【韓国ドラマ】心が震えるほど泣ける…優しさと痛みが胸を打つ「絶対泣けるドラマ」6選

人生の節目に、ふと涙がこぼれる夜。忙しさの合間に、ふと心がほどける瞬間。そんな時に見たい人生の深みや人とのつながりを思い出させてくれる、“感動の涙”があふれる名作ドラマを集めました。大人の女性が思わず共感する5つの涙に胸を打たれること間違いなし。

感情がほどけて「毎回号泣」

ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です

ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です
アスペルガー症候群の青年とその後見人となった前科者の叔父。孤独なふたりが遺品整理人を務めながら成長し、絆を深める姿を描く。Netflixオリジナルシリーズ『ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です』独占配信中。

まぶしくて ─私たちの輝く時間─

まぶしくて ─私たちの輝く時間─
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幼い頃に砂浜で時間を巻き戻せる時計を拾うが、巻き戻す分、早く歳をとるため、与えれた時間を失っていく女性と、毎日を無気力に送る男性。同じ時間にいながら、異なる時間を生きていく男女のヒューマンストーリー。 ■U-NEXTにて配信中

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胸が締めつけられ「涙があふれる」

ミセン─未生─

かつて棋士を目指していた主人公チャン・グレが夢をあきらめ、母親のコネでインターン入社した大手商社で奮闘する物語。
職場の先輩キム・ドンシク(キム・デミョン)とグレ。U-NEXTにて配信中 © CJ E&M Corporation, all rights reserved
職場の先輩キム・ドンシク(キム・デミョン)とグレ。U-NEXTにて配信中 © CJ E&M Corporation, all rights reserved
学歴も社会経験もないために落ちこぼれ的な存在になるものの、囲碁で培った洞察力で営業マンとして徐々に力を発揮していくのですが、アラフィーになると、どうしても彼の上司であるオ課長の、中間管理職ならではの苦悩や切なさのほうがビシビシと伝わってきてしまうわけで。大きな組織の中での正義や良心と向き合う姿、また、部下を守り抜こうとする姿に、胸が熱くなること必至です。
主人公チャン・グレ役のイム・シワンはアイドル出身俳優の代表格。U-NEXTにて配信中 © CJ E&M Corporation, all rights reserved
主人公チャン・グレ役のイム・シワンはアイドル出身俳優の代表格。U-NEXTにて配信中 © CJ E&M Corporation, all rights reserved
放映当時、韓国では一大「ミセン」ブームに。ウェブ原作ドラマの先駆けでもある。新入社員役のイム・シワン、カン・ソラ、カン・ハヌル、ピョン・ヨハンの4人はこの作品で役者として飛躍。U-NEXTにて配信中 © CJ E&M Corporation, all rights reserved
放映当時、韓国では一大「ミセン」ブームに。ウェブ原作ドラマの先駆けでもある。新入社員役のイム・シワン、カン・ソラ、カン・ハヌル、ピョン・ヨハンの4人はこの作品で役者として飛躍。U-NEXTにて配信中 © CJ E&M Corporation, all rights reserved
■U-NEXTにて配信中

胸の奥がじんわりと満たされる「癒しの涙」

マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~

マイ・ディア・ミスター1/主人公のジアン(イ・ジウン。歌手IUとして有名)とその上司ドンフン(イ・ソンギュン)。U-NEXTにて配信中 ©STUDIO DRAGON CORPORATION
主人公のジアン(イ・ジウン。歌手IUとして有名)とその上司ドンフン(イ・ソンギュン)。U-NEXTにて配信中 ©STUDIO DRAGON CORPORATION

こちらも脚本家パク・ヘヨンの作品。過酷な人生を歩んできた若い派遣社員のジアンと、彼女の上司であり大手建設会社の部長ドンフンが、あることをきっかけに次第に心を通わせ、互いに助け合っていくようになるという話なんですが(ざっくりすぎ……)、心を癒されたいと思う人は、とにかくいいから一度観てみて!大号泣とともにきれいさっぱり心の汚れ、落ちますから!

悲哀に満ちたドンフン役を演じたイ・ソンギュン。U-NEXTにて配信中 ©STUDIO DRAGON CORPORATION
悲哀に満ちたドンフン役を演じたイ・ソンギュン。U-NEXTにて配信中 ©STUDIO DRAGON CORPORATION
エリートでありながら出世コースから外れたドンフン、定職につかないドンフンの兄や弟(いずれもおじさん)、それぞれに事情を抱える地元の友人たちなど、登場人物の多くがアラフィー。それなりの人生経験を積んできたら、どんな立場になっていようとも、人間には尊い価値があると思わせてくれるんですよねえ。幸せって?思いやりって?優しさって?を、みごとなせりふの連続で問いかける神ドラマ。コロナ禍で人付き合いが減ってしまったけれど、やっぱり人の縁や温かさっていいな、と心から思えます。そして、冬が舞台のドラマなので、ぜひこの時期に観てほしい!
■U-NEXTにて配信中

生きる痛みに「心が叫ぶ涙」

ウンスのいい日

ウンスのいい日
Licensed by KBS Media Ltd. © 2025 KBS. All rights reserved
平凡な主婦が薬物を巡る犯罪に手を染める
家族思いの平凡な主婦が偶然拾った、薬物入りのカバン。美術講師であり薬物密売人という、ふたつの顔をもつ男性と共謀をはかることで、危険な世界へと足を踏み入れていくヒューマンサスペンス。
 
家庭の困窮と夫の余命宣告に苦悩する家族思いの平凡な主婦、カン・ウンスを演じるのは『宮廷女官チャングムの誓い』で主演を務め、韓国歴史ドラマブームの立役者となったイ・ヨンエ。
 
昼は美術講師、夜は江南のクラブで名家の御曹司に薬物を売る密売人という二面性を持つ男、イ・ギョンには、『初対面だけど愛してます』『ピノキオ』で多彩な演技力を見せた実力派、キム・ヨングァンを抜擢。
 
ウンスが拾った薬物の出どころ、迫る警察の包囲網、そして複雑に絡み合う登場人物たちの関係。ストーリーが進むにつれ、鳥肌が止まらない展開が続く。その果てに待ち受ける結末とは。
ウンスのいい日
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夫と娘と平凡に暮らすカン・ウンス。しかし夫の病気が判明し、家計は火の車に。そんななか、偶然にも薬物入りかばんを手に入れる。家族を救いたい一心のウンスは、娘の美術部の講師であるイ・ギョンに共謀を持ちかけ、契約を交わす。だが、取引の場に警察もやってきてしまい……。
 
■U-NEXTにて日本初・本国同時独占配信中

じわじわと心に沁みる「感動の涙」

Mr.プランクトン

サッドエンドにして大団円。涙活にピッタリの「Mr.プランクトン」
「Mr.プランクトン」の主人公ヘジョ役のウ・ドファン。Netflixシリーズ「Mr.プランクトン」独占配信中

“余命もの”だけど、悲しいからじゃない。手放しで大号泣の、その理由。

 ご存知のように、涙はストレス成分であるコルチゾールの分泌を低下させたり、副交感神経への切り替えスイッチになったり、涙の中に含まれるエンドルフィンが鎮静効果を発揮するなど、気分を落ち着かせてスッキリさせることが、科学的に解明されています。健康上、精神衛生上の観点からみると、やっぱり、人間、手放しで泣けるほうがいいに決まっているわけで。でも、余命ものとか悲恋ものとか、それだけでは、やっぱりなかなか涙が出てきてくれないのであります……。

 そんな無情ハートな私でも、久しぶりに大号泣してしまったのが、この「Mr.プランクトン」。しかも、これじゃあ泣けないなあと思う私的筆頭の余命もの。なのに、なぜ、手放しで大泣きしてしまったのか……。

Mr.プランクトン
「Mr.プランクトン」ジェミ役のイ・ユミ(左)。Netflixシリーズ「Mr.プランクトン」独占配信中
 主人公のヘジョ(ウ・ドファン)は、便利屋をしながら、目的を持たず、愛にも人にも留まることなく流れるように自由気ままにその日暮らしをしている若者です。タイトルにもある“プランクトン”は海の生態系において食物連鎖の一番底辺にある生き物ですが、つまりはヘジョもまた誰とも繋がらずに現代社会の底辺で浮遊しているプランクトンのような存在とでもいいましょうか。実の父親と思っていた人物が冷凍精子の取り違えで生物学的な父親でないことが判明したのが、そもそものプランクトン人生の始まりです。当然あるものと信じて疑わなかった愛が、幻のように消えていく空虚と孤独と理不尽……。その事実に耐えられずに高校卒業と同時に家出、路頭に迷っているところを、水商売的な女性ボンスク(イエル)に拾われて、なんとか今日まで生き延びてきたという経緯が。そのヘジョが、あろうことか脳腫瘍で余命3ヶ月を宣告されるところから、この大号泣物語は展開するのです。それ、普通の余命ものなんじゃない?というツッコミが入りそうですが、なんか違うんです。悲しいから涙が出てくるという感覚とは確かに異なるというか。
■Netflixシリーズ「Mr.プランクトン」独占配信中
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