【50代が行くべき話題のホテル】福井、東京、熱海のニューオープンホテル＆スパ

福井の歴史ある港町に泊まる町家暮らし＆美食の贅沢ステイ

’24年3月16日に金沢から敦賀まで延伸する北陸新幹線。「芦原温泉」駅から車で約20分の坂井市三国町は、江戸時代から明治30年代まで、北前船の寄港地として繁栄を極めた港町。そんな町の歴史を知り、福井の美食を楽しめる宿泊施設『オーベルジュほまち 三國湊』が、1月28日に開業した。伝統的な町家を改築した9棟16室の客室では、滞在しながら町の歴史や魅力を体感できる。特徴的な屋根をもつ「かぐら建て」の町家や、美しい青緑の笏谷石（しゃくだにいし）を用いた玄関など、この土地独特の建築様式や意匠を発見するのも楽しみ。レストラン「タテルヨシノ 三國湊」も蔵のある商家を改築した風情ある建物で、福井の歴史と今を味わいながらモダンフレンチを堪能することができる。

風格のある町家を凛とした風情の客室に改築した、2階建てで71.85㎡ある「枡/ MASU」の客室

庭園を望む浴室とベッドルームが1階に、広いリビングが2階にある「松皮菱/ MATSUKAWABISHI」。客室のつくりはそれぞれに異なり、畳の部屋や庭がある客室も

玄関先に青いのれんがかかっている町家が「ほまち」の客室

フロント棟では、チェックイン時に地酒やジュースなども用意

フランス料理界の巨匠である吉野建氏がプロデュースする「タテルヨシノ 三國湊」では、福井の食材を用いたここだけの海のフレンチを堪能できる。奥には個室もある

福井県坂井市三国町南本町3の4の39

☎0776・82・0070

1室2名利用の1泊1室、夕朝食つき

￥80,000〜（税・サ込）

https://www.homachi.jp/

劇場をデザインテーマにしたフランス系ホテルが誕生

帝国劇場や日生劇場など多くの劇場や映画館がある日比谷に、’23年12月19日『メルキュール東京日比谷』が誕生。「ステージアート」をコンセプトに、華やかな照明、緞帳、映画のフィルムなどからインスピレーションを得たデザインが随所にちりばめられた、クラシカルモダンな雰囲気だ。地方から観劇などで上京するゲストのステイ先としても便利だし、自然光が射し込む地下1階のレストラン「ラ・セヌ」は、気軽においしいフランス料理を楽しむのに最適。

パリにあるようなしゃれたレストラン「ラ・セヌ」。バーカウンターも使い勝手がいい

劇場のホワイエを思わせるロビー

シックな色合いの客室

東京都千代田区内幸町1の5の2
☎03・3503・5051

1泊1室￥40,000〜（専用ラウンジが利用できるプリビレッジルーム￥56,000〜）

https://www.mercure-tokyo-hibiya.com/

絶景の温泉宿に自然哲学に基づいたスパが登場

’23年12月に開業したラグジュアリー温泉旅館『熱海・伊豆山 佳ら久』内に、『Izusan Spa AIOI』がオープン。伊豆山のパワフルな自然を感じながら、古来東洋に伝わる自然哲学の思想である五行説を用いたウェルネス湯治スパを体験できる。シグネチャーメニューでは、富士山の大地のエネルギーを感じる溶岩プレートを用いた施術で、ボディを温めてリラックス。海を見晴らす絶景の温泉につかり、スパで体と精神のバランスを整えて、新しい熱海ステイを満喫！

相模湾を一望にする水盤テラス

全57室に温泉露天風呂を完備

伊豆山にゆかりのある楠などのハーブスチームで大地を感じるトリートメント

静岡県熱海市伊豆山630の1

☎︎0557・55・9880（スパ専用）
THE FORTUNE 90分￥35,000（ファイブエレメンツ・ホットセラピーボディ with ホット富士溶岩プレート＋Izusanシロダーラヘッド with 楠）

https://izusan-karaku.orixhotelsandresorts.com/

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