新店が続々登場!この秋行くべき「京都の和食店」 五選

秋の京都旅には美味しい料理も欠かせません。関西在住の食いしんぼうライターが教える、知っておきたい京都の新店をご紹介!人気店の新展開をはじめ、店主の個性が光るお店が増えています。

5.和と仏の料理人が発信する、日本料理の新境地

「京都いと ito」

『京都吉兆』を経て北海道のザ・ウインザーホテル洞爺リゾート&スパの『吉兆』で料理長を務めた大河原謙治さんと、『ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン』出身の髙橋広大さんがタッグを組む、和洋の壁を超えた日本料理店。

「和食の可能性を模索し、ふたりだからできる新しいおいしさを表現していきたい」(大河原さん)、「食材の取り合わせや盛りつけは自由ですが、だしを基本にしているのでやはり日本料理」(髙橋さん)と、和食の新境地を目ざしている。向付は醤油にかぎらず柑橘のジュレや野菜のピュレを添え、煮物椀はフォアグラと追いがつおで仕上げたコンソメ、焼き物は柚庵焼きをモダンな吹き寄せ風に盛りつけるなど、一品一品に心憎い工夫がある。ふたりの軽妙なトークで横一列に並ぶお客も会話をはずませ、終盤にはカウンターがひとつになる。
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和食料理人の大河原さん(右)とシェフの髙橋さん(左)の経験が生きた、ここだけの料理が楽しめる 
柑橘のジュレと割り酢がかかる「鮭児のたたき」。菊菜、壬生菜、マッシュルーム、舞茸、ビーツなどをサラダのように盛り合わせにした向付
ソテーしたフォアグラと焼いたアンコウに、ビーツやセロリの花をあしらった煮物椀 
百合根やなすのペースト、パプリカと味わう和仏融合の「まながつおの西京焼・吹き寄せ風」
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