新店が続々登場!この秋行くべき「京都の和食店」 五選

秋の京都旅には美味しい料理も欠かせません。関西在住の食いしんぼうライターが教える、知っておきたい京都の新店をご紹介!人気店の新展開をはじめ、店主の個性が光るお店が増えています。

1.「祇園 さゝ木」の新展開は、8席いっせいスタートの寿司店

「鮨 楽味」

「いつか寿司店を開きたい」と、思っていた『祇園 さゝ木』の店主、佐々木浩さん。すでに’17年には『祇園 さゝ木』で研鑽を積んでいた野村一也さんを寿司店のにぎり手に抜擢。野村さんは以前、東京の寿司店で6年間修業を積んでいたが、再度、江戸前寿司を学ぶため、1年間、銀座の『鮨 よしたけ』に修業へ。

満を持して今年1月にオープンした寿司店では『祇園 さゝ木』で学んだ和食と江戸前寿司を織り交ぜたコースをいただける。『祇園 さゝ木』同様、カウンターが一体となって盛り上がるいっせいスタートで、蒸しアワビを出すタイミングにシャリを切り、まだ酸味のたっている温かいシャリを皿に残った肝ソースとからめる演出も大好評だ。きちんと仕事がされたにぎりはシャリが小ぶりで約10貫も楽しめるのもうれしいかぎり。
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にぎり手の野村一也さん。毎朝、佐々木さんと一緒に中央市場に仕入れに行っているそう
マグロを漬けるタレは開店以来、追い足しを。バカラの大鉢で出される豪華な演出に佐々木イズムを感じる
皮目は炙って香ばしく仕上げた太刀魚のにぎり
秋サバはしょうがと芽ねぎをのせて
マグロのヅケ。中トロは赤酢を使ったシャリでかつおだしの効いた土佐醤油を塗るなど、ネタによってシャリや醤油を使い分けている
弱火でじっくり6時間火入れしたアワビは軟らかいのに弾力もあり、感動を呼ぶ食感。最後はシャリを入れ、リゾット風にしていただける
食事開始時間までは2階のウェイティングルームでゆっくり。白川沿いにあり、窓の向こうには桜並木が広がっている
食事開始時間までは2階のウェイティングルームでゆっくり。白川沿いにあり、窓の向こうには桜並木が広がっている
☎090・4566・3733
京都市東山区白川通花見小路東入ル三吉町332の6
18:00~、20:30~の一日2回、いっせいスタート
㊡日曜、ほか不定休あり
カウンター8席 要予約
支払いはカードのみ可 コース¥23,000~¥25,000
(ネタによって異なる。税・サ込)
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