ぶっとびの一日乗車券で、いざ埼玉!

ぶっとびの一日乗車券で、いざ埼玉!_1_1
振り切れた埼玉のディスりっぷりで知られる、魔夜峰央先生の『翔んで埼玉』。80年代前半の作品ですが、2015年ごろからジワジワ話題になり、このほど実写映画が公開されるにいたりました。

映画公開記念として、埼玉高速鉄道から1000枚限定で発売中の一日乗車券がこちら。ぶっとびのデザインは、作中で埼玉県民が入都の際に携行すべき「通行手形」を模しています。

私も地方出身でして、東京砂漠で吹き荒れるキョジュウチ・ハラスメントにしばしば悩まされるひとり。北寄りの○○区在住と告げると、たいてい第一級の盛り場や高級住宅街を擁する区民の方から、「実家なの?」と訝しがられます。「なぜ?」「どのあたりだっけ?」と言われることも。。この一枚岩じゃない感、大丈夫か2020年東京オリンピック。

さて、映画公開記念の一日乗車券は、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の赤羽岩淵駅(※ギリギリ都内)を除く各駅で3/10まで販売され、同じく埼玉県内の駅のみでスタンプラリーを実施中です。

しかし、はっきり申しまして、観光意欲をそそる何かが沿線にあるわけではありません(※映画のロケ地はあります)。「埼玉スタジアム線」という愛称にもかかわらず、終点の浦和美園から埼玉スタジアムまでも1kmちょっとと、微妙に遠いですし…。

そう、今のところは、"ものすごく"は役に立たないかもしれない。しかしですよ、都民の方には、「サ・イ・タマ」の3/10の入鋏印をもらって記念に保存しておくことをおすすめします。いつか遠くない将来、東京に何かが起こったとき…、これさえ持って北上すれば、きっと人々は心を開き、顔をほころばせ、あたたかく迎え入れてくれるはず。ですよね、埼玉県の皆さま! 
(編集B)
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