人気ガラス作家、辻和美さんの個展がソウルで開催中!

2018年5月7日
金沢在住のガラス作家、辻和美さん。毎回好評の個展をライター桂まりがソウルからレポート!
 昨年ニューヨークや台北、京都などでの個展も好評だったガラス作家、辻和美さん。生活工芸として使えるアートを産み出すエクラ世代のアーティストです。縁があって、4年前、ソウルでの初回となった個展、そして2年前の2度目の個展にも伺ったのですが、今回もちょうど釜山旅行中だったため、弾丸KTX(韓国の高速鉄道)でオープニングにお邪魔しました。2年に一度のソウルでの個展は今年で3度目、マダム御用達エリア、チョンダムドンにあるチョウンスク ギャラリーで6月2日まで開催中です。
 
 初開催時に、コムデギャルソンの似合うチャーミングなギャラリーオーナー、チョ・ウンスクさんのまるで博物館のようにアートを配した自宅にもお邪魔しました。さらには慶尚南道の貴族の伝統家屋をリノベーションした素晴らしい宿に泊まり、安東など名所を訪ねる遠足も企画してくださり、韓国のおもてなしと美に触れ感動、今でも大切な思い出です。
 
 「カンナムのチョンダムドン、この空間や人の暮らしに合うかな、と思って今回はモノトーンをテーマにしてみたんです」と辻さん。使い方の提案として、テーブルセッティングも展示しています。ギャラリーオーナーと意見を交わし、完成する個展はいつも自由で独創的。毎回新しい発見があります。辻さんはオープニング前日の準備中、ドラマ「秘密の森」で話題となった映画女優ぺ・ドゥナさんにも遭遇したとか。さすがセレブの街、チョンダムドンです。

 花瓶にもちょうどいいピッチャーも、前回人気を博し追加でいくつも吹いたそう。こちらではマッコリを入れるのに重宝するのだとか。今回も美しいマダム達が続々と到着のオープニングレセプションでは、宮廷料理を学び、日本でも著書がいつくもある崔智恩(チェ・ジウン)さんの見目麗しい料理が白磁に盛られ振舞われました。「この美味しい料理目当てのゲストも多いはず(笑)」と辻さん。もちろん、この静謐な空間と相性のいいモノトーンの作品も好評でした。

 ギャラリーは、高級百貨店新世界のラグジュアリーなスーパーマーケットやセレクトショップのあるSSGフードマーケットのすぐ近くなので、ソウル旅行の予定のある方々はぜひ!また、6月には、自身の金沢のギャラリーでも50色ほどのカラフルな作品を披露、7月には表参道スパイラルのCallで個展が開催される予定です。
  • オープニングの日の辻和美さん
  • キャラリーのウインドーを飾った作品
  • 漆作家のテーブルにセッティング
  • still lifeシリーズ。棚から取り出して使うアート
  • ベーシックな美しい形
  • プレイフルなモノトーン
  • 空間に溶け込む作品と辻さん
  • 昨年さらに広くなったギャラリースペース。地下1階もある
  • 韓国の作家の白磁や漆作品を地下2階で購入できる

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