アラフィー女性に聞いた!今でも忘れられない恋、ありますか?なんと9割以上があると回答!

ふとした時に思い出して、当時のことをしみじみと反芻してしまうのが、昔の恋。50年も生きていれば、誰にでも1つや2つはある、そんな「今でも忘れられない昔の恋」のエピソードをエクラ読者にアンケート調査!思いを伝えられないまま終わった淡い恋、愛し愛された幸せな記憶が今の人生の糧となった学びの恋、思いもよらない相手の裏切りに泣いた苦い恋、無自覚に相手の心を傷つけた後悔の恋、そして我を忘れた激しい恋……。あなたの「忘れられない恋」の記憶にシンクロするのは、どんな恋ですか?
アラフィー女性の今でも忘れられない昔の恋

Q.あなたには、今でも忘れられない昔の恋、ありますか?

今でも忘れられない昔の恋があるアラフィー女性は9割以上
アンケートによると、「今でも忘れられない昔の恋」がある、と答えた人は全体の9割以上! アンケートに答えてくれた大人女性の10人に9人は、「昔の恋」の記憶をそっと心にしまって、生きている⁉

「私の忘れられない過去の恋」エピソード集

その①「好き、のひと言が、どうしても伝えられなくて」

●高校生の頃、友だちの好きな人を好きになってしまいました。同じ学校の同級生でした。だけど、私にとってそれが初恋だったので、どうしたらいいのか分からず、なにもできず、もっぱら彼のことを目で追うだけ。友だちの思いを知っていたのもあり、卒業まで彼には告白することすらできず、自分の中だけで始まって、終わった片思いの恋でした。今でも当時を思い出すたびに、胸がキュンと締め付けられる、秘めた恋の思い出です。何もできなかったことを後悔はしていないけれど「恋って、伝えなくてはスタート時点にも立てないものなんだ」ということを学びました。その彼とは、卒業してそれきりだったけれど、なんと、今の夫と私の結婚式の前日に、挙式予定のホテルの前で偶然出会いました。お互い笑顔で、挨拶だけしてその場を別れてその後、今日まで会うこともありません。もしも、いつかもう一度会ったとしても、やはり、何も始まることはないでしょう。だって彼は高校時代の私の気持ちなんて、何も知らないのだから(47歳・アルバイト)。
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その②「すべてが遅いけれど、もう一度だけ会えるなら伝えたい」

●同じ趣味仲間として知り合った、当時21才だったSくん。いちばん年下で、明るいSくんはみんなの人気者で、私もだんだんとそんなSくんに惹かれていきました。だけど、その気持ちを伝えることなんてできないまま、時間が過ぎていきました。そんなある日、仲間たちとの飲み会で、私とSくんは車で一緒に買い出しに。「このままドライブしたいねー」と冗談めかして言いつつ、"2人きりになりたい”アピールを含ませました(笑)。すると、私の気持ちを感じ取ってくれたのか、みんなが酔い潰れて雑魚寝し始めたタイミングで、Sくんに「うちに来る?」と耳打ちされて。もうこんなチャンスはこないと思い、Sくんの家へ行きました。6歳も年上だった私は、彼と付き合えることはないと分かっていましたが、ただの趣味仲間じゃなく、一晩だけの関係でも女としてみてくれたことが嬉しかった。"この人に抱かれたい、抱きたい”と思った初めての人でした。Sくんとはそのひと晩きりのまま、その後社会人になり、仲間たちと会う機会も減っていきましたが、それから4年後。偶然会った仲間のひとりからSくんが亡くなったことを聞きました…。あの夜一度だけ過ごした家に、お別れをいうために訪れるとは思ってもみませんでした。以来、その時に教えていただいたお墓に、毎年何度かお花を手に、Sくんに会いに行きます。23年たった今でも、会うとニコッと笑って手をふるSくんの姿が色褪せることはありません。S君を思うたびに頭に浮かぶのは、「人はいついなくなるかわからない。伝えたいことは"いつか言おう”では遅い」ということ。だから、とくに人にされて嬉しかったことは、早めに「あの時はありがとね」と伝えるようにしています。もう二度とSくんには会えないけれど、夢の中ででも会えたら、今度こそ、当時、Sくんが私にしてくれたことにたくさんのお礼が言いたいです。そして、ほんとに好きだった、ということも(50歳・アルバイト)。

その③「辛かったけれど、今となっては人生の宝物」

●同い年の彼とは大学のインカレサークルで出会い、10年程交際していました。たくさんの楽しい時間を共有して、思い出もたくさん。お互い旅行好きだったので、国内外いろいろな旅先に行ったのは楽しい思い出。特に2人ともハワイが大好きで、何度も行く度に現地情報に詳しくなったせいで、私は後に、リゾート専門の旅行会社(国内の)に転職したほどでした。結婚の約束をして、お互いの両親に紹介までしましたが、結局、最後は彼の浮気が発覚して、あっけなく破局。あの時に味わった辛さは今でも忘れられません。破局を迎えた時は本当に辛くて辛くて、人間不信に陥り、この先、生きていく自信もないと思うほど毎日泣いていました。あまりに憔悴した私を心配して、離れて暮らす家族が何度も何度も励ましの電話をくれていたのを覚えています。でも、今となっては、あの時に味わった屈辱が私の強さになっていることを感じています。あの時に自殺なんかしなくて良かった。男性は彼1人なんかじゃなかった。辛い失恋から立ち直ったことで、「人生いいこともあれば悪いこともあるけど、悪いことの後にはまた、いいこともある!」と思えるようになったし、とにかく私自身の大きな大きな人生経験になりました。かけがえのない、宝物のような恋愛だったと思っています(52歳・自営業)
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その④「距離が、環境が、ふたりを引き裂いて…」

●大学4年の時に出会った4つ年下の留学生。友だちを介して何度も会っているうちに付き合うことに。彼にとって私は初めての彼女。かっこよくて可愛い彼が、大好きで大好きで、ほぼ毎日一緒に過ごし、卒業旅行に2人で沖縄を旅したのも素敵な思い出です。卒業後、私は地元で就職しましたが、彼が帰国するまでの約1ヶ月、一人暮らしの私のアパートでつかの間の同棲生活も。だけど、初めての職場で覚える事も多く、人間関係のストレスから、何もしていない彼に苛立つこともありましたが、二人の関係は壊れぬまま、彼は帰国しました。彼が帰国してからも、手紙のやり取りをして、GWには彼に会いに行き、実家にも泊めてもらいました。けれど、今度は母国での彼の大学校生活が始まり、GWの短い滞在時間ですらも、ずっとは一緒にいられなかったのもあり、空港での別れは、本当に悲しくて辛くて、離れがたくて…。でも、結局、それが彼との最後になってしまいました。帰国してからも、私は何度も手紙を書いたけど、彼からは一通も来なかった。お互い嫌いで別れたわけではないと思いたいけれど、今思えば、彼はまだ若く、自国での大学生生活も始まったばかりで、私との将来なんてまだ考えられなかったんだろうなぁ、と思います。それから何年かして、職場で出会った今の夫との新婚旅行の際の飛行機の乗り換えで、彼と最後に別れた彼の母国の空港に立ちよることに……。この国のどこかに彼はいるんだろうな、彼は元気に暮らしているかな? と、1人胸が熱くなったけど、心の奥底にそんな思いをしまいこみました。今でもふと、彼のことを思い出すことがあり、私にとって忘れられない恋だったとそのたびに思います。願わくは、彼にとってもそうであってほしいな……。年齢差やおかれた環境、そのうえ国籍まで違っていたから、あのまま付き合い続けるのは難しかっただろうけれど、でも、あの恋があるから私の今の人生に豊かな色が付いたとも思います(53歳・フリーランス)。

その⑤「自分勝手で残酷だった、若い恋」

●高校生の時、バイト先で知り合った同い年の彼と恋をしました。お互いシャイでキスもできなかったけれど、私にとって初めての本格的な「お付き合い」。毎日彼のことばかり考えていました。だけど、高校卒業後、私は地元の大学へ進学、彼は私より先に社会人に。彼の勤務先が少し遠い町になって、あまり会えなくなったことで、私の気持ちが冷めてしまい、電話で別れを告げました。彼は「分かった」と一言だけ言って電話を切り、私たちは終わりました。その数日後、彼がバイクの事故に遭い……。命はとりとめたものの、重症を負ったと聞き心配していたところ、その彼が入院先の病院から、電話をかけてきて、不安そうに『俺達、別れたっけ?』と……。事故の後遺症で一時的に記憶喪失に陥っていたようでした。でも当時、若くて自分のことしか考えられなかった私は、残酷にも彼に正直に別れた事をさらりと告げてしまいました。今だったら、重症で入院している相手にそんな酷い仕打ちはしないのに……。今更ですが、その時の彼の気持ちを考えると、とても切なくて時々思い出してしまいます。そして申し訳ない気持ちになります。彼とはそれっきりだし、彼もそんな酷い女になんて会いたくはないと思うので、もう謝ることさえできないけれど……(55歳・アルバイト)。
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その⑥「酷くて、ずるくて、許せない男。だけど忘れられない男」

●20代半ばの頃、知人の紹介で、10歳以上年上の開業医と付き合いました。数ヶ月して、彼が所有する広いタワーマンションで同棲がはじまると、毎日彼の運転する車で出勤し、毎晩いいレストランで食事、という夢のような生活に。でも、同棲生活から2年が経ったクリスマス前後の1週間、彼のお気に入りの高級ホテルで過ごした後、実家に数日泊ってくる、と言って出かけた彼と突然音信不通に。電話してもメールしても反応がなく、新年を迎えても音信不通で、彼の身に何かあったのではないかとものすごく心配でした。が、お正月休みを終えた頃、彼を紹介してくれた知人にその話をすると、その人は驚いて「知らないの?」と。なんと、彼は年末に他の女性と結婚していたのです。そして彼の結婚話を聞いて、彼と私はもう別れていたとばかり思っていたそう。その後その知人が間を持ってくれて、彼と話し合いをしましたが、驚きの事実ばかりを知らされて。まず、彼の結婚は実はもう1年以上前から決まっていたこと。でも、私に別れ話をするのが辛くて言えなかったこと。さらには、私が彼の結婚に気付かないでいてくれたら、同棲していたマンションにそのまま私を住まわせるつもりでいたこと……。あまりのことに体重が10キロ近く減った私は、その後しばらくは男性が信じられなくなり、数年間、誰ともお付き合いすることもできませんでした。冷静になった今、よく考えれば、彼の行動には怪しいところがたくさんあったのですが、同年代の女性たちが出来ないようなセレブな経験をさせてもらっていたので、私も見て見ぬふりをしていたのだと思います。バカでした。それでも正直に言うと、今でもたまに20代の自分では到底出来ないような、リッチな生活を懐かしく思い出し、今の生活と比べたりしてしまっている自分がいて、いやだなあと思います。その後、今の夫と結婚して20年くらい経ちますが、この手痛い経験による男性不振からはまだ立ち直れず、夫でさえ完全に信用しきることができません。夫は何もしていないのに、私の知らないところで何かしてるんじゃないかと思ってしまうことがたまにあり、そんな自分にもモヤモヤしてしまいます。ちなみに、彼と付き合っていた当時から、私は電話番号を変えていないのですが、こんなことがあったのに、30代前半くらいまでは年1回くらい彼からの着信がありました。もちろん無視して出ませんでしたが…(48歳・アルバイト)
イラスト/オカダミカ
※エクラメルマガアンケート76人の回答より
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