唯一無二の美しさを見せる旧市街と、モダンな新市街を歩く【エクラ7月号「暮らしたくなる、ルクセンブルク」WEB特別篇3】
WEB限定記事第3弾は、街歩き。旅の拠点となるルクセンブルク市は、ヒストリカルな旧市街と、国際都市たるモダンな新市街の両方の側面を持ちます。街に緑も多く、要塞都市であるからこそできた高低差のある風景も独特!
旅の拠点となるのは、国際空港がある首都のルクセンブルク市。城塞で囲まれたヒストリカルな旧市街と、豊かな自然、そしてモダンな国際都市が共存するこの街は、旅に欲張りなエクラ世代をも満足させてくれる。
ルクセンブルクは、963年、岩山に建設された小さな砦がルーツ。「小さな砦」を意味する「リュシリンブルフク」が、国名の語源になったとも。その後、壮大な城壁が築かれ要塞都市となり、国家が形成、大公国へと発展した。
国民一人当たりのGDPが世界一の富裕国となった現在も、要塞時代の面影はそこかしこに。内部に全長約20kmの地下道や武器庫まで掘られている屈強な要塞は、解体まで実に16年も要したのだとか。そんな街並みは世界遺産に登録され、各国からのツーリストを迎え入れている。
街の散策は、まずは旧市街の中心部から。大公宮殿の周囲には、立ち寄ってみたくなるデリやレストラン、カフェ、ブティックが点在。テラス席があるレストランが並ぶ石畳の通りは、ゆっくりとランチを楽しむにはぴったりのスポットだ。
要塞の下にあるグルント地区まで歩けば、ゆったりと流れる川の岸辺に修道院や美しい住宅が並ぶ絵画のような街並みが。崖を利用して造られた高低差のある街全体の風景は、立体的かつ独特。ヨーロッパのどの街でも見たことがない風景に、心が奪われる。
そんな旧市街とは対照的な風景を見せるのが、新市街。世界有数の金融センターでもあり、EUの拠点もあるモダンな街を歩けば、そこかしこで、いろいろな言語を耳にする。それもそのはず、ルクセンブルクは人口約61万人のうち、半数近くが外国人というコスモポリス。公用語であるルクセンブルク語とフランス語、ドイツ語の3言語に加え、英語を話すのもごく日常的なことなのだ。
外国人のツーリストにも優しく、治安も良く、美しいルクセンブルク。ぜひ次のデスティネーション候補に入れておきたい。
■ショップ情報
Luxembourghouse
ルクセンブルクハウス
住所/2 Rue de l'Eau, 1449 Luxembourg City
☎+352・26262627
http://www.luxembourghouse.lu/
Luxembourghouse
ルクセンブルクハウス
住所/2 Rue de l'Eau, 1449 Luxembourg City
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