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50代、親が元気なうちに考えたい!「実家じまい」「墓じまい」
親が年を重ねるにつれ、意識せざるをえないのが「親の終活」。なかでも気がかりなのが、実家とお墓をどうするか。特に、将来誰も住む予定がない実家や墓守がいなくなるお墓は、私たちを悩ませる負の遺産になる危険性が大!そんな事態を避けるべく、親が元気な今のうちに実家じまい&墓じまいについて考えてみませんか。
50代、実はみんな困ってる「仏壇、この先どうしたら?」

シニア生活文化研究所所長 小谷(こたに)みどりさん
そもそも仏壇って何?

本来仏壇は、信仰する宗派のご本尊を祀る場所
仏壇とは、故人の位牌や遺影を置き、毎日お線香をあげて手を合わせ、亡き親族をしのぶためのもの。読者の大半が、そんなイメージを抱いているようだけれど、長年仏壇やお墓の研究をしている小谷みどりさんは、「本来仏壇は、信仰する宗派のご本尊を祀(まつ)る場所です」と!
日本の仏壇のルーツとされているのは法隆寺の「玉虫厨子(たまむしのずし)」だが、庶民に普及したのは江戸時代以降。幕府がキリスト教を禁じるため、すべての人に仏教寺院の檀家になることを求める「寺請(てらうけ)制度」を制定したのがきっかけに。
「信者になったとはいえ、お寺に頻繁にお参りに行くのは大変。そこで、日々ご本尊に手を合わせられるよう、家の中に仏壇という“お寺”を設けたのです」
一般的に仏壇は、最も高い段の中央にご本尊(浄土宗や浄土真宗は阿弥陀如来、真言宗は大日如来など、宗派によって異なる)を祀り、両サイドにご本尊を支える脇侍(わきじ)を、仏像や掛け軸といった形で設置している。これは、仏教寺院の内陣(ご本尊を安置している本堂)に倣ってのこと。また、お線香やお供え物も、本来はご本尊に捧げるためのものだそう。
ところが、いつのまにか故人の遺影や位牌も置くようになり、故人をしのぶ場所という意味合いが強くなった。
「仏壇と同じ意味合いで設けられている仏間の長押(なげし)の上に、ご先祖さまの写真をずらりと並べた光景を目にしたことがあるのではないでしょうか。仏壇に写真を飾るようになったのは、そうした風習がきっかけになったのかもしれません」
位牌は、中国が起源とされ、鎌倉時代に禅宗とともに伝来。仏壇に置くようになったのは江戸時代中ごろあたりからで、現代では、「亡くなった人の魂が宿るところ」などと定義されることが多い。ただし、本来仏教では、人は亡くなると極楽浄土に召されるか、六道(ろくどう・地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天上道)に転生し、現世に魂が残ることはないと教えている。
「そう考えると、位牌に魂が宿っているとする説は、矛盾している気がします。実際、浄土真宗は、往生即成仏、つまり亡くなったらすぐに成仏するという教義に基づき、位牌はありません」

仏壇は必須なものでも、継承すべきものでもない
身内が亡くなったら仏壇を用意するもの。そう思っている人も多いようだけれど、仏壇の本来の意義を考えると、仏教信者でないなら、新たに用意するのはもちろん、実家や婚家に仏壇があったとしても受け継ぐ必要はないことになる。
「そもそも、どの宗教や信仰を信奉するかという“信教の自由”は、憲法で保障されています。なので、先祖とは違う仏教宗派や宗教を信仰するのも自由です。いずれにしても、仏壇に関する正しい知識をベースに、ご自身が納得いくかたちで故人をしのぶのが一番だと思います」
「仏壇」を正しく知るための ポイントはここ!
1.本来仏壇は仏教を信仰する人のための自宅用の“お寺”
2.お供え物やお線香は故人ではなくご本尊のためのもの
3.宗派によってご本尊は異なり、なかには位牌不要の宗派も
「玉虫厨子」のころから、仏壇=信仰する宗派のご本尊を祀る場所で、お供え物もお線香もご本尊に捧げるためのものだった。時代とともに“故人をしのぶ場所”の意味合いが強くなってきたものの、主役はご本尊。位牌がご本尊より下の段に置かれているのはそのため。ちなみに仏壇に“現世の姿”である遺影を飾るのはNGという説も。また、宗派によってご本尊や仏具などが変わることも知っておきたい。
アラフィー世代のリアルな声
・主人のご先祖さまの仏壇が家にあります。新しく買い替えたり、小さくしたりするとよくないことが起こりそうで触れられません。(52歳・主婦)
・長男長女夫婦なのでいずれ両家の仏壇を引き取ることに。でも、私たちが亡くなったあと、娘に引き継がせるのは心苦しい。娘が長男の人と結婚したら、婚家の仏壇も含め、3つになってしまうし……。(52 歳・自由業)
・自宅に仏壇はありませんが、今後、両親が亡くなった際には仏壇を購入するつもり。マンション暮らしだとどれくらいの大きさやスタイルがいいのか悩んでいます。(54歳・会社員)
・いずれ両家の仏壇を引き継ぐつもりですが、子供がいないので最終的には仏壇じまいをすることになりそう。でも、どこに相談したらいいのかわからない。(50歳・主婦)
・ふたりの子供は成人し、離れた場所で暮らしています。実家に戻ってくるつもりはないようなので、私たちの代で仏壇をなんとかしないといけないと考えています。(55歳・自営業)
仏壇のお困りごと&悩みごとQ&A
Q.今のインテリアになじむ仏壇には、どんなものがありますか?
A.扉を閉めれば仏壇に見えないものや省スペース型までさまざまあります
昔は、黒檀(こくたん)や紫檀(したん)など高価な唐木(からき)を用いたり、全体に黒の漆塗りを施して内部に金箔を貼ったりといった仏壇が主流だったが、今は、住宅事情に合わせ、棚の上に置けるようなコンパクトタイプや観音扉を閉めてしまうと仏壇には見えないもの、上部と左右がオープンになったステージ型など、多種多様に。材質も、天然木だけでなく合板やアルミニウム、プラスチックまで用いられるようになり、価格も1万円以下から数百万円までと、幅が広がっている。
「最近は、仏壇専門店だけでなく、大手インテリアメーカーや通販サイトなどが仏壇を製造・販売するようになりました。また、仏壇は置かず、故人の写真を飾って手を合わせたり、遺骨の一部を専用ケースなどに入れて自宅に置いてしのぶ“手元供養”というスタイルも増えています」(小谷さん、以下同)。
小型仏壇

ステージ型仏壇

写真立てのみ

Q.両家の仏壇をひとつにまとめることは可能ですか?
A.優先すべきは、「自分がどの宗派を信仰するか」です
「浄土宗や浄土真宗は阿弥陀如来、真言宗は大日如来といった具合に、同じ仏教でも宗派によってご本尊は違います。ですので、両家が信仰する宗派が異なれば、仏壇に安置しているご本尊が異なる場合もあるでしょう。もっとも前述したとおり、日本では信教の自由が憲法で認められているので、両家の宗派を必ずしも継承する必要はありません。自分が信仰する宗派があるのなら、その宗派に合わせた仏壇にしてもいいですし、信仰していないのなら、仏壇を持たないという選択肢もあるでしょう」
Q.古い先祖の位牌がたくさんあって困っています
A.ひとつにまとめるという方法もあります
「位牌が仏壇に置けないほど多い場合、『先祖代々』としてひとつにまとめるのも一案。繰り出し位牌という、戒名を記した木の札を8~10枚程度収納できるケースのようなものを活用するという手もあります」。複数の位牌をまとめるタイミングは、仏壇に置けなくなった場合のほか、33回忌や50回忌など節目に行うことが多い。

Q.位牌を手放す際、魂抜きをすべき?
A.必須ではありません。自分が納得するかたちを選択しましょう
「位牌を作る際も手放す際も、僧侶がお経をあげ、魂を入れたり抜いたりしなければならないと説く寺院もありますが、仏教本来の教義にのっとれば、死者の魂は現世に存在しません。とはいえ、お経をあげてもらったほうが安心するのなら、お願いするのがいいと思います。ご本尊も同様です」。
その際、お布施が必要になるが、寺院の方針や寺院と依頼主との関係によって異なり、1万~10万円など幅がある。「必ず行ってほしいのは、家族や親族に事前に相談し、了解を得ること。勝手に処分してしまうと、トラブルになりかねません」。
Q.仏壇の“お引っ越し”は自分たちでしてもいい?
A.仏壇のサイズによっては業者に依頼するほうが安心です
仏壇を実家から自宅へ移動する場合、もとの家でまず僧侶に閉眼供養や魂抜きをしてもらい、新たな家で再度開眼供養や魂入れをする必要がある、という説もあるけれど、「魂の概念がない浄土真宗は不要ですし、ほかの宗派の場合も、私自身は不要だと考えています。ただし、繰り返しになりますが、自分が納得いくかたちで行うのが一番だと思います」。運搬は、コンパクトなものなら自分たちでもOK。大型のものであれば仏具専門店や引っ越し業者に依頼するのが安心。
Q.仏壇を処分する場合、どこに持っていけばいい?
A.お寺や仏具店に相談するほか、ゴミとして処分も可
仏壇本体はご本尊を祀るための箱にすぎないので、サイズや素材に応じて可燃ゴミや粗大ゴミに出したり、不用品回収業者に処分を依頼してもOK。「廃棄するのに抵抗があるなら、寺院や仏具店に相談を。ただし、無料での引き取りはほぼ行っていないと思います」。
寺院の場合、閉眼供養や魂抜きのあとにお焚き上げを(お布施が必要)、仏具店は、ほかの仏壇と一緒に僧侶に読経してもらったあと、解体し、廃棄するのが一般的(2万~10万円程度の処分代が必要)。「なかには、古い仏壇をコンパクトでモダンなものにリメイクしてくれる仏具店もあります」。

Q.神道のため神棚ですが、処分する際どうすればよいのでしょうか?
A.神社や専門業者に相談しても
「神棚は、文字どおり神道の神さまを祀る棚。可燃ゴミや粗大ゴミとして処分することもできますが、神道を信仰しているかたは、まずは神社に相談してみることをおすすめします」。そもそも神道には、仏教のように明確な教えはない。そのため、神棚のほかお札に関しても、「そこに神さまがいるわけではないからゴミとして処分してOK」「祈祷したあとゴミとして処分」「祈祷のあと、お焚き上げ」「お焚き上げのみ」など、神社によって対応はさまざま。
ちなみに、祈祷料の相場は、数千~数万円程度。なお、神棚専門店などに有料で引き取ってもらうほか、不用品回収業者や遺品整理業者に処分を依頼するという方法もある。
「読者体験談」うちの仏壇、こうしました!
“仏壇じまい”する人も増加中
実家が大きな仏壇を購入したのは、父が亡くなったときのこと。その後、母が引っ越すことになり、スペース的な余裕がなくなったため、購入先の仏具店に相談。大きい仏壇を引き取ってもらい、小さい仏壇を購入しました。(51歳・会社員)
長年母が暮らしていた集合住宅が建て替わることになり、コンパクトな家に住み替えるタイミングで、仏壇というスタイルは“卒業”しました。新居では、父や祖父母のお位牌と写真などを飾り、いつでもお線香をあげられるようにしています。(53歳・自営業)
仏壇に代わる新しい供養の形が広まる?

仏壇という形にこだわらず、 自分なりの供養を
数十年前までは、仏壇といえば、大きくて自立式の威厳漂うものが主流だった。けれど最近は、コンパクトなものやモダンなデザインなど、新しいタイプの仏壇が急速に普及。こうした変化は、「ライフスタイルが変わってきた影響でしょう」と、小谷さん。
「高度成長期以降、核家族化が急速に進みました。結婚後も親と同居している場合は先祖代々の仏壇が家にあるでしょうが、実家を出て独立しているなら仏壇がなくても不思議はありません。ただし、仏壇は故人をしのぶためのものという認識が広まっているため、身内が亡くなると仏壇を用意しなければと考える。とはいえ、都会暮らしとなれば、昔ながらの大きな仏壇を置くスペースがありませんし、インテリアにもそぐいません。そこで、現代的な仏壇が登場してきたのでしょう」
一方で、「仏壇を持たない」という選択をする人も急増。それに加え、最近は、今ある仏壇を処分する、“仏壇じまい”をする人も出てきている。
「墓じまいと同様に、その傾向は今後ますます増えると予測されます。仏壇の起源を考えればわかるとおり、仏壇は宗教と密接にかかわっているもの。仏教を信仰していないのであれば、本来必要がないものですから。近ごろは、ご本尊は置かず、遺影と位牌のみの仏壇もあるようですが、それはもはや仏壇とは呼べない気がします。そもそも、故人をしのぶかたちは、人それぞれでいいのではないでしょうか。位牌や写真を置いたり、お線香をあげたりしなくても、何かの折に故人を思い出すだけで十分、供養になっているのではないかと、私は思います」
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