素敵なシェフの饗宴 アンダーズ 東京×パーク ハイアット 東京の美食イベントへ【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#99】

虎ノ門のホテル「アンダーズ 東京」のメインダイニングで行われたイベント「ザ タヴァン シークレット キッチン」に参加しました。一期一会の素敵な美食体験をご紹介します。
ウェブエクラ編集長 シオヤ

ウェブエクラ編集長 シオヤ

50代女性のための雑誌&ウェブメディア「エクラ」のウェブ担当編集長。155cmのアラフィー。ビューティ・小柄担当多め。鈍感肌。盛ってます。
 アンダーズ 東京の51階にあるメインダイニング「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」。こちらで行われている、ゲストシェフが腕を振るう「ザ タヴァン シークレット キッチン」という催しの第9回目として、パーク ハイアット 東京「ニューヨーク グリル&バー」の料理長ベン・ウィーラー氏が登場されるとのことで、プレス内覧会に参加させていただきました。
虎ノ門のホテル「アンダーズ 東京」のメインダイニングからの夜景
ディナーの開始は、夜の7時から。その前に、ラウンジでアペリティフをいただきました。51階の夜景は、さすが華やかです。
ゲストシェフ、ベン・ウィーラーさん
 奥の個室「キッチンテーブル」へ移り着席すると、今回のゲストシェフ、ベン・ウィーラーさんがご挨拶されました。現在リニューアル中で秋に再びオープン予定の「パーク ハイアット 東京」にある人気の「ニューヨーク グリル&バー」の料理長であるベンさん。イギリス出身でいらっしゃり、シオヤもかつて何度かお目にかかったことがあります。この日のメニューは、「ニューヨーク グリル&バー」のシグネチャーに、世界中で研鑽を積んできたベンさんが、これまでに国内外で出会った食材を交えた多彩なものになるとのこと。
ザ タヴァン シークレット キッチンのメニュー
テーブルには、詳しい説明とともにコースのメニューが置かれていました。かつてニューヨーク グリルで食べたことがある!という方も多いのでは? と思しきメニューもありますね。どれも美味しそうで、期待しかありません。このためにお腹をすかせてきましたが、果たして最後までたどり着けるでしょうか……(笑)?
アンダーズ 東京のエグゼクティブソムリエ 森覚さん
 そしてこの日のワインは、アンダーズ 東京のエグゼクティブソムリエである森覚さんがセレクトされた、すべてアメリカワインとのことでした。お酒があまり強くないシオヤですが、10年以上前にワインジャーナリストの方と共に、日本のトップソムリエである森さんがサーブしてくださったシャンパーニュを口にしたときの驚きは今でも忘れることができません。それまで何度も飲んだことがある有名なシャンパーニュでしたが、卓越したソムリエの手にかかると、さらにこんなに美味しくなるんですね……!と驚き、それからワインに親しみをもつようになりました。
そんな森さんは、新入社員として入社したのがパーク ハイアット 東京だったそうで、この日はその入社時に着けていた思い出のネクタイを着用されているとのことでした。
シェフが手早くお皿を仕上げていく様子
テーブルのすぐ横にはキッチンがあり、シェフが手早くお皿を仕上げていく様子がよく見えます。あれはもしや……?
シーザーサラダ
一品目のシーザーサラダが運ばれてきました。ニューヨーク グリルのシーザーサラダ、なじみのある方も多いのではないのでしょうか? 実は1994年の開業時からあるメニューなのだそうです。カリっとしたクルトンに、厚みのある味わい深いベーコン、そして濃厚なパルミジャーノレッジャーノ……ちょっと安心する、みんな大好きな味、ですよね。
ハマチのクルード
二皿目は、ベンさんのオリジナルメニューである「ハマチのクルード」。ハマチとクリーミーなアボカド、さらに柚子のドレッシングが添えられて、食感も良くいくらでも食べられそうな美味しさです。
ワインはケンゾー エステイトのあさつゆ 2020
ワインはケンゾー エステイトの「あさつゆ 2020」でした。しかも森さんが特別に入手してくださったヴィンテージとのこと。うれしい……! お料理のアボカドのなめらかさ、柚子の爽やかさにも合わせたペアリングとのことで、爽やかでフルーティなソーヴィニヨン・ブランがよく合います。「美味しいですね……!」とお隣の方と声を合わせてしまいました。
国産タコ 獅子唐 スモークアーモンド ロメスコソース
ロゼワイン Summer in a bottle
続いてのお皿は「国産タコ 獅子唐 スモークアーモンド ロメスコソース」。ロメスコソースやパプリカの赤と、獅子唐やコリアンダーの緑が相まって、目にも華やか。タコはスモークされていて、一見ボリュームがありそうなのにペロッといただいてしまいました。
こちらにはロゼワインがあわせてありましたが、ニューヨーク州、ハンプトンのものだそうです。「ニューヨーカーが箱買いするワイン」と森さんがおっしゃっていましたが、”Summer in a bottle”という名前やボトルのデザインもキュート。夏のハンプトンの華やぎを感じるロゼが、お料理にまたよく合っていました。
北海道産牛テンダーロイン ガーリックマッシュポテト ジャンボアスパラガス ケチャップマニス
ジョセフ・フェルプスのカベルネ・ソーヴィニヨン
さて、メインディッシュが運ばれてきました。「北海道産牛テンダーロイン ガーリックマッシュポテト ジャンボアスパラガス ケチャップマニス」。このしっかりとグリルの焼目がついたステーキ、見るからに美味しそうです! そしてガーリックマッシュポテトもまた、ニューヨーク グリルの定番。このちょっとカジュアルで、でもとっても美味しい組み合わせを、おしゃれで華やかな空間で楽しめるのが大人には嬉しいんですよね……。
そんなことを思いながらナイフとフォークを手に取ると、登場した赤ワインはナパの「ジョセフ・フェルプス」のカベルネ・ソーヴィニヨン。こちらもニューヨーク グリルのオープン当初からずっと提供されているそうで、3時間前にデカンタした後、またボトルに戻して……というお話を聞けば、さらに美味しく感じるというもの。50代ともなると、時にお肉が食べきれない……なんてこともありますが、火入れも絶妙な赤身のテンダーロインと美味しいワインの組み合わせで、気づけばペロッと全てたいらげてしまいました。
パーク ハイアット 東京のエグゼクティブ ペストリーシェフ ジュリアン・ペリネさん
さて、ベンさんと共に登場された方はもしや……と思ったら、パーク ハイアット 東京のエグゼクティブ ペストリーシェフである、ジュリアン・ペリネさんでした。以前こちらのコラムでもご登場いただいたことがあります。この後出てくるデザートは、ジュリアンさんの手によるもの、と聞いてまたワクワク。この秋のパーク ハイアット 東京のリニューアルオープン時に登場予定の新たなデザートだそうで……。
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ベイクドアラスカ シーズナルシトラス 柚子ソルベ グランマルニエ
そのデザート「ベイクドアラスカ シーズナルシトラス 柚子ソルベ グランマルニエ」は、最後に華やかなフランベで仕上げてくださいました。青い炎とともに、いい香りが漂ってきます。アイスクリームとスポンジ生地をメレンゲで覆って、さらにフランベする……。その特別感に、また気分がアガります。取り分けていただいたお皿にはハートもあしらわれて、ちょっと食べるのをためらってしまう可愛さ……でしたが、甘いもの大好きなシオヤ、そのためらいは一瞬で消し、オレンジなど柑橘が爽やかにマッチしているのも相まって、こちらも完食。
ミニャルディーズ
そしてさらに、素敵なミニャルディーズが……! NYチーズケーキ、アップルコブラ―、チョコレートケーキ。すべてニューヨークグリルでも人気のスイーツがちょっとずつ登場です。こういったアメリカンなスイーツ、大好物なんですよね……と、こちらも気づけばペロリ。小さくても食べ応えのある濃厚さで、どれも本当に美味しかったです。
パーク ハイアット 東京 ペストリーブティックのボックスに入ったチョコレート
お土産にはパーク ハイアット 東京 ペストリーブティックのボックスに入ったチョコレートをいただきました。右のグリーンのチョコには、リンゴや紫蘇、左の赤いチョコには牛脂やスモークした塩が練りこまれているそうで、どちらも複雑な余韻があり、食べきってしまうのが惜しい美味しさ。またあのペストリーブティックに、こんなスイーツを買いに行きたいな……と思いました。
パーク ハイアット 東京が開業したのは1994年。シオヤは社会人になった年なので、ニューヨーク グリルを始め、その当時のキラキラした憧れはよく覚えていますし、同じように特別な思いをお持ちの方もエクラ世代には多いと思います。その後の30年間、何度となく様々なシーンで伺ってきましたし、昨年はクローズ前のパーティにも参加させていただいたので「……クローズするのは寂しいな」なんて思っていたのですが、月日が経つのはあっという間! あと少ししたら再オープンなんですよね。今から待ち遠しいです。
そして2014年開業のアンダーズ 東京は、昨年がオープン10周年。シオヤはイベントなど仕事がらみで伺うことがどうしても多いのですが、ルーフトップバーもラウンジもとても素敵で、来るたびに「……仕事じゃない用事で来たい」と思います(笑)。
今回の「ザ タヴァン シークレット キッチン」のようなイベントも開催されていますし、6月まではマスカットとメロンのアフタヌーンティーも開催中とか。やっぱり仕事じゃないタイミングで、ゆっくり訪れたいですね……!
アンダーズ 東京 ザ タヴァン グリル&ラウンジ

⚫港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ 森タワー アンダーズ 東京 51階

⚫ 電話番号:03-6830-7739(受付時間 午前10時~午後7時)

⚫ URL:https://restaurants.andaztokyo.jp/jp

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