もはやうちの定番!スタッフが何度もリピートする名作鍋レシピ五選

『エクラ』の4年におよぶ鍋特集から生まれた、何度でも作りたくなる、食べたくなる5つの「名作鍋」のレシピをご紹介。

1.カリフラワー豆乳鍋

もはやうちの定番!スタッフが何度もリピートする名作鍋レシピ五選_1_1

料理研究家 ウー・ウェンさんの鍋

材料(1人分)
カリフラワー............................. 1 個
豆乳....................................2カップ
粗塩................................小さじ1/5
粗挽きこしょう.........................少々

作り方
❶カリフラワーは茎に十文字に切り目を入れる。
❷鍋に豆乳、①を入れ、蓋をして弱火にかける。沸騰したら蓋をずらして、カリフラワーが軟らかくなるまで約15分煮る。
❸塩で薄味に仕上げ、こしょうをかける。好みで塩をかけながらいただく。

締めは「雑炊」

もはやうちの定番!スタッフが何度もリピートする名作鍋レシピ五選_1_2
鍋にごはんを入れて軽く煮て、器に盛り、豆板醤をのせる。

FAN’S VOICE

「すっかりわが家の冬の野菜料理の定番です。この鍋と、メインはさっと焼いたお肉という組み合わせ」(ライターK)

「家に帰ってからでも簡単に作れてうれしい。ジュラ地方のワインと合います」(編集W)

「山椒粉をふることも。豆板醤を最初から入れるのもいいですね」(カメラマンU )

「タンパク質が欲しいときは、生ハムを軽くしゃぶしゃぶ」(ライターS)
(’15年2月号掲載 撮影/三木麻奈)

2.白菜と牡蠣の蒸し煮鍋

もはやうちの定番!スタッフが何度もリピートする名作鍋レシピ五選_1_3

フードコーディネーター 長尾智子さんの鍋

材料(4人分)
白菜..................................約1/3個
生牡蠣
 ......... 12~16個(大きさに応じて)
魚醤(しょっつる、いしるなど)
 ........................................大さじ1
柚子.......................................... 2 個
山椒の塩漬け...........................適宜
塩.............................................少々

作り方
❶牡蠣は流水で洗う。白菜の白く厚い部分を大きめのひと口大に切る。軟らかい葉は、幅が広ければ縦に2~3等分してから横に細く刻む。水2ℓ(材料外)を沸かし、魚醤を加える。
❷鍋に白菜の白い部分を入れ、水1カップ(材料外)を注ぐ。蓋をして中火にかけ、煮立ったらごく軽く塩をふって弱火にし、15分ほど煮込む(鍋が小さいなら、白菜だけ最初に全部煮て、半分取り出しておく)。牡蠣を熱湯にさっと通す。
❸②の白菜が軟らかくなったら、牡蠣を並べ入れる。その上に葉の部分を山盛りにのせ、①の魚醤のだしを適量加えて蓋をし、白菜の葉が軟らかくなるまで、7~8分煮込む。
❹取り分けたら、柚子を搾り、山椒の塩漬けを数粒のせて食べる。だしを適宜足し、数回に分けて食べるのがコツ。

FAN’S VOICE

「味が決まりやすく、確実においしい鍋。燗酒がすすみますね」(編集W)

「ごく少ない材料でこの深い味わい。やみつきになります」(スタイリストA )

「味のしみた白菜が絶品っ!」(ライターN)

「寒い日は、仕上げの調味料にコーレーグースを使います。味を大きく変えずに辛味を足せます」(編集B)
(’14年2月号掲載 撮影/合田昌弘)

3.牛肉シャキシャキ焼き鍋

もはやうちの定番!スタッフが何度もリピートする名作鍋レシピ五選_1_4

料理研究家 松田美智子さんの鍋

材料(4人分)
牛もも肉(バター焼き用・約5㎜厚さ)
 ....................300〜400g
塩、こしょう.......... 各少量
にんにく...................... 1片
 芽をとってつぶす
オリーブ油.................適量
レタス......................... 1玉
 大きめのひと口大にちぎる
セロリ.......................... 2本
 すじをとり、斜め薄切りにする
じゃがいも(メークイン)
 ................................... 2 個
 皮をむいて5㎝長さ、7㎜幅の棒状に切り、水にさらす
ピーマン......................... 2 個
 繊維に沿って薄切りにする
酒、水................. 各1カップ
 合わせて、温める
薬味
 腐乳、小口切りにした青ねぎ、
 柑橘醤油(醤油と柑橘果汁を合わせて1日おく)、
 山椒粉....... 各適宜

作り方
❶牛肉に軽く塩、こしょうをする。レタス、セロリ、ピーマンはボウルに合わせておく。
❷最初は「焼いて」食べる。鍋に薄くオリーブ油をひき、牛肉を焼く。その後じゃがいも、そのほかの具材を入れ、炒め合わせていただく。
❸2回目は「煮て」 食べる。②と同様に、牛肉とじゃがいも、具材を炒め合わせ、その上から酒と水を加え、煮ていただく。
もはやうちの定番!スタッフが何度もリピートする名作鍋レシピ五選_1_5

FAN’S VOICE

「焼き鍋からスープ鍋へと発展するところが好き。鍋でピーマンを食べられるとは思ってませんでした」(編集B)

「レタスのシャキシャキ感、じゃがいものホクホク感など食感も多彩で、セロリのおいしさにハマります」(ライターA )

「あっさりしているので夏でも作ります。そのときは細切りにしたいんげんを入れたりしますね」(ライターK)
(’15年2月号掲載 撮影/大槻夏路)

4.シンプルキムチ鍋

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韓国伝統料理研究家 な すんじゃさんの鍋

材料(2人分)
豚肉(しょうが焼き用)
 .............................. 300g
白菜キムチ................ 400g
春菊(またはせり)...... 100g
ねぎ............................ 1本
豆腐........................ 1/2丁
水..........................4カップ
いりこ........................適量

調味料
 コチュジャン、
 粉唐辛子(韓国産)、
 酒................... 各大さじ2
 濃口醤油............大さじ3
 ごま油................大さじ1
 しょうが(みじん切り)...3g
 にんにく(みじん切り)...5g
 こしょう................... 適量

作り方
❶いりこは頭と血合いをとり、水1カップ(材料外)につけておく。
❷豚肉は食べやすい大きさ(大きめ)に切り、熱湯をかけて軽く脂を抜く。
❸豆腐は厚さ2㎝ほどの食べやすい大きさに切る。白菜キムチは長さ4㎝、幅3~4㎝に、春菊は食べやすい大きさ、ねぎは斜め2㎝に切る。
❹調味料を合わせる。
❺鍋に白菜キムチ、豆腐、ねぎ、春菊を並べ、豚肉といりこを鍋の真ん中に並べ、水を入れる。
❻鍋を火にかけ、具材が煮えてきたら調味料を溶き入れる。
もはやうちの定番!スタッフが何度もリピートする名作鍋レシピ五選_1_7

FAN’S VOICE

「キムチ鍋の概念を覆されました。食べた翌日はお肌がきれいになる気がします!」(編集W)

「生の白菜も入れると、歯ざわりが楽しくなります」(ライターS)

「大きめに切ったお揚げも具材に○。締めはうどんのほかに、お餅もあり。時にはその前にチーズを入れたり、いろいろ楽しんでます」(編集T)
(’14年2月号掲載 撮影/大槻夏路)

5.平目の雪見しゃぶしゃぶ

もはやうちの定番!スタッフが何度もリピートする名作鍋レシピ五選_1_8

料理研究家 松田美智子さんの鍋

材料(4人分)
平目(刺身用サク)...... 400g
黄にら......................... 2束
巻き棒湯葉................. 2本
大根......................... 1½本
酒..........大根の量の1割量

タレ
 塩、オリーブ油
  ......................... 各適量
 ポン酢....................適量

作り方
❶平目は約5㎜厚さのそぎ切りにする。黄にら、湯葉は食べやすい長さに切る。大根は鬼おろしでおろす。ない場合は、半分をおろし金でおろし、残りは粗みじんに切る。
❷鍋におろし大根と酒を入れて火にかける。平目をしゃぶしゃぶし、塩とオリーブ油でいただく。続いて、黄にらと湯葉をしゃぶしゃぶし、好みの味でいただく。

FAN’S VOICE

「半生の平目をあつあつの大根おろしで包む感覚がクセになるレシピ。消化もよくさっぱりした味も好き」(ライターA)

「脂が少ない平目であえてみぞれ鍋というところが粋。最初は白梅酢をタレにして春待ち気分で」(編集B)

「平目に加え、ホタテの貝柱の薄切りと、大鰐温泉もやしを具にして、青森名産の食材でそろえたりも」(編集T)
(’14年2月号掲載 撮影/荒木大甫)
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