50代も大好きな軽井沢に2軒同時にオープン! 「ふふ 旧軽井沢」へ【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#51】

今や一年中、訪れる人が絶えない軽井沢。2023年12月、高級リゾートの「ふふ」が軽井沢に2軒同時に開業します。その一つ「ふふ 旧軽井沢 静養の森」へ、一足お先に宿泊してまいりました。
ウェブエクラ編集長 シオヤ

ウェブエクラ編集長 シオヤ

50代女性のための雑誌&ウェブメディア「エクラ」のウェブ担当編集長。155cmのアラフィー。ビューティ・小柄担当多め。鈍感肌。盛ってます。
東京駅から新幹線に乗って、70分。あっという間に着く軽井沢ですが、かつては「避暑地」のイメージが強かったこの地も、この交通の便の良さもあってか、今や年間通して訪れたいリゾート地となりました。
そんな軽井沢の駅を挟んで北と南に、この12月人気リゾートの「ふふ」が2軒同時に開業と聞いてプレス内覧会へ行ってきました。まず訪れたのは、北側、雲場池にもほど近い「ふふ 旧軽井沢 静養の森」です。
ふふ 旧軽井沢 静養の森の看板
2007年に1軒目の「ふふ 熱海」がオープンして以来、この軽井沢の2軒が加わって計8軒となった「ふふ」ですが、こちらの旧軽井沢の「ふふ」は全20室、59㎡から~のゆったりした作りで、どのお部屋にも温泉が設えられています。大きな窓を開けて半露天にしたお風呂で、外からの森の香りを感じられるというのは、軽井沢ならでは、ですね!
ふふ 旧軽井沢 静養の森のロビーラウンジ
  • ふふ 旧軽井沢 静養の森のフリーフローで楽しめるドリンクサービス

  • ふふ 旧軽井沢 静養の森のロビーラウンジ

エントランスを入ると、まっすぐ広がるロビーラウンジが迎えてくれます。暖炉もあり、ウッディな落ち着ける雰囲気に「軽井沢に来た」という高揚感が。奥にはバースペースもありますが、フリーフローで楽しめるドリンクサービスもあるそう。夜はまた違うムードが楽しめそうです。
早速ですが、客室を見せていただくことにします。
まずは2室ある「ラグジュアリースイート」(93㎡)からです。
ふふ 旧軽井沢 静養の森のラグジュアリースイート110号室のリビング
そのうちの一室、110号室が、こちら。リビングの中央に素敵な暖炉が! その周りをラウンド型のソファが囲んでいて、見るからにハッピーなインテリアです。ご家族とか大勢で滞在したら話が弾みそう……。ご参考までに、宿泊料金は1室¥208,200~(1泊2食付2名利用時 税サ入湯税込)です。
ふふ 旧軽井沢 静養の森のラグジュアリースイート210号室のリビング
さらに、今度は「ふふラグジュアリープレミアムスイート」を見せていただきました。こちらは2階にある205号室で、写真だと見えにくいのですが、ベランダにスイングチェアもあります。大きなテーブルがあって、使い勝手が良さそうです。

さていよいよ、シオヤが宿泊する「コンフォートスイート」のお部屋へ向かいます。
ふふ 旧軽井沢 静養の森のコンフォートルームの内観
5タイプある客室のうち、ちょうど真ん中のグレードが、この「コンフォートスイート」。約76~77㎡あり、2名で宿泊なら十分な広さ。「ふふ 旧軽井沢」の客室のうち、半数がこのタイプだそうです。手前には大きなソファがあるリビング、その奥に大きな窓とカウチがもう一つあり、窓からは緑が見えて、とても落ち着きます。こちらもご参考までに価格は¥133,200~とのことです。

早速、お部屋の中を探検してみます。
ふふ 旧軽井沢 静養の森 コンフォートルームのカウチ
お風呂の横にカウチ? ……と一見驚きますが、ご安心を。間にガラス窓もカーテンもあります。大きな窓からは軽井沢の森が見え、写真には映っていないのですが、カウチの向かいには暖炉もあります。これは……寝落ちしろ、と言われているようなものです(笑)。小柄なシオヤには十分なサイズのカウチで「……夜は絶対にここで寝ないで、ちゃんとベッドで寝るようにしなければ……」と自分に注意を促しました。
ふふ 旧軽井沢 静養の森 コンフォートルームのお風呂
そして、お風呂です! 全室にひかれているのは「大塩温泉」を源泉とした温泉で、この通りのゆったりサイズ。窓を開ければヒンヤリとした軽井沢の森の空気が流れてきます。まさに森林浴! ……といった感。「ふふ 旧軽井沢」に大浴場はありませんが、お部屋で好きなだけゆっくり温泉に入れるのが何といっても宿泊の醍醐味でしょう。
  • ふふ 旧軽井沢 静養の森 コンフォートルームの洗面台

  • ふふ 旧軽井沢 静養の森 コンフォートルームのアメニティ

  • ふふ 旧軽井沢 静養の森 コンフォートルームの洗面台にあるテレビモニター

お風呂の手前の洗面台には、オリジナルのアメニティが。さわやかな香りのクレンジングやローションは、いつまでも香りをかいでしまいます。テレビモニターも備え付けられており、お風呂につかりながら、ドラマなどを見る楽しみも。
ふふ 旧軽井沢 静養の森 コンフォートルームのベッド
寝室は、抑えられた照明でシックなインテリア。ベッドの向かいには、十分なクローゼットがあります。ベッドは、人気の「シモンズ」と「ふふ」の共同開発で生まれたベッド「SLEEPLEASURE(スリープレジャー)」です。以前にも宿泊した「ふふ」でこの寝心地の虜になりましたが「またこのベッドで眠れる……」のは、寝つきも寝起きも悪いシオヤにとってはこの上ない福音。ちなみにこのベッド、購入も可能だそうですよ。
ふふ 旧軽井沢 静養の森 コンフォートルームのクローゼット
  • ふふ 旧軽井沢 静養の森 コンフォートルームの冷蔵庫

  • ふふ 旧軽井沢 静養の森 コンフォートルームのコーヒードリッパー

クローゼットには、館内着が掛けられており、レストランやバーへもこちらの館内着は着用可、なのだそう。そこは旅館テイストならではの安心感ですね。冷蔵庫の中には、フリーのビールも入っていて、もうお風呂上りが楽しみです……。そしてその上に置いてあった、木のオブジェが気になりました。よく見ると、素敵なコーヒードリッパー! 上段の切り株にドリッパーをセットし、下の切り株の上にカップを置いて使うものだそう。素敵なデザインで、家に持って帰りたくなりました(笑)。
ふふ 旧軽井沢 静養の森のライトアップされた中庭
伺ったこの日は、師走の平日。お部屋でPCやスマホをチェックして仕事をしていたら、あっという間に夜に! 気がつけば中庭が美しくライトアップされ、キラキラと輝いています。そろそろお食事の時間です。
ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」
ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」の内観
「ふふ 旧軽井沢」には、東京・赤坂の「日本料理 赤坂紙音」が出店し、地元の長野の食材を取り入れた和食が楽しめるとのこと。店内はいくつかの個室のほか、窓に面した2人用のカウンターも多く、プライバシーが保たれた作り。鉄板焼きカウンターもあります。この日は大テーブルの個室でお食事をいただきました。
  • ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」のメニュー

  • ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」の料理

いただいたメニューを広げると、たっぷりとしたお品数。同席の皆さまと「……食べきれるかしら?」とうれしい不安をささやきあいます(笑)。最初に「桧香のしずく」とある、爽やかな食前ドリンクをいただくと、柑橘と桧の香りに食欲が俄然ブーストされました。
ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」の料理
  • ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」の料理

  • ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」の料理

  • ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」の料理

写真が下手で恐縮ですが……。八寸、お椀、お造りなど、数えられないほどの品数の一つ一つが、目に美しく、口にして美味しく、お酒もいただきながらだというのに、気づけばぺろりとたいらげている自分が恐ろしくなりました(笑)。写真はほんの一部、なのですが「そろそろお腹いっぱいかも……」と思ったころに、右のお皿の「りんご和牛信州牛の石焼」のいい香りが漂ってきて、結局完食。そしてまだまだ続きが……。
ふふ 旧軽井沢 静養の森のレストラン「日本料理 赤坂紙音」の料理
ひんやりと美味しいお蕎麦もいただいたというのに、この「舞茸と桜海老の天ぷら」の載ったごはんまで完食。その後の甘いものまで、残さずぺろり。……幸せ、でした。
ふふ 旧軽井沢 静養の森
ふふ 旧軽井沢 静養の森のバー
お食事の後、1階のラウンジ奥のバーで、少しお酒をいただきました。シグネチャーだという「スワンレイク」というカクテルです。近くの雲場池をイメージしたカクテルだそう。ラムがきいているのですが、ご覧の様子のとおりクリームと相まって「とっても大人なラムレーズンアイス」を楽しんでいる感じ、がするんです。つまり……とっても美味しい! 食後、寝る前の禁断のお楽しみ……といいますか。甘党にはたまりません!
お部屋に戻って、ゆったりと温泉に浸かり、BOSEのスピーカーから好きな音楽を流し(この日は、クラシックな気分だったのでピアノ曲をセレクト)、リビングのカウチでぼんやりと時間を過ごしてから、至福のベッドへ。おなかはいっぱい、お酒もいただき、あとは広々としたベッドで寝るだけ……。こんな幸せがありましょうか。

静かな軽井沢の夜は、ゆっくりと更けていきます……。
ふふ 旧軽井沢 静養の森の朝の中庭
さて、朝です! 軽井沢の朝はキラキラと輝いています。

名残惜しくもベッドを後にし、昨夜と同じ和食の朝ごはんをいただきに向かいます。
ふふ 旧軽井沢 静養の森の朝食メニュー
  • ふふ 旧軽井沢 静養の森の朝食

  • ふふ 旧軽井沢 静養の森の朝食

  • ふふ 旧軽井沢 静養の森の朝食

「ふふ」の朝ごはんは、どこもたっぷり! というイメージなのですが、こちらもそのイメージ通り、朝から立派なお献立が並びます。

地元で採れたという、歯ごたえも柔らかなハーブのサラダが出てきた……と思ったら、その次は、カニです! 朝からカニがいただけるとは予想だにしていませんでした。ピカピカの白いごはんはもちろん、「ふふ」の朝食名物の「カレー」もありました。美味しい朝ごはんを前にすると、朝が苦手なシオヤも箸を持つ手が動きます。和朝食ですが、最後にコーヒーのサービスがあるのがうれしいです。

「ふふ 旧軽井沢」のチェックアウトは11時だそうですが、この時間ギリギリまで朝ごはんはOK(LOは9時半)なのだそう。

さて、後ろ髪を引かれながらチェックアウトをしましたが、この後もう一軒の「ふふ 軽井沢」を見学させていただきました。
ふふ 軽井沢 陽光の風のエントランス
ふふ 軽井沢 陽光の風のラウンジ
  • ふふ 軽井沢 陽光の風のお部屋

  • ふふ 軽井沢 陽光の風のスパ

  • ふふ 軽井沢 陽光の風のレストラン

こちらの「ふふ 軽井沢 陽光の風」は、軽井沢駅の南西、車で10分ほどの場所にあります。エントランスを入ると、上からたくさんのグリーンが降りている素敵なラウンジが。このラウンジだけでなく、スパにレストラン、そして客室にもグリーンがふんだんにあしらわれていて、さながら「緑の宿」です。こちらには「バンフォード」のトリートメントメニューが受けられる「YOUCA SPA」があり、陽がさんさんと入るレストランは、やはり信州の食材を使った「ジャパニーズ・フレンチ」だそう。

スパやアフタヌーンティーも楽しめるそうで、どちらかというと、こちらはより女性的なイメージかもしれません。
軽井沢にオープンしたばかりの二つの「ふふ」、あなたならどちらに行ってみたいですか?
昔ながらの軽井沢の雰囲気が味わえる、落ち着いた「ふふ 旧軽井沢」、アウトレットがある南側に位置し、スパも楽しめる「ふふ 軽井沢」。どちらも軽井沢を訪ねる、新たなキープレイスとなりそうです。

ふふ 旧軽井沢 静養の森> 

389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1299-2

TEL: 0570-0117-22

ふふ 軽井沢 陽光の風> 

389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉568-1

TEL: 0570-0117-22

▶︎公式サイトはこちら

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