)¥231,000/トーカティブ 表参道(トーカティブ) ブレスレット¥24,200・リング(右手)¥33,880/ズットホリック(ペヨテ バード) バングル¥19,800/アダワット トゥアレグ バッグ¥193,600/マルベリージャパン(マルベリー) 靴¥42,900/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(エーティーピー アトリエ)

しゃれ見えする「マジックアイテム7」

1.ヴァン クリーフ&アーペルのイヤリング

大草直子さんが選ぶヴァン クリーフ&アーペルのイヤリング

「アルハンブラ」のオニキスのイヤリング

「特に私は日焼けを好むし、季節的に服の素材もカサッとしているので、夏はどうしてもドライな印象に。そんなときの“湿度”になってくれるのがこのイヤリング。女性は湿度があって潤っているほうがやっぱりきれい、改めてそう思わせてくれました。神秘的なオニキスの黒とゴールド、そして、エターナルなデザイン。顔まわりを強く美しく飾ってくれます」
イヤリング(YG×オニキス)¥506,000/ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク(ヴァン クリーフ&アーペル) ブラウス¥41,800/マディソンブルー スカート¥49,500/ラ・メゾン(ラスパイユ)

2.ピエール アルディのバッグ

大草直子さんが選ぶピエール アルディのバッグ

ハンドバッグ「アルファ」

「豊かな色彩感覚と、それを引き立てるグラフィカルなデザイン。マルチな配色なのに統一感が美しくて、こんなふうに散らばった色使いのコーディネートでも、このバッグがあれば色と色がすんなりとつながります。例えば多色使いのプリントの日、『迷うから黒いバッグにしよう』となりがちですが、“アルファ”となら不思議なほどしっくり合う。おしゃれの可能性をバッグがぐんと広げてくれるんです」

「デザイナーのピエール・アルディ氏は、コンセプターやデザイナーとして数々のハイブランドを経て現在はエルメスでも活躍中。美意識が高く、マルチで、とても多才な人です。いろんなことを知っていて、バッグのデザインだけをしているわけではない、その感じもとても好き。それゆえ、どんなスタイリング、女性像にも合ってくれるのでしょう」。
バッグ¥111,100/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ) シャツ¥42,900/サザビーリーグ(エキップモン) デニムパンツ¥28,600(アパルトモン)・靴¥108,900(マノロ ブラニク)/以上アパルトモン 青山店 サングラス¥52,800/グローブスペックス エージェント(アーレム) ピアス¥27,500/ショールーム セッション(モダン ウィーヴィング) バングル¥48,400/ズットホリック(ペヨテ バード) リング¥105,600/マリハ

3.エツコ ソノべの天然石アクセサリー

「まるで石が素肌にのっているような特徴的なデザインで、肌の分量が多くなる夏に、石のパワーが見事なプレゼンテーションになってくれます。石の魅力を最大限に引き立たせるカッティングで、つけていると必ずといっていいほどほめられます。人の目をそこから離さない、ということは明らかに手もとがパワースポットになっている。着こなしも、自分そのものも強くなるかのようで興味深いんです」
大草直子さんが選ぶエツコ ソノべの天然石アクセサリー
「直接肌にのせると、天然石のパワーがその人に入ってくると思うんです。さりげないけれどデザイン力も見事!」。ブルーみを含んだアクアプレーズのほのかなグリーンが、手もとに心地のよい清涼感も添えてくれる。
リング(K20YG×アクアプレーズ)¥220,000/バーニーズ ニューヨークカスタマーセンター(エツコソノベ) シャツ¥52,800/マディソンブルー

大草直子さんの夏ファッションQ&A

大草直子さんのおしゃれ企画に欠かせないQ&A。夏のファッションから、ライフスタイル、身のまわりのことについて、いろいろと質問!早速チェックして。

Q. くすみ色をもっと素敵に着たいです。着こなしのコツを教えて!

大草直子 Q. くすみ色をもっと素敵に着たいです。着こなしのコツを教えて!

A. 選ぶべきは「グレーみを含んだ色」。夏は張り素材がおすすめ!

「大きなグレーと、グレーを含んだ色を合わせるだけ。グレーが共通項になり、逆に見えそうな色もつながります。薄着の夏は張り素材がベター。ぼんやりとした印象を回避できますよ」

タンクトップ¥12,100/アパルトモン 青山店(エーゴールドイー) パンツ¥29,700/ザ ストア バイシー 代官山店(ロエフ) サングラス¥28,600/ブラン ピアス¥49,500/マリハ バングル¥66,000/リューク リング¥37,400/ブランイリス トーキョー(ブランイリス) バッグ¥27,500/ヴァジックジャパン(ヴァジック) 靴¥94,600/トッズ・ジャパン(トッズ)

Q. 夏のアクセサリー。もっとこなれさせるには?

大草直子 Q. 夏のアクセサリー。もっとこなれさせるには?

A. 素材、形、値段。異なるものを重ねた、いい意味での不協和音がコツ。“立体感”が出ます。

「持っているものをどんどん重ねて。不協和音が共鳴する、というと矛盾しているようですが、そのほうが立体感があって、女性像も前に出る。どこか海外のストリートの雰囲気で、ジュエリーに慣れている感じも出てくるはず」

自然のままのブラック系のタヒチアンパールを集めた上質なネックレスに、シルバーのコインネックレスと、かわいらしい猫がモチーフになったネックレスを重ねて。「手もとも自由に。それがこなれ見えの秘訣!」。
ブラックパールネックレス¥231,000/エスケーパーズオンライン(マリコ ツチヤマ) ネックレス(コイン)¥26,400・リング(右手人さし指)¥63,800/マリハ ネックレス(猫)¥22,000・リング(左手薬指)¥12,100/アダワットトゥアレグ リング(左手中指)¥4,180/ズットホリック(フル オブ グレイス) リング(右手薬指)¥195,800/トーカティブ 表参道(トーカティブ) ワンピース¥53,900/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(エイトン)

撮影/曽根将樹 魚地武大 ヘア&メイク/野田智子 スタイリング・モデル・本文/大草直子 取材・文/松井陽子 
※エクラ2022年8月号掲載 ※素材の略号は次のとおり。YG=イエローゴールド。

 
③夏の旅「グランピング」大人のカジュアルコーデ

夏の週末は、日常の喧騒を離れ、自然の中に身を置きながら、ゆったりと贅沢に過ごすグランピングへ。リゾートのホテルステイともひと味異なる、リュクスなアウトドア旅にふさわしい装いで、さあ出発!

長時間のドライブに最適「リラクシーパンツ」

長時間のドライブに最適「リラクシーパンツ」

エフォートレスな装いを旬のピンクで洗練させて

山へ向かうロングドライブには、肌ざわりのよいリラクシーなトップスと清涼感のある辛口ピンクのパンツを。エフォートレスでも旬のムードを添えて、大人の余裕たっぷりに。

トップス¥42,900/インターリブ(サクラ) パンツ¥29,700/ハウス オブ ロータス 二子玉川店(ハウス オブ ロータス) ピアス¥677,600・ブレスレット¥1,562,000/エルメスジャポン(エルメス) バッグ¥39,600/エスケーパーズオンライン(イネス ブレッサンド) 靴¥67,760/ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス(ビルケンシュトック) インナー/スタイリスト私物

バーベキューもおしゃれに「大人のセットアップ」

バーベキューもおしゃれに「大人のセットアップ」

緑に囲まれたディナーにはモダンなセットアップを

木々に囲まれたテラスにダイニングテーブルをセッティングして、バーベキューを楽しみながら、早めのディナータイム。シャツとパンツで合わせられる、くすみグリーンのストライプのセットアップは、素肌にまとわりつかないさらりとした素材感で、アウトドアでも快適。飾り立てずとも絵になり、モダンなムードも大人の旅にぴったり。
シャツ¥41,800・パンツ¥49,500/ハーヴェル スタジオ ピアス¥127,600/トーカティブ 表参道(トーカティブ) リング¥82,500/ショールーム セッション(マリハ) 床に置いたバッグ¥68,200/アマン(ア ヴァケーション)

肌寒くなる山の夜には「サマーニット」

肌寒くなる山の夜には「サマーニット」

静かに更けていく山の夜には上質なカットソーをセレクト

日が沈んでからは焚き火を囲み、静けさに包まれながら、のんびりと語らいたい。肌寒くなる山の夜には、コットンカシミヤのサーマルニットを上下で。ポンチョのようなデザインのトップスは、袖口もたっぷりと大きくとられ、リラクシーながらさりげなくコンシャス。素肌になじむ柔和なオートミールカラーならラフさもなく、上品でどこか優美。
トップス¥30,800・パンツ¥36,300/ボウルズ(ハイク) ピアス¥66,000/トーカティブ表参道(トーカティブ) ネックレス¥17,600/ショールーム セッション(マリハ) 靴¥54,890/ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス(ビルケンシュトック) ブランケット/施設備品

撮影/渡辺謙太郎 ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/斉藤くみ モデル/富岡佳子 取材・文/松井陽子 ※エクラ2022年8月号掲載

 
④絶妙な抜け感が女らしい「洗練アースカラー」

ニュアンスのある色みや繊細な素材感のものが増えたことで、カジュアルなイメージだったアースカラーが、この夏ぐっと大人っぽく軽やかに進化。着こなしの鮮度が上がり、気分もリフレッシュできるから、ぜひ取り入れてみて。
スタイリスト 村山佳世子

スタイリスト 村山佳世子

Kayoko Murayama
むらやま かよこ●洗練された上品さと今どき感が加わったシンプルベーシックなスタイリングが支持されるトップスタイリスト。著書『一生もののおしゃれが身につく10のルール100のコーディネート』(集英社刊)など。

こなれた抜け感「アーシーブラウン」

“定番のベージュやグレージュと合わせてグラデーションにすると、都会的でおしゃれ上級者見えする、雰囲気のある着こなしに仕上がります。大胆なゴールドジュエリーとの相性もよく、まさに夏に着映える色だと思います(村山さん)。”

アーシーブラウン+ベージュ

甘めのスカートスタイルがアースカラーで新しい表情に

甘めのスカートスタイルがアースカラーで新しい表情に

ざっくりとしたアーシーブラウンのゆるニットにベージュのスカートを組み合わせたグラデーションコーディネートが素敵。シンプルでドライな質感のリネンニットとフリルつきツヤスカートという、テイストも素材感も真逆な組み合わせが、甘めのアイテムもかっこよく見せてくれる。

ニット¥33,000/オットデザイン(ルーム エイト) スカート¥82,500/シクラス バングル¥465,300/エスケーパーズオンライン(キウナ) バッグ¥141,900/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥30,800/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店(カルメン サラス)

アーシーブラウン+グレイジュ

シンプルなほどかっこいい、あいまいカラーの組み合わせ

シンプルなほどかっこいい、あいまいカラーの組み合わせ

Tシャツのようなカジュアルアイテムが多くなる夏は、たっぷり分量をとったアーシーブラウンのタックスカートを合わせてドラマティックに。ほんのり焼けた肌に似合うアースカラーの色合いが、大人の夏スタイルをシャープに見せてくれる。ヌーディなサンダルで女っぽさもプラス。ワンツーコーデが多くなる夏に重宝する組み合わせ。

スカート¥81,400/マディソンブルー Tシャツ¥15,950(アール ジュビリー)・ネックレス¥19,800(ドウ)/以上ショールーム セッション サングラス¥39,600/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) バッグ¥23,100(ア ポワン)・靴¥46,200(ブレンタ)/以上アパルトモン 青山店

リラクシーな「フォレストカーキ」

“定番のミリタリーライクなカーキではなく、まるで朝もやがかかったようなあいまいなトーンは、大人を美しく見せます。黒や白といったベーシックカラーと合わせれば、カーキが本来もつシャープさも相まってモダンに(村山さん)。”

フォレストカーキ+ブラック

スカートがハンサムに決まる黒とのクールな色合わせを堪能

スカートがハンサムに決まる黒とのクールな色合わせを堪能

リネンビスコースの柔らかな質感が、カーキの色合いをしなやかに見せてくれるスカート。トップスに黒のTシャツを合わせることで、カーキのあいまいな色みが引き締まり、ワンツーコーデながら大人の洗練を感じさせる。
スカート¥39,600 /エイトン青山(エイトン) Tシャツ¥13,200/ショールーム セッション(アダワス) ピアス¥41,800・ネックレス¥45,100・ブレスレット¥29,700/ room3138(ローラ ロンバルディ) バッグ¥83,600 /ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ) 靴¥53,900 /ユナイテッドアローズ 原宿本店(トーガ プルラ)

フォレストカーキ+アイボリー

上品な甘さをプラスすればアースカラーコーデが優美に

上品な甘さをプラスすればアースカラーコーデが優美に

落ち感のある素材がエレガントなスモーキーなカーキのパンツ。トップスに肌を明るく見せてくれるアイボリーのブラウスを合わせ、シックで洗練されたたたずまいに。袖の膨らみや胸もとのディテールなど、ほんのり甘いデザインを着こなしに取り入れると、アースカラーが優雅なムードにシフトする。
パンツ¥30,800/ドローイング ナンバーズ 新宿店 ブラウス¥26,400/モガ ピアス¥88,000/トーカティブ 表参道(トーカティブ) バッグ¥198,000/エリオポール代官山(ザンケッティ) 靴¥33,000/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(ピッピシック)

旬のきれい色と合わせる「センスのいい配色」

“アースカラーのよさは、グリーンやイエローといったこの夏に着たい色と相性がよく取り入れやすいところ。アーシーブラウン、フォレストカーキのどちらともなじみ、色だけが悪目立ちすることなく一気に華やぎます(村山さん)。”

アースカラー+グリーン

フォレストカーキとはグラデーションで気負いのないムードに、アーシーブラウンと合わせればかっこよく決まる。

グリーン系のしゃれた濃淡でつくる夏の洗練グラデーション

グリーン系のしゃれた濃淡でつくる夏の洗練グラデーション

コントラストの少ない色の組み合わせは、鮮やかな色が苦手な人にこそおすすめ。パッと目をひくビビッドグリーンのスカートも、光沢感が美しい上質なコットン素材のフォレストカーキのTシャツとなじませれば、一気に洗練された着こなしに。
Tシャツ¥9,350/スローン スカート¥27,500/アパルトモン 青山店(グッド グリーフ!) ブレスレット¥29,700/room3138(ローラ ロンバルディ) バッグ¥328,900/ジミー チュウ 靴¥8,800/エスケーパーズオンライン(ティキーズ)

アースカラー+イエロー

アースカラーに華やかさを加えるなら、夏の日射しに似合うイエローが最強。2点以上投入するとしゃれ見え効果抜群!

服でイエローを取り入れるなら小物とのリンクが素敵

服でイエローを取り入れるなら小物とのリンクが素敵

ベーシックなアーシーブラウンのノースリーブニット&カーディガンに、ビビッドイエローのパンツでトレンド感をプラス。バッグの色もイエローで合わせると、服だけが浮いて見えることなくスマートな印象に仕上がる。
ニット¥13,200・カーディガン¥16,500/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(ユナイテッドアローズ) パンツ¥42,900(リジエール)・バングル¥53,900(マリア ルドマン)/以上アパルトモン 青山店 サングラス¥33,000/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ピアス¥49,500/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) バッグ¥36,300/ショールーム セッション(ミカ デラ ヴァッレ) 靴¥72,600/トッズ・ジャパン(トッズ)

撮影/金谷章平 ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/村山佳世子 モデル/RINA 取材・原文/坪田あさみ ※エクラ2022年8月号掲載

 
⑤お悩み別!「50代の身体をきれいに見せる服」

コーディネートだけでは体型カバーがしづらい薄着の季節は、ひとつひとつのデザインや素材、ディテールにこだわったアイテム選びが重要に。ただ「着やせ」すればよいのではなく、ゴールは「美しい身体でしゃれ見えする」こと。まとうだけでカジュアルにもエレガントにも変身できる、最旬の着こなしを身につけて。

「二の腕と丸い肩」をほっそり見せたい

進化系ノースリーブ

□ 肩先までしっかりカバー

□ 二の腕が半分隠れて見える生地使い

□ 体の線を拾わないタックやドレープ

細見えするディテールがあればノースリーブも攻略できる

細見えするディテールがあればノースリーブも攻略できる

わき部分にしっかりマチ幅をもたせ、布量をたっぷりとった立体的なパターンで、身幅と二の腕ともに境界線をはっきりさせないつくりが特徴。すそにかけて流れるようなドレープと前後差をつけた着丈は、トップスながら下半身の体型カバーにも効果的。
カットソー¥12,100/プルミエ アロンディスモン パンツ¥58,300/マディソンブルー サングラス¥41,800/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ストール¥39,600/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(チェザーレ ガッティ) バッグ¥204,600/ジミー チュウ

どんな体型もすっきり見せる計算された立体フォルム

どんな体型もすっきり見せる計算された立体フォルム

わきをゆったりと内側にたたみ込み、二の腕のラインをあいまいに。すそに施したドローコードを絞れば、膨らみのあるシルエットに調整可能。
ノースリーブカットソー¥23,100/エクラプレミアム通販(コグ ザ ビッグスモーク) スカート¥31,900/ウィム ガゼット 青山店(ウィム ガゼット) メガネ¥36,300/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ネックレス¥38,500/ショールームセッション(モダン ウィーヴィング) バッグ¥146,300/エリオポール代官山(ザンケッティ) 靴¥94,600/トッズ・ジャパン(トッズ)

流れるような素材とシルエットでリラックス感と華奢見えが同時に

流れるような素材とシルエットでリラックス感と華奢見えが同時に

肩幅のサイズをたっぷりとることで、柔らかな素材が自然と二の腕にかけてふわりと被り、ノースリーブながら上品かつ華奢に見せてくれる。シンプルなバンドカラーと比翼仕立てのフロント、深みのある涼しげなグリーンがしゃれたムードを演出する。
ノースリーブシャツ¥23,100/インターリブ(サクラ) パンツ¥20,900/デ・プレ ネックレス¥26,400/room3138(ローラ ロンバルディ) バッグ¥168,300/ピエール アルディ 東京(ピエールアルディ) 靴¥18,700/オデット エ オディール 新宿店(ソレル)

五分袖Tシャツ

□ 肘までの長め丈

□ 着膨れしないシルエット

袖のつけ根はゆったり、肘にかけてテーパードさせて

袖のつけ根はゆったり、肘にかけてテーパードさせて

肘にかけて細くなる五分袖で、二の腕をすっと細く見せてくれる一枚。ビッグシルエットではないので、上半身が適度にコンパクトになり、ゆったりとしたワイドパンツやマキシスカートなどボリュームボトムと合わせると脚長効果も得られる。
Tシャツ¥12,100/ebure GINZA SIX店(ebure) ニット¥37,400/イレーヴ パンツ¥26,400/ビームス ハウス 丸の内(ティッカ) ネックレス¥47,300/ショールーム セッション(マリハ) バッグ¥154,000/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン)

フレア袖に内側スリットという新発想

フレア袖に内側スリットという新発想

フレア状になった袖の内側にスリットを施すことで、どんな太さでも、またどんな腕の動きに対しても肉感が強調されることなく細さをキープできる。またTシャツのすその両サイドにもスリットが施されているので、ボトムインだけでなく、前だけボトムイン・アウトもしやすい。
Tシャツ¥13,200/ヴェルメイユ パーイエナ 青山店(ヴェルメイユ パー イエナ) スカート¥30,800/カオス表参道(カオス) サングラス¥41,800/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ネックレス¥28,050/room3138(ローラ ロンバルディ)

ふんわり袖との対比で肘下も華奢見せ

ふんわり袖との対比で肘下も華奢見せ

ドロップショルダーのふんわりとしたパフスリーブが二の腕をすっぽりカバー。ボリュームのある袖の形状との対比で、肘下の腕が細く見える。カットソー素材なので甘すぎないのもちょうどいいバランス。
カットソー¥20,900/デ・プレ パンツ¥37,400/キャバン 代官山店(キャバン) ネックレス¥101,200/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) カーディガン¥39,600/エイトン青山(エイトン) バッグ¥13,200/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(ディミヌティーボ) 靴¥103,400/ジミー チュウ

「寂しくなったデコルテ」を華やかに見せる

胸もとのあいたトップスやワンピースの登場回数が多くなる夏は、バストの下垂とともに起こるデコルテの"削げ感"が気になるもの。シアー感が人気の極薄シャツとアクセントネックレスの力で、視線をうまく操って。

シャツ選びの条件

□ 体の線を拾わない、ほどよくゆとりのあるシルエット

□ 華やかさを足してくれるレースや透け素材

□ 襟やポケットで立体感をプラス

さりげないレイヤードで目くらまし。オーバーサイズも極薄だから軽やか

さりげないレイヤードで目くらまし。オーバーサイズも極薄だから軽やか

オーバーサイズの透けシャツをはおることで、大人が気になるデコルテの“削げ感”を目くらまし。スタンドカラーの襟もとや胸ポケット、長めのネックレスなど、視線を分散することができる立体的なディテールがあるとさらにベター。
シャツ¥41,800/プルミエアロンディスモン タンクトップ¥25,300/マディソンブルー スカート¥30,800/ザ ストア バイシー 代官山店(コキュカ) ピアス¥75,900(ソフィー ブハイ)・ネックレス¥29,700(アダワット トゥアレグ)/以上エスケーパーズオンライン バッグ¥170,500/エリオポール代官山(ザンケッティ)

デコルテをふっくら見せる繊細レース

デコルテをふっくら見せる繊細レース

初夏のフェミニンなはおりとして、エレガントなレース使いの透けシャツが大活躍。前立てがデコルテも適度に隠してくれるので、ほどよい抜け感とカバー力が両立する。
シャツ¥16,500/マーコート(ミズイロインド) ワンピース¥53,900/トヨダトレーディングプレスルーム(アスペジ) チョーカー¥38,500/ショールーム セッション(モダン ウィーヴィング) バッグ¥132,000/room3138(ザンケッティ)

二重にしたロングネックレスがデコルテを華やかに彩る

二重にしたロングネックレスがデコルテを華やかに彩る

シャリッとした透け感シャツは、タンクトップやTシャツの上にラフにはおりやすいビッグシルエット。ネイビーのワントーンでも決して重く見えず、ボールチェーンのネックレスと合わせてデコルテまわりを大人っぽく演出。
シャツ¥26,400/カオス表参道(カオス) タンクトップ¥12,980/ショールーム セッション(サヤカ デイヴィス) スカート¥30,800/ザ ストア バイシー 代官山店(コキュカ) スカーフ¥17,600/ロゥタス カスタマーサービス(ロゥタス) ネックレス¥70,400/エスケーパーズオンライン(ハルポ) リング(指先側から)¥90,200・¥128,700/ドゥロワー 二子玉川店(ドゥ ジャガー) バッグ¥37,950/エルディスト(アラナズ) 靴¥35,200/アマン(イル サンダロ オブ カプリ)

「おしりや体の厚み」をなんとかしたい

ヒップの下垂や背中の丸みといった自分では見えにくい悩みを解決してくれるのが、夏の重ね着に重宝する「夏ジレ」。ラフ&ルーズになりがちな薄着の季節に、ひとさじの緊張感を加え、正面も後ろ姿もすっきりシャープに整えてくれる。

「夏ジレ」とは

四角いシルエットをつくる素材感

□ 肩先まで幅広くカバー

ボディの厚みをすっきり見せるジレの視覚効果

ボディの厚みをすっきり見せるジレの視覚効果

カットソーだけでは上半身の丸みが気になるときに、ダークカラーのショート丈ジレを重ねると、色の引き締め効果と縦長見えで、もたつき感もすっきり解消。メンズライクな素材とモノトーンな配色も細見えに効果的。
ジレ¥20,900・パンツ¥22,000/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(ヴェルメイユ パー イエナ) カットソー¥34,100/エイトン青山(エイトン) バッグ¥7,590/ザ ストア バイシー 代官山店(ホリングワース カントリー アウトフィッターズ) 靴¥67,100/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

甘いブラウス+ジレで、白もクールにかっこよく

甘いブラウス+ジレで、白もクールにかっこよく

膨張して見えかねない甘めのブラウスにジレが威力を発揮。直線的でシャープな部分を上半身につくれば着やせ効果に。
ジレ¥30,800/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(イウエン マトフ) ブラウス¥23,100/トゥモローランド(ボールジィ) パンツ¥28,600/ウィム ガゼット 青山店(ウィム ガゼット) ピアス¥64,900/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) バッグ¥162,800/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) 靴¥135,300/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

ワントーンで細見え効果を最大に

ワントーンで細見え効果を最大に

長い着丈がストンとまっすぐ落ちることで、全身を長方形シルエットに整え、体の丸みを消し去ってくれる。
ジレ¥27,940・パンツ¥24,970/アンクレイヴ(アンクレイヴ ホワイト) カーディガン¥29,700/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(ギャルリー・ヴィー) カットソー¥13,200/アマン(アンスクリア) ネックレス¥26,400・ブレスレット¥26,400/ザ ストア バイシー 代官山店(ローラ ロンバルディ) バッグ¥165,000/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) 靴¥93,500/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

「おなかぽっこり」をさりげなくごまかしたい

ふんわりシルエットだけで選ぶと、着膨れして見えることもあるけれど、ほんの少し「ワザ」を効かせたデザインを意識するだけで、簡単にスタイルアップが可能。さりげないようで実はとても重要な、ウエストまわりのディテールと細見え柄に注目したい。

おなかに効くワザの条件

□ ウエストまわりの立体デザイン

□ 視線を流すフレア&ラップシルエット
□ 縦ラインを強調する柄やディテール

切り替えから広がるドラマティックなフレアで全身が細見えする王道シルエットに

切り替えから広がるドラマティックなフレアで全身が細見えする王道シルエットに

三角形にパイピングを施しすそにかけて広がるシルエットが、おなかまわりの肉感を逃してくれる。全身をAラインにすることで脚長感も手に入る。繊細で上品なムードのリバーレースを使用した主役感たっぷりなスカートを満喫したい。
スカート¥143,000・靴¥59,400/ebure GINZA SIX店(ebure) カットソー¥11,000/ユナイテッドアローズ 原宿本店(ロエフ) カーディガン¥26,400/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(ヴェルメイユ パー イエナ) ピアス¥64,900/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) ベルト¥17,490/ザ ストア バイシー 代官山店(メゾン ボワネ) バッグ¥248,600/トッズ・ジャパン(トッズ)

動きのあるデザインが着やせの味方に。揺れ感で着映えも手に入れて!

動きのあるデザインが着やせの味方に。揺れ感で着映えも手に入れて!

最初からラップ部分をバイアス状にすることで、まっすぐ立っているだけでもドラマティックな動きが出るよう計算されたスカートで華やかに。細いリボンベルトをあしらいながらも、ふっくらと厚みのあるリネンヘリンボーン素材で甘くなりすぎず、大人なたたずまいへと導いてくれる。
スカート¥46,200・ニット¥26,400・手に持ったジャケット¥46,200/カオス表参道(カオス) タンクトップ¥9,900/ebure GINZA SIX店(ebure) ネックレス(チェーン)¥17,600・(トップ)¥24,200/イレーヴ バッグ¥37,400(アトリエ アンボワーズ)・靴¥24,200(マウロ・デ・バーリ)/以上アマン

撮影/渡辺謙太郎(モデル) 魚地武大(TENT/静物) ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/徳原文子 モデル/SHIHO RINA 取材・文/坪田あさみ ※エクラ2022年7月号掲載

 
⑥大人の上品カジュアル「Tシャツの着こなし方」

夏だけのものと思われがちなTシャツ。だけど村山さんは通年愛用していて、まさに今の季節、「レイヤードのおしゃれに欠かせない!」のだそう。そんな村山さんが、一枚で着るだけではないTシャツの着こなし方を伝授。
スタイリスト 村山佳世子さん

スタイリスト 村山佳世子さん

むらやま かよこ●スタイリスト。ベーシックに旬のエッセンスを加えた、洗練されたカジュアルスタイルの提案が絶大なる信頼を集める。エクラをはじめ、雑誌やカタログ、広告など幅広く活躍。「エクラプレミアム」でのコラボアイテムも毎回大人気。

メンズライクなTシャツ×デニム

メンズライクなTシャツ×デニム
「Tシャツといえば、合わせたくなるのがデニム。王道の、メンズライクでヘビーウエイトなTシャツと、無骨なデニムは相性がいいんです。それを大人っぽく着こなすなら、シックなトープ色のTシャツと黒のフレアデニムで。このスタイリングに、年齢相応の品格を加えてくれるのが、贅沢な小物使い。メンズライクなTシャツだから、ゴールドを多めに重ねてもトゥーマッチにならず、どこか抜けた雰囲気を保ってくれるんです。」

デザインのあるTシャツ×ロングスカート

デザインのあるTシャツ×ロングスカート

品のよいネイビーにピンクを効かせて初夏のムードをプラス

上品なネイビーのオーガニックコットンTシャツは、三日月のようなラウンドフォルムの袖がシンプルながらもさりげなく個性的。二の腕を美しくカバーしつつ、ボディはほどよいフィット感ですっきりと着こなせるのが大人にうれしい。肩がけしたピンクのニットが、顔まわりの印象をパッと明るく。

★Tシャツ¥14,300/エクラプレミアム通販(ロエフ) スカート¥33,000/ユナイテッド アローズ 原宿本店(ロエフ) ニット¥28,600/スローン ネックレス¥101,200(ティリー スヴェアーズ)・バングル¥68,200(マリアルドマン)/以上アパルトモン 青山店 バッグ¥100,100/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

IラインTシャツ×ジレ

IラインTシャツ×ジレ

コットンの美しい光沢感が装いをさりげなくクラスアップ

インドで手摘みされたコットンを和歌山のニット工場で編み上げたジャージー素材。独特のツヤと素肌も喜ぶしなやかな着心地がうれしい。夏に映える濃色のブラウンが素肌を美しく引き立たせて。

Tシャツ¥15,400・パンツ¥36,300/エイトン青山(エイトン) ジレ¥26,400/ユナイテッド アローズ 六本木ヒルズ店(ユナイテッド アローズ) イヤカフ¥203,500・ネックレス¥41,800(ともにガブリエラ アルティガス)・バッグ¥53,900(デメリエー ロンドン)・靴¥48,400(ブレンタ)/以上アパルトモン 青山店 ストール¥34,100/room3138(チェザーレ ガッティ) ブレスレット(太)¥896,500・(細)¥465,300/エスケーパーズオンライン(キウナ)

撮影/長友善行(モデル) 魚地武大(TENT/物)ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/村山佳世子 モデル/RINA  取材・文/松井陽子
※★マークのついた商品はエクラプレミアム通販(https://store.hpplus.jp/eclat/)で購入できます。 ※エクラ2022年6月号掲載

 
⑦おなかとおしりすっきり見せ「絶品パンツ」

若いころは美脚第一だったけれど、今大切なのは、なによりも“おなかとおしり”がすっきりときれいに見えること。アラフィ―世代の「絶品パンツ」を厳選してご紹介!

ほめられる「大人仕様」のパンツ

Chaos(カオス)

Chaos(カオス)
パンツ¥38,500/カオス丸の内(カオス) シャツ¥28,600/デパリエ ニュウマン新宿店(デパリエ) ネックレス¥57,200/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター(ソフィーブハイ) ブレスレット¥264,000・リング¥55,000/ミカコ ナカムラ 南青山サロン 靴¥46,200/ル フィル ニュウマン新宿店(BRENTA)

HAVEL studio(ハーヴェル スタジオ)

HAVEL studio(ハーヴェル スタジオ)

着るだけで美しく決まる計算された究極フィルム

同素材のジレとのセットアップの着こなしは、ハンサムさがありつつ、きれいめな女らしさが漂う。イエローのサンダルで、大人の遊び心も感じさせて。

パンツ¥49,500・ジレ¥85,800・トップス¥31,900/ハーヴェル スタジオ ピアス(各)¥83,600・ネックレス¥319,000・ブレスレット¥425,700・リング(中指指先から)¥374,000・¥181,500・(人さし指)¥242,000/シハラ ラボ(シハラ) バッグ¥667,700/デルヴォー・ジャパン(デルヴォー) 靴¥108,900/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

ATON(エイトン)

ATON(エイトン)

おなかのボリュームを抑えるツータックがポイント

フロントに施されたツータックからすそにかけてストンと落ちるすそ広がりなラインが特徴的。張りのある素材感だからほどよい立ち上がりがあり、ヒップラインも拾わない。コットン100%ながら特殊な仕上げでウールシルクのような肌ざわりを実現。

パンツ¥42,900/エイトン青山(エイトン) トップス¥53,900/ドゥロワー 二子玉川店(ドゥロワー) ネックレス¥275,000/ロンハーマン(タナーズ インディアン アーツ) バッグ¥407,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) 靴¥135,300/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

「色と柄」でしゃれ見えパンツ

体型カバーをかなえながら、主役感たっぷりな色柄や、身長による悩みをカバーするデザイン、夏のシンプルコーディネートをさりげなく盛り上げるすそのディテールなど、旬なムードを備えた「絶品パンツ」コーデ3選をご紹介。

Drawer(ドゥロワー)

Drawer(ドゥロワー)

目立つ華やか色は、リネン混素材でリラクシーに

今季はきれい色パンツの当たり年。華やかさのあるパンツに定評のあるドゥロワーなら、強い発色でも品格が漂う。ねじりの効いたデザイントップスで、ウエスト部分をふんわりカバーすれば、パンツとの相乗効果でさらにすっきり。

パンツ¥59,400・トップス¥66,000(ともにドゥロワー)・靴¥105,600(マノロ ブラニク)/以上ドゥロワー 二子玉川店 ゴールドチェーンネックレス¥341,000・ダイヤつきネックレス¥253,000(ともにマグノリアトゥエルブ)・バングル¥220,000(エツコ ソノベ)/以上バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター バッグ¥151,800/ジミー チュウ

SACRA(サクラ)

SACRA(サクラ)

甘くならないリーフ柄でイージーパンツをモダンに

大胆な大柄の場合、落ち着いたカラーを選べば上品に決まる。サクラオリジナルのプリントは、シックなリーフ柄が魅力的。ドロスト仕様の力の抜けたムードが心地いい。

パンツ¥29,700/インターリブ(サクラ) トップス¥23,100/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(ギャルリー・ヴィー) ピアス¥13,200・ネックレス¥9,900/エレメントルールカスタマーサービス(パティエラ) バングル¥8,800(レフィエ)・靴¥20,900(ラオコンテ)/以上フラッパーズ バッグ¥93,500/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン)

ASTRAET(アストラット)

ASTRAET(アストラット)

シルキーな質感ときれい色のタイダイ柄が新鮮

フェミニン派も取り入れやすい、淡いピンクのタイダイプリントのイージーパンツ。ツヤのある素材感はスカート感覚で着用でき見た目も涼やか。

パンツ¥28,600/アストラット 新宿店(アストラット) ニット¥49,500/ドゥロワー 二子玉川店(ドゥロワー) トップス¥11,000/ユナイテッドアローズ 原宿本店(ロエフ) ピアス¥24,200/ボウルズ(ハイク) バングル¥72,600/リューク バッグ¥322,300/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) 靴¥105,600/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャンヴィト ロッシ)

「身長別」スタイルアップパンツ

「お直しするとシルエットが…」「丈が足りない」など身長による悩ましい問題を解決するパンツをご紹介。

小さいさん向け

STRASBURGO(ストラスブルゴ)

STRASBURGO(ストラスブルゴ)

背を高く見せるディテールで全身のバランスをアップ

折り重ねたウエスト部分のタックを共布ベルトでキュッと締めてアクセントにすることで重心を上げ、すらっと脚長に見せてくれるパンツ。足首が見える着丈なら小さいさんもバランスよく着こなせる。

パンツ¥73,700/ストラスブルゴ カスタマーセンター(ストラスブルゴ) ニット¥34,100/ロンハーマン Tシャツ¥12,100/エイトン青山(エイトン) ピアス¥60,500/エスケーパーズオンライン(ソフィーブハイ) バッグ¥145,200/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) 靴¥56,100/アマン(ペリーコ)

大きいさん向け

ASPESI(アスペジ)

ASPESI(アスペジ)

余裕を感じさせるサイズ感で、理想の華奢体型に

ゆったりと幅をとり生地を贅沢に使った腰や太もも部分はもちろん、すそまでたっぷり長さのある着丈で、大きいさんも寸足らずにならずに着用できる。リネンヘリンボーン素材は糸の段階から染め上げることで、奥行きのある風合いを演出。

パンツ¥86,900/トヨダトレーディング プレスルーム(アスペジ) トップス¥30,800/イレーヴ バングル¥17,600/エレメントルールカスタマーサービス(パティエラ) バッグ¥64,900/アパルトモン 青山店(デメリエー ロンドン) 靴¥31,900/アマン(イル サンダロ オブ カプリ)

「すそ」が特徴のこなれパンツ

見慣れたシンプルコーディネートも、パンツのすそにちょっとしたディテールがあると、新鮮な印象に。旬なムードを備え、夏のシンプルなコーディネートをさりげなく盛り上げる絶品パンツ。

LE PHIL(ル フィル)

LE PHIL(ル フィル)

深めのスリットで、力の抜けた大人カジュアルを満喫

細身のブラックテーパードをぐっとモダンに見せる、深めに施したすそスリット。素足が適度にのぞくことで、オールブラックの着こなしが単調にならず、こなれ感もアップする。ブランドデビュー時からアップデートを重ね売れ続けるアイコン的定番モデル。

パンツ¥20,900/ル フィル ニュウマン新宿店(ル フィル) ブラウス¥41,800・ピアス(各)¥15,400/イレーヴ サングラス¥50,600/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) バッグ¥70,400(ア ヴァケーション)・靴¥19,800(マウロ・デ・バーリ)/以上アマン

Whim Gazette(ウィム ガゼット)

Whim Gazette(ウィム ガゼット)

ジョグパンツにシャープさを加える太めのゴムすそ

本来スポーティな印象のジョグパンツに、ほどよく厚みと膨らみのあるサテン生地を使用することで、大人のカジュアル感と女らしさを兼ね備えて。ストレッチが効いているのではき心地のよさもポイント。

パンツ¥19,800/ウィム ガゼット 青山店(ウィム ガゼット) コート¥69,300/インターリブ(サクラ) トップス¥8,800/ボウルズ(ハイク) ネックレス¥66,000/エスケーパーズオンライン(エルナン エルデス) バッグ¥111,100/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ) 靴¥59,400/アマン(ペリーコ)

パンツをしゃれ見えさせる方法

おしゃれな人の着こなしは、一見シンプルなようで“何か”が違う。その秘密をスタイリスト・福田亜矢子さんにリサーチ。ちょっとしたコツながら、仕上がりの美しさやしゃれ感に大きな差がつく方法。

ハイウエストパンツでおなかが気になるなら「ゆる幅トップス」を組み合わせる

ハイウエストパンツでおなかが気になるなら「ゆる幅トップス」を組み合わせる
「ハイウエストの脚長効果を生かしつつ、気になるおなかのぽっこり感を目立たなくさせるには、トップスとの合わせ技で対応。おすすめは、横幅があり着丈も長めのシルエットで、空気をはらむようにふんわり着られるブラウスやシャツ。フロントのみをインにして、あとは自然と体に覆いかぶさるように着ればスタイルアップがかないます」(スタイリスト・福田亜矢子さん)

“前だけイン”することで、ハイウエストの脚長感もキープ。パンツ¥29,700/エイチ ビューティ&ユース(ロエフ) ブラウス¥81,400/ストラスブルゴ カスタマーセンター(ポステレガント) ブレスレット¥118,800/マリハ バッグ¥198,000/エリオポール代官山(ザンケッティ) 靴¥26,400/アイネックス(シーセイ)

スポーツ色の強いジョグパンツは華奢ストラップサンダルで女らしく、が正解

スポーツ色の強いジョグパンツは華奢ストラップサンダルで女らしく、が正解
「人気のジョグパンツですが、足もとにスニーカーなどスポーティなものを合わせると、アスリート感が出てしまうので、女らしさを意識した靴選びを。今の季節なら甲が多く出る華奢なストラップサンダルがベスト。ヒールが高くなくてもちゃんと女らしさを演出できます。パンツの色とトーンを合わせると、よりしゃれたムードに仕上がります」(福田さん)

足もと同様、トップスもカジュアルなTシャツより、シャツワンピースのようなきれいめなアイテムと合わせるほうが大人向き。
パンツ¥13,500/ノーク シャツワンピース¥52,800/ビームス ハウス 丸の内(バグッタ) ネックレス¥22,000/マリハ ブレスレット¥93,500/アパルトモン 青山店(ガブリエラ アルティガス) バッグ¥53,900/ウィム ガゼット 青山店(ア ヴァケーション) 靴¥57,200/アマン(ペリーコ)
撮影/渡辺謙太郎(モデル) 魚地武大(TENT/静物)ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/福田亜矢子 モデル/LIZA RINA 取材・文/坪田あさみ 取材協力/バックグラウンズファクトリー ※エクラ2022年6月号掲載

 
⑧「最強セットアップ」でコーデが決まる

なぜだろう、トップスとボトムがセットになるだけで、俄然おしゃれしているように見えるのは!ワンピース以上に人気が高いセットアップは、今シーズン、ますます種類が豊富。新顔を手に入れて、毎日の着こなしを豊かに。

「スカート」でシック見え

トップスとスカートが同じ素材というだけで、全体のおしゃれなイメージが盛り上がる。

コットンの涼やかさでボリューム感を大人の軽やかさに

コットンの涼やかさでボリューム感を大人の軽やかさに
ふんわりブラウスとボリュームスカート。単品同士ではロマンチックがトゥーマッチになるけれど、オーガニックコットンのセットアップとして組み合わせるとクリーンで軽やかな装いに。さわやかな存在感のナチュラル系の小物で、控えめかつ品よく着たい。
ブラウス¥49,500・スカート¥69,300/ショールーム セッション(サヤカ デイヴィス) ピアス¥61,600(ソフィー ブハイ)・ネックレス¥82,500(ハルポ)/以上エスケーパーズオンライン ベルト¥24,200/デ・プレ(メゾンボワネ) バングル¥23,650/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(ラバー) バッグ¥151,800/ジミー チュウ 靴¥38,500/アマン(イル サンダロ オブ カプリ)

シャツの襟をちょっとルーズにしてこなれ感をアップ

シャツの襟をちょっとルーズにしてこなれ感をアップ
ドライな質感の麻ならダークカラーも涼しい印象。シャツの辛さとスカートの甘さがほどよく共存して、カラッと明るい女らしさに。ビッグなシャツはカシュクールにもなる2WAY。
シャツ¥22,000・スカート¥23,100/プルミエ アロンディスモン ピアス¥64,900/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) チョーカー¥15,400/アマン(アンセム フォー ザ センセズ) ブレスレット¥17,050/エリオポール代官山(ローラ ロンバルディ) ベルト¥29,700/ウィム ガゼット 青山店(マヌエラ フィレンツェ) ストール¥30,800/アイネックス(アソースメレ) バッグ¥185,900/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥29,700/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店(ヒューン)

「パンツ」でこなれ見え

ゆったりシルエットのバンドカラーのシャツには、同素材のパンツをあわせて。カジュアル一辺倒になりがちなトップス+パンツもセットアップで揃えれば、コーディネートが小粋に決まる!

ゆったりシャツ&パンツ。でも、おしゃれ上手に見えるのがいい

ゆったりシャツ&パンツ。でも、おしゃれ上手に見えるのがいい
バンドカラーのシャツはラグランスリーブ。センタープレス入りのパンツは後ろがゴム。着心地はラクなのに、見た目はなんとも小粋な風情。セットアップのおしゃれ効果を実感して。しわになりにくいドライな素材感は着心地も良好。
ブラウス¥23,100・パンツ¥25,300/カオス丸の内(カオス) ピアス¥31,900/ショールーム セッション(マリハ) スカーフ¥38,500/ヴェルメイユパー イエナ 青山店(ファリエロ サルティ) バッグ¥237,600/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥52,800/アマン(ペリーコ)

シルクジョーゼットの繊細なドレープでさりげなく優雅に装う

シルクジョーゼットの繊細なドレープでさりげなく優雅に装う
シルク100%のしなやかさを余すところなくアピール。肩にギャザーを寄せたトップスは背中がちょっとあいていてドラマティック。長いすそは前だけインして着るのも素敵。パンツはややワイドなシルエットで動くたびに表情が豊かに変化。サンダルやスニーカーでもどこかドレスアップした気分に。
ブラウス¥81,400・パンツ¥88,000/エスケーパーズオンライン(ポステレガント) ネックレス¥36,300(エムシー スタジオ)・スカーフ¥27,500(ピエール ルイ マシア)/以上ヴェルメイユ パー イエナ 青山店 バッグ¥248,600/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥56,100/アマン(ペリーコ)

「はおりもの」でモード見え

今季バリエーション豊富なのが、ジレとボトムのセット。Tシャツとボトムのワンツーコーデでは物足りないときに、ワーク風デザインのジレをプラスすれば、モード感漂う大人の夏コーデの完成!

Tシャツだけじゃ頼りない。そんなときのグッドチョイス

Tシャツだけじゃ頼りない。そんなときのグッドチョイス
Tシャツ+ボトムではシンプルすぎて……。そこで威力を発揮するのがセットアップ。今季はジレとボトムなど、さっと重ねるだけでおしゃれ度がぐんと上がるはおりもののセットも豊富。コットン×麻のさっぱりした素材とワークっぽいデザインで、今どき感を満喫して。
ジレ¥104,500・パンツ¥71,500・Tシャツ¥25,300/ブラミンク ピアス¥14,850・バングル¥26,180/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(ラバー) バッグ¥139,700/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) 靴¥115,500/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

ゆったりしたジレがふわり。旬のバランスを手に入れて

ゆったりしたジレがふわり。旬のバランスを手に入れて
さらっと軽いジレはちょっと大きめのシルエット。パンツは2タックのテーパード。今年らしいアイテム同士のセットアップは新鮮。全身の色も、雰囲気もまとまり、しかも旬のスタイルが完成する。トリコロールカラーで王道の上品カジュアルに。
ジレ¥20,900・パンツ¥20,900(ともにヴェルメイユ パー イエナ)・Tシャツ¥10,450(スローン×ヴェルメイユ パー イエナ)・スカーフ¥52,800(ファリエロ サルティ)/以上ヴェルメイユ パー イエナ 青山店 バッグ¥168,300/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ) 靴¥97,900/ジミー チュウ
撮影/黒沼 諭(aosora /モデル) 魚地武大(TENT/物) ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/徳原文子 モデル/LIZA 構成・原文/宮崎桃代 撮影協力/INTERSECT BY LEXUS - TOKYO ※エクラ2022年6月号掲載

 
⑨富岡佳子さんが着こなす「フラワープリント」

花束のギフトに無条件に心が躍るように、気持ちを明るく上向かせ、笑顔までも華やかに引き立たせる――。日常にひとさじの幸福感をもたらす、シックで美しいフローラルプリントに心ときめかせて。

アートピースのような美しさ

アートピースのような美しさ

アートピースのようなスカートにうっとりと酔いしれて

まるで水彩画のような透明感のある淡いタッチのブルーが描き出すのは、紫陽花の花。たっぷりとした生地量がたたずまいを優雅に引き立たせ、目を奪うほどの美しい存在感を発揮する。ほのかに素肌が透ける様も、涼やかでどこかつややか。初夏の風をはらんで優雅にたゆたう様に視線を集めて。

スカート¥165,000・ニット¥66,000(ともにブラミンク)・帽子¥63,800(ブラミンク×アキオヒラタ)/以上ブラミンク 指輪(人さし指)¥528,000・(薬指)¥319,000/ショールーム セッション(マリハ) 靴¥97,900/ジミー チュウ タンクトップ/スタイリスト私物

サファリカラー

サファリカラー

サファリカラーの装いの美しいワンポイントに

博物画の画法による、精緻な描線でブロメリアを描いたカレ。首もとにさらりとラフに巻いて、サファリカラーでまとめたスタイリングのワンポイントに。有機的なモチーフと配色で洒脱な着こなしが完成。

スカーフ「ブロメリアの目録」¥60,500/エルメスジャポン(エルメス) ニット¥49,500/ドゥロワー 二子玉川店(ドゥロワー) パンツ¥42,900/ebure GINZA SIX店(ebure) イヤリング¥36,300/エスケーパーズオンライン(モダン ウィーヴィング) バッグ¥361,900/トッズ・ジャパン(トッズ)

ハッピーオーラのフラワー柄

ハッピーオーラのフラワー柄

可憐な小花モチーフはあえてクールに楽しみたい

イエロー、グリーン、ブルー……。繊細に、いきいきと描かれたこまやかなフローラル柄は、ベースがブラックだから、ロマンチックに終わらず、大人の着こなしにマッチする。旬度の高いボリューム袖も、コーディネートを今どきの雰囲気にアップデート。初夏に映える発色の美しいグリーンのパンツを合わせてハッピーオーラも味方にして!

ブラウス¥35,200/コロネット(デザイナーズ リミックス) パンツ¥42,900/トレメッツォ(ピーティートリノウーマン) ピアス¥91,300/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) バッグ¥237,600/トッズ・ジャパン(トッズ)

撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK) ヘア/佐藤知子(mod’s hair) メイク/fusako(ota office) スタイリスト/徳原文子 モデル/富岡佳子 取材・原文/松井陽子 ※エクラ2022年6月号掲載

 
⑩スタイル映えを狙うなら「短め丈トップス」

この春、最も変化したのは、「トップスの丈が短い」こと。あらゆるアイテムで長め丈ブームが続いていたから、10㎝違うだけでも、ちょっととまどうのは当然のこと。けれど実は短め丈は、大人にうれしい流行。さっそくトライして、いち早く新鮮な着こなしを。

「短め丈トップス」大人にうれしい5つの理由

「短め丈トップス」大人にうれしい5つの理由

シンプルなニットもほんの少し短め丈で全身バランスが軽快に

今まではニットのすそをブラウジングしたり、インにしてみたり、鏡の前で悩んでいたはず。この春はちょうどウエストにかかる程度の短め丈だから、さっと着るだけで全身がグッドバランスに。 ニット¥22,000(エストネーション)・靴¥31,900(チェンバー)/以上エストネーション スカート¥35,200/ガリャルダガランテ 表参道店(ヘリテノーム) ピアス¥23,100/フラッパーズ(シンパシー オブ ソウル スタイル) 手に巻いたスカーフ¥9,900/マニプリ バッグ¥39,600/ジャンニ キアリーニ 銀座店(ジャンニ キアリーニ)

理由1.ボックス型だから体型カバーも!

短め丈のトップスは身頃は横幅が広いボックス型。ふんわりとボディを包むのでバストもおなかもストレスフリー。トレンドを取り入れつつ、体型も気にならないなんて!

理由2.IN or OUT問題が解消!

トップスをINにするとおなかまわりが気になるし、OUTにするとだらしないし……。長年悩んできた問題がクリアになるのがいいところ。ただ着るだけでトップスがちょうどいい丈感に。

 

理由3.Tシャツやボーダーも今どきに!

Tシャツ、ボーダー、Gジャン。鉄板のカジュアルアイテムこそ更新しないと古くさく見えてしまうもの。今買えば短め丈&ボックス型が手に入る。それだけでいつもの装いが新鮮に。

 

理由4.大人ブランドが発信中! 短め丈のトップスは海外メゾンのランウェイでも続々登場。若い世代の’90年代ブームとは違う解釈で、軽やかな春夏ルックを提案。私たちも今すぐこのトレンドにのって大丈夫!

 

理由5.着こなしはおおまかに3つのシルエットで!

新しいことにとまどいはつきもの。短めトップスはどう着ればいいか? 答えは簡単、全身を縦長長方形、三角形、逆三角形のシルエットにまとめれば大丈夫。おおまかな目安にして。

ウエストすっきり「短め丈ニット」

さまざまな形が選べるニットだから、取り入れやすいデザインを。短め丈ならブラウジングでウエストまわりにたまる余分がなく、すっきり。

カーディガンはボレロ風の味わい。ワンピースやボリュームスカートに

カーディガンはボレロ風の味わい。ワンピースやボリュームスカートに
すその広がるワンピースやスカートに合わせるアウターは、実は悩みのタネだったはず。短め丈のカーディガンなら上半身がコンパクトになり、ボトム部分の広がりをじゃませずグッドバランス。キャミソール型ワンピースをいち早く。
ニット¥29,700/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(ギャルリー・ヴィー) ワンピース¥83,600/カオス丸の内(カオス) ピアス¥16,500・リング¥17,600 /アダワットトゥアレグ ネックレス¥19,800/フラッパーズ(メラキ) バッグ¥16,830/プルミエ アロンディスモン(ノマディス) 靴¥79,200/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

セットアップもウエスト位置が決まってすっきり美しく

セットアップもウエスト位置が決まってすっきり美しく
セットアップは今シーズンも人気。深いグリーンのニットは背中の開いたトップスとややフレア型パンツのセット。トップスのすそのリブがちょうどよくウエストあたりにフィットするので、さりげなく全身のシルエットを逆三角形にまとめてくれる。上下が同素材&同色だからこそ、この全身バランスが旬をアピールする最大要素に。
ニット¥23,100/ティッカ パンツ¥26,400(ティッカ)・靴¥49,500(ネブローニ)/以上アッシュプラスエリオトロープ スカーフ¥28,600/デ・プレ(マナーマーケット) バッグ¥218,900/トッズ・ジャパン(トッズ)

着るだけで旬バランス「短め丈シャツ&ブラウス」

短いとはいっても、おなかを見せるわけじゃないのが大人の短め丈。腰まわりにちょっとかかるぐらいの絶妙さがいい。ただ着るだけで全身バランスが良好に!

ボックス型のシャツ+ボリュームスカートで最新バランス

ボックス型のシャツ+ボリュームスカートで最新バランス
今までのビッグシャツは丈も長めでさらっとはおる感じだったけれど、この春は短め丈できちんと着るイメージに更新。ボリュームスカートとの相性がぐっとよくなり、クールなシャツとスイートなスカートの新鮮な甘辛ミックスに。
シャツ¥26,400/イレーヴ スカート¥119,900/アオイ(ファビアナフィリッピ) チョーカー¥15,400・リング¥8,140/アマン(アンセム フォー ザ センセズ) サングラス¥52,800/アイヴァン7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) バッグ¥46,200/アマン(ア ヴァケーション) 靴¥105,600/ドゥロワー 日本橋店(マノロ ブラニク)

バンドカラーのシャツは曲線的なヘムラインが愛らしい

バンドカラーのシャツは曲線的なヘムラインが愛らしい
フロントは短く、両サイドに向かってカーブを描くように少し長くなるヘムラインで、ヒップはふんわり隠すシルエットに。流行のテーパードパンツと好相性。逆三角形をねらって。
シャツ¥20,900/トラディショナル ウェザーウェア 青山店(トラディショナル ウェザーウェア) パンツ¥30,800(ウィム ガゼット)・バッグ¥17,600(クリスチャン ヴィラ)/以上ウィム ガゼット 青山店 ピアス¥9,350/フラッパーズ(メラキ) ブレスレット¥293,700/エスケーパーズオンライン(ハム) 靴¥27,500/ファビオ ルスコーニ ジェイアール名古屋タカシマヤ店(ファビオ ルスコーニ)

おしゃれ度アップ「短め丈の定番アイテム」

ずっと同じに見えて、実は毎年少しずつ変化しているのが、ワードローブの定番アイテム。着る機会が多いものほど新しいトレンドを取り入れて。

春にマストなGジャンもコンパクトになって新バランスに

春にマストなGジャンもコンパクトになって新バランスに
肌寒い日に重宝するGジャンも短め丈にスイッチ。すそがボトムにかからないから、ボリュームスカートをじゃましない。しかも上半身がきゅっとして、スタイルよく見えるのもうれしい。
Gジャン¥35,200/ゲストリスト(アッパーハイツ) Tシャツ¥9,900/ebure GINZA SIX店(ebure) スカート¥30,800/エストネーション(エストネーション) ペンダント¥29,700・バングル¥29,700/アダワットトゥアレグ バッグ¥18,700/ギャルリー・ヴィー丸の内店(スキュー) 靴¥22,000/フラッパーズ(ラオコンテ)

袖丈長め、着丈短め。体を優しく包むのが最旬Tシャツ

袖丈長め、着丈短め。体を優しく包むのが最旬Tシャツ
肘の隠れる袖に、ほんのりAライン。新しいシルエットならカジュアルなTシャツがちょっとフェミニンな雰囲気に。ウエストまわりをカバーしつつ、おしゃれ感もアップ。
Tシャツ¥19,800/SANYO SHOKAI(マッキントッシュ ロンドン) スカート¥39,600/サードマガジン(THIRD MAGAZINE × mikomori) ピアス¥41,800・ネックレス¥80,300/トムウッド プロジェクト(トムウッド) ストール¥20,240(参考価格)/アマン(アルテア) バッグ¥135,300/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ) 靴¥83,600/トッズ・ジャパン(トッズ)

人気ブランドのイチ推し「短めトップス」コーデ

大人にとってうれしい短め丈のトップス。ブランドプレスの皆さんは、季節を先取って実践中。身近なお手本として、ぜひ参考にしたい。

YLÈVE(イレーヴ)プレス 岡本優美子さん/身長165cm

YLÈVE(イレーヴ)プレス 岡本優美子さん/身長165cm

カットオフした袖やすそ。こなれた味のスウェットでカジュアルに

ボックス型のトップスはまさに旬!「切りっぱなしのようなデザインが特徴的で、アウトで着てもクルッとしたすそがアクセントになります」。ルーズな袖の効果で腕がすらっと見えるのも素敵。リネンタッチのパンツとワントーンで合わせ、ナチュラルで品のよい装いに。「使い込むほどに張りとコシが出て、肌ざわりも心地よいと好評のスウェット。ヴィンテージ風のオフホワイトは合わせる色を選ばず重宝します」。

トップス¥23,100/イレーヴ

 

THIRD MAGAZINE(サードマガジン) PR 中山彩子さん/身長153cm

THIRD MAGAZINE(サードマガジン) PR 中山彩子さん/身長153cm

ちょっと甘いブラウスはトップスインしなくても好バランス

「私のような小柄でもちょうどよく着られる着丈です」。ふっくらとした袖と短めの着丈でブラウス自体がすでにグッドバランスゆえ、誰もが短めトップスの効果を楽しめる。「シルク混素材は、ほんのりとした光沢と透け感があり、軽やか。甘くなりすぎないのもいいところ。私はワイド系パンツと合わせるのが好きです」。上品な甘さと凛々しさが相まった絶妙な着こなしに。

ブラウス¥27,500/サードマガジン(THIRD MAGAZINE)

撮影/水田 学(NOSTY/モデル) 富田 恵(取材) ヘア&メイク/佐藤エイコ(ilumini.) スタイリスト/望月律子(kind) モデル/RINA 構成・原文/宮崎桃代 ※エクラ2022年5月号掲載

 
⑪上品な「透け感」で女らしく着映える

肌がほんのり透けることの開放感や新鮮さに心踊る、透け感アイテムが大充実の今季。着慣れたアイテムでシンプルに装うだけで、軽やかなヘルシーさを演出してくれるとなれば、取り入れない手はない!

ヘルシーな魅力「透け感アイテム」

女らしく上品な魅力を放つのはもちろん、透け素材から見え隠れするあいまいな肌見せ具合が大人の体型をカバーしてくれるメリットも。

意外性のあるアイテムにも透け素材を採用したNEWトレンド

意外性のあるアイテムにも透け素材を採用したNEWトレンド
本来ハンサムでシャープなストライプシャツを、ふんわりと軽い透け素材に置き換え。
シャツ¥45,100/ebure GINZA SIX店(ebure)
スカート¥107,800/アパルトモン 青山店(アパルトモン)
上質さがきわだつ繊細なレースの透け感は、さりげない肌の見え具合が上品で大人なムード。裏地がないすそ部分は抜け感があり、黒でも重く見えない。
スカート¥107,800/アパルトモン 青山店(アパルトモン)
ニット¥15,400/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(ユナイテッドアローズ)
シアーな素材感が特徴のニットは、この春の本命アイテム。キャミソールやタンクトップをあえて透けさせるレイヤードで着こなしの幅を広げて。
ニット¥15,400/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(ユナイテッドアローズ)

上品なデザインの「トップス」

透けるトップスは、インナーに悩まない上品なデザインを選ぶ

カジュアルなケーブル編みとの組み合わせが楽しい新しい透け感を満喫

カジュアルなケーブル編みとの組み合わせが楽しい新しい透け感を満喫
ケーブル編みのストライプのすき間に、透け感のある素材をあしらった新鮮なデザインのニット。オールホワイトの涼しげな着こなしに今らしいリズム感が生まれる。
ニット¥96,800/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) キャミソール¥8,800/ebure GINZA SIX店(ebure) パンツ¥37,400/ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 六本木店(ドゥーズィエム クラス) ピアス¥25,850/room3138(ローラ ロンバルディ) ネックレス¥158,400/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) ブレスレット¥26,400/ザ ストア バイシー 代官山店(ローラ ロンバルディ) バッグ¥204,600/ジミー チュウ 靴¥58,300/スティーブン アラン シンジュク(へリュー)

透け感シャツにベストを重ねれば着回し幅がもっと広がる!

透け感シャツにベストを重ねれば着回し幅がもっと広がる!
シアーなシルク地に繊細な織り柄を施した美しいバンドカラーシャツ。キャミソールなどのインナーを透けさせる着こなしに加えて、シャツの上にベストを重ねるレイヤードコーディネートも素敵。軽やかな袖の透け感と身頃のコントラストが楽しめ、今っぽいムードに仕上がる。短め丈のベストは春のレイヤードコーディネートに重宝する名脇役。
シャツ¥121,000・ベスト¥66,000・パンツ¥71,500/ブラミンク ネックレス¥28,050/room3138(ローラ ロンバルディ) バッグ¥185,900/トッズ・ジャパン(トッズ)

素肌が透けるだけで春のニットが表情豊かに。エフォートレスなムードも魅力

素肌が透けるだけで春のニットが表情豊かに。エフォートレスなムードも魅力
メッシュ状に編んだコットンニットは、カジュアルな透け感だからスカート合わせも女っぽくなりすぎずデイリー使いにベスト。
ニット¥18,700/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(ユナイテッドアローズ) スカート¥31,900/エイトン青山(エイトン) ピアス¥29,700(モダン ウィーヴィング)・バッグ¥60,500(オーエーディー ニューヨーク)/以上ショールーム セッション ストール¥39,600/room3138(チェザーレ ガッティ) 靴¥24,200/アマン(マウロ・デ・バーリ) インナー/スタイリスト私物

エレガントな「透けるスカート」

透けるスカートは、甘くないカットワークや落ち着いた色みが大人に似合う

透け素材が醸し出す奥行きのある美しさを堪能

透け素材が醸し出す奥行きのある美しさを堪能
光沢素材の上にほんのりと透けるチュールを2枚重ねることで、肌は透けずとも奥行き感を演出できる。着こなしも心もはずむ軽やかさ!
スカート¥91,300/ebure GINZA SIX店(ebure) ジャケット¥55,000/ウィム ガゼット 青山店(ウィム ガゼット) Tシャツ¥24,200/マッキントッシュ 青山店(マッキントッシュ) サングラス¥41,800/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ネックレス¥742,500・ブレスレット¥465,300/エスケーパーズオンライン(キウナ) バッグ¥151,800/ジミー チュウ 靴¥115,500/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

エレガントな透けレースが日常をドラマティックに盛り上げて。ふとした一瞬さえ美しく

エレガントな透けレースが日常をドラマティックに盛り上げて。ふとした一瞬さえ美しく
マットな質感のリーフ柄のリバーレースを贅沢に使用した、上品な透け感が大人のエレガンスを表現してくれる。甘くなりがちなレースのフレアシルエットを、三角マチに沿ってパイピングをあしらうことですっとしたたたずまいに。デイリーに着こなしたい透け感がちょうどいい。
スカート¥143,000/ebure GINZA SIX店(ebure) カーディガン¥30,800/カオス丸の内(カオス) Tシャツ¥17,600/エイトン青山(エイトン) ピアス¥64,900/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) ネックレス¥19,800/アマン(アンセム フォー ザ センセズ) バッグ¥151,800/ジミー チュウ 靴¥128,700/ジェイエムウエストン 青山店(ジェイエムウエストン)

シャープなモノトーンに軽やかな透け感スカートで女らしいムードを取り入れて

シャープなモノトーンに軽やかな透け感スカートで女らしいムードを取り入れて
ストイックになりがちなモノトーンの着こなしに、透けボトムを組み合わせて女らしく。ロングジレをはおればヒップまわりも隠せて安心感あり。
スカート¥53,900/ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 六本木店(ドゥーズィエム クラス) ジレ¥52,800/エイチ ビューティ&ユース(ロエフ) カットソー¥14,300/ウィム ガゼット 青山店(ウィム ガゼット) メガネ¥36,300/モスコット トウキョウ(モスコット) ピアス¥13,200/アマン(アンセム フォー ザ センセズ) バッグ¥170,500/エリオポール代官山(ザンケッティ) 靴¥97,900/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) ペチコート/スタイリスト私物
撮影/渡辺謙太郎(モデル) 魚地武大(TENT/静物) ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/徳原文子 モデル/田沢美亜 取材・原文/坪田あさみ ※エクラ2022年5月号掲載

 
⑫春の本命カラー「きれい色」

“去年までと印象が変わらずなんだか冴えない”と感じている人に、真っ先に取り入れてほしいのがフレッシュな「きれい色」。まぶしい日射しに映えていきいきとして見える、ピリッとしたモード感が加わるなど、今らしくおしゃれが格上げされる効果大。

本命カラーはグリーン・ピンク・イエローの3色

大人のきれい色は「なじませる」がキーワード

グラデーションやなじみのよい色と合わせれば主役色だけが目立ちすぎることなく、洗練されたカラーコーディネートが可能に。色を投入するだけで着こなしが見違える! この春マスターしたいのはこの3色。

グリーン

グリーン
定番パンツをグリーンに替えるだけで、着こなしが一気にアップデートされる。ボトムなら強めの色も挑戦しやすい。後ろがゴムになっていてはき心地も快適。パンツ¥28,600/ロンハーマン

ピンク

ピンク
ツヤのあるしなやかな素材感と優しげなピンクは誰もがときめく一枚。甘めの色ながらたっぷりの布量と十分な着丈で、大胆さとドラマティックなかっこよさを堪能。スカート¥28,600/アパルトモン 青山店(メドモワゼル)

イエロー

イエロー
ビタミンイエローは、しゃれ見えに加え、ヘルシーさも大人にうれしい効果。薄手のハイゲージならきれいめスタイルにも取り入れやすい。ニット¥42,900/マックスマーラ ジャパン(ウィークエンド マックスマーラ)

グリーンはカーキやグレー、オフ白となじませる

色をつなげてなじませると冒険色にも挑戦できる!

色をつなげてなじませると冒険色にも挑戦できる!

カジュアルなグリーンをクラス感ある着こなしに

スウェット調素材とノーカラージャケット風カーディガンは、きれいめ感がありつつ今らしい軽やかさ。ライトグリーンのTシャツに重ねてなじませながら、スカートやアクセサリーでオフ白を合わせれば、大人の上質さも満たす着こなしに。

カーディガン¥29,700/オーラリー Tシャツ¥17,600/スリードッツ青山店(スリードッツ) スカート¥19,800/ガリャルダガランテ 表参道店(ガリャルダガランテ) ネックレス(短)¥407,000・(長)¥1,096,700/TASAKI バッグ¥262,900/トッズ・ジャパン(トッズ)

ワンピースの印象をチェンジするドライな質感のグリーン×グレー

ワンピースの印象をチェンジするドライな質感のグリーン×グレー

カシュクールの女らしさとミリタリーグリーンのコントラストが、大人カジュアルにぴったり。一枚だと単調になりがちなワンピースも、チャコールグレーの大判のストールを大胆に巻くことで、着こなしに立体感が生まれ一気に着映え度アップ。

ワンピース¥47,300/ロンハーマン ストール¥39,600/アイネックス(アソース メレ) ネックレス¥26,400/room3138(ローラ ロンバルディ) バッグ¥42,900/オデット エ オディール 新宿店(リエンピーレ) 靴¥57,200/アマン(ペリーコ)

ピンクは色の濃淡を取り入れてなじませる

強めピンクはもはや辛口。ピンクを重ねてかっこよく

強めピンクはもはや辛口。ピンクを重ねてかっこよく
大胆に感じる強めのビビッドピンクのパンツは、今春こそトライしてみたいきれい色。くすんだピンクのニットを合わせグラデーションにすれば、洗練されたムードが手に入る。バッグやサンダルをブラウンにすることで全体がまとまりよく見える。
パンツ¥36,300/ロンハーマン ニット¥27,500/ショールーム セッション(アダワス) ストール¥31,900/アイネックス(アソース メレ) ブレスレット¥10,780/アマン(アンセム フォー ザ センセズ) バッグ¥300,300/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥47,300/ザ ストア バイシー 代官山店(ネブローニ)

かわいげピンクを照れずに着るなら、トラッド合わせが正解

かわいげピンクを照れずに着るなら、トラッド合わせが正解
かわいげな淡ピンクのスカートは、ブラウンのカーディガンやローファーなどトラッドな方向性で甘さを軽減すると大人にちょうどいいバランスに。
スカート¥58,300/ebure GINZA SIX店(ebure) カーディガン¥39,600/エイトン青山(エイトン) シャツ¥39,600/アマン(アンスクリア) メガネ¥48,400/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) ストール¥30,800/アイネックス(アソース メレ) バッグ¥66,000/スティーブン アラン シンジュク(ドラゴン) 靴¥24,200/ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 六本木店(カミナンド)

イエローはキャメルやベージュとなじませる

濃イエローはキャメルと合わせてリゾートライクに

濃イエローはキャメルと合わせてリゾートライクに
リネン素材なら濃いめのイエローも涼しげに見える。かごバッグやサンダルをキャメルにすることで、パワフルでリッチなムードを楽しみたい。
ワンピース¥50,600/アマン(フィナモレ) タンクトップ¥10,450/スリードッツ青山店(スリードッツ) パンツ¥36,300/ロンハーマン ストール(ベージュ)¥24,200・(ブラウン)¥24,200/アパルトモン 青山店(スロウ) バッグ¥361,900/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥115,500/ドゥロワー 日本橋店(マノロ ブラニク)

辛口なのに柔らかな印象。イエローの魅力に開眼!

辛口なのに柔らかな印象。イエローの魅力に開眼!
洗いをかけたようなこなれ感がうれしいレモンイエローのシャツは、厚手のコットンだから、ラフに着くずしても上品さを失わない。色みが近いライトベージュとなじませて、春らしいワントーンコーデ風に。
シャツ¥28,600/ガリャルダガランテ 表参道店(ガリャルダガランテ) カーディガン¥53,900・パンツ¥35,200/ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 六本木店(ドゥーズィエム クラス) 帽子¥33,000(ヴァン パルマ)・ブレスレット¥22,550(ローラ ロンバルディ)/以上エリオポール代官山 メガネ¥36,300/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ネックレス¥17,050/ザ ストア バイシー 代官山店(ローラ ロンバルディ) ストール¥38,500/アイネックス(アソース メレ) バッグ¥53,900/アパルトモン 青山店(デメリエー ロンドン)
撮影/渡辺謙太郎(モデル) 魚地武大(TENT/静物) ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/徳原文子 モデル/RINA 取材・原文/坪田あさみ ※エクラ2022年5月号掲載

 
⑬春のおしゃれは「白」を選んで

ディテールに華のあるものが増え、色みも真っ白ではなく優しいトーンのものが豊富になった今季、コンサバに陥ることなく、こなれた雰囲気で白を着られるように。主役にするも、つなぎ役として使うもよし。大人の余裕を醸し出す「新しい白」で、春のおしゃれを一歩前進させて!

目をひく「白ブラウス」&「白シャツ」

白ブラウス

フロントに華のある白ブラウス

フロントに華のある白ブラウス

コットンシルクの透明感ある白を、贅沢にブラウスとパンツのセットアップで。ギャザーをふんだんにあしらうことで生まれるドラマティックなシルエットも後押しして、笑顔もいちだんと華やぐ。

ブラウス¥99,000・パンツ¥88,000/ブラミンク ピアス¥25,300・ネックレス¥121,000/トムウッド プロジェクト(トムウッド) バッグ¥403,700/ヴァレンティノ インフォメーションデスク(ヴァレンティノ ガラヴァーニ)

定番のトレンチ+デニムに迫力と華やぎを加えて

定番のトレンチ+デニムに迫力と華やぎを加えて

たおやかなラッフルが決め手になって、アクセサリーいらずの華やかさ。デニムスタイルを春らしく更新して。

ブラウス(3月中旬入荷予定)¥25,300/マルティニーク ルコント ルミネ有楽町(マルティ ニーク) コート¥121,000/ebure GINZA SIX店(ebure) デニム¥28,600/カイタックインターナショナル(ヤヌーク) ピアス¥35,200・バングル¥68,200/マリハ バッグ¥295,900/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥85,800/ジミー チュウ

白レースの普遍的な魅力がパンツスタイルを華やかに

白レースの普遍的な魅力がパンツスタイルを華やかに

パフッとした袖のボリューム感と袖口のエンブロイダリーレースの可憐さで、手もとは美しく、着るだけで新鮮な華やぎが手に入る。ピンタックギャザーとシャープなVネックで、フロントはすっきりとハンサム。甘さが前に出すぎず、着こなしやすいのがうれしい。

ブラウス¥14,000(ノーク)・パンツ¥11,000(ノーク バイ ザ ライン)/以上ノーク ピアス¥12,100/フラッパーズ(メラキ) バッグ¥50,600/マルベリージャパン(マルベリー)

白シャツ

ワイドパンツを刷新するコンパクトな白シャツ

ワイドパンツを刷新するコンパクトな白シャツ

デザインはベーシックながら、コンパクトなサイズ感が新鮮。デコルテや手首の素肌を閉じ込めマニッシュに着るのがしゃれ見えのコツ。

シャツ¥15,400/デミルクス ビームス 新宿(シーオール) パンツ¥42,900/エイトン青山(エイトン) ピアス¥24,200/フラッパーズ(シンパシー オブ ソウル スタイル) ストール¥29,700/アイネックス(アソース メレ) バッグ¥70,400/アマン(ア ヴァケーション)

ふんわりとしたボリューム感がパンツスタイルをぐっと優美に

ふんわりとしたボリューム感がパンツスタイルをぐっと優美に

ふんわり軽やかで、丈が長めのコットンシャツ。深めのサイドスリットでフロントインもしやすく、優美な着こなしが自在にかなう。柔和なカラーパンツと春らしく装って。

ブラウス¥28,600/インターリブ(サクラ) パンツ¥49,500/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) ネックレス¥29,700/エスケーパーズオンライン(ハルポ) バッグ¥233,200/ジミー チュウ 靴(ポーチつき)¥45,100/ショールーム セッション(モダン ウィーヴィング)

即戦力になる「白デニム」

パキッと漂白したような青みがかった白デニムは過去のもの。今、勢いのあるオフホワイトやアイボリーなどのまろやかな白のデニムは清潔感がありつつも、ほどよくカジュアル。どんな色にも合わせやすくコーディネートをこなれさせてくれる白デニムコーデをブランド別にご紹介。

YANUK(ヤヌーク)

YANUK(ヤヌーク)

まろやかで、力の抜けたモノトーンコーデをかなえる
漂白処理をしていない綿本来のナチュラルなエクリュカラーが、モノトーンコーデのコントラストを落ち着かせ、余裕のあるたたずまいに。ステッチをシルバーグレーにすることでほっこりせず、洗練された装いにもなじむ。ウエストはすっきり、太ももの張りを逃してくれるゆとりのあるストレートも大人にいい理由。
デニム¥25,300/カイタックインターナショナル(ヤヌーク) ジャケット¥198,000/マディソンブルー Tシャツ¥9,350/スローン イヤカフ¥23,100/マリハ バッグ¥204,600/ジミー チュウ 靴¥121,000/ジェイエムウエストン 青山店(ジェイエムウエストン)

MADISONBLUE(マディソンブルー)

MADISONBLUE(マディソンブルー)

足首がのぞくラフなすそが小じゃれた女っぽさを加味
青みを抑えた白や、ダメージ加工を施したタフなすそで、さわやかに見えすぎるのをセーブし大人っぽく。ストレッチ入りのやや厚手の生地で、ヒップラインはすっきり。足首をきわだたせるフレアシルエットで女っぽく着こなせるのもうれしい。
デニム¥31,900/マディソンブルー ワンピース(ペチコートつき)¥75,900・Tシャツ¥9,900/ロンハーマン(エブール フォー ロンハーマン) バングル¥67,100/フラッパーズ(シンパシー オブ ソウル スタイル) バッグ¥42,900/ショールーム セッション(モダン ウィーヴィング) 靴¥95,700/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク)

Healthy DENIM(ヘルシーデニム)

Healthy DENIM(ヘルシーデニム)

リラクシーなシルエットが今どき。柔らかな白を重ねて
ヒップから太もものラインを逃してくれるゆるめシルエット。トーンの異なる白をていねいにレイヤードして小粋に。
デニム¥14,300/ゲストリスト(ヘルシーデニム) ベスト¥49,500/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) シャツ¥31,900/イレーヴ サングラス¥41,800/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ブレスレット¥22,550/room3138(ローラ ロンバルディ) バッグ¥151,800/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) 靴¥135,300/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

コーデがあか抜ける「プラス白」アイデア

大好きなベージュやくすみ系カラーで全身をまとめようとすると、ぼんやりとした印象に。そこでプラスしたいのは「白」。加えるだけで明度が上がり、簡単にあかぬけ効果が!

White with Beige color

淡くてあいまいなベージュのワントーンコーデと「白」の相性は最高。全身をきりっと引き締めて表情まで明るく見せてくれる、欠かせない存在!

白のニット&サンダルをプラス

白のニット&サンダルをプラス

つなぎ役の柔らかな白が優美な春スタイルへと導く

モード感のあるベージュのジレとパンツのトーンオントーンのハンサムなスタイリング。クリーミーな白のニットでつなぐことで、繊細なニュアンスがきわだち、しなやかな女っぽさや、品格も授けてくれる。足もとのセンシュアルな白サンダルが、ロングジレのボリューム感を逃しつつ、春らしい軽やかさをアピール。
ニット¥35,200・ジレ¥74,800・パンツ¥49,500/ハーヴェル スタジオ ピアス¥24,200・ブレスレット¥35,200/マリハ バッグ¥237,600/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥105,600/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク)

White with Nuance color

くすみ色を着てぼんやり見えてしまう不安をまばゆい「白」が一掃。清潔感を呼び込み、春らしい軽快さもプラスしてくれる!

白のタンクトップをプラス

白のタンクトップをプラス

ちらりとぞかせるだけ。明度の高い白でメリハリを

ドライなベージュニットに淡く甘いピンクのパンツ。大好きな配色をよりヘルシーに洗練させるのが、デコルテにさし込んだきっぱりとした白のタンクトップのトーンアップ効果。顔まわりもすっきりと、格段にしゃれ度も引き上げてくれる。

タンクトップ¥7,500/ノーク ニット¥18,700/ウィム ガゼット 青山店(ウィム ガゼット) パンツ¥29,700/アストラット 新宿店(アストラット) ネックレス¥535,700・リング(右手)中指(指先から)¥220,000・¥181,500・薬指¥55,000・(左手)人さし指¥495,000・中指¥96,800/シハラ ラボ(シハラ) バッグ¥715,000/デルヴォー・ジャパン(デルヴォー) 靴¥105,600/ドゥロワー 丸の内店(マノロ ブラニク)

白のクロスボディバッグをプラス

白のクロスボディバッグをプラス

白のクロスボディバッグを一点投入。キレが生まれて着こなしが見違える!

シックだけれどぼんやりしがちなくすみ色コーデには、インパクト強めな白のクロスボディバッグをポイントにして。白の確かな存在感が着こなしにメリハリを加える。
バッグ¥157,300/トッズ・ジャパン(トッズ) ブルゾン¥52,800/カオス丸の内(カオス) Tシャツ¥13,200(アダワス)・スカート¥69,300(サヤカ デイヴィス)/以上ショールーム セッション サングラス¥50,600/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) ピアス¥81,400・バングル¥101,200/マリハ 靴¥72,600/ゴールデン グース 東京店(ゴールデン グース)

おしゃれプロがねらっている「白アイテム」

エクラにかかわるおしゃれプロたちも、この春チェックしているのはカジュアルな「白」ばかり!主役から引き立て役まで、おしゃれを一新するフル活用必至のアイコンをコメントとともにご紹介。

フィータの白ブラウス

フィータの白ブラウス

「フロントの手のこんだアップリケが印象的。堅苦しくなく、地味でもなく、甘辛バランスもちょうどいい。カジュアルだけれど、白いブラウスのきちんと感も保たれています。とにかく優秀!」(スタイリスト 徳原文子さん)
ブラウス¥39,600/フィータ

ヘルノの白ジャケット

ヘルノの白ジャケット

「細かいキルティング加工の波打つような表情が雰囲気たっぷり。白のアウターはスポーティだったり、あるいはエレガントになりがちですが、これならこなれたムードで着こなせます」(スタイリスト 戸野塚かおるさん)
ジャケット¥141,900/ヘルノ・ジャパン(ヘルノ)

トッズの白ローファー

トッズの白ローファー

「靴を白にするだけで春気分が高まります。スニーカーではなく、革靴の白というのが贅沢ですね。チェーンの飾りがついて華やかなところも◎。素足で履いてシンプルなスタイルに効かせたいです」(エディター&ライター 新田幸子さん)
靴¥80,300/トッズ・ジャパン(トッズ)

撮影/黒沼 諭(aosora/モデル) 佐藤 彩(静物) ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/福田亜矢子 モデル/RINA LIZA 取材・原文/松井陽子 ※エクラ2022年4月号掲載

 
⑭「50代が買うべきブランド」最新ナビ

欲しいものはある。だけど、どこで買ったらいいのかわからない! そんなJマダムたちの疑問に答えるべく、おしゃれのプロに緊急リサーチ。今の私の体型に合うデザインは? 素敵な大人服がそろうブランドは? その答えがココに!

体型別の美脚パンツ

この春は素敵なパンツが欲しい、でもどこで買ったらいい? そんなアラフィー女性へ、体型別におすすめのブランドをご紹介。小柄な人向き、背が高い人向き、体型を問わずはけるパンツをそれぞれ厳選。

とにかくシルエットがきれいなパンツが欲しいなら…「YLÈVE(イレーヴ)」

とにかくシルエットがきれいなパンツが欲しいなら…「YLÈVE(イレーヴ)」
質感、シルエット、仕立てにこだわり、“上質とシンプル”を徹底した服づくりで知られるイレーヴ。特にパンツのウエストラインやシルエットは綿密に計算されており、デビュー当初からおしゃれのプロたちの評価も高い。

脚のラインを拾わず、ハイウエストからストンと流れる美シルエット

’90年代をイメージしたというハイウエストのワイドテーパードパンツ。太すぎないワイド感、すっきりとした腰まわりにセンタープレス入りなので、おしゃれ感もありながら、縦長ラインを強調してくれるシルエットになっている。ライトフランネルのソフトな質感も心地よい。
パンツ¥36,300・ニット¥30,800・ジャケット¥72,600/イレーヴ ピアス¥29,700・バングル¥42,900/プリュイ トウキョウ(プリュイ) スカーフ¥30,800/スローン バッグ¥198,000/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥121,000/ジェイエムウエストン 青山店(ジェイエムウエストン)

小柄な人でもお直し不要のパンツは…「M・fil(エムフィル)」

ウエストゴムパンツの先駆者的ブランド。計算された細部の仕立てにより、ほかとは一線を画す美しいシルエットに。細身クロップトのほか、シーズンによりバギータイプなども人気。
小柄な人でもお直し不要のパンツは…「M・fil(エムフィル)」

きれいめウエストゴムの人気テーパードパンツ

ややゆとりのある太ももからすそにかけて細くなっていく、スタイルアップ効果の高いテーパードパンツ。麻のような軽い素材はしわになりにくく手洗いすることも可能。ウエストゴムの心地よいホールド感も特徴。
パンツ¥25,300/サロン ド 1993(エムフィル)

背が高い人向きのパンツなら…「INSCRIRE(アンスクリア)」

パンツ好きのデザイナーが大人の女性にはきやすいサイズ感やフィット感を追求し、毎年バリエーション豊富なパンツを製作。デザイナーが高身長のため、背が高い人がフルレングスではける丈感にこだわっている。
背が高い人向きのパンツなら…「INSCRIRE(アンスクリア)」

長身でもゆるっとはけるこなれイージーシルエット

ブランドで人気の「EASY PANTS」シルエットをコットン×リネンのナチュラルな素材感で実現。センタープレス入りでラフすぎないところが大人におすすめ。長めのパンツ丈は身長の高い人にちょうどよい丈感に。
パンツ¥49,500/アマン(アンスクリア)

大人向きの着映えワンピース

大人に似合う春のワンピースが欲しい、そんなときにおすすめのブランドをご紹介。

一枚で着映える大人向きのワンピースなら…「BLAMINK(ブラミンク)」

一枚で着映える大人向きのワンピースなら…「BLAMINK(ブラミンク)」

さらりと着るだけで凛としたオーラが漂う、コットンリネンの白

立体的な膨らみをもたせた上品な袖と、開きすぎずデコルテを美しく見せるVネックラインのホワイトワンピース。ややハイウエストの位置にベルトがついているため、ウエスト下が縦長に見えるように計算されている。コットンリネンの心地よい素材感も大人の肌に優しい。

ワンピース¥110,000/ブラミンク ピアス¥22,000(イオッセリアーニ)・バッグ¥137,500(ジャック・ル・コー)/以上アッシュ・ペー・フランス

ちょっとドレスアップしたい日のワンピースは…「Room no.8(ルームエイト)」

足し算ではなく引き算することが大人を美しく見せる、という思いからワンピースを強化。体型が変化する大人世代が着心地よくスマートに見えるワンピースを毎シーズン企画している。
ちょっとドレスアップしたい日のワンピースは…「Room no.8(ルームエイト)」

細部にこだわるミニマルな華ベージュは、フォーマル&仕事にも活躍

定番シルエットの優しいピンクベージュのワンピース。ボトルネックの首もとがフェイスラインをすっきりと見せ、レイヤードされた肩のデザインがさりげなく二の腕を細く見せる効果もあり。ポケットつきなので使い勝手もよく、いつもより少しドレスアップしたい日にちょうどよい上品さ。

ワンピース¥55,000/オットデザイン(ルーム エイト ブラック) ピアス¥121,000/ミラモア ファイン ジュエリー(ミラモア) バッグ¥105,600/セラピアン 阪急うめだ本店(セラピアン) 靴¥104,500/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

フォーマル用のワンピースなら…「THE LINER(ザ ライナー)」

「ミュラーオブヨシオクボ」のデザイナーが手がけるセレモニー向けの洋服の新ブランド。これまでのフォーマル服を一から見直し、体型を問わず女性が美しく見えるシルエットを実現した全7型。
フォーマル用のワンピースなら…「THE LINER(ザ ライナー)」

体型カバーもモダン見えもかなうフォーマルな一着

一見シンプルながら、ダーツのとり方に工夫し、腰からゆるやかなカーブを描き体型をうまくカバーしてくれる。コンサバすぎないシルエットは、フォーマルウエアとしてはもちろん、ふだんのお出かけにも活躍。
ワンピース¥35,200/ザ カーター(ザ ライナー)

上品でこなれたシャツ

大人の女性を魅力的に見せるかっこいいシャツを厳選してご紹介。

大人の体をきれいに見せるシャツなら…「MADISONBLUE(マディソンブルー)」

もともとシャツ6型から始まったブランドということもあり、シャツ抜きには語れないのがココ。マダムシャツ、ハンプトンシャツなど、大人の女性が着たときに魅力的に見えるように考えぬかれたアイコンシャツがそろう。
大人の体をきれいに見せるシャツなら…「MADISONBLUE(マディソンブルー)」

袖をまくり、デコルテを大きく開けてかっこよく着たいマダムシャツ

着用時に自然と襟が外に開くようにつくられているマダムシャツは、大きく胸もとを開け、デコルテをきれいに見せて着たい一枚。ジャケットの手法で袖づけをしているので、細身でありながらも動きやすい。

シャツ¥39,600・スカート¥81,400・ネックレス¥429,000/マディソンブルー ピアス¥31,900/アッシュ・ペー・フランス(イオッセリアーニ) リング¥165,000/シハラ ラボ(シハラ) バッグ¥111,100/ピエールアルディ 東京(ピエール アルディ) 靴¥59,400/アマン(ペリーコ)

上品フェミニンなブラウスを探すなら…「DRAWER(ドゥロワー)」

トレンドに流されず長く愛用できることを意識したブラウスは、サイズ感やボリューム感など、細部まで美しさ、上品さ、着心地のよさを追求したていねいな仕立て。定番のブラウスも常に見直し、ブラッシュアップしている。
上品フェミニンなブラウスを探すなら…「DRAWER(ドゥロワー)」

クリーンさの中に、ひとさじの女らしさが上品に香る黒ブラウス

張り感と肌ざわりのよい、コットンリネンのブラウスは、甘さを削ぎ落とした大人の黒。ネックからラグラン線上に入ったタック、素材の張りを生かした、ふんわりと立体的なボリューム袖がさりげなく華やか。前後差のあるすそはアウトしても様になる。
ブラウス¥68,200・パンツ¥69,300/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) ピアス¥24,200/アッシュ・ペー・フランス(セルジュ・トラヴァル) バングル¥165,000/シハラ ラボ(シハラ) バッグ¥218,900/リシュモン ジャパン(アライア)

おしゃれプロがおすすめ「頼れるブランド5」

「春はまずココで買い物したい!」とおしゃれのプロからの声が多かった、5つのブランドをおすすめの新作とともに発表。

“ココにしかない”、極上素材のミニマル服「ATON(エイトン)」

ずっと大切にしているのは“ここにしかないもの”をつくり続けること。素材にこだわり、その特徴を最大限に生かした洋服は、着用したときのシルエットの美しさとストレスフリーな着心地が格別!とおしゃれのプロも太鼓判を押す。
“ココにしかない”、極上素材のミニマル服「ATON(エイトン)」
最高級のベルギー産リネンを使用したワイドパンツは、ウエストまわりがすっきりとした立体的なワイドシルエット。はくとメンズパンツのようなこなれたシルエットになる。
パンツ¥42,900/エイトン青山(エイトン)

旬と女らしさが絶妙バランス。洗練のふだん着なら「Chaos(カオス)」

“大人のための上質な日常着”をコンセプトに2018年にデビュー。カシミヤやシルク、リネンなどの天然素材、また、細部までこだわった縫製で、快適さもありつつ女性らしさを引き立てるオリジナルアイテムを展開。
旬と女らしさが絶妙バランス。洗練のふだん着なら「Chaos(カオス)」
美しいラベンダー色のリネンブラウス。ウエストのリボンがポイントで、後ろでも前でも結べてドラマティックに着られる。ショート丈でスカートにもパンツにも合わせやすい。
ブラウス¥64,900/カオス丸の内(カオス)

まとうだけでエレガントになれる、大人の上質服「ebure(エブール)」

まとうだけでエレガントになれる、大人の上質服「ebure(エブール)」
リネンツイードのカフタンワンピースは、ラベンダーで染めた淡く上品な色調。サイドがボタンで大きく開くので、パンツと合わせても素敵。
ワンピース(ペチコートつき)¥78,100/ebure GINZA SIX店(ebure)

大人が宝探しのように楽しめる場所「THIRD MAGAZINE(サードマガジン)」

大人が宝探しのように楽しめる場所「THIRD MAGAZINE(サードマガジン)」
磯部さんが購入したブラウスは、襟と袖のレース使いがほどよい甘さ。カジュアルなスウェットやヴィンテージのTシャツなどからレースをのぞかせたレイヤードスタイルがおすすめ。
ブラウス¥25,300/サードマガジン

ほのかにパリが香るブランド「LÂCHEMENT(ラシュモン)」

ほのかにパリが香るブランド「LÂCHEMENT(ラシュモン)」
むだをいっさい削ぎ落としたシンプルなブラウスは、ドルマンスリーブで着るとゆるっとしゃれたシルエットに。黒白色違いで持っておくと重宝すること間違いなし!
ブラウス 各¥31,900/アペリア(ラシュモン)
撮影/金谷章平(モデル) 魚地武大(TENT/物) ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/山﨑静香 モデル/ゆうき 取材・原文/新田幸子 ※エクラ2022年4月号掲載

 
⑮富岡佳子さんの春いちばんに着たい服

どんなときでも新しい春はやってくる。明るい日射しと、優しい風と、幸せの気配とともに。だから、気持ちが新たになる服を選ぼう。

短い丈のトップス

注目のトレンドに挑戦するとワクワクする

富岡佳子さんの春いちばんに着たい服

短い丈になるだけで、身軽な気持ちになるのがいい!

この春のトレンドとしてチェックしたいのが、短い丈のトップス。久しぶりだけれど、実はボックスシルエットがふわりと大人の体を包み、愛らしく演出してくれることを再発見。すそを出しても軽快なグッドバランスをキープできる。後ろ姿だって、いい感じ! パンツとのシンプルな組み合わせも、なんだか新しい着こなしに変わる。

シャツ¥86,900・パンツ¥121,000・靴¥110,000/イザ(ニナ リッチ) イヤカフ¥23,100/ザ ストア バイシー 代官山店(マリハ)

新感覚なセットアップ

今までにないバランスでイメージ一新!

トップスもボトムもフレア。揺れるすそにムードが宿る

トップスもボトムもフレア。揺れるすそにムードが宿る

今までのセットアップはトップスとボトムのどちらかが主役だったけれど、今シーズンはどちらも主役級の存在感。ふわりと広がるAラインのブラウスに14枚ハギのフレアスカートの組み合わせ。シルク混のつややかな素材がサラサラとエアリーに揺れると、なぜか女らしさが増したように感じてしまうから不思議。

ブラウス¥99,000・スカート¥132,000/ブラミンク ピアス¥53,900/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) 靴(参考商品)/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

チェーンのネックレス

ちょっとジャンクな存在感で鎖骨を魅せる

繊細というより大胆に。迫力と遊び心を同時に手に入れる

繊細というより大胆に。迫力と遊び心を同時に手に入れる

ジュエリーではなく、アクセサリーとしてチェーンを重ねづけで楽しむのが今季、新鮮。遠目からもわかるほどの存在が、鎖骨を繊細に見せつつ、こなれた大人の胸もとを完成させてくれる。実はとても軽いのも魅力。

ネックレス(シルバーカラー)¥48,400・(ゴールドカラー)¥24,200・イヤカフ¥14,300/ボウルズ(ハイク) ジャケット¥110,000/ドゥロワー 青山店(ドゥロワー) タンクトップ¥9,900/ユナイテッドアローズ 原宿本店(ロエフ) パンツ¥36,300/ロンハーマン

撮影/長山一樹(S-14) ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/村山佳世子 モデル/富岡佳子 構成・原文/宮崎桃代 撮影協力/バックグラウンズファクトリー ※エクラ2022年4月号掲載

 
①アウター

センスのいい「夏のはおりもの」

年々夏が酷暑になり、紫外線や冷房対策にはおりものがマストハブに。無難なもので満足せず、はおることでさらなるおしゃれ度アップを目ざしたい!今、手に入れたい3つのタイプから今夏のお気に入りを見つけて。

透け感シャツ

カーディガン以上ジャケット未満の“ちょうどいいはおりもの”の筆頭が、薄手のシャツ。ヒップ下までカバーする後ろ身頃の丈感と、涼感ある素材が醸し出すほんのりした透け感が、成功へ導くチョイスの決め手。
白の装いにまとったのは涼やか技ありリネンシャツ

白の装いにまとったのは涼やか技ありリネンシャツ

両サイドに深めのスリットが入り、夏のはおりにふさわしい一着。リネンらしいさわやかな透け感と、ひと折りするだけで決まるスタイリッシュな袖口もはおりやすさの秘密。

シャツ¥28,600/デパリエ ニュウマン新宿店(デパリエ) タンクトップ¥14,300/インターリブ(サクラ) パンツ¥45,100/ebure GINZA SIX店(ebure) メガネ¥55,000/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) ピアス¥31,900・ネックレス¥24,200/ショールーム セッション(マリハ) ベルト¥68,200・バッグ¥237,600/トッズ・ジャパン(トッズ)

マニッシュな抜け感が魅力のバンドカラーシャツ

マニッシュな抜け感が魅力のバンドカラーシャツ

ドライな肌ざわりとシャキッとした張り感、そして上品な透け感が特徴のコットンボイルオーガンジー素材を使用したバンドカラー(帯状の襟もと)シャツ。すっきりとした襟もとの印象と、胸もとに施されたブザム切り替え、太めの比翼前立て、辛口なカーキ色など、マニッシュなモード感が漂う。後ろ身頃はふんわり長め。
シャツ¥28,600・カットソー¥17,6
00/インターリブ(サクラ) パンツ¥28,600/デパリエ ニュウマン新宿店(デパリエ) チョーカー¥15,400/アマン(アンセム フォー ザ センセズ) バッグ¥237,600/トッズ・ジャパン(トッズ)

とろみとシアーな透け感が上品な甘さを感じさせて

とろみとシアーな透け感が上品な甘さを感じさせて

甘いピンクを上品に見せる柔らかな素材で心地よくはおれる。ボトムを選ばない絶妙な丈感。
シャツ¥16,500/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店(ジャーナル スタンダード レサージュ) トップス¥8,800/ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 六本木店(ドゥーズィエム クラス) スカート¥28,600/アパルトモン 青山店(メドモワゼル) サングラス¥39,600/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ピアス¥75,900・ネックレス¥50,600/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) バッグ¥146,300/エリオポール代官山(ザンケッティ)

ゆったりカーディガン

はおりものの定番といえば、カーディガン。パンツにもスカートにも合わせやすく、さらに今っぽさを演出したいなら、Vネックあきで、身幅たっぷりのシルエットを選びたい。シャリ感があったり、薄手のものなど、涼しげな素材なら暑苦しさもなし。
優しいアイボリーはこの夏の万能色。シアー素材で見た目も涼しく

優しいアイボリーはこの夏の万能色。シアー素材で見た目も涼しく

ナチュラル感あるアイボリー色のシアーカーディガンは、レーヨン×ポリエステルのシャリ感ある肌ざわりが涼しげ。ふんわりした袖のシルエットとゆとりのある身幅、長すぎない丈感が大人の夏に最適。開けても閉めても、襟抜きして着ても決まる、理想のVネックライン。

カーディガン¥15,400/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店(ジャーナル スタンダード レサージュ) カットソー¥15,400/エイトン青山(エイトン) スカート¥27,500/サードマガジン バッグ¥204,600/ジミー チュウ 靴¥31,900/アマン(イル サンダロ オブ カプリ)

オーガニックコットンの優しさとリネンのツヤが同居したマニッシュシルエット

オーガニックコットンの優しさとリネンのツヤが同居したマニッシュシルエット

さらっとした感触が心地いい畔(あぜ)編みカーディガン。涼感の秘密は、イタリア製のオーガニックコットンとリネンを撚(よ)ったロービングヤーン。シックなグレーが、明るいトーンの装いに映えて。
カーディガン¥35,200/デパリエ ニュウマン新宿店(デパリエ) カットソー¥6,600・パンツ¥29,700/サードマガジン サングラス¥35,200/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ネックレス¥75,900/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) ブレスレット¥66,000/ショールーム セッション(ドウ) バッグ¥262,900/トッズ・ジャパン(トッズ)

上品なネイビーと柔らかな質感が優雅なボタンなしタイプ

上品なネイビーと柔らかな質感が優雅なボタンなしタイプ

なめらかな落ち感とボタンなし&前下がりのシルエットがエレガントな印象。
カーディガン¥20,900・トップス¥8,800/ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 六本木店(ドゥーズィエム クラス) スカート¥30,800/ザ ストア バイシー 代官山店(コキュカ) ネックレス¥70,400/エスケーパーズオンライン(ハルポ) バングル¥20,900/アマン(アンセム フォー ザ センセズ) バッグ¥37,400/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(メゾン エヌアッシュ) 靴¥38,500/エクラプレミアム通販(徳原文子×イル サンダロ オブ カプリ)

薄軽ストール

肌寒いときに体をすっぽり包んでくれる、頼れる大判ストール。選ぶ際のポイントは、首にもスタイリッシュに巻けるかどうか。薄く柔らかで、巻いたときにふんわりとしたボリューム感が出るものを。さらには小さくたためて携帯できる軽量さにもこだわって。
カシミヤの老舗がつくるイタリア発極上ストール

カシミヤの老舗がつくるイタリア発極上ストール

上質なカシミヤで知られる老舗イタリアブランドのストールは、カシミヤ×リネン×シルクのこだわり素材。イタリア・ビエラの軟水で染色することで独特のしっとりとした質感に。シックで味わい深い色と上品な光沢は、カジュアルはもちろんきれいめな装いにも。85×200cm。
ストール¥26,400/room3138(チェザーレ ガッティ) Tシャツ¥26,400/カオス表参道(カオス) スカート¥35,200/デパリエ ニュウマン新宿店(デパリエ) メガネ¥29,700/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) バッグ¥37,400/アマン(ア ヴァケーション)

上質素材と豊富な色展開で何色も欲しくなる人気アイテム

上質素材と豊富な色展開で何色も欲しくなる人気アイテム

ストール¥19,800/アイネックス(アソース メレ) ブラウス¥27,500・パンツ¥36,300/サードマガジン バッグ¥64,900/アパルトモン 青山店(デメリエー ロンドン)

センスある女性たちがこぞってまとう「アソース メレ」のストール。
センスある女性たちがこぞってまとう「アソース メレ」のストール。素材はモダール×リネン×シルクを絶妙なバランスで配合した繊細な糸。それぞれ染料の吸収率が異なるため生まれる、上品なメランジ感も魅力。手洗い可も夏にうれしいポイント。黒はエクラプレミアム限定色。140×190cm。
ストール(黒)¥20,900/エクラプレミアム通販(徳原文子×アソース メレ) ストール各¥19,800/アイネックス(アソース メレ)
撮影/黒沼 諭(aosora) ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/徳原文子 モデル/ゆうき 取材・原文/大野智子。 ※エクラ2022年8月号掲載

春のアウター「落ち感トレンチ」と「薄軽スポーティアウター」

季節をつなぐアウター「トレンチコート」「スポーティアウター」。定番のトレンチコートは今年らしい味わいが欲しい、注目のスポーティアウターはタウンユースに見合うおしゃれ感が欲しい。選び方、着こなし、着回し、全角度からチェックしてお気に入りの一着を見つけて。

 落ち感トレンチ 

春に買うべき「トレンチコート」の特徴とは?

シルエットは?

大きめシルエット&長め丈。たっぷりのゆとりをベルトでキュッと締めるイメージで。

素材は?

ツヤのあるしなやかな素材を。しっとりとした落ち感でこなれた風情を演出して。

色は?

ベージュをはじめ、シックななじみ色で。メリハリよりも溶け込む色調が活躍。

つややかなベージュをふわりと着たゆうき

つややかなベージュをふわりと着て、春の気分を演出
ちょっと抜き襟、前はゆるやかに閉じてベルトをキュッと締める……。それがゆったりとしてしなやかなコートの持ち味を生かす着こなし技。Tシャツ、ニットとの重ね着でまだ肌寒い季節をのりきるのにも、春の軽さを感じさせるコートなら重くならない。コットン×ナイロンはしっかりと張りがあるのに、光沢を帯びた、絶好の素材。
コート¥132,000/スタジオ ニコルソン ニットベスト¥46,200・Tシャツ¥13,200・パンツ¥41,800/オーラリー ピアス¥41,800・ネックレス¥26,400/room3138(ローラ ロンバルディ)  バッグ¥361,900・靴¥80,300/トッズ・ジャパン(トッズ)

トレンチコートの着こなしルール

クールな印象のトレンチも、素敵に見える着こなしは結局、甘さと辛さをミックスするさじ加減が大切。相反する要素を取り入れて今年らしく着こなして。

甘度80%で着ると…

トレンチコート 甘辛バランスのさじ加減でシャープにもフェミニンにも

甘いブラウスにきれい色のパンツ。女らしい装いでトレンチをクールフェミニンに
大きな襟が広くあいた胸もとに、二重に仕立てたボリュームたっぷりのすそ。ベルトを締めるとクラシックで女らしいイメージになるのも今年のトレンチのアドバンテージ。襟もとからフリルを見せて、きれいめで上品な着こなしに。それでも甘くなりすぎないのが、辛口がベースのトレンチコートのいいところ。コート¥149,600・ブラウス¥72,600/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) パンツ¥26,400/エリオポール代官山(エリオポール) バッグ¥36,300/ショールーム セッション(ミカ デラ ヴァッレ) 靴¥88,000/ジミー チュウ
 

辛度80%で着ると…

トレンチコート 甘辛バランスのさじ加減でシャープにもフェミニンにも

きちんと見えるトレンチだからイージーパンツの柔らかいゆるさを合わせてもシャープ
コットンのコートはメンズサイズ。ゆるいパンツ+フラットシューズも、もともときちんと感のあるトレンチなら脱力しすぎず、クールカジュアルに。仕上げは小さめバッグで甘さをちらりと添えて。コート¥85,800/イレーヴ Tシャツ¥15,400/エイトン青山(エイトン) パンツ¥49,500/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) サングラス¥33,000/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ネックレス¥70,400(ソフィー ブハイ)・バッグ¥19,250(ノマディス)/以上エスケーパーズオンライン 靴¥83,600/トッズ・ジャパン(トッズ)

トレンチコート着回しコーデ

季節の変わり目に活躍する「トレンチコート」。同じ一枚でも、コーディネートの工夫で2月→3月の季節感もしっかりスイッチ!

【2月】軽い素材のトレンチで春を感じさせつつストールで暖かに

軽い素材のトレンチで春を感じさせつつストールで暖かに
抜き襟風の仕立てにラグランスリーブ。ゆったり着るデザインのトレンチはボリューム感が今どき。寒さに対応する装いもこの量感で新鮮なバランスになる。
コート¥99,000/エスケーパーズオンライン(ポステレガント) ニット¥27,500/スローン パンツ¥30,800(コキュカ)・ストール¥29,700(チェザーレ ガッティ)/以上ザ ストア バイシー 代官山店 バッグ¥95,700/三喜商事(アフラ)

【3月】ふんわりブラウスで春を満喫。襟が広くあくトレンチは好バランス

ふんわりブラウスで春を満喫。襟が広くあくトレンチは好バランス
シャリッとした軽さのある素材だから、黒でも重くならず、春も着こなしやすい。コートの広くあく胸もとからブラウスを見せれば、着こなしが一気に春らしくなる。ブラウスとパンツを同系色でまとめて。
コート/2月と同じ ブラウス¥81,400・パンツ¥88,000/エスケーパーズオンライン(ポステレガント) バッグ¥85,800/エリオポール代官山(ザンケッティ) 靴¥113,300/トッズ・ジャパン(トッズ)

 薄軽スポーティアウター 

注目のスポーティアウターは、タウンユースに見合うおしゃれ感があると嬉しい。今季トレンドの素材や形など、選び方をチェック!

今春アウターの特徴

シルエットは?

コクーン型かAライン。本気のスポーツ感がやわらぐおしゃれっぽさを形で取り入れて。

素材は?

ほんのり透ける機能素材かシャキッとしたコットンライク系。軽やかさを重視して。

色は?

白やベージュ、きれい色。スポーティさを優しく見せる色をチェック。

この春欲しい「薄軽スポーティアウター」は、コクーン型・透け素材・きれい色がキーワード

すそを少し絞ってコクーン型に。今年は少し長めの丈も

ほんのり透け感のあるコットンベースの素材はスポーティな切れ味はありながら、タウンっぽい上品さもあり、着こなしやすい。この春はヒップがすっぽり隠れる丈も注目。すそのドロストを調整して、ふわっとしたシルエットにすると、全身のバランスがとりやすくなるのでおすすめ。明るいホワイト系は全体をトーンアップしてくれる。ロングスカートにもさらっと重ねてこなれた雰囲気に。

アウター¥165,000・ニットベスト¥88,000・スカート¥132,000/ブラミンク ピアス¥53,900・ブレスレット¥61,600/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) バッグ¥104,500/三喜商事(アフラ)

スポーティアウターきれいめコーデ

素敵に見える着こなしは結局、甘さと辛さをミックスするさじ加減が大切。相反する要素を取り入れ、今年らしい新鮮なコーディネートを楽しんで。

甘度80%で着ると…

【春の薄軽スポーティアウター】甘辛のバランスを取り入れて軽快な雰囲気&ソフトなムードに

ワンピースに合わせれば簡単におしゃれミックスが実現。しかも今どきの軽快な雰囲気に

マウンテンパーカがベースのアクティブなデザインもAラインシルエットのアレンジで街着らしい小粋な雰囲気。すそを少しだけ絞って、ふんわりさせるとおしゃれさがUPする。軽快なアウターはワンピースと合わせれば、簡単確実に今どきの甘辛ミックスが完成。バッグと靴で女らしさを盛り上げ、甘さをより高めるのが、大人がこなれて見えるテクニック。王道の“辛さには甘さを足す”テクニックを使って。

アウター¥52,800/エリオポール代官山(エリオポール) ワンピース¥46,200/ボウルズ(ハイク) バッグ¥221,100・靴¥85,800/ジミー チュウ

辛度60%で着ると…

リネンのパンツの柔らかさと優しいラベンダー色。スポーティさをソフトなムードで

リネンのパンツの柔らかさと優しいラベンダー色。スポーティさをソフトなムードで

軽くて薄く、ラミネート加工で防水&防風性もパーフェクト。実用性の高いアウターこそ、色選びでシックに見せるのが大人のテクニック。マットな光沢のパープルにラベンダーを合わせて色調を優しげに。コンサバティブなバッグで、さりげなく“優雅”を印象づけて。

アウター¥148,830/ヘルノ・ジャパン(ヘルノ) プルオーバー¥26,400/ザ ストア バイシー 代官山店(ハーヴェル スタジオ) パンツ¥39,600(バレナ)・ストール¥49,500(バンフォード)・バッグ¥97,900(アフラ)/以上三喜商事 靴¥72,600/トッズ・ジャパン(トッズ)

スポーティアウターきれいめコーデ

季節の変わり目に活躍する「薄軽スポーティアウター」。今年らしいきれいめな着こなし。

【2月】ニット+パンツもスポーティアウターなら今年らしい匂いに

【2月】ニット+パンツもスポーティアウターなら今年らしい匂いに
アウトドア対応の機能素材は着られる時期が長いのも魅力。ゆとりあるコクーン型はちょっと厚手のニットにもふわりとはおれて重宝。温かみのあるカーキ×マスタード配色で。
アウター¥96,800/ボウルズ(ハイク) ニット¥52,800/ザ ストア バイシー 代官山店(コキュカ) パンツ¥37,400/オーラリー バッグ¥198,000/エリオポール代官山(ザンケッティ) 靴¥52,800/アマン(ペリーコ)

【3月】ちょっと長め丈だからスニーカーでも街っぽい着こなしが完成

【3月】ちょっと長め丈だからスニーカーでも街っぽい着こなしが完成
フードを内蔵した襟はボリュームがあり、コクーン型の立体感をキープしてくれる。涼やかなパンツと合わせ、さっそうとした装いに。
アウター/2月と同じ ニット¥46,200(ドゥロワー)・靴¥22,000(ノヴェスタ)/以上ドゥロワー 六本木店 パンツ¥42,900/ebure GINZA SIX店(ebure) ピアス¥41,800/room 3138(ローラ ロンバルディ) ネックレス¥31,900/エスケーパーズオンライン(ハルポ) バッグ¥110,000/ザ ストア バイシー 代官山店(ネオアス)
撮影/金谷章平(モデル) 魚地武大(TENT/物) ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/村山佳世子 モデル/ゆうき 構成・文/宮崎桃代 ※エクラ2022年3月号掲載

 
②ジャケット

さっと羽織ればこなれて見える「使えるジャケット」

堅苦しくないし、重くもない。丸みを帯びた体をしゅっと見せこなれ感を演出してくれる。春の主役に躍り出たジャケットは大人にとって好都合なことばかり。使える一着を選んで、きれい見えも今年らしさも両方を手に入れて!

ボトムを選ばない「ダブルブレスト」

抜け感重視で楽しみたいトラッドなジャケットスタイル

抜け感重視で楽しみたいトラッドなジャケットスタイル
上下デニムに、メンズライクなネイビージャケットを。ダブルの金ボタンの存在感も加わり、カジュアルなだけじゃない品格が漂う。
ジャケット¥110,000/エストネーション(マディソンブルー) シャツ¥29,700/サザビーリーグ(フランク&アイリーン) デニムパンツ¥29,700/アマン(アンスクリア) ネックレス¥763,400・ブレスレット¥231,000・リング(右手指先から)¥167,200・¥94,600・(左手)¥121,000/ホワイトオフィス(ジジ) バッグ¥170,500/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ)

ラフにはおる着慣れた感じで甘めスカートに大人の余裕を

ラフにはおる着慣れた感じで甘めスカートに大人の余裕を
ボクシーなダブルジャケットはスカートとも好相性。ジャケットの辛口要素で、レースの甘さもほどよいさじかげんに。
ジャケット¥46,200/カオス丸の内(カオス) タンクトップ¥8,910/アンクレイヴ(アンクレイヴ ホワイト) スカート¥143,000/ebure GINZA SIX店(ebure) 帽子¥41,800/サードマガジン(ヴァンパルマ) ピアス¥25,300・ネックレス(長)¥44,000・(短)¥121,000・ブレスレット¥73,700/トムウッド プロジェクト(トムウッド) バッグ¥715,000/デルヴォー・ジャパン(デルヴォー) 靴¥99,000/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク)

「セットアップ」で使える

オールインワン感覚で着るハンサムなスリーピース

オールインワン感覚で着るハンサムなスリーピース
上質リネンの風合いを堪能できるセットアップ。スリーピースでそろえておけば、ボトムだけ替えたり、夏はベスト&パンツでサロペット風に着たり。自在に組み合わせてアレンジできるのも人気の理由。
ジャケット¥27,940・ベスト¥19,910・パンツ¥24,970/アンクレイヴ(アンクレイヴ ホワイト) ネックレス(長)¥107,800・(短/ジョン スメドレー別注)¥85,800/ホワイトオフィス(ジジ) バッグ¥237,600/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥77,000/ブルーベル・ジャパン(クレジュリー)

理想の甘辛バランスをかなえるフレアスカートとのセットアップ

理想の甘辛バランスをかなえるフレアスカートとのセットアップ
バランスよく着こなしたいマキシスカートも、上下で計算されたジャケットとなら簡単。麻の風合いに加え、スニーカー合わせの抜け感も有効。
ジャケット¥83,600・スカート¥61,600/ebure GINZA SIX店(ebure) タンクトップ¥8,910/アンクレイヴ(アンクレイヴ ホワイト) 帽子¥33,000/ドゥロワー 丸の内店(ヴァンパルマ) ネックレス(長)¥25,300・(短)¥13,200/マリハ バッグ¥145,200 /J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) 靴¥84,700/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

カーディガン感覚で「羽織れる」

かわいげと軽やかさを備えた大人のツイードジャケット

かわいげと軽やかさを備えた大人のツイードジャケット
美しく軽やかな織り、花びらを重ねたような立体的な袖、ボトムスや着る人の身長を選ばない絶妙な丈感……今季注目のツイードアウターの中でも、バランスがとりやすく、大人をきれいに見せてくれる一枚。ほどよい甘さの春ツイードが、着こなしを格上げしてくれる。
ジャケット¥148,500/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) カットソー¥11,000/エストネーション デニムパンツ¥31,900/デミルクス ビームス 新宿(アンスクリア×デミルクス ビームス) ネックレス¥275,000/ロンハーマン(タナーズ インディアンアーツ) バッグ¥64,900/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

自分らしいジャケットの選び方

目ざすは、自分らしさのあるジャケット選び。身長別のベストチョイスをファッションプロに聞きました。

身長150cmのエディター・宮崎桃代さんが選ぶ小柄映えジャケット

身長150cmのエディター・宮崎桃代さんが選ぶ小柄映えジャケット

「小柄派には、テーラードでもオーバーサイズでもないすっきりノーカラーが似合う」

コンパクトなジャケットをロングスカートで女っぽく

「流行のゆったりテーラードだと小柄な私は“着られている感じ”に。肩が落ちないノーカラージャケットで、重心を高くコンパクトにまとめます」。

ジャケット¥60,500/イレーヴ キャミソール¥9,900・スカート¥26,400/マルティニーク ルコント ルミネ有楽町(マルティニーク) サングラス¥35,200/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ネックレス(長)¥35,200・ブレスレット¥53,900/リューク ネックレス(短)¥29,700/プリュイ トウキョウ(プリュイ) バッグ¥141,900/J&M

デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) ★靴¥23,100/エクラプレミアム通販(ノヴェスタ/商品コード379667)

身長170cmのエディター・坪田あさみさんの“名刺ジャケット”

身長170cmのエディター・坪田あさみさんの“名刺ジャケット”

「今季ねらっているのは、長めのバランスではおるイージーなジャケット」

ストライプの抜け感を生かしてリゾートライクに

「高身長の人がきちんとしたジャケットを着るとマニッシュになりすぎるので、どこか力の抜けたゆるいムードのものを選びます。これは、くたっとしたリネン混、ストライプ柄、ロールアップ袖と、遊びの要素があちこちに。ウエストベルトを結ぶと、女っぽさが出るのもお気に入り」。

ジャケット¥86,900・カットソー¥8,800/カオス丸の内(カオス) パンツ¥36,300/エイトン青山(エイトン) 帽子(レオパード柄リボンつき)¥23,100/マニプリ ピアス¥42,900/マリハ バッグ¥198,000/エリオポール代官山(ザンケッティ) ストール¥27,500/アイネックス(アソース メレ) 靴¥57,200/フラッパーズ(ネブローニ)

撮影/長山一樹 草間大輔 ヘア/左右田実樹 メイク/島田真理子(UM)スタイリスト/福田亜矢子
モデル/SHIHO 取材・文/東原妙子 ※エクラ2022年4月号掲載

 
③トップス

おしゃれ度がグッとあがる「後ろ姿美人なトップス」

肌見せ、スリット、レース、バックプリント……。この夏は、後ろ姿に心ときめくバックシャンなトップスが豊富。フロントのデザインはミニマルなのに、後ろを振り向いた瞬間、ぱっと華やかに女らしい。

透け感レースが女っぽい涼感スタイル

ホテルでのランチスタイル。背中まで配した白のレースで360度美人見えがかなう

ホテルでのランチスタイル。背中まで配した白のレースで360度美人見えがかなう

中で体が泳ぐビッグシルエットに背中のさりげない透け感が、品のいい色気と涼感を漂わすブラウス。手のこんだアイレット刺繡をバイアスのライン状に配し、甘くなりがちなレースをスタイリッシュに表現。オール白でクリーンに楽しみたい。
トップス¥28,600/ル フィル ニュウマン新宿店(ル フィル) パンツ¥15,950/アンクレイヴ(アンクレイヴ スタンダード) サングラス¥22,770/ルックスオティカジャパン(コーチ) ピアス¥86,900・バングル¥118,800/ホアキン・ベラオ バッグ¥356,400/デルヴォー・ジャパン(デルヴォー)

体型カバーもかなう今っぽいロングシャツ

きちんと装いたい日に選んだのはスマートなロングシャツ。バックスリットが軽やかさを添えて
体型カバーもかなう今っぽいロングシャツ

きちんと装いたい日に選んだのはスマートなロングシャツ。バックスリットが軽やかさを添えて

キリリと知的なバンドカラーのチュニックシャツに、後ろのスリットディテールで今どきのしゃれ感をプラス。たっぷり長さがある一枚は、悠々と揺れてエレガントなだけでなく、体型カバーにも有効。
トップス¥36,300/ハーヴェル スタジオ パンツ¥18,700/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 ピアス¥11,000・バングル(左手)¥160,000・(右手)¥164,000/エドストローム オフィス(シャルロット シェネ) バッグ¥377,300・靴¥204,600/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ)

バックシャンな大人のレースアップ

前はシックなワンピース風、後ろ姿でさりげなく色気を語るほめられ上手なセットアップ
前はシックなワンピース風、後ろ姿でさりげなく色気を語るほめられ上手なセットアップ

前はシックなワンピース風、後ろ姿でさりげなく色気を語るほめられ上手なセットアップ

背中のレースアップはリボン結びもできてあき具合を調節可能。
トップス¥25,300 スカート¥20,900/エクラプレミアム通販(カレンソロジー×エクラ) 帽子¥30,800・バッグ¥41,800/ヘレンカミンスキー ギンザシックス店(ヘレンカミンスキー) リング¥63,800/ショールーム セッション(マリハ) ピアス¥53,900(ソフィー ブハイ)・バングル(細)¥29,700・(太)¥52,800(ともにアダワット トゥアレグ)/以上エスケーパーズオンライン 靴¥74,800/エイチ ビューティ&ユース(クレジュリー)

撮影/金谷章平 ヘア/左右田実樹 メイク/佐々木貞江 スタイリスト/戸野塚かおる モデル/SHIHO 取材・原文/東原妙子 撮影協力/メズム東京、オートグラフ コレクション ※エクラ2022年8月号掲載

ラクなのにおしゃれに見える「シャツ」が欲しい

「堅苦しそう」「お手入れが大変」と、長らくシャツを敬遠していた大人にこそ着てほしい。多彩なバリエがそろう今、シャツは〝ここぞの日の服〟ではなく、〝ラクなのにおしゃれして見える服〟に進化!

絵になる”ちょい甘”シャツ

シャツはハンサムで堅苦しい? いえいえ今年は違います。フェミニンで絵になる“ちょい甘シャツ”なら体型カバーや顔印象アップにも一役買ってくれる。

【EVA MANN(エヴァマン)】優美な動きを演出するたっぷりのフリル袖

【EVA MANN(エヴァマン)】優美な動きを演出するたっぷりのフリル袖
袖からすそにかけて両サイドにたっぷりあしらったフリルで、シャープなシャツスタイルに“動”の要素をプラス。さらに、品のあるサーモンベージュが、顔まわりを明るく見せてくれる。
シャツ¥42,900/サードマガジン(エヴァマン)

【ADORE(アドーア)】Aラインシルエットで半袖シャツを甘口仕上げに

【ADORE(アドーア)】Aラインシルエットで半袖シャツを甘口仕上げに
ボーイッシュになりがちな半袖シャツも、襟もとと背中に入ったタックでふんわり広がるシルエットが女性らしい。ゆるさだけではない、きちんとフォーマルな高めの襟台とのコントラストも大人好み。
シャツ¥29,700/ADORE

【AEWEN MATOPH(イウエン マトフ)】レディな白シャツで手に入れたい凛とした女らしさ

【AEWEN MATOPH(イウエン マトフ)】レディな白シャツで手に入れたい凛とした女らしさ
ティアードをあしらったボリューム袖が、どこかレディな一枚。適度に張りのある生地に大きめの襟という、シャツ本来のハンサムさがベースにあるからこそ、甘すぎず着やすいはず。細身パンツでシャツの存在感を引き立てて。
シャツ¥24,200/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店(イウエン マトフ) パンツ¥49,500/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) ピアス¥49,500・ブレスレット¥113,300/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) バッグ¥151,800/ジミー チュウ ストール¥30,800/アイネックス(アソース メレ)

こなれた”ストライプ”シャツ

まじめなイメージから一転、遊び心あるデザインでこなれた抜け感が出せる

【ebure for Ron Herman(エブール フォー ロンハーマン)】さわやかなだけじゃないシアーな素材でほのかな色気を

【ebure for Ron Herman(エブール フォー ロンハーマン)】さわやかなだけじゃないシアーな素材でほのかな色気を
サックスブルー×白のストライプシャツ。その清潔感ゆえにどうしてもユニフォームライクなイメージがあるけれど、シアーな生地をゆるりとまとう姿は成熟した女性らしさを感じさせる。アシンメトリーなスカートで、脱トラッドに仕上げて。
シャツ¥50,600/ロンハーマン(エブール フォー ロンハーマン) スカート¥46,200/カオス丸の内(カオス) ネックレス¥28,600/room3138(ローラ ロンバルディ) バッグ¥667,700/デルヴォー・ジャパン(デルヴォー) 靴¥123,200/ジージーアール ジャパン(ジャンヴィト ロッシ)

【HYKE(ハイク)】肩に入ったタックで鮮度と華やかさがアップ

【HYKE(ハイク)】肩に入ったタックで鮮度と華やかさがアップ
かっちりしたネイビー×白の配色、そして、オーセンティックな仕立てのストライプシャツ。肩の部分にタックを入れ、控えめなパワーショルダーでデザイン性をプラスし、洗練されたイメージに。
シャツ¥30,800/ボウルズ(ハイク)

【Drawer(ドゥロワー)】ストライプ+フリルのキャッチーな組み合わせ

【Drawer(ドゥロワー)】ストライプ+フリルのキャッチーな組み合わせ
前立てだけでなく、袖にもフリルをたっぷりあしらったデザインも、クリーンなブルーのストライプシャツがベースだから甘くなりすぎない。マニッシュなパンツやデニムに合わせて。
シャツ¥59,400/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー)

さらっと”はおれる”シャツ

重ねやすい薄軽なシャツは、着こなしの幅も広がり、着映えも体型カバーもかなえてくれる。
重ねやすい薄軽なシャツは、着こなしの幅も広がり、着映えも体型カバーもかなえてくれる。
シャツ¥38,500・ニット¥31,900/ハーヴェル スタジオ ★パンツ¥46,200/エクラプレミアム通販(ハーヴェル スタジオ) サングラス¥50,600/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) ネックレス¥200,200/ロンハーマン(タナーズ インディアン アーツ) バッグ¥204,600/ジミー チュウ ピアス/スタイリスト私物

【MADISONBLUE(マディソンブルー)】気取らない麻の風合いでエフォートレスな装いに

【MADISONBLUE(マディソンブルー)】気取らない麻の風合いでエフォートレスな装いに
適度な張りとしなやかさ、ナチュラルな風合いをもったリネン100%のシャツは、一枚で着て表情が出るのはもちろん、さらっと心地よい肌ざわりではおりものとしても最適。ドレッシーなキャミワンピースにさらりとはおるだけで、肩の力の抜けたリラックス感が漂う。夏も日焼けや冷房対策に間違いなく活躍しそう。
シャツ¥52,800/マディソンブルー ワンピース¥64,900/カオス丸の内(カオス) ネックレス¥22,000・ブレスレット¥35,200/マリハ バッグ¥70,400/アマン(ア ヴァケーション) 靴¥20,900/フラッパーズ(ラオコンテ)

【INSCRIRE(アンスクリア)】クロップト丈シャツならスタイルも鮮度もアップ

【INSCRIRE(アンスクリア)】クロップト丈シャツならスタイルも鮮度もアップ
定番中の定番である白シャツこそ、毎年アップデートしたいアイテム。今季トレンドの短め丈なら、軽やかにはおれて、たちまち旬顔のコーディネートが完成。重心が上がるから、同時にスタイルアップもかなう。
シャツ(同素材のショートパンツとセット)¥42,900/アマン(アンスクリア) タンクトップ¥7,150/ボウルズ(ハイク) パンツ¥38,500/カオス丸の内(カオス) ネックレス¥46,200/エスケーパーズオンライン(ハルポ) バッグ¥47,300/ピエール アルディ 東京(ピエールアルディ) 靴¥88,000/ブルーベル・ジャパン(クレジュリー)

”洗えてアイロンいらず”のシャツ

お手入れが面倒でシャツから遠ざかっていた人必見!ラクとおしゃれを両立できるシャツ。

【LE PHIL(ル フィル)】きちんと感のあるドレスシャツも気楽に楽しめる

【LE PHIL(ル フィル)】きちんと感のあるドレスシャツも気楽に楽しめる
V字のプリーツが顔まわりを華やかに見せるタイプライターシャツは、コットンライクな風合いに仕上げたイージーケアなポリエステル混素材。サイドスリット入りの長め丈なので、すそを出しても入れても着こなしが決まる。
シャツ(5月展開予定)¥20,900/ル フィル ニュウマン新宿店(ル フィル) パンツ¥165,000/マディソンブルー 帽子(チェーンつき)¥41,800/サードマガジン(ヴァンパルマ) リング¥19,800/フラッパーズ(シンパシー オブ ソウル スタイル) ブレスレット¥14,300/room3138(ローラ ロンバルディ) バッグ¥262,900・靴¥89,100/トッズ・ジャパン(トッズ)

【ADORE(アドーア)】シルキーな風合いでさりげない女っぽさを

【ADORE(アドーア)】シルキーな風合いでさりげない女っぽさを
撮影/金谷章平(モデル) 魚地武大(TENT/物)ヘア/左右田実樹 メイク/AIKO ONO スタイリスト/福田亜矢子 モデル/SHIHO 構成・原文/東原妙子 撮影協力/ペストリーショップ ※★マークのついた商品はエクラプレミアム通販(https://store.hpplus.jp/eclat/)で購入できます。 ※エクラ2022年5月号掲載

 
④スカート

春の新ルール!スカートは”女らしく、かっこよく”着こなす

“スカートはフェミニン派”という住み分けはもはや過去のもので、今は女らしさとかっこよさを両立できる存在!

選ぶべきスカートは、この3つ!

発色のよい「きれい色」

パッと気分の上がる華やかなきれい色が大豊作。顔から遠いからこそ強めのトーンも挑戦しやすい。 スカート¥52,800/マディソンブルー
パッと気分の上がる華やかなきれい色が大豊作。顔から遠いからこそ強めのトーンも挑戦しやすい。
スカート¥52,800/マディソンブルー

モノトーンの「柄」スカート

小花やドットなどスイートに転びがちな柄ものはあえてモノトーンを選ぶと大人のかっこよさを表現できる。 スカート¥29,700/カレンソロジー 青山(カレンソロジー)
小花やドットなどスイートに転びがちな柄ものはあえてモノトーンを選ぶと大人のかっこよさを表現できる。
スカート¥29,700/カレンソロジー 青山(カレンソロジー)

ナローな「ベーシック色」

ナローな「ベーシック色」
安定感のある定番カラーはシルエットで冒険を。クールでこなれたムードを感じさせるナローが正解。
スカート¥26,400/カオス丸の内(カオス)

きれい色スカート×くすみカラー

黒やネイビーなど定番色トップスを合わせるとスカートの鮮やかさが強調されてしまうので、くすみ系でなじませるのが上級者見えの新ルール。

上品かつ知的に見せる、鮮やかブルーのグラデーション

上品かつ知的に見せる、鮮やかブルーのグラデーション
リゾートライクなブルーのスカートは、ネイビーの延長線上で挑戦しやすい。くすんだライトグレーのニットや白小物のグラデーションで、大人の清潔感とさわやかさを満喫したい。
スカート¥58,300(エブール フォー ロンハーマン)・カットソー¥17,600(ロンハーマン)/以上ロンハーマン ニット¥50,600/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) サングラス¥36,520/オリバーピープルズ 代官山(オリバーピープルズ) ピアス¥52,800/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) ネックレス¥9,790(アンセム フォー ザ センセズ)・靴¥52,800(ペリーコ)/以上アマン バッグ¥139,700/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン)

明るすぎず地味にならない、取り入れやすいレモンイエロー

明るすぎず地味にならない、取り入れやすいレモンイエロー
甘さはないのに華やかな気分になれる、たっぷりと分量をとったイエローのフレアスカートは、ギャザーなしでも十分ドラマティックなたたずまい。ベージュ・ブラウン系のトップスや小物をイエローのスカートとなじませることで、全身がすっきりまとまった印象に。
スカート¥52,800/マディソンブルー ジャケット¥63,800(ユニオンランチ)・ニット¥31,900(デミリー)/以上サザビーリーグ ネックレス¥70,400/エスケーパーズオンライン(ハルポ) バッグ¥53,900/ショールーム セッション(モダン ウィービング) 靴¥52,800/アマン(ペリーコ)

モノトーンの柄スカート×ベーシックカラー

花柄やドットなどスイートに転びがちな柄スカートは、あえてモノトーンを選ぶのがおすすめ。着こなしのコツをご紹介。

ドレスアップ感とかっこよさが両立する、華やかな花柄

ドレスアップ感とかっこよさが両立する、華やかな花柄
張りのあるシルク混ジャカード素材がふんわりとした膨らみのあるフォルムをキープ。コンサバになりがちな小花柄をモノトーンの着こなしで脱フェミニンに。ブラックのツインニットやメンズライクなレースアップシューズでキレのよさも感じさせて。
スカート¥143,000・ニット¥88,000・Tシャツ¥25,300/ブラミンク ピアス¥17,050/room3138(ローラ ロンバルディ) ネックレス¥17,600/ショールーム セッション(マリハ) バングル¥20,900/アマン(アンセム フォー ザ センセズ) バッグ¥151,800/ジミー チュウ 靴¥128,700/ジェイエムウエストン 青山店(ジェイエムウエストン)

白を増やせば、軽やかな女らしさを表現できる

白を増やせば、軽やかな女らしさを表現できる
絵画のように美しいプリントスカートは、白ベースのモノトーンだから軽やかな印象。辛口アイテムと合わせても女らしさが漂う。
スカート¥31,900/スピック&スパン ルミネ有楽町店(アルディー ノアール) ジャケット¥93,500/サードマガジン ニット¥26,400/マルティニーク ルコント ルミネ有楽町(レリタージュ マルティニーク) ネックレス¥158,400/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) バッグ¥154,000/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) 靴¥121,000/ジェイエムウエストン 青山店(ジェイエムウエストン)

ナロースカート×スポーティアイテム

辛口なナロースカートと相性のいいスポーティミックスな着こなし。定番色こそ”遊び心”がしゃれ見えのポイントに。

ラフさをミックスしたこなれ感が、かっこよさに直結

ラフさをミックスしたこなれ感が、かっこよさに直結
ナローシルエットに加え、ピンストライプの縦長効果で腰まわりがすっきり見えるスカートは、すその切りっぱなし処理でこなれ感も。スウェットとスニーカーでカジュアルダウンすれば、かっこいい大人の女性像を体現できる。
スカート¥18,700・ジャケット¥39,600/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店(ジャーナル スタンダード レサージュ) スウェット¥19,800/ロンハーマン(RH ヴィンテージ) メガネ¥29,700/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ネックレス¥82,500/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) バングル¥17,600(アンセム フォー ザ センセズ)・バッグ¥46,200(ア ヴァケーション)/以上アマン 靴¥79,200/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

ハズし技で大人の抜け感カジュアルが完成

ハズし技で大人の抜け感カジュアルが完成
ほんのりゆるやかにAラインになったネイビースカートは、すそのスリット部分がラップ仕様になったクールなたたずまい。ロゴTシャツやリュックでスポーティさをトッピング。
スカート¥20,900/カレンソロジー 青山(カレンソロジー) カーディガン¥22,000/ショールーム セッション(アダワス) Tシャツ¥13,200(カバナ)・靴¥52,800(ペリーコ)/以上アマン サングラス¥37,400/モスコット トウキョウ(モスコット) ピアス¥20,350/room3138(ローラ ロンバルディ) バッグ¥20,900/RHC ロンハーマン(エパーソン マウンテニアリング)
撮影/長友善行(モデル) 魚地武大(TENT/静物) ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/徳原文子 モデル/RINA 取材・文/坪田あさみ ※エクラ2022年4月号掲載

 
⑤ワンピース

夏のお気に入りワンピース

女性らしさ、幸福感、華やぎ、洗練……。見せたいイメージをかなえ、なりたい自分へと導いてくれるのは、ワンピースのマジカルな魅力。さまざまなドラマであふれる夏の毎日を、お気に入りの一枚とともに。

ちょっとついてない日。青空色の力を借りて気分を晴れやかに

ちょっとついてない日。青空色の力を借りて気分を晴れやかに
なんとなく冴えない日も、時にはあるから。そんな日は、澄みきった青空のようなコットンワンピースを味方にして、気持ちは明るくポジティブに。歩くたびにギャザーがさらさらと揺れ動く様が美しい。
ワンピース¥132,000/ブラミンク ネックレス¥92,400・ブレスレット¥71,500/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター(ソフィー ブハイ) ストール¥39,600/アイネックス(アソース メレ) バッグ¥316,800/デルヴォー・ジャパン(デルヴォー) 靴¥105,600/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャンヴィト ロッシ)

お疲れぎみの水曜日。シャツワンピースならさっそうとのりきれそう

お疲れぎみの水曜日。シャツワンピースならさっそうとのりきれそう
タイトスケジュールな一週間。週の半ばの水曜日は、ベージュに白のストライプのリネンワンピースできりっと駆け抜けよう。ボリュームのある袖が女性らしさを呼び込み、心にひとさじの余裕をもたらして。今日をのりきれば、週末までカウントダウン!
ワンピース¥80,300・ジャケット¥56,100/ebure GINZA SIX店(ebure) サングラス¥35,200/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) コインネックレス¥115,500・チェーンネックレス¥763,400/ホワイトオフィス(ジジ) バッグ¥233,200/ジミー チュウ 靴¥86,900/トッズ・ジャパン(トッズ)

特別な日を絵にする夏のリトルブラックドレス

特別な日を絵にする夏のリトルブラックドレス
祝福の気持ちを装いに託して、清潔感のあるコットンのブラックドレスで昼下がりのセレモニーへ。カットワークレースやティアードといった甘さのあるディテールと、深くシャープなデコルテのカッティングのギャップがつやっぽさを生み、ほんのりとセンシュアルな印象に。揺れ動くパールのモダンなピアスとバッグのゴールドメタルの輝きを加え、全身を上品に華やがせて。
ワンピース¥132,000/ドゥロワー 二子玉川店(ドゥロワー) ピアス¥53,900/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ) バッグ¥204,600/ジミー チュウ

ちょっとお出かけするだけ、の休日も女性らしさを忘れずにいたいから

ちょっとお出かけするだけ、の休日も女性らしさを忘れずにいたいから
お散歩ついでに近所のカフェでちょっと休憩。週末スタイルに欠かせないカットソーワンピースは、ひとひねりあるパフスリーブでほのかなかわいげをキープ。このワンポイントが、ふとした仕草も女っぽく見せてくれるから不思議。
ワンピース¥29,700/ショールーム セッション(サヤカ デイヴィス) サングラス¥39,600/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ピアス¥17,600・ネックレス¥9,900/エレメントルールカスタマーサービス(パティエラ) ストール¥34,100/room3138(チェザーレ ガッティ) バッグ¥70,400/アマン(ア ヴァケーション) 靴¥88,000/ブルーベル・ジャパン(クレジュリー)
撮影/渡辺謙太郎 ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/福田亜矢子 モデル/ゆうき 取材・原文/松井陽子 ※エクラ2022年7月号掲載

女らしいシャツワンピース

一枚でも重ねても様になるシャツワンピースの着回しコーディネート。

コーディネート無限大!着回しテク

【BLAMINK(ブラミンク)】タフな風合いを生かしたワークなシャツワンピース

【BLAMINK(ブラミンク)】タフな風合いを生かしたワークなシャツワンピース
比翼仕立てのフロントデザインが印象的な、コットンリネン素材のシャツワンピース。ポケットはステッチのみ残して、すっきりモダンに仕上げて。
シャツワンピース¥132,000/ブラミンク

これを3パターンに着回し!

アレンジ1:一枚そのままで立ち姿が決まる表情豊かな風合いと立体シルエット

一枚そのままで立ち姿が決まる表情豊かな風合いと立体シルエット
ややすそ広がりの絶妙なシルエットが美しい。張り感があり、襟を立てたり袖をまくったりしてもキレよく決まる。素材がラフなぶん、チェーン小物やカラーサンダルなど旬小物で華やかに盛り上げて。
シャツワンピース/上と同じ サングラス¥41,800/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ネックレス¥40,700/room3138(ローラ ロンバルディ) バッグ¥151,800/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) ストール¥24,200/アイネックス(アソース メレ) 靴¥108,900/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

アレンジ2:シャツならではの端正さでスポーティな着こなしを都会的に

シャツならではの端正さでスポーティな着こなしを都会的に
トレンドのジョガーパンツやクロスボディバッグ。大人なら、そのままのスポーティなイメージではなく、あくまでモダンに楽しみたい。ロング&リーンなシャツワンピースをはおることで、抜け感とかっこよさの両方をプラスできる。
シャツワンピース/上と同じ タンクトップ¥7,150/ボウルズ(ハイク) パンツ¥24,200/ウィム ガゼット 青山店(ウィム ガゼット) ネックレス(長)¥31,900・(短)¥27,500/エスケーパーズオンライン(ハルポ) バッグ¥157,300/トッズ・ジャパン(トッズ) 靴¥84,700/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

アレンジ3:アウター感覚のシャツワンピースがカラーパンツに大人の余裕を与えて

アウター感覚のシャツワンピースがカラーパンツに大人の余裕を与えて
コートよりも気楽で今っぽい、はおりものとしてのシャツワンピース。たっぷりのロング丈が、主役になるカラーパンツのインパクトを適度に抑えつつ、すらりとしたたたずまいに見せてくれる。
シャツワンピース/上と同じ ニット¥25,300/ビームス ハウス 丸の内(スローン×デミルクス ビームス) パンツ¥29,700/エイチ ビューティ&ユース(ロエフ) 帽子¥33,000/ドゥロワー 丸の内店(ヴァンパルマ) ピアス¥29,700・ブレスレット¥77,000/マリハ バッグ¥198,000/エリオポール代官山(ザンケッティ) 靴¥29,700/アマン(ペリーコ サニー)

着こなしアイデア

シャツワンピースの着こなしはこんなに楽しめる。インナーと小物合わせのアイデアお見せします。

【MADISONBLUE(マディソンブルー)】すっきりさわやかなブルーで白いコーデの清潔感をキープ

【MADISONBLUE(マディソンブルー)】すっきりさわやかなブルーで白いコーデの清潔感をキープ
着丈に前後差をつけ、動きを表現したシャツワンピース。インナーを白でつなげれば、いっそうの細見えがかなう。
シャツワンピース¥52,800/マディソンブルー タンクトップ¥8,250/イレーヴ スカート¥16,500/ウィム ガゼット 青山店(ウィム ガゼット) 帽子¥4,620/サードマガジン(THIRD MAGAZINE × NEW ERA) チョーカー¥62,700/プリュイ トウキョウ(プリュイ) バングル¥57,200/フラッパーズ(シンパシー オブ ソウル スタイル) バッグ¥136,400/ジミー チュウ 靴¥97,900/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

【SACRA(サクラ)】引き締め役のレザーベルトでベーシックなワンピースに品格を

【SACRA(サクラ)】引き締め役のレザーベルトでベーシックなワンピースに品格を
上からベルトをすれば、女らしいメリハリシルエットに。ベージュ×ブラウンレザーはリッチ感もあり。
シャツワンピース¥35,200/インターリブ(サクラ) 肩に巻いたカーディガン¥31,900/ウィム ガゼット 青山店(ウィム ガゼット) サングラス¥42,900/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ピアス¥146,300/マリハ ベルト¥8,800/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(ユナイテッドアローズ) バッグ¥35,200/ヴァジックジャパン(ヴァジック) ストール¥30,800/アイネックス(アソース メレ) 靴¥27,280/トゥモローランド(エーエメリー)

【ELE STOLYOF(エレストリオフ)】プレーンなパンツスタイルにストライプで動きを加えて

【ELE STOLYOF(エレストリオフ)】プレーンなパンツスタイルにストライプで動きを加えて
ダークグリーン×白のストライプが新鮮な一枚。開襟デザインでタートルネックのスマートさが引き立つ。淡色のきれいめなパンツスタイルにレイヤードして、コーディネート上手を印象づけて。
シャツワンピース¥41,800/エレストリオフ ニット¥18,700/エイトン青山(エイトン) パンツ¥53,900/ユア サンクチュアリ(シクラス) バングル¥20,900/アマン(アンセム フォー ザ センセズ) バッグ¥42,900/ショールーム セッション(モダン ウィーヴィング) ストール¥27,500/アイネックス(アソースメレ) 靴¥29,700/エストネーション(ヒューン)
撮影/金谷章平(モデル) 魚地武大(TENT/物)ヘア/左右田実樹 メイク/AIKO ONO スタイリスト/福田亜矢子 モデル/SHIHO 構成・原文/東原妙子 撮影協力/ペストリーショップ ※エクラ2022年5月号掲載

 
⑥デニム

おしゃれプロに聞く!50代に似合う「大人のデニム」

普通のパンツにはないこなれ感とかっこよさがデニムの魅力。でも、若いころとは体型が変わり、何を選べばいいのかわからず遠ざかっている人も多いのでは? そこで、アラフィーに似合うデニムを徹底リサーチ。きっとまた、デニムがはきたくなる!
オリジナルブランド「ザ ハンサム」を立ち上げ
スタイリスト 小川ゆう子さん

スタイリスト 小川ゆう子さん

おがわ ゆうこ●ハンサムなテイストに女らしさが香る上品なシンプル服が評判。ほどよくモードを感じるカジュアルコーデの名手。
デニムブランド「ウォードブルー」とコラボ
エディター&ライター 坪田あさみさん

エディター&ライター 坪田あさみさん

つぼた あさみ●エクラをはじめ、女性誌や広告で活躍。ファッションはもちろんライフスタイル情報も発信、その審美眼には定評あり。

まさにアラフィー世代のふたり。体型の変化をリアルに感じているから

「アラフィーに似合うデニム」をつくりたかったんです

誰がはいてもかっこいいデニム

スタイリスト・小川ゆう子さんの考える「大人のデニム」

股上の深いハイライズでおなかまわりをカバーし脚長に

“大人が躊躇せずきれいにはける”という理想を落とし込んだ3型ある自身のデニムは、どれもが極限まで股上の深いハイライズ。一見むずかしそうだが「おなかをしっかり包み込んでもウエストがラクで、もものつけ根やヒップの上に変なしわや余りが出ないようパターンを何度も調整。大人特有の厚みや削げを計算しているので、腰まわりがすっきり整い誰でも脚長に」と小川さん。ハイライズはおしりが気になるという声に配慮し、ヒップポケットの位置を下げ、シルエットにほどよいゆとりをもたせてカバーしているので心配無用。

スタイリスト・小川ゆう子さんの考える「大人のデニム」

誰もが脚長になれる! カーヴィーなラインも美しい

メンズライクなかっこよさと大人のボディに添うカーヴィーなブーツカットが評判の「ハイライズブーツカット」。ワンウォッシュしたブラックは洗うたびに風合いが増し、色の変化が楽しめる。「今日はシャツをウエストインしていますが、ウエスト位置を見せることでより脚長を実感できます」と小川さん。ザ ハンサムのデニムはクセのないスラックス感覚ではけるデザインで、長く愛用してほしいというユーザーへの配慮もこめられている。
★デニム¥27,500/エクラプレミアム通販(ザ ハンサム) シャツ¥26,400/ UTS PR(ザ ハンサム) サングラス・ネックレス・ブレスレット・靴/小川さん私物


THE HANDSOME(ザ ハンサム)

ハイライズ ブーツカット

THE HANDSOME(ザ ハンサム) ハイライズ ブーツカット

こだわり1
前後のセンターシームで脚をまっすぐきれいに

しっかり縫いとめたシームには、美脚効果とブーツカットシルエットを美しく保つ役目が。広がりすぎを防ぎ長く愛用可能。

低位置のヒップポケットでおしりの形をカバー

こだわり2

低位置のヒップポケットでおしりの形をカバー

あいまいになるおしりと太ももの境目を隠すように配されている。張りのあるデニムの素材感との相乗効果でヒップが立体見え!

春の新作

こなれ感たっぷりのワイドストレート

こなれ感たっぷりのワイドストレート

今季注目のルーズシルエットを採用した「ワイドデニム」。股上が深く、ウエストまわりをすっきり見せ、腰からすそに向けた落ち感が脚のラインを拾わず美シルエットが手に入る。¥28,600/UTS PR(ザ ハンサム)

大人らしいきれいめデニム

トータルバランスから発想するデニムは美脚力もばっちり

「冬はブーティをはくからこういうデニムがいいな、春はこういうトップスを着たいからこういうデニムがいいな、というように、デニムありきではなく、全身のコーディネートありきでデニムをデザインしています。そこがデニム専業の人との違いかもしれないですね」と坪田さん。だから前出のブーティデニムも新作のリジッドハイライズも、トレンドアイテムとの相性がよく、はくとすんなりおしゃれにまとまる。同時に体型の悩みをカバーするディテールもふんだんに取り入れて、大人らしくきれいめに見せてくれるのが頼もしい。
ワンツーコーデを端正に見せる美シルエット

ワンツーコーデを端正に見せる美シルエット
おなかやヒップの形をごまかすパターンを採用した「リジッドハイライズ」はきちんと感が魅力だ。センタープレス入りのきれいめな仕上がりも坪田さんのねらいどおり。「薄着の季節、シンプルなワンツーコーデでも品よく決まるよう細部にもこだわりました」。おなかや腰まわりはすっきり、ハイライズなのに窮屈さがなく、スラッと美脚&美尻に見せてくれるといいことづくし。

★デニム¥19,800/エクラプレミアム通販(ツボタアサミ×ウォードブルー/商品コード395636)ブラウス¥64,900 /カオス丸の内(カオス) 靴¥49,500 /プラージュ 代官山店(ブレンタ) ピアス・ネックレス・リング・バッグ/坪田さん私物


woadblue(ウォードブルー)

リジッドハイライズ

woadblue(ウォードブルー) リジッドハイライズ

こだわり1

ジャストウエストで決まるハイライズ

ヴィンテージデニムに見られる前後差を最小限にしたジャストウエスト。安心感のあるはき心地のストレートシルエット。

 

こだわり2

こだわりのデニム地にセンタープレスをオン

柔らかくなめらかで光沢の出る加工を施した、ほどよい厚みのデニム地。センタープレスできれいめな印象がアップ。

すとんと落ちるラインでおしりを拾わない

こだわり3

すとんと落ちるラインでおしりを拾わない

大人の悩みを解決するために、デニム専門の敏腕パタンナーが設定したヒップ位置に注目。ヒップアップ効果も抜群!!

大人の身体をきれいに見せるデニム

「アラフィー世代には、シルエットがきれいで脚長効果や体型カバー力がありつつも、時代のムードをまとったこなれ感あるデニムをおすすめしたいです」と小川さん。はくだけでおしゃれのランクアップがかなう8本を、小川さんの解説とともに紹介。

LOEFF(ロエフ)デニム ヤード トラウザーパンツ

LOEFF(ロエフ)デニム ヤード トラウザーパンツ

評判のいいオリジナルパンツをつくるブランドのデニムに間違いなし

大人の女性が着ることを想定した、メンズならではのゆとりのあるパターンを取り入れた服づくりで人気のロエフ。クラシカルなワークパンツをイメージした、リピーターの多い定番デニムは「動きやすさを追求した膨らみのあるシルエットだから、腰まわりや太ももの張りが気になる人に」。デニムにもエレガンスを表現するため、オリジナルの素材とブルーにこだわった一本。

デニム¥36,300/エイチ ビューティ&ユース(ロエフ) Tシャツ¥6,600/ノーク(ノーク バイ ザ ライン) ブレスレット¥52,800・リング¥35,200/ブランイリス 東京(ブランイリス) 靴¥108,900/トッズ・ジャパン(トッズ)

 

N.O.R.C by the line(ノーク バイ ザ ライン)リジッド ハイライズストレートデニム

N.O.R.C by the line(ノーク バイ ザ ライン) リジッド ハイライズストレートデニム

柔らかなリジッドデニムならパンツの延長線上で着用できます

リジッドデニムのムードはそのままに、ストレッチ入りの柔らかな素材に改良することで、ゴワゴワした質感が苦手な人もつい手がのびるはき心地のよさを実現。「股上が深めでヒップまわりにゆとりがあるストレート。そこにセンタープレスが加わることで、美脚も脚長もかなうきれいめな仕上がりです」。洗うたびに自分だけのブルーに変化する、育てる楽しみもリジッドデニムの醍醐味。

デニム¥18,000・Tシャツ¥6,600/ノーク(ノーク バイ ザ ライン) ブレスレット¥49,500/アルティーダ ウード リング¥29,700/ショールーム セッション(モダン ウィーヴィング) 靴¥108,900/トッズ・ジャパン(トッズ)

 

B-SIDES JEANS(ビーサイド ジーンズ)

B-SIDES JEANS(ビーサイド ジーンズ)

こなれ感がありつつもきれいなデニムスタイルが手に入ります

アンティークデニムのコレクターでもあるふたり組が手がける、NY・ブルックリン発のデニムブランド。’60年代の生地を使い、’70年代初めのデザインをアレンジしてほっそり脚長に見えるクロップト丈に。「ヴィンテージのような色合いと加工は、さらっとはくだけで憧れのこなれ感が出せるのが魅力です」。

デニム¥31,900/ロンハーマン(ビーサイドジーンズ) Tシャツ¥3,300/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター(ヘインズ) リング(人さし指)¥47,300/アマン(ジャッド ヴァンチュリ) リング(薬指)¥29,700/ショールーム セッション(モダン ウィーヴィング) 靴¥94,600/ジミー チュウ

 

INSCRIRE(アンスクリア)

INSCRIRE(アンスクリア)

つかず離れずのフィット感とセミフレアで簡単にスタイルアップ

「アンスクリアのデニムといえばセミフレア。なんといっても脚長効果抜群で、すそをカットオフしたディテールも大人にちょうどいい抜け感をつくってくれます」。ピチピチしすぎずダボつかない絶妙なパターンは、着る人の体型を選ばないと評判。トレンドのシルエットと同時に、重めの14オンスデニムのすそへ向けた落ち感がつくるすっきりとしたシルエットに注目して。

デニム¥29,700/アマン(アンスクリア) Tシャツ¥6,600/ノーク(ノーク バイ ザ ライン) サングラス¥20,900/ロンハーマン リング¥49,500/フォーヴィレイム カスタマーサポート(フォーヴィレイム) 靴¥118,800/ジミー チュウ

 

撮影/目黒智子 葛川栄蔵 ヘア&メイク/YUTA.. スタイリスト/小川ゆう子 モデル/TAYANE 取材・文/向井真樹 ※エクラ2022年5月号掲載

 
⑦バッグ

リッチな気分!人気ブランドの「相棒バッグ」

ディナー用のドレスやヒール靴にメイク道具……必要なものをさっと入れて、軽やかに旅に出られたら……。そんな気分にフィットするブランドバッグを厳選。どんな旅先でも自信を与えてくれて、楽しいシーンに彩りを添えてくれるはず。

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン) トートバッグ

旅先でもアクティブに過ごしたい人へ

名前どおり、仕事からショッピングまであらゆる場面で活躍する働き者は、2泊程度の旅バッグにもぴったり。荷物多めの旅支度を無理なく収める高い収納力と、旅先での外出にも連れ出したくなるキャッチーなデザインが魅力。片面にはクラシカルなジャイアンツ・モノグラムキャンバス、もう片面にはモノグラム・キャンバスの色を反転させ、持ち手やショルダーにも。荷物の出し入れのたびに目に入る内側の赤い布張りも、旅気分を盛り上げる。

「オンザゴー MM」(27×35×14)¥375,100/ルイ・ヴィトン クライアントサービス(ルイ・ヴィトン)Louis Vuitton ルイ・ヴィトン74

Hermès(エルメス)

Hermès(エルメス)スケートボードと旅を融合した新シリーズ「R.M.S」

キャビンサイズに機能美と遊び心が満載

スケートボードと旅を融合した新シリーズ「R.M.S」。レザーフレームには旅の、4つのキャスターにはスケートボードのエスプリが息づく。デザイン性に加え、平らに置いた状態でスムーズに開閉できるカーヴィーなファスナー、持ち手を回転させることでロック解除できる伸縮自在のハンドル、ケースに組み込んだTSAロックなど、使い勝手のいい充実した機能が旅の小さな煩わしさから解放してくれる。カラー、ハンドルを選んでカスタマイズできる。

「R.M.S」(55×35×20)¥1,133,000/エルメスジャポン(エルメス) ※仕様変更のため、実際の製品にはサイドのハンドルはつきません。

BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)

BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ) トートバッグ

象徴的なディテールを幅広レザーと鮮やか色で更新

熟練した職人が丹念に編み上げた“イントレチャート”は、ロゴやマークに頼ることなくひと目でブランドを伝えるアイコン。そこに鮮やかなグリーンのマキシサイズレザーを用い、かっちりしたボックス型トートに。端正なデザインは使うほどに愛着がわき、旅スタイルを格上げしてくれる。持ち手をロールハンドルにすることで、手や肩になじみがいいのもポイント。外側と内側の色が異なるバイカラーもある。付属の大きめのポーチも使い勝手がいい。

「アルコトート」(34.5×46×11)¥429,000/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)

CELINE(セリーヌ)

CELINE(セリーヌ) トートバッグ

旅先で視線を集めるシグネチャーが輝く軽量トート

パリの凱旋門を囲む鎖からインスピレーションを受けて誕生したシグネチャー“トリオンフ”。この歴史的なモチーフを現・クリエイティブ・ディレクター、エディ・スリマンがアップデート。オールレザーでも驚くほどしなやかで軽量。収納スペースが大きくつくられているので、週末の旅の荷物がちょうどよくしっかり収まり、さっと肩かけできる。トートの上部はドローストリングで閉めることもでき、移動中も安心。

「キュイル トリオンフ カバ ドローストリング」(28×44×18)¥291,500(予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)

撮影/魚地武大(TENT) スタイリスト/斉藤くみ 取材・原文/向井真樹 ※( )内の数字はバッグのサイズで、(縦×横×マチ)、単位はcmです ※エクラ2022年8月号掲載

上品に持てる人気ブランドの「かごバッグ」

かごバッグを手にしたら、それが夏の始まりの合図。人気ブランドの新作バッグなら、いっそう素敵な夏に。

FENDI(フェンディ)

FENDI(フェンディ)

オーセンティックなデザインも、ラフィア素材で軽やかな夏の味わいに

太いストラップが付属して、バゲットの人気、再燃中。夏仕様の新作は職人の技によるぬくもりとラフィア素材のナチュラルさで、リラックスしたムードが漂う。アイコニックな「FF」ロゴもちょっと優しい風情に。

バッグ(太いショルダーストラップつき)「バゲット」(15×27×6)¥434,500・ワンピース¥154,000(ともに予定価格、6月中旬発売予定)・ベルト¥46,200/フェンディ ジャパン(フェンディ) ピアス¥451,000・ブレスレット¥1,485,000/ポメラート クライアントサービス(ポメラート)

DIOR(ディオール)

DIOR(ディオール)

持つだけで楽しくなるコロンとしたキュートなフォルム

ラタンを編み上げた丸いフォルムはまさに夏の遊び心をつめたバスケット。きゅっと目の詰まった美しい仕立ては、カジュアルなのに大人の迫力も十分。Tシャツスタイルもぐっと盛り上がる。ロゴが並ぶショルダーストラップも楽しいアクセントに。

バッグ「ディオール ウィッカー」(19×17)¥605,000・Tシャツ¥107,800・スカート¥550,000・肩にかけたニット¥220,000・ピアス¥48,400・リング¥61,600・靴¥91,300/クリスチャンディオール(ディオール)

LOEWE(ロエベ)

LOEWE(ロエベ)

シックに見えて実は象さん。ユニークな形をあえてさりげなく

カットオフしたラフィア素材でふっくらと立体的にきわだつアナグラム。さらにバッグのサイドには、象の鼻や耳が!こういうユーモアはさらっと持つほど魅力的に見えるもの。ブラックをベースにした落ち着いた配色もいい。

バッグ「エレファント バスケットバッグ」(23.5×42×20)¥143,000・ニット¥148,500・パンツ¥107,800/ロエベ ジャパン クライアントサービス(ロエベ) ペンダント¥213,400/伊勢丹新宿店本館4階=ジュエリー/レポシ(レポシ)

撮影/酒井貴生(aosora) ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/池田奈加子 モデル/富岡佳子 構成・原文/宮崎桃代 ※( )内の数字はバッグのサイズで、(縦×横×マチ)、単位はcmです ※エクラ2022年7月号掲載

大人のマストアイテム「クロスボディバッグ」

両手が空く解放感に加え、着こなしにおしゃれっぽさをプラスしてくれるクロスボディバッグは、この春取り入れるべきアイテムの筆頭。

BOTTEGA VENETA【ボッテガ・ヴェネタ】

BOTTEGA VENETA【ボッテガ・ヴェネタ】

さわやかカラーの斜めラインでかなえる脱コンサバな春トレンチの装い

淡いイエローのエレガントなトレンチコートに斜めがけしたバッグは、幅広のマキシイントレチャートが個性的な「カセット」の新色。装いが堅すぎたりまじめすぎたときにも、ほどよくカジュアルダウンしてくれる大人カジュアルの救世主。ラムスキンの柔らかで心地いい感触も魅力。

バッグ「カセット」(H15×W23×D5.5)¥269,500・コート(共布ベルトつき)¥434,500・イヤリング¥81,400・リング¥100,100/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)

 

DIOR【ディオール】

DIOR【ディオール】

エレガントな装いを幅広ストラップで美しくカジュアルダウン

ホワイトシャツにブラックチュールスカートというエレガントな装いに、あえてバッグは短めのクロスボディで。“Christian Dior”シグネチャーの刺繍入りショルダーストラップにつけ替えカスタマイズすれば、さらに今欲しい軽快さを手に入れられる。

バッグ「ディオール ボビー」(H17×W22×D6)¥462,000・ショルダーストラップ¥143,000・シャツ¥165,000(参考価格)・スカート¥550,000・イヤリング¥70,400/クリスチャン ディオール(ディオール)インナースカート/スタイリスト私物

 

HERMÈS【エルメス】

HERMÈS【エルメス】

笑顔のミニケリーを、旅先でのナチュラルカラーコーデの主役に

愛らしい表情の小さなケリーバッグ。バッグの背面には、旅先や街歩きの際に便利なブルーのミニポーチが。前から見ると、まるでケリー・ドールがリュックを背負っているかのような楽しいデザインは、大人だからこそアクセサリー感覚で持てる上質感が 魅力。

バッグ「ケリー・ドール・ピクト」(H13.1×W 16.5×D7)¥1,958,000・帽子¥118,800・ネックレス¥205,700・ブレスレット¥429,000/エルメスジャポン(エルメス) ジレ¥53,900・パンツ¥38,500/インターリブ(サクラ) Tシャツ¥12,100/イレーヴ

 

FENDI【フェンディ】

FENDI【フェンディ】

存在感ある輝きは、まるで大ぶりのネックレスをつけたよう

目をひくシルバーのラミネートレザー製ながら、クラクリュール(絵画などに見られるひび割れ)仕上げが施され、落ち着いたクラス感を醸し出してくれる。取りはずし可能なショルダーストラップのほかに、ハンドルもついているのでハンドバッグとしても使える汎用性の高さも魅力。

バッグ「フェンディ オーロック スモール」(H12.5×W21×D7)¥231,000・ シャツジャケット¥467,500・パンツ¥156,200・イヤリング(各)¥29,700・ブレスレット¥70,400/フェンディ ジャパン(フェンディ)

 

撮影/渡辺謙太郎 ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/福田亜矢子 モデル/ゆうき 取材・原文/大野智子 ※サイズ表記は、H=高さ、W=幅、D=マチで、単位は㎝です。 ※エクラ2022年5月号掲載

本命ブランド「春の新作バッグ」

色鮮やかに、より軽快に、本命ブランドのバッグがこの春も進化中!美しいたたずまいと、大人にふさわしいクラス感をたたえた存在感のあるバッグを携えて、新しい季節のおしゃれをスタートさせよう!

CHANEL(シャネル)

CHANEL(シャネル)

ハッピー感を呼び込む甘やかイエローにひと目惚れ!

魅惑的なイエローカラーとコロンと小ぶりなフォルムで、より軽快にアップデートしたこの春の新星。揺るぎないクラス感とひときわ目をひくチャーミングさが、大人の着こなしを瀟洒(しょうしゃ)な印象へと仕上げてくれる。正統を物語るツイードのセットアップにアクセサリー感覚で加えれば、全身の雰囲気もほどよくカジュアルになり、上品なこなれ感も表現してくれる。

バッグ「フラップバッグ」(13×16.5×7)¥513,700・ジャケット¥1,230,900・パンツ¥594,000/シャネル

HERMÈS(エルメス)

HERMÈS(エルメス)

プレイフルな配色におしゃれ心もときめいて

憧れのパーフェクトな形はそのままに、フロントにイエローのジッパー式のポケットが付属。サングロンは片側だけ白にしてあったりと、カラフルでプレイフルなコンビネーションが新鮮! 手にするだけでコーディネートをバージョンアップしてくれる。格別のインパクトを宿したバッグを主役に、春らしく、心地よく力の抜けたカジュアルスタイルに仕上げて。

バッグ「バーキン30 カラーマティック」(23×30×16)¥2,013,000(予定価格)・ブルゾン¥613,800・パンツ¥306,900・ブレスレット¥157,300(予定価格)・リング¥130,900(予定価格)/エルメスジャポン(エルメス) カットソー/スタイリスト私物

PRADA(プラダ)

PRADA(プラダ)

春のデイリースタイルを洗練させる小粋なトートバッグを発見!

黒のモード感をキープしつつ、メッシュのシアーな素材感とスパンコールのポルカドットモチーフで品よく仕上げたトート型バッグ。カジュアルな中にも、品のよいレザー使いや、アイコニックなトライアングルのエナメルロゴのインパクトで、大人の洗練をしっかりと約束してくれる。ミニマルな黒のおしゃれを特別なものにしてくれるのは、甘さと辛さをバランスよく兼ね備えたこんな逸品バッグ。

バッグ(ポーチつき)「プラダ フルー」(30×36×10)¥264,000・ドレス¥506,000・インナーにしたニット¥146,300・タイツ¥110,000/プラダ クライアントサービス(プラダ)

CELINE(セリーヌ)

CELINE(セリーヌ)

アクセサリーのように身につけたいチアフルで麗しい愛されバッグ

ボーダートップスにツイードジャケットを合わせた、春らしい大人ムードのマリンスタイルを、溌剌(はつらつ)としたフラミンゴカラーのバッグがさらにクラスアップさせて。メゾンの伝統を継承したエンブレムのクロージャーとチェーンのきらめきもあいまって、カジュアルなムードをたたえつつも、全身の印象はより華やかに、より特別なものに。

バッグ「トリオンフ チェーン バッグ」(10.5×20.5×4)¥324,500・ジャケット¥396,000・カットソー¥59,400・パンツ¥104,500・ブレスレット¥104,500(すべて予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)

SAINT LAURENT(サンローラン)

SAINT LAURENT(サンローラン)

コットンキャンバスの風合いが新鮮なエレガンスを香らせて

メゾンが誇るアイコニックなバッグ「カサンドラ」。多彩なデザインで躍進を続ける人気シリーズの新作は、幾何学的な斜線がアクセントになったダイアゴナルキャンバス地を使用。ナチュラルなコットンキャンバスの風合いと、それを縁取るベージュのレザーの美しいコンビネーションが、春先のシンプルスタイルを優しげに彩って。

バッグ「ベイビー・カサンドラ」(16×20×7.5)¥302,500・シャツ¥132,000・ブレスレット¥66,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ)

撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK) ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/福田亜矢子 モデル/富岡佳子  取材・文/松井陽子 ※( )内の数字は編集部で計測したバッグサイズで、(縦×横×マチ)、単位は㎝です。 ※エクラ2022年3月号掲載

 
⑧靴

リラクシーで上品な「夏のフラットサンダル」

スニーカーやフラットパンプスの気楽さに慣れ親しんだ私たちにうれしいのが「フラットサンダル」のブーム。ボリューム感があったり、ひとひねりある少し攻めたデザインが旬。

ハイブランドの「本命フラットサンダル」

Hermès(エルメス)

Hermès(エルメス)

チェーンモチーフが素足に映える、リュクスなフラット

エルメスの象徴的な「シェーヌ・ダンクル」のモチーフをアッパーに大胆にデザインした新作サンダル『エクストラ』。白いレザーのチェーンが遠くからも目をひく存在感。ソフトなナッパレザーで足当たりが柔らかく、解剖学に基づいて成形されたインソールは足裏に心地よくフィット。黒のジョガーパンツに上品なリラックス感を添えて。

靴¥100,100・ブレスレット¥154,000・リング¥128,700・バッグ¥900,900/エルメスジャポン(エルメス) ブラウス¥121,000・パンツ¥88,000/ブラミンク

Dior(ディオール)

Dior(ディオール)

ツイストレザー×ロープソールのひと技効いた旬デザイン

キルティングレザーをねじったようなデザインがユニーク。レザーにはアイコンである「カナージュ」のステッチが施されている。ラフィア素材のロープソールがリラックスムードを醸し出し、ナチュラルなコットンワンピースとの相性は抜群。パッド入りのインソールが足にも優しい履き心地。

靴¥130,900・バッグ¥407,000/クリスチャン ディオール(ディオール) ワンピース(ペチコートつき)¥94,600/ebure GINZA SIX店(ebure) パンツ¥34,100/エイトン青山(エイトン)

Celine(セリーヌ)

Celine(セリーヌ)

リッチブラウンの上品アッパーとゴツめソールが好バランス

セリーヌのトリオンフマークがエンボス加工されたサークルモチーフや、リッチなライトブラウンなど、大人の足になじむデザイン。ややゴツめのラバーソールとのバランスもよく、ベージュのジレ+パンツのきれいめスタイルに品よく寄り添いながら、ほのかな抜け感をプラス。

靴¥95,700・バッグ¥401,500(ともに予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エ ディ・スリマン) ジレ¥108,900/ドゥロワー 二子玉川店(ドゥロワー) パンツ¥47,300/ebure GINZA SIX店(ebure)

Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)

   Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)

ハードなバックルがスパイスに。大人モードな“スポサン”

日本のバイクからインスピレーションを得たという、少しハードなバックルモチーフがポイント。フェミニンなロングスカートにスパイシーに効く。見た目はボリューミーだが、軽量のラバーソールで軽くクッション性もあり。アッパー部分で足のフィット感も調整可能。

靴¥104,500・バッグ¥269,500/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ) ジャケット¥85,800/ドゥロワー 二子玉川店(ドゥロワー) トップス¥13,200・スカート¥80,300/ebure GINZA SIX店(ebure)

きれいめモードな「グルカサンダル」

今シーズン勢いのあるグルカサンダルは、ゴツすぎない細身のデザインでリュクス見えをねらって。つま先が覆われているぶんきちんと感も出るので、カジュアル服をちょっと品よく見せたいときにも活躍。

マニッシュなパンツに旬と端正さを添える極上グルカサンダル

マニッシュなパンツに旬と端正さを添える極上グルカサンダル
歴史ある英国靴ブランド、チャーチの『ケルシー』。プレステージカーフを使用した繊細な編み込みは他と一線を画す美しさ。すっきり細身のシルエットも上品で、マニッシュなパンツのセットアップに合わせれば、着こなしの旬度を上げるとともに、足もとに涼しげな抜け感を添えてくれる。
靴¥144,100(予定価格)/チャーチ クライアントサービス(チャーチ) ジレ¥58,300・パンツ¥42,900/ebure GINZA SIX店(ebure)トップス¥9,500/ノーク(ノーク バイ ザ ライン) ピアス¥34,100(ソフィー ブハイ)・ネックレス¥20,900(ハルポ)/以上エスケーパーズオンライン 時計¥2,354,000/ジャガー・ルクルト バッグ¥31,900/ウィム ガゼット 青山店(オルセット)

フェミニン服にも合う「ボリュームスポサン」

量感あるスポーツサンダルがトレンドに躍り出た今季。甲からのぞく素肌がほどよい抜け感を醸し出し、ちょっとゴツめのソールがフェミニン服のアクセントに。ベルトやバックルにひとデザインあるものを選べば、きちんと感も発揮する。

ワンピースの甘さを引き算し、しゃれ感を足す絶妙なボリューム

ワンピースの甘さを引き算し、しゃれ感を足す絶妙なボリューム
ふわっとシアーなワンピースに合わせたのは、ボリュームのあるソールとヴィンテージ風の大きめバックルベルトがアクセントになったサンダル。このゴツさがワンピースの甘さをいい具合に中和してくれる。ソールにはブランドアイコンのゴンミーニ ペブルが施され、滑り止めの機能を果たすとともに、超軽量のEVAソールが軽い履き心地を実現。
靴¥108,900・バッグ¥361,900/トッズ・ジャパン(トッズ) ワンピース(ペチコートつき)¥86,900/ebure GINZA SIX店(ebure) ピアス¥27,500/ショールーム セッション(モダンウィーヴィング) 時計¥374,000/オメガお客様センター(オメガ)

リラクシーな「リゾートサンダル」

ぺたんこサンダルとはいえ、くだけすぎず品のよさをキープしたいなら、リゾートの海辺を思わせるシンプルな一足を。スリッパ感覚で履けるラクちんさがありつつ、手のこんだ甲と細身のデザインが上級感をアピールしてくれる。

ベージュトーンにペパーミントグリーンをほのかに香らせて

ベージュトーンにペパーミントグリーンをほのかに香らせて
細身のタイトスカートにはヒールではなく、フラットサンダルの抜け感が旬のバランスを生む。ナッパレザーのアッパーとバックルを同じグリーントーンでそろえ、ナチュラルムードのソールと組み合わせた夏に似合うさわやかなデザイン。
靴¥82,500/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) ニット¥30,800・カーディガン¥37,400・スカート¥35,200/イレーヴ ピアス¥165,000・ネックレス¥231,000/ミキモト カスタマーズ・サービスセンター(ミキモト) 時計¥385,000/セイコーウオッチ お客様相談室(グランドセイコー) バッグ¥38,500/ヴァジックジャパン(ヴァジック)
撮影/黒沼 諭(aosora/モデル) 魚地武大(TENT/物) ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/斉藤くみ モデル/LIZA 取材・文/新田幸子 ※エクラ2022年6月号掲載

欲しいのは「コーデが決まる靴」

ブーツ、スニーカー頼りの冬が終わり、足もとのバージョンアップが気になるころ。数多(あまた)あるこの春の靴トレンドから、アラフィー世代が取り入れれば即戦力になるものを3つ厳選してみました。
スタイリスト 大沼こずえ

スタイリスト 大沼こずえ

おおぬま こずえ●女性誌、広告、カタログをはじめ、有名女優からの信頼も厚い。流行を的確に取り入れた大人の女性を素敵に見せるスタイリングに定評あり。靴に対する審美眼は第一級!

進化系ローファー

ローファーのもつトラッドなよさを生かしつつ、遊び心とおしゃれっぽさをプラスして進化した今年のローファー。パンツ派もスカート派も今季のステディ靴はこれで決まり!

CELINE(セリーヌ)

CELINE(セリーヌ)
ホワイトのフリンジとゴールドのチェーンで、厚底にエレガントさを加えた「マーガレット ローファー」。カジュアルからビジネスシーンまで幅広く使える。
靴(H3.5)¥121,000(予価)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)

PRADA(プラダ)

PRADA(プラダ)
上品なブラッシュドレザーにトライアングルのロゴがアクセント。ハンドクラフトのノッチドウェルト(アッパーソールをつなぐ靴の外周に沿うステッチ)などこだわりのつくり。
靴(H5)¥135,300(予価)/プラダ クライアントサービス(プラダ)

TORY BURCH(トリー バーチ)

TORY BURCH(トリー バーチ)
ソフトなソールと伸縮性のある履き口で快適な履き心地の「ジェッサ ポインテッドトゥ ローファー」。存在感のあるチェーンリングの飾りとテーパードトゥで、フラットでもエレガントな足もとに。
靴(H2)¥55,000/トリー バーチ ジャパン(トリー バーチ)

洗練されたグラフィック柄

フラワーモチーフ、ドットなど柄のある靴もトレンドの今季。アラフィー世代におすすめなのは、さりげなく主役になってくれるグラフィック柄。ベーシックカラーの装いに効果的に取り入れて。

LAURENCE(ロランス)

LAURENCE(ロランス)
幾何学柄のフロッキープリントを2層に重ねた「フラットチュールパンプス」。先芯を省き、シルエットの美しいポインテッドトゥのつま先まで透け感を出すことで、春夏にふさわしい涼しげな印象に。
靴(H1.3)¥44,000/ザ・グランドインク(ロランス)

J&M DAVIDSON(J&M デヴィッドソン)

J&M DAVIDSON(J&M デヴィッドソン)
ストライプ柄の白部分はキャンバス、黒部分はカーフレザーで、立体感を演出。太めヒールで歩きやすい。
靴(H7)¥55,000/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン)

PRETTY BALLERINAS (プリティ・バレリーナ)

PRETTY BALLERINAS (プリティ・バレリーナ)
エレガントなポインテッドトゥのフォルムが特徴の「エラ」が、チェック柄で登場。春夏の装いに合わせやすい軽やかなアクリル×ポリエステル素材を使用。大きめチェック柄でもモノトーンだから落ち着いた雰囲気。
靴「エラ」(H1)¥28,600/F.E.N(.プリティ・バレリーナ)

きれい色フラット靴

春の足もとへ一気にシフトチェンジしてくれる、軽やかなフラット靴。今シーズンのおすすめは、黒でも白でもない優しいきれい色。

JIL SANDER(ジル サンダー)

靴(H0)¥130,900/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ル ーシー アンド ルーク・メイヤー)
靴(H0)¥130,900/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ル ーシー アンド ルーク・メイヤー)

ワントーンのなじまえ&差し色に最適

ワントーンのなじまえ&差し色に最適
柔らかなラムレザー素材。かかとはバブーシュのように踏んでも履けるタイプ。大胆なリーフモチーフが、優しいベージュカラーに効果的に映える。「白の洋服の足もとには、ふわっとソフトなカラーが最適。シルバーのリーフモチーフのモダンさも素敵です」(大沼さん)。
靴(H0)¥130,900・ブラウス¥99,000・スカート¥132,000・ネックレス¥116,600・バッグ¥184,800/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー)

PELLICO(ペリーコ)

PELLICO(ペリーコ)
新素材“ニド”を使用した人気の「アネッリ」。鳥の巣のような編み目の風合いが特徴。春風をまとったような淡いピンク。
靴(H1)¥52,800/アマン(ペリーコ)
撮影/黒沼 諭(aosora/モデル) 魚地武大(TENT/静物) ヘア&メイク/塩澤延之(mod’s hair) スタイリスト/大沼こずえ(eleven.) モデル/山村紘未 取材・文/大野智子 ※エクラ2022年4月号掲載

春一番に欲しい!「フラットパンプス&マニッシュ靴」

靴は、雄弁にその人のおしゃれ感を語り、着こなしをたちまちフレッシュに変えて見せる。春一番の高揚感をもたらしてくれる特別な一足を、靴選びに定評のあるふたりのスタイリストが提案します。

 個性ある”フラットパンプス” 

スタイリスト 戸野塚かおるさん

スタイリスト 戸野塚かおるさん

とのつか かおる●大人にふさわしいエレガントなスタイリングに定評。靴のトレンドにも精通し、インスタグラムの靴情報を参考にする編集者も多数。

Instagram:kaoru.tonotsuka

「リラクシーさで選んでいたフラット靴も、この春はもう少し気分を上げてくれる色やディテールが 新鮮に感じます。服が洗練カジュアル志向の今だから、華やかさを足すくらいがちょうどいい。上質な個性とエレガンスを宿した“フラットパンプス”が今、大人のマストです!」

人気ブランド4選

クリスチャン ディオール(ディオール)
黒×白のレディライクなバックストラップパンプスに、マクロバージョンの千鳥格子柄の刺繡がインパクトを。シグニチャー入りのコットンリボンと品よくマッチ。靴¥118,800/クリスチャン ディオール(ディオール)
シャネル
足首を飾るレザーが編み込まれたチェーンと、揺れるダブルCのロゴで、フラットでも格別のゴージャスさ。靴¥148,500(予定価格)/シャネル
エルメスジャポン(エルメス)
細めのダブルアンクルストラップは、トーンをそろえたHのモチーフがシックなアクセントに。足もとにさりげない華やぎを添えてくれる。靴¥133,100(予定価格)/エルメスジャポン(エルメス)
ヴァレンティノ インフォメーションデスク(ヴァレンティノ ガラヴァーニ)
エッジを効かせたつま先と上品なニュアンスピンクのかけ合わせが全身のポイントに。靴¥116,600/ヴァレンティノ インフォメーションデスク(ヴァレンティノ ガラヴァーニ)

高貴なムードの「白」

白ならではの気高さやピュアな美しさに加え、ビジューやバックルで、この春、より華やかにドレスアップ! フラット靴ならではの、洗練された抜け感やモード感も呼び込んでくれるから、着こなしがぐっとあかぬける。おすすめ白パンプスをスタイリスト戸野塚かおるさんがセレクト。

MADAM'S RECOMMENDATION

「白パンプスは、ハレの日の印象が強いと思いますが、フラットパンプスなら、実は日常スタイルのアクセント使いにぴったり! 白いスニーカー感覚で、気負わずに合わせればいいんです。清潔感と優雅さが、洗練カジュアルのちょうどいいエッセンスになってくれます」

高貴なムードの「白」フラット靴
モードなセットアップに、白×シルバーがアクセントになった一足を。「この軽やかなエレガンスは、フラットパンプスならでは。耳もとのパールまで、全身に小さく白を散らしてクリーンに」。
靴¥64,900/ジミー チュウ ジャケット¥110,000/ドゥロワー 青山店 Tシャツ¥9,680/スローン パンツ¥75,900/ドゥロワー 六本木店 ピアス¥514,800・リング¥418,000・ブレスレット¥891,000(すべて予定価格)/TASAKI バッグ¥15,400/ヤーキオンラインストア(ヤーキ)

肌色になじむ「ニュアンスカラー」

グレイッシュなくすみ色よりブライトカラーを選んで、ほのかにトーンアップをねらって。柔和なたたずまいの一足が、全身に心地のよい軽やかさと、華やぎをもたらしてくれる。大人に似合う“ニュアンスカラー”の靴をセレクト。

MADAM'S RECOMMENDATION

ネイルやリップを塗るように、美しい色で小さな足もとを飾ってあげれば、おしゃれも気持ちもメイクアップされます。淡色はとても優美なので、素材で少し遊んでみるのも楽しいですよ。洋服が軽くなるこの季節こそ、上質さをまとったきれい色の足もとがきわだって、全身が洗練されます。

肌色になじむ「ニュアンスカラー」フラット靴
「春は、重たいコートを脱いだ開放感のままに色のおしゃれを楽しみたいから、ニュアンスカラーの靴は、色のつなぎ役として本当に重宝します。顔に近い上半身にニュートラルなベージュを集めれば、落ち着いた雰囲気にまとまりますよ」。
靴¥126,500(セルジオ ロッシ)・ニット¥83,600・パンツ¥60,500(ともにドゥロワー)/以上ドゥロワー 六本木店 サングラス¥51,700/ケリング アイウエア ジャパン カスタマーサービス(ダンヒル) リング¥396,000・バングル¥1,122,000/ポメラート クライアントサービス(ポメラート) バッグ¥237,600/トッズ・ジャパン(トッズ)

主張のある「黒」

「万能だから便利」という、これまでの黒のフラット靴のイメージを見事に払拭する、シャープさがよりきわだったニュータイプが、続々登場!リッチで、こなれたムードに変えてくれる、主張のある黒のパンプスを厳選。

MADAM'S RECOMMENDATION

黒のフラット靴はきっと皆さんお持ちですよね。それが思わぬ落とし穴に! この春選ぶべきは、シャープでとにかく強さのある一足。「似ている」ではダメ。「以前とは変わっている」ので要注意ですよ! 春のおしゃれが確実にレベルアップするので、ここはぜひ更新して。

主張のある「黒」フラット靴
「去年ならスニーカーを合わせていたかもしれませんが、シャープでリッチな黒のフラット靴に差し替えたらぐっとしゃれた雰囲気に。この春目ざしたいのはそんな女性像!」。
靴¥91,300/トッズ・ジャパン(トッズ) スエードジャケット¥313,500・デニムパンツ¥41,800/マディソンブルー Tシャツ¥8,580/リフィル カスタマーサービス(リフィル) パールネックレス¥726,000・ブレスレット¥603,900・リング¥680,900(すべて予定価格)/TASAKI バッグ¥407,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ)

 こなれ”マニッシュ靴” 

スタイリスト 徳原文子さん

スタイリスト 徳原文子さん

とくはら ふみこ●本誌をはじめ、ブランドのビジュアルづくりなど、多方面で引っぱりだこ。大人を美しく引き立たせる品のよいフェミニンスタイルに、エクラ編集部内でもファン多数。

春の華やぎスカートは“こなれマニッシュ靴”でバランスを一新!

「華やかなスカートスタイルはもはや私たちの定番ですが、その足もとに王道の紳士靴=マニッシュ靴という新しい選択肢が加わりました。絶妙なこなれバランスが生まれ、おしゃれが確実にリフレッシュされます!」

ローファー

マニッシュな足もとが優美なスカートを新鮮に! ローファー

マニッシュな足もとが優美なスカートを新鮮に!

アラフィー世代の華カジュアルに欠かせない、優美な余韻を生む繊細なレースのスカート。その足もとに、ハンサムなローファーをきりりと効かせるのがこの春の新提案! マニッシュ靴をポイントにするこの新しいバランスで、おしゃれが前へと動きだす。
靴¥121,000/ジェイエムウエストン 青山店(ジェイエムウエストン) コート(メンズ)¥72,600/イレーヴ ニット¥41,800/オーラリー スカート¥176,000/ebure GINZA SIX店(ebure) バッグ¥121,000/room3138(ザンケッティ)

レースアップシューズ

「メンズ靴の代表格だけあって、合わせるだけで品格が上がり、さらに全身の印象も様変わりするのがいいところ。フォーマルな雰囲気も大人にはすんなりと似合います。すっきりと見えるパンツより、甘やかなスカートとのほうがしゃれた印象になるのでおすすめです」
つやめくレザーの足もとが知的なたたずまいを演出 レースアップシューズ

つやめくレザーの足もとが知的なたたずまいを演出

「さらさらと揺れる女っぽいスカートにつやめくマニッシュ靴。そんな真逆のテイストが、おしゃれのよきスパイスに。ヒール靴やスニーカーよりぐっと新鮮!」。ジャケットやバッグにも黒を散らして統一感をつくれば、新しい靴も難なくマッチ。 靴¥125,400/チャーチ クライアントサービス(チャーチ) ジャケット¥61,600/スタンブリー シャツ¥31,900/イレーヴ スカート¥27,500/インターリブ(サクラ) ★バッグ¥64,900/エクラプレミアム通販(エレメ)

フラットサンダル

「ジェンダーレスなフラットサンダルは素足で履く夏を待たずに、ぜひ今から! あえて靴下を合わせるというそのバランスがちょうどよく、それだけで新鮮です。つま先を覆うもの、かかとをホールドするタイプなら、より靴に近く挑戦しやすいはず」
ロングスカートにしのばせて軽やかなリズムをつくって フラットサンダル

ロングスカートにしのばせて軽やかなリズムをつくって

「メンズっぽいダブルストラップサンダルは、白い靴下で抜け感と清潔感を。このバランスを、臆せずに春はぜひ取り入れて!」。 靴¥108,900/トッズ・ジャパン(トッズ) ナイロンコート¥53,900/スタンブリー ニット¥64,900/エイトン青山(エイトン) Tシャツ¥9,680/スローン スカート¥37,400/オーラリー ピアス¥31,900/ショールーム セッション(マリハ) バッグ¥123,200/エクラプレミアム通販(ピエール アルディ) ソックス¥770/タビオ(靴下屋)

撮影/生田昌士 唐澤光也 渡辺謙太郎 魚地武大 ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/戸野塚かおる 徳原文子 モデル/LIZA RINA 取材・文/松井陽子 ※エクラ2022年3月号掲載

 
⑨腕時計

大草直子さんが選ぶ「50代にふさわしい腕時計」

「時計は、新しい景色を重ねストーリーを紡いでくれる、灯台のような存在」ときっぱりと語る大草さん。これまで愛用してきた ご自身の時計との出会いを振り返りつつ、夫のチャーリーさんとショップクルーズをしながらこれからを刻む新しい一本を探した。
 大草 直子

大草 直子

おおくさ なおこ●ファッションエディターとしてキャリアを積み、スタイリストに。執筆、イベント出演、商品開発やブランドのコンサルティングなど幅広く活躍し、大人の女性たちから絶大な支持を集めている。新メディア「AMARC」も人気。
Instagram: @naokookusa
@naokookusa_styling
@amarc_official

大草直子さんの愛用腕時計

夫婦でシェアするからお互いの絆も深まる

呼吸もぴったりの大草さんご夫妻。ストラップの時計はシェアすることが多いのだそう。この日の大草さんは、咲き誇る花のような春らしさと美しい立体感のあるブラウスとデニムのカジュアルスタイル。どこかリッチで女性らしいコーディネートの手もとを飾るのは、20代のころから愛用しているジャガー・ルクルト。夫のチャーリーさんはミリタリージャケットに、IWCの時計を。マイルドなレッドゴールドが上品さをさりげなく添えて。

PATEK PHILIPPE/カラトラバ

PATEK PHILIPPE/カラトラバ
[大草さん]ブラウス¥59,400/エストネーション(レジーナ ピョウ) パンツ¥28,380/ショールーム セッション(サージ) ピアス¥46,200(アグメス)・リング〈右手薬指下〉¥315,700(キウナ)/以上エスケーパーズオンライン [チャーリーさん]ジャケット¥77,000/マディソンブルー Tシャツ¥9,350/インターブリッジ(マジェスティック フィラチュール) パンツ¥20,900/ゲストリスト(レッドカード トーキョー) メガネ¥36,300/モスコット トウキョウ(モスコット) 

大草直子が語る、これまでに出会った時計たち

大草さんが初めて手にした、いわゆる名門時計ブランドの一本はジャガー・ルクルト。 「祖父から受け継いだのがちょうど20歳のころだったと思います。生前、70歳を過ぎてから北半球をひとり旅した祖父が、その途中にヨーロッパで購入したものだと聞いています」。大草さんにとってこの時計は、時を見るための道具というより、お爺さまの“記憶”。

「夫のチャーリーも愛用しています。夫と祖父は会っていませんが、この時計でふたりがつながるのもうれしいですね。高校生の息子にもこの時計のストーリーを伝えているので、いずれは彼に譲ろうと思っています」

 

それから30代後半までは自分のための時計が見つけられず、ようやく出会えたのがIWCの「ポルトギーゼ」。女性にはかなり大きめのフェイスだが、むしろそこが気に入って入手した。 「悩んでいたわけではないけれど、いろいろ考えていたころでしたね。仕事も、なりたい自分も。この時計はまさに“理想”で、少し先を灯台のように明るく照らしてくれました。私を引っぱり、導いてくれたんです。あのとき選んでいてよかったとつくづく思います」

子供たちへとつないでいきたい、夫ともシェアする特別な3本

子供たちへとつないでいきたい、夫ともシェアする特別な3本
(右)ジャガー・ルクルトの「メモボックス・ワールドタイム」。「焼けたフェイスと新たにつけ替えたベルトのこの雰囲気がとても好き。夫も大切にしてくれてうれしいです」。(中)表と裏で表情が異なるジャガー・ルクルトの「レベルソ・デュエット・デュオ」。「昼と夜の異なる時間軸をスイッチできる感覚がロマンチックで素敵」。(左)IWCの「ポルトギーゼ・クロノグラフ」。「シャツやジャケットの日に頼ることが多いですね。全身がぐっとキマって、いい役割を果たしてくれます」

インスピレーションのままにコレクション入りする時計たちも

インスピレーションのままにコレクション入りする時計たちも
右)白いスニーカー感覚というエルメスの「アップルウォッチ」。リラクシーなドレスにハイテク時計というギャップのあるパリマダムの着こなしに感化されたそう。(中)初めてのステンレスのブレスレットウォッチはジラール・ぺルゴの「ロレアート」。「八角形の優美なベゼルにダイヤモンドが女性らしくて。ブルーの文字盤もワードローブにマッチします」。(左)カルティエのヴィンテージ「クッサン」は、ドレスウォッチとしてきものの日にも

憧れ続けた腕時計

大草直子さんが今気になる時計を探しに、夫のチャーリーさんと一緒にショップクルーズへ。訪れたのは、大草さんが憧れていたという「パテック フィリップ」。憧れの一本を身につけた感想やつけこなしのイメージをうかがった。

パテック フィリップ「カラトラバ」

“余裕”ができた今、ようやく手にすることができる一本

ここ数年、大草さんが憧れていたというパテック フィリップ。ウェブマガジンの編集長になった7年ほど前、「新しい挑戦への後押しに」と、実際に時計を探しにいった。

 

「でも、そのときの予算で選べるのは一番リーズナブルなゾーンの別のモデルだったんです」。メゾンの象徴ともいえる「カラトラバ」は、「まだ遠いところにある時計」だとそのときつくづく思ったのだそう。

 

「予算だけでなく、この時計を自分のものとして選ぶには、生活にまで“気をくばる余裕”が必要なんだって思いました。仕事のやり方、外見や着る服、住んでいる環境。どういうふうに家を整えているのか。食や器などにも気をくばる余裕があるかどうか──。そのときの私にはそんな余裕はまだありませんでした。自分が選ぶ時計としては、あまりに優雅すぎるかもしれないなって」

大草直子
今回見せていただいたのは、パテック フィリップの中でも最もピュアなモデルの「カラトラバ」。シンプルな中にも気高さが漂う王道のシリーズ。実際に手に当てながら、身につけたときのイメージを膨らませるおふたり。

[大草さん]ワンピース¥25,300/新宿髙島屋 シーズンスタイルラボ(シーズンスタイルラボ) ブレスレットにしたネックレス¥176,000/ボン マジック バングル¥896,500・リング〈右手〉¥315,700/エスケーパーズオンライン(キウナ) バッグ¥140,800/エリオポール代官山(ザンケッティ) [チャーリーさん]ジャケット¥69,300・パンツ¥36,300/トヨダトレーディング プレスルーム(チルコロ 1901) カットソー¥13,200/ヒュッゲPR(ヒュッゲ) メガネ¥53,350/グローブスペックス エージェント(ロバート・マーク NYC)
大草さんの目にとまったのはホワイトゴールドとつややかな黒のアリゲーターストラップのメンズモデル
今回、大草さんの目にとまったのはホワイトゴールドとつややかな黒のアリゲーターストラップのメンズモデル。ケース径は39㎜で、チャーリーさんとシェアするのにもちょうどいいサイズ感

これからを刻む新しい一本

「シャネル」のプルミエール ロック

大草さんがセレクトしたのは、シャネルが初めて作ったレディスウォッチ「プルミエール」の進化版。「その名のとおり、ロックなんです。時計だけを目立たせず、同じ太さのバングルと合わせたい。ロックTやGジャンもいいですし、黒いドレスに、シルバーのブレスレットとジャラッとつけてドレスダウンさせるのも素敵。若いころはむしろそんなふうに楽しめなかったし、逆にマダムっぽくて不釣り合いだったと思います。このロックっぽさは、さすがシャネル! エレガントでとってもシック」。

ロックな存在感をそのままに。若いころとは異なる遊び心で

「シャネル」のプルミエール ロック
「CHANEL」のロゴだけをあしらったシンプルなブラックダイヤル。それを覆う八角形のサファイアガラスがジュエリーのように美しい。ステンレススチールにブラックレザーを編み込んだアイコニックなブレスレットもエレガント。
時計¥616,600/シャネル

「ピアジェ ポロ デイト」

卓越した時計作りとハイジュエリーの手法が見事に融合したピアジェの一本。「ピンクゴールドとクリーンな白の文字盤。少しアイシーなグレーのストラップ。ケースの厚みや大きさも、そのすべてのバランスがほれぼれするほど美しい時計です。ベースはスポーツウォッチなので、エレガントですが“すぎる”ことはありません。イメージは、日焼けした肌にタンクトップを着たリゾート地のヨーロッパマダム。ダイヤモンドでなく、少しジャンクなものでハズす。そんなミックス感さえも許容してくれる気品の高さに魅了されますね」。

ワードローブが美しく引き立つ大人の上品さをたたえた一本

「ピアジェ ポロ デイト」
ピンクゴールドのケースに、ラウンドブリリアントカットのダイヤモンド、そしてニュアンスのある上品なグレー系のアリゲーターストラップのコンビネーションはタイムレスな魅力を放つ。36㎜径は男女兼用にふさわしいサイズ。時計¥4,488,000/ピアジェ コンタクトセンター(ピアジェ)

ロレックス「オイスター パーペチュアル デイトジャスト」

ロレックス「オイスター パーペチュアル デイトジャスト」
大草さんが選んだ優しく肌になじむ2本。素材の「エバーローズゴールド」はより強くたおやかなロレックス独自の赤みのあるゴールド。右のチョコレートダイヤルは少し甘さのあるブラウンで28㎜、端正なスレートダイヤルはシックなグレーで31㎜。時計(右)¥4,347,200・(左)¥4,824,600/ロレックス ブティック レキシア 銀座並木通り本店(ロレックス)
ロレックス「オイスター パーペチュアル デイトジャスト」
大草さんはボーダーカットソー、チャーリーさんはTシャツにニットカーディガン。毎日身につけたいからと、気張らずどこかリラックスしたムードのスタイリングで。

[大草さん]カットソー¥13,200/スリードッツ青山店(スリードッツ) スカート¥107,800/マディソンブルー ピアス¥110,000/ボン マジック ネックレス〈短〉¥24,200(ハルポ)・リング〈右手薬指・上〉¥292,600・〈右手薬指・
下〉¥315,700(ともにキウナ)/以上エスケーパーズオンライン ネックレス(長)¥29,700/アダワットトゥアレグ [チャーリーさん]カーディガン¥35,200/エストネーション Tシャツ¥14,300/ノウン(ザ インターナショナル イメージズコレクション) ネックレス[長]¥42,900 /アダワットトゥアレグ
撮影/木村 敦 ヘア&メイク/野田智子 スタイリング・モデル/大草直子&チャーリー 取材・原文/松井陽子 ※2022年5月号掲載

 
⑩サングラス

おしゃれに見せる「今どきサングラス」

UVカットだけでなく、春夏の着こなしを素敵に見せてくれるサングラス。今年選ぶなら、肌色となじみやすく目もとが透けて見える“淡色”レンズのものを。マスクをしていても違和感のない、最旬アイウエアにアップデートして出かけよう。

透明なクリアフレーム

フェミニントップスにも合わせやすい

レースやチュール、きれい色などの着こなしには、セル素材の透明なフレーム&淡色レンズの組み合わせがぴったり。目の表情を生かすからマスク併用も。華やぎとしゃれ感アップをお約束。
透明なクリアフレーム サングラス
サーモンピンクの軽やかなレースブルゾンなどフェミニンなディテールのトップスには、クリアフレーム&目が透けるライトカラーのレンズのサングラスで新鮮に。目もとが見えて表情が優しく見えるのが最大のポイント。
サングラス¥28,600/アイシンク ヒロブ新宿店(ミレー) ブルゾン¥148,500・ニット¥35,200/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) ピアス¥24,200/ショールーム セッション(マリハ)
着用したのはコレ!

mille(ミレー)

サングラスmille

どんな肌色にも合う最旬色。力の抜けたリラックス感も魅力

肌映えのよい暖色系のクリアフレームはメイクのじゃまをせず、どんな顔型にも合わせやすい。

サングラス¥28,600/アイシンク ヒロブ新宿店(ミレー)

AHLEM(アーレム)

AHLEM

透けピンクは派手見えせず、表情を明るく見せてくれる

薄カーキレンズとピンクがかったクリアフレームの組み合わせがしゃれ感たっぷり。

サングラス¥49,500/グローブスペックス エージェント(アーレム)

遊びの効いたフレーム

ベーシックな着こなしに大人の遊び心をプラス

ジャケットやシャツには、黒やべっ甲柄などのトラディショナルなフレームのサングラスがちょうどいい。古く見えないよう、太めで存在感のあるものやキャットアイなどどこかに遊びが効いたデザインが今っぽさに直結。
ベーシックな着こなしに大人の遊び心をプラス
分厚いリムとラウンドシェイプが個性的。ベーシックな着こなしと違和感なくなじむ色みながら、存在感のあるフォルムでアクセント使いにぴったり。
サングラス¥39,600/モスコット トウキョウ(モスコット) ジャケット¥46,200/カオス丸の内(カオス) シャツ¥25,300/ユナイテッドアローズ 原宿本店(ロエフ)
着用したのはコレ!
サングラス¥39,600/モスコット トウキョウ(モスコット)
サングラス¥39,600/モスコット トウキョウ(モスコット)

EYEVAN(アイヴァン)

サングラス¥35,200/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン)
人気のボスリントンフレームも、ほんのりつり上がったキャットアイで新鮮に。細めの黒フレームなら強すぎない。
サングラス¥35,200/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン)

細リムのメタルフレーム

辛口カジュアルをかっこよく

大人のスポーティカジュアルに取り入れたいのは、ティアドロップほどハードに見えない、ボストンやウェリントン型のメタルフレーム。細リムなら女らしさも演出。ツヤありorなし、ゴールドorシルバーと種類豊富なのもうれしい。
細リムのメタルフレーム サングラス
ブルゾンなどスポーティな着こなしを引き締めてくれる。
サングラス¥34,320/オリバーピープルズ 代官山(オリバーピープルズ) ブルゾン¥60,500/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店(チノ) カットソー¥31,900/ebure GINZA SIX店(ebure) ピアス¥64,900/エスケーパーズオンライン(ソフィー ブハイ)
着用したのはコレ!
サングラス¥34,320/オリバーピープルズ 代官山(オリバーピープルズ)
サングラス¥34,320/オリバーピープルズ 代官山(オリバーピープルズ)

SAINT LAURENT(サンローラン)

サングラス¥49,500/ケリング アイウエア ジャパン カスタマーサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ) 
丸みのあるフレームにシルバーのメタルリムを使用してクールな印象に。ブラウン系のレンズは重くならず、どんなカラーのトップスとも合わせやすい。
サングラス¥49,500/ケリング アイウエア ジャパン カスタマーサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ) 

サングラスにまつわるQ&A

実用性もしゃれ見えも欲しい!

選び方ひとつでおしゃれ度がぐっと上がったり、逆に老け見えしてしまうこともあるサングラス。美容や老眼などの実用性も気になるところ。そんなサングラスにまつわる最新情報をリサーチ。アイウエア専門セレクトショップ「EYETHINK HIROB」コンセプター三島 正さんに聞いた。

Q.服のタイプや季節を問わずオールラウンドに使うにはどんなサングラスがおすすめ?

A.セルフレームならブラウンやカーキ系、メタルフレームなら細リムのゴールド系が、どんな着こなしにもマッチします

「肌なじみのよいカラーを選ぶと季節を問わず活躍。セルフレームもメタルフレームも主張しすぎないボストンタイプを、レンズはライトカラーが鉄板です」(三島さん)

今季新調するならこの2タイプが重宝する。
細いリムが表情をじゃませず洗練されたムードに。サングラス¥30,800(バディ オプティカル)
細いリムが表情をじゃませず洗練されたムードに。サングラス¥30,800(バディ オプティカル)
アクセントになる存在感と軽やかさが両立。サングラス¥28,600(ミレー)/以上アイシンク ヒロブ 新宿店
アクセントになる存在感と軽やかさが両立。サングラス¥28,600(ミレー)/以上アイシンク ヒロブ 新宿店

Q.マスクとサングラスの組み合わせで“不審者”感が。どうしたらいいですか?

A.目の表情がわかる淡色レンズか、紫外線で色が変化する調光レンズにつけ替えを

「コロナ禍で大人気なのが調光レンズ。紫外線が当たると濃くなり、室内では自然と透明に変化するのでかけ直し不要で楽。目の表情がわかる淡色レンズも伊達メガネ的に使えるのであやしく見えません」(三島さん)

Q.マスクとサングラスの組み合わせで“不審者”感が。どうしたらいいですか?

紫外線が当たると色が変化!

紫外線量が多いとレンズの色が濃いサングラスに、室内では透明に変化。

サングラス(レンズは別売り¥9,900〜)¥59,400/アイシンク ヒロブ 新宿店(タート) シャツ¥26,400/ドローイング ナンバーズ 新宿店(ドローイング ナンバーズ)

サングラス(レンズは別売り¥9,900〜)¥59,400/アイシンク ヒロブ 新宿店(タート)
サングラス(レンズは別売り¥9,900〜)¥59,400/アイシンク ヒロブ 新宿店(タート)
三島 正さん(アイウエア専門セレクトショップ「EYETHINK HIROB」コンセプター)
みしま ただし●外国映画に登場するメガネが印象的な俳優に魅了され、15歳よりサングラスや伊達メガネにハマり続ける根っからのアイウエア好き。国内外のアイウエアブランドのディレクターを歴任。2019年「EYETHINK HIROB」を立ち上げコンセプターを務める。
撮影/渡辺謙太郎(人物) 魚地武大(TENT/静物) ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/徳原文子 モデル/ゆうき 取材・文/坪田あさみ ※エクラ2022年4月号掲載

 
⑪水着

人気ブランドから選ぶ「50代の水着スタイル」

タウンでおしゃれを楽しむ感覚で、プールサイドやビーチでも自分らしく、リッチかつエレガントにくつろぎたい!そんな大人のリクエストをかなえるべく、水着と水ぎわスタイルを徹底リサーチ。

HERMÈS(エルメス)

エルメス スイムウエア

チアフルな逸品が勢ぞろい! 夏の太陽を味方に、ヘルシーなエレガンスを満喫して

メゾンのアイコニックなオレンジや、日射しに映える美しいビビッドなカラーに包まれれば、バカンスも幸福感に満ち足りる。溌剌としたイエローのビキニは、ロープ状のショルダーストラップと結び目のディテールが新鮮! 周囲とは一線を画す存在感を放って。ワンピースの水着は、蓮の花を万華鏡のように配置したグラフィカルなモチーフが圧巻で、カッティングの美しさも大人の味方に。卓越した職人の技が光るハイエンドなピースはどれも圧倒的なオーラを放ち、夏の思い出までも特別なものにしてくれるはず。
水着(右)「ヴェラ」トップ¥37,400・ボトム¥30,800・(左)「ヴローラ」¥75,900・帽子「エトナ」¥118,800・バス用ポーチ「ブリッド・ア・ブラック」¥84,700・フラットポーチ「トレサージュ・マラン」¥42,900・ビーチタオル「エスカル・ア・ラ・プラージュ」¥78,100・ストール「ホライゾン」¥134,200・バングル「フュージョン」(上)¥33,000・(下)¥41,800・靴「エジェリ」¥41,800/エルメスジャポン(エルメス)

FENDI(フェンディ)

FENDI(フェンディ) スイムウエア

黒×「FF」ロゴの大人ムードのビキニを、白を効かせてクリーンに

伸縮性と耐久性を兼ね備えた高機能素材ライクラ®製のビキニは、フェンディのシグネチャー「FF」ロゴプリントとのリバーシブル。着回しが楽しめ、水ぎわシーンをよりスタイリッシュに。ヴェルサーチェとタッグを組んだ話題のシリーズ「フェンダーチェ」の新作ガウンをまとって、軽やかなゴージャスさを添えて。再生PVCのメッシュバスケットやレザーサンダルのクリーンなホワイトが全身を美しくトーンアップ。水着¥72,600・バッグ¥111,100・靴¥121,100(3点とも予定価格、6月中旬発売予定)・帽子¥80,300(予定価格)・ブレスレット¥70,400(5点ともフェンディ)・ガウン¥214,500(6月中旬発売予定)・サングラス¥68,200(ともに予定価格、一部店舗限定 ヴェルサーチェ バイ フェンディ)/以上フェンディ ジャパン

BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)

BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ) スイムウエア

トレンドのグリーンをキーカラーにしてスイムスタイルをモダンにアップデート

鮮やかなグリーンのサンダルを黒の水着に効かせてモード感たっぷりに。今年のトレンドでもあるワンショルダーの水着は、ショルダーの生地幅が広めで安定感があり、大人でも取り入れやすく、デコルテまわりを美しく見せてくれる。ぬれても安心なラバー素材のバッグとサンダルには、おなじみのイントレチャートの模様があしらわれている。水着¥63,800・帽子¥242,000・ビーチタオル¥57,200・バッグ¥115,500・靴¥45,100/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ) サングラス¥47,300/ケリング アイウエア ジャパン カスタマーサービス(ボッテガ・ヴェネタ)

STELLA McCARTNEY(ステラ マッカートニー)

STELLA McCARTNEY(ステラ マッカートニー)

チェーン使いときれい色で全身にメリハリを

ビキニトップのオーキッドカラーと、ボトムの黒のコントラストが新鮮! アイコニックなファラベラチェーンのあしらいで華やかさもしっかり。ドレスを重ねれば水ぎわスタイルがより優雅に。水着(トップ)¥37,950・(ボトム)¥41,250・ドレス¥77,550/タニ ジャパン(ステラ マッカートニー ウィメンズ スイムウェア) 帽子¥42,900・サングラス¥36,300・靴¥39,600/ステラ マッカートニー カスタマーサービス(ステラ マッカートニー)

Chaos(カオス)

Chaos(カオス)スイムウエア

小物合わせが楽しくなる上品なくすみパープル

水着はワンピースの上に生地を重ねたカバーオール風のデザインで、気になるボディラインをおしゃれにカバー。高機能のイタリア製のテクノ素材がつくる落ち感もエレガント。大胆な柄のストールで洒脱に装って。 ★水着¥19,800/エクラプレミアム通販(カオス×エクラ) サングラス¥27,500/アイシンク ヒロブ 新宿店(ブラン) ストール¥12,100/フラッパーズ(マニプリ) バッグ¥49,500/エディット アンド コー 靴¥19,800/ガリャルダガランテ 表参道店(2.718)

撮影/佐藤 彩 スタイリスト/斉藤くみ 取材・文/松井陽子 ※エクラ2022年7月号掲載

 
⑫ジュエリー

スタイリストの伊藤美佐季さんが、ジュエリーの選び方を指南。パワーあるジュエリーと自分自身の内なる思いがマッチしたときに生まれる高揚感こそが、大人のおしゃれを華やがせてくれる。

憧れのハイブランドジュエリー

菊地凛子

菊地凛子

RINKO KIKUCHI●’81年生まれ。映画『生きたい』で女優デビュー。『バベル』でアカデミー賞助演女優賞を含む多数の映画祭にノミネートされ、多数の賞を受賞。映画『パシフィック・リム』シリーズなど、海外の作品にも多数出演。現在はWOWOW初のハリウッド共作ドラマ『TOKYO VICE』に出演中。

CHANEL(シャネル)

閃光を放つ彗星のように大胆さと神秘性をもつ女性

コメット コレクション

強い意志と類(たぐい)まれなる美意識をもつ、マドモアゼル シャネルのごとく、輝く彗星(コメット)。表現するのは、強く自由なマインド。

CHANEL(シャネル) 閃光を放つ彗星のように大胆さと神秘性をもつ女性  コメット コレクション
パリの夜空を流れるコメット(彗星)のミステリアスな魅力に心を奪われ、生涯自らのインスピレーションの源にしつづけたマドモアゼル シャネル。美を探求しつづける彼女の強靭な意志が宿ったこのアイコンジュエリーを、耳に指に自由に重ねれば、“強く大胆なもうひとりの自分”が目を覚ますはず。
リング すべて(WG×D)〈人差し指〉「コメット コレクション」¥1,562,000・〈中指〉「シャネル No5」¥1,017,500・〈薬指〉「コメット コレクション」¥2,079,000・〈耳〉ともに「コメット コレクション」〈上から〉イヤリング(WG×D)¥1,083,500・イヤリング(WG×パール×D)¥1,221,000・ドレス(参考商品)/シャネル ※6月1日時点の価格です。最新価格はお問い合わせください。

Cartier(カルティエ)

アーティスティックな感性が共鳴するモダンな女性像

トリニティ

コンテンポラリーな進化を遂げた精緻なアイコン「トリニティ」をまとえば、クリエイティブな感性が花開いて。

Cartier(カルティエ) アーティスティックな感性が共鳴するモダンな女性像  トリニティ
ジュエリーと彫刻、マスキュリンとフェミニン、装飾品とシンボルの境界をあいまいにしたスリーゴールドがからみ合うモダンなデザインで、ジャン・コクトーら芸術家をも魅了した唯一無二の造形美が魅力の「トリニティ」。サカイのデザイナー・阿部千登勢氏との出会いによる限定コレクションが今夏誕生。スリーゴールドの輪が首もとにスタイリッシュに重なり斬新なバランスを生み出すネックレスは、つけ方も自由に。
ネックレス「トリニティ フォー チトセ アベ オブ サカイ」(WG×YG×PG)¥2,217,600(予価)/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) スカーフ¥115,500(参考商品)・ジャケット¥425,700/リシュモン ジャパン アライア(アライア)

Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)

パリに咲き乱れる花のように愛らしくもコケティッシュなひと

ローズ ド ノエル

美しい宝石が形づくる、咲き誇る一輪の花。フェミニンなアイコンが開花させてくれるのは、内面に秘めたツヤある愛らしさ。

Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル) パリに咲き乱れる花のように愛らしくもコケティッシュなひと  ローズ ド ノエル
創業以来、植物の優美さや生命力をジュエリーに表現してきたヴァンクリーフ&アーペル。冬に咲く花クリスマスローズを象(かたど)った「ローズ ドノエル」コレクションは、ふっくらと丸みを帯びたオニキスの黒い花びらが緻密に重なり、わずかにアシンメトリーに開いた花びらの中心にはゴールドとダイヤモンドの雄しべと雌しべが。優雅な花のシルエットと黒い花びらとの対比が、つける女性の心に潜む、可憐と妖艶、2つの顔を物語る。
イヤリング「ローズ ドノエル」(YG×D×オニキス)¥3,260,400/ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク(ヴァン クリーフ&アーペル) ドレス¥539,000/アレキサンダー・マックイーン

大人が身に着けたいカラーストーン

つける人にパワーをもたらしてくれる色石。「その時々で心惹かれる色が変わるのは、無意識に心の奥底にある思いが反映されているから」と伊藤美佐季さん。直感を信じて心が欲する色石を身につけてみたい。

澄んだ空、深い海に抱かれるよう 高みに導いてくれる気高きブルー

平和や成功を象徴するブルーの色石。人間も自然の一部だと再確認させてくれるようなさわやかな余韻が心地いい。

澄んだ空、深い海に抱かれるよう 高みに導いてくれる気高きブルー

日本では「蒼玉(そうぎょく)」と呼ばれ、古今東西、神聖な石と尊ばれるサファイア。その名のとおり透き通る海を思わせるアクアマリン。夕暮れから夜へと変わる空の色から「タンザニアの夜」の名をもつタンザナイト。いずれも高貴な印象をもち、冷静な気持ちにさせてくれる青い石。手にした人を今より高いところへ引き上げてくれるパワーが。ダイヤモンドとの相乗効果でよりいっそう気高く!
〈上から〉「ティファニー ソレスト ペアシェイプ アクアマリン ペンダント」(PT×アクアマリン×D)¥1,023,000・「ジャン・シュランバージェ 16ストーン リング」(PT×サファイア×D)¥1,375,000・「ティファニーソレスト クッションシェイプ タンザナイト リング」(PT×タンザナイト×D)¥1,386,000・「ティファニー ビクトリア™ ヴァイン リング」(PT×タンザナイト×D)¥2,024,000・「ティファニー ソレスト ピアス」(PT×タンザナイト×D)¥2,123,000/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク(ティファニー)

深い森の中で深呼吸をした気分!グリーン&イエローに癒されて

心落ち着くグリーンやイエロー系の色石は、癒しが欲しいときに身につけたくなる優しい存在。

深い森の中で深呼吸をした気分!グリーン&イエローに癒されて
静かな森林を思わせるプラシオライトや、さわやかな芳香さえ感じるレモンクォーツなど、肌にも心にもしっとりなじむ緑~黄色の色石。ポメラートの「ヌード」は、高度なセッティング技術で、まるでストーンが浮かんでいるかのような印象が魅力。色の力、石の力をダイレクトに実感でき、つけるだけで心地よく。
すべて「ヌード」〈上から〉ピアス(WG×RG×プラシオライト×D)¥737,000・リング(WG×RG×レモンクォーツ×D)¥693,000・リング(WG×RG×プラシオライト)¥319,000・リング(WG×RG×レモンクォーツジュレ×クリソプレーズ)¥396,000・リング(WG×RG×プラシオライト)¥242,000・リング(WG×RG×プラシオライト×D)¥693,000・ネックレス(WG×RG×プラシオライト)¥264,000/ポメラート クライアントサービス(ポメラート)

ロマンチックオーラに包まれて甘い日々に誘うピンクのパワー

愛らしくスイートなピンクは、いくつになっても心ときめく色。誰もが笑顔になれるパワーを味方に。

ロマンチックオーラに包まれて甘い日々に誘うピンクのパワー
トルマリンの和名は「電気石」。プラスとマイナスの電極をもち、熱を加えることにより静電気を帯びる特徴が。そこからピンクトルマリンは、“愛の電流を流す”ともいわれ、恋愛成就の願いをこめたいときにつけたい色石の筆頭。16.5ctの大きなピンクトルマリンをまるで砂糖菓子のように象った華やかなカボショントップをセットしたピンクゴールドのネックレス。ピンク×ピンクの相乗効果で、ロマンチックを極めたい。
「パン ドゥ スークル ネックレス」(PG×ピンクトルマリン×D)¥2,453,000/フレッド

クリーンなパワーでニュートラルに白い石で気持ちをリセット

出発、清潔といった、ポジティブなイメージをもつ白に惹かれたなら、新たなチャレンジ、リスタートのとき。

クリーンなパワーでニュートラルに白い石で気持ちをリセット
どんな白にも共通しているのが、清潔や純白を象徴し、気持ちをリセットしてくれるクリーンな印象。「天然石の美しさをそのまま身につける」をコンセプトにしたボロロのリングは、ヒマラヤクォーツやミルキークォーツの神秘的なつやめきに、乱れた気持ちも整うはず。マリハのリングは、白い地色に虹色が浮かんで見えるレインボームーンストーンや、白い石の表面に黒色や褐色の縞が入ったハウライトなど、自然の生み出す偶然の美に心洗われる。
リング❶(WG×ルチルクォーツ)¥825,000・❹(WG×ヒマラヤクォーツ)¥803,000・❻(YG×ミルキークォーツ)¥803,000/ボロロ ❷(YG×レインボームーンストーン)¥374,000・❸(SV×レインボームーンストーン)¥46,200・❺(SV×ハウライト)¥58,300/ショールーム セッション(マリハ)

ジュエリー重ねづけテクニック

ジュエリーの重ねづけはもはや定番のテクニック。「だからこそ、想像の上をいくひとひねりある重ね方を」と伊藤美佐季さん。洋服がシンプルになる夏こそ、重ねることで倍増するジュエリーのパワーを頼りたい!

大胆に太さ&色違いのチェーンネックレスを重ねづけ

大胆に太さ&色違いのチェーンネックレスを重ねづけ

人気のチェーン、太さ違い&色違いの相乗効果で差をつけて

太さ違い色違いのチェーンで、迫力のある重ねづけを実現。シャルロット シェネ初のジェンダーレスコレクション「バイナリーチェーン」は、シンプルさと洗練のバランスがとれた異なる2つのリンクで構成。上下は、完璧な鋳造から生み出されたシルバー925、中はシルバーのヴェルメイユ(ゴールドのコーティング)。

ネックレス(すべてSV)〈上から〉¥500,500・¥451,000・¥451,000/エドストローム オフィス(シャルロット シェネ) トップス¥25,300/ポステレガント 帽子¥16,500/シシ

イヤカフとピアスの重ねづけ

イヤカフとピアスの重ねづけ

耳盛りはあたりまえ。左右の色を変えてさらに遊んで

イヤカフで自由に耳を盛れる今、左右色違いでさらなる新境地へ。「パッショノワール」は、ブラックロジウム加工のシルバー地金がクール。

〈左耳・上から〉イヤカフ「Mコレクション」(SV)¥24,200・イヤカフ(SV×あこや真珠)¥25,300・ピアス(WG×D)¥877,800 ジャケット¥66,000/マディソンブルー

リングをすべての指につける重ね方の新提案

リングをすべての指につける重ね方の新提案

夏こそ試したい、すべての指にリングをつけるという冒険

リングの重ねづけに新提案。さまざまな幅と3種の表面仕上げで表情の違いが楽しめるシハラのリングと、高度な技巧が光るユニセックスな香り漂うトーカティブのリングは、全指づけに最適なクールなデザイン。 [左手](すべてYG)〈親指〉¥96,800・〈人差し指〉¥121,000・〈中指〉(細)¥55,000・(太)¥148,500・〈薬指〉¥148,500・〈小指〉¥121,000/シハラ ラボ(シハラ) [右手]〈人差し指〉「ジュエル スライス」(ともにYG)各¥286,000・以下「サーカス」〈中指〉(YG)¥352,000・〈薬指 指先側から〉(ともにYG×PT)¥308,000・¥396,000・〈小指〉(YG×PT)¥242,000/トーカティブ 表参道(トーカティブ) ジャンプスーツ¥59,000/ザ・ウォール ショールーム(フェティコ)

撮影/岡本充男 赤尾昌則(whiteSTOUT) ヘア/YUSUKE MORIOKA(eight peace) 下永田亮樹 メイク/ASAMI TAGUCHI(home agency)スタイリスト/伊藤美佐季 モデル/菊地凛子 水野夏実 取材・原文/大野智子 ※素材略号は以下のとおり。WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、D=ダイヤモンド ※エクラ2022年7月号掲載
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