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モダンなインテリアに統一感!「海が近い50代のセカンドハウス」にはどんな家電が置いてある?【気になる家電を拝見vol.3】
エクラ7.8月合併号「セカンドハウスのインテリア」で取材した、元エクラ 華組の近藤和子さんの伊豆高原の別邸。黒を基調としたモダンな空間に置かれたおしゃれな家電は、大好きというブランドのもので、ほぼ統一されていた。
【毎日を快適にする「キッチンリノベーション」】家の中心となる人が集まるキッチンに
Y邸(東京・渋谷)のケース
ゆったりとしたスペース、スムーズな動線。家の中心となる、人が集まるキッチンに
正面奥の玄関から入り、引き戸を開けると手前にパントリー、キッチンがある。左右のカウンター間は幅1.5mあり、複数人が同時に料理できる広さ。シンク&コンロ下の床は汚れをふきやすいタイル張り。Yさんのリクエストもあり、プレイスマットから充電器類や勉強用の筆記用具まで、すべてが引き出しにすっきりと収まっている。ハイスツールはマスターウォール
utide代表 齊藤美紀さん
大きなカウンターテーブルは家族が一番長く過ごす場所に
都心の閑静な住宅街に立つ、築30年ほどのマンション。Yさん一家は、生活圏を変えることなく暮らせる物件を探し、静かな環境とすぐ近くに商店街がある利便性、日当たりのよさや窓から見える緑多い景色、幅広のオーク材のフローリングに惹かれてリノベーション前提で購入を決意。utideの齊藤さんに依頼した。
「オーク材の扉とフローリングをそのまま生かすことに決め、そこから全体のインテリアのトーンが決まっていきました」と齊藤さん。一方で、キッチンのリノベーションに関しては思わぬ制約が。フローリングのすぐ下がコンクリートの直床のため、床を上げずに配管の位置を変えることができない構造。よって場所や配置は変えずに、扉で仕切られていたクローズドキッチンをオープンキッチンに変える提案をした。リビングダイニングとつながっていながら、機器類が見えないすっきりとしたプラン。目をひくのはワークトップの延長に造られた幅1.3mもあるカウンターテーブルだ。
「提案されたときは大きすぎないかしら?と思いましたが、できてみたらほぼここにしかいないくらい(笑)。日々大活躍です。家族との食事はもちろん、子供たちは勉強を、私は仕事もここでします。家族もお客さまも自然とこのカウンターテーブルに集まってくる。そんな場所になりました」と語るYさん。以前の住まいは、クローズドキッチンだったため、人が集まっても孤立している感じがあったとか。この家では来客が自然と手伝ってくれ、前より人が集まる機会も増えた。
「オープンだけど、リビング側からシンクとコンロが見えないのがいいんです。私にはフルオープンキッチンは無理なので」とも。物の置き場所が定まった、気持ちのいいほどすっきりとした空間は「掃除好きな主人のおかげもあり保てています。マットなオーク材は明るくて飽きがこないですね。夫婦で毎日のように『気持ちのいい家だね』と話しています」。
キッチンについて齊藤さんはこう語る。
「キッチンは作業場ではなく、暮らしを楽しむところ。長く過ごす場所なので、使う人が気持ちよく過ごせるためにきちんとデザインをし、心がときめくような場所にすることを大切にしています。メンテナンスのしやすさも必要ですが、まずは好きを優先し、好きなものに囲まれた場所にしましょうと提案しています。あくまで主役は『使う人』なのですから」
間取り図 Before & After
Y邸はキッチン、LDK、洗面浴室、玄関を部分リノベーション。クローズドキッチンだったため間仕切り壁を取り払い、カウンターテーブルや収納を設置して明るく開放的なオープンキッチンに。床の構造上、配管の位置を変えられないことから、コンロやシンクの位置はそのままに。一部収納のユニットなど使えるものは再利用し、扉や機器類などは付け替えた。「壊したり取りはずすのにもお金がかかりますし、予算を抑えるためにもエコな観点からも、再利用できるものは利用します」と齊藤さん
玄関側から見ると手前にパントリー、奥にキッチンが。パントリーには冷蔵庫や洗濯機も設置。手前のオーク材の引き戸はリノベーション前に、キッチンとダイニングの間についていたものを再利用
Yさんのリクエストで蒸気がこもらず、引き出して使える炊飯器置き場を設置
リビング側から見えない部分の収納扉はメラミン材に。扉やレールを付け替え、ユニットはリノベーション前のものを再利用。ガスコンロ、オーブンはリンナイ。換気扇は富士工業。換気扇の両側の開き戸内にはワイングラスなどを収納している
勉強や仕事もするキッチンでは大容量のものが収まる高さを変えた引き出しが活躍
リビングダイニング側から見るキッチンはこんなにもすっきり、整然としている。「収納場所をきちんと造ってくださったので、常にこの状態をキープできています」とYさん。4脚並べたハイスツールは、ピエール・ジャンヌレがデザインしたヴィンテージ。AD COREのダイニングテーブルにYチェアを合わせた
カウンタートップやテーブルのサイドとトップは白系のシーザーストーンに。キッチンはZIQUTOが製作した
シンク下にはハーフェレのゴミ箱をビルトイン。手前が生ごみ用で、扉を開くと自動的に蓋が開く
食洗機はミーレ。バックカウンター側の扉はすべてオーク材ウレタン塗装。木目がつながるように美しく仕上げている
食器類はすべて引き出しに収納。全体が見渡せ、出し入れもしやすい。ワイングラスのみ開き戸内に
バックカウンターの最下段の引き出しはせいろ、ノンフライヤーなどが入るよう深めに設計。仕事や勉強で使うプリンターも収納
Yさんの希望でシンクは幅80cmと広めにし、水切りカゴも一緒にオーダー。水栓金具はハンスグローエ。棚下の壁はペイント塗装で耐水性のある仕上げ
蔵庫まわりの収納部分もリノベーション前のまま再利用し、新たに白系のメラミン材の扉に付け替えた。ここには食品ストックなどを収納。買い物から帰ると玄関からすぐのパントリーに直行し冷蔵庫へというムダのない動線。反対側には洗濯機もあるため、キッチンとパントリーで家事が完結する
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