琉球の工芸なら、「那覇市立」。

2018年6月25日
古い沖縄の器には凛とした佇まいのものが意外に多く、作り手のセンスにハッとさせられることもしばしばです。
那覇で王朝時代の工芸品を見るなら、市の博物館。
那覇市立壺屋焼物博物館は観光地にあるので、きっとご存じでしょう。古我知など壺屋以外の産地の焼き物もバランスよく展示されていて、何度行っても飽きません。
もうひとつ忘れてはならないのが、『パレットくもじ』という商業施設の4Fにある那覇市歴史博物館。市民ギャラリーのような素っ気ない、よく言えば親しみがありすぎる展示スペースですが、染織品や漆器の優品を含む国宝『琉球国王尚家関係資料』が常設展示されているのはこちら。建物がかっこいい県立の博物館・美術館(おきみゅー)ではないことにご注意を。
かつてここで目にした単色の紗や花織の芭蕉地の衣裳の美しさは、本当に夢のようでした。「大らか」「素朴」といった枕詞でくくれない沖縄もまた魅力的です。
(編集B)

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